2007年12月30日日曜日

夢で良かったと思うこと

遊園地でロボットの馬からくだみたいのに乗ってる私。
私が乗っているのは目的地までてくてくと歩くタイプの乗り物。
途中ゲームコーナーの前を過ぎるとき、開発区の眼鏡屋さんの店長さんが居たり
して(なぜか彼はゲームコーナーの店長をしてる)、「よぉ、こんにちは。元
気?」なんて挨拶をかわす。


しばらくするとその乗り物は目的地に到着。
私と子供は乗り物から降りる。
その後、カメラはその乗り物を追う。
てくてくと歩く乗り物。
柵を乗り越え落下。
その下には大きな滑り台があって、乗り物は女性を直撃。
血が飛び散る衝撃的な映像。
そこら中で悲鳴が上がる。


私もすぐに駆けつけ、女性を見る。どう見ても死んでしまっている感じ。
おろおろしながらも119番で救急車を呼び出すことを思いつく。
携帯電話で119と打つ。「おかけになった番号はお客様の電話からは通話できま
せん。」のメッセージ。
ちくしょう!と吐き捨てながら、先ほどのゲームセンターまで走る。
店長に電話の場所を訊く。
電話、あった!
受話器を取り、119を押す。
泣き叫ぶ子供たち。
オレの乗った馬(らくだ)のせいで・・・


泣き叫ぶ子供たち・・・


ん?子供が泣いてる。


で、目が覚めた。


夢で良かったと思う瞬間。
最近、この手の悪夢が多すぎる。
毎度、子供の泣き声で起こされるわけではないが、自分が抜き差しならぬ状況に
追い込まれるという点が共通している。
どうしよう、どうしよう・・・とパニクっているうちに目が覚める。夢で本当に
良かった、というオチ。


自分なりに夢分析すると、たぶん仕事や家庭でプレッシャーにさらされていて、
それがストレスになっているのだと思う。
今日は日曜日だが、今から工場で立ち会いの仕事がある。
なんとか間に合って良かった、という内容の仕事。最近、納期ぎりぎりまでやき
もきさせられる仕事が多い。
昨夜は子供が熱出して泣きじゃくっていて、大変だったし。(予防注射をしたせ
いで熱が出た)


さて、仕事行ってこよう。

いや、キライじゃないんだけど、後がちょっと怖くてね・・・

年末である。
本来は今日が仕事納め、明日から年末年始の休暇・・・のはずだが、仕事が立て
込んでいる。
そんなわけで、29日は午後から市内へ移動。
いつものように乗り合いタクシーに乗り込む。


どうも最近ついてなくて、乗るときは大抵3番目だ。
これがどういうことかというと、後部座席の真ん中に座らなければいけないとい
うこと。
まぁ、多少窮屈であるが、立ったままのバスよりはまし。


覚悟を決めた私を乗せてタクシーは最後の一人を拾いに移動する。
到着したのは東方大厦。開発区の老舗ホテルである。
うーむ、4つ星以上のホテルから乗り合いタクシー乗る人ってめずらしい。
観光客や出張者はまず乗り合いタクシーの存在自体知らないからだ。


やってきたのは派手な格好をしたお姉さん。一見して水商売系とわかる。
乗り込んだとたん、キツイ香水の匂い。
香水大好きな私としては決して不快ではないのだが、別の心配が心をよぎった。


移り香で妻にあらぬ誤解をされる・・・。


本日は市内で広告デザインの立ち会いという仕事。
内容をあらかた指示して、晩飯を食いに外へ出る。
ビールを飲み、タバコを吸う。
これで匂いはごまかせたに違いない。


自宅へ帰ると「お酒飲んだでしょ」と妻に小言を言われる。
いや、その、旦那さんはね、いろいろと苦労してるのよ。わかってもらえないだ
ろうけど・・・。

2007年12月29日土曜日

EDDIE"S 77 CAFEに行ってみた

大連マイブーム・復活編!
http://pigrets2.ameblo.jp/pigrets2/entry-10051445674.html


暮らしのPC工房IN大連
http://blog.mikihiromm.com/?eid=728745


で紹介されていたEDDIE"S 77 CAFEに行ってみた。


1Fがパン屋さん、2FがCAFEレストランである。
「開発区でお薦めのランチの店、紹介していただけませんか?」とpigrets2さん
に無理にお願いして連れて行ってもらった。
ごく普通の米線屋や食堂には平気で入るクセに、ちょっとオシャレな店になると
気後れしてしまう小心者の私であった。


1Fでいきなり店主のEDDYさんがドアを開けてくれる。
ナイスガイな若者。
2Fに案内され、窓側のテーブル席に座る。
ソファである。柔軟な座り心地にしばし酔いしれる。BGMはアメリカン・ポップ
スだ。


メニューを拝見。
うーむ、字ばかりでわかりにくい。写真付きの料理はピザだけ。
ファミレスに慣れた日本人には少々辛いかも知れない。
ハンバーガー・セットを注文。32元なり。
飲み物を訊かれたが、後で仕事があるのでビールは諦めた。水で我慢。


料理が到着。
ボリュームがすごい。(上のリンクの写真を参照)
まずは皮付きポテトをいただく。塩気が薄いのでケチャップを付けて食べる。ア
メリカと中国はこのスタイルだな。
じゃがいもは冷凍物じゃない本物。決してメチャウマという代物ではないが、満
足感はある。


次にサラダをつつく。
ドレッシングは甘ったるい中国風のサウザンドではない。日本で市販されている
ドレッシングでもない。素直に美味しい。


では本命のハンバーガー。
パンズ焼きすぎ(笑)。
トーストしたフランスパンにハンバーグを挟んで食べてる感じ。
マクドナルドのしっとりしたハンバーガーに毒されているから、自家製のハン
バーガーのごわごわした感じを忘れてた。
味はまぁまぁ。ボリュームもなかなか。ビッグマックより大きい。


総評として、ボリューム感はあるが味はあまり期待しないほうがいいかも(笑)。
たぶん味だけなら日本の普通のレストランの方が美味しく感じると思う。
だがこの店の魅力は米国西海岸のCAFE店料理がしっかり再現されている点だ。
欧米人のお客さんが多いのも頷ける。


山盛りのポテトと肉料理をつまみながらビールをぐいぐい飲る。
メタボ街道まっしぐら、今が楽しければそれでいいじゃん、みたいなナイスなお
店なのだ。
アメリカン・スタイルが大好きな人なら高確率でハマること間違いなし。


インテルが開発区へ乗り込んできたらこういうお店がもっと増えるんだろうなぁ。
楽しくて最高。妻には内緒でまた行こうと思った。

2007年12月27日木曜日

スキルアップのために

何気にPhotoshopの勉強をしている。
最近、撮影の仕事が増えてきた。
人に頼むと手間暇お金がかかるので、結局自分で何でもやらなきゃらないのが中
国。
最近のデジカメは優秀なので、とりあえずピントだけ合ってればキレイに撮れる。
まぁ、アングルを工夫したりとかフラッシュの使い方とか撮影のときにいろいろ
やってるけど、結局最終的にはPhotoshopで加工する。一応プロなんで素人写真
との違いをしっかり出さないと仕事にならない。
まぁ、芸術家目指してるわけでもないので、「キレイだね」「美味しそうだね」
という程度の狙い所なのだが・・・。
部屋とか料理とかはPhotoshopで追い込めば結構それなりに格好がつく。
問題は人物写真だ。


証明写真ですら修正を入れる中国である。生半可なテクニックでは太刀打ちでき
ない。
昨日は美肌のテクニックを勉強した。以前はハンコのようにペタペタと修正して
いたのだが、もっと合理的にかつキレイに修正する方法を習得した。
練習用にネットから高解像度の女性の写真をダウンロードしてPhotoshopで開い
ていたら、妻が白い目。
別にいかがわしいことをしているわけではないのだが、どうも妻的には疑ってい
るらしい。


私「仕事に必要な能力を習得するために勉強している。これは練習用の写真だ。
そんなに気になるのだら貴女の写真を練習用に使うがそれでもいいか?」


妻「いえ、結構です。どうぞお続け下さい。」


自分の顔をいじくられるのは嫌なようだ。


ピンボケの写真を直すには普通はアンシャープマスクだが、別の方法があるらし
い。
色構成分解して、なんたらかんたら・・・。
さっそく息子の写真でやってみた。


うーむ、ちょっと怖い顔になってしまった。
たしかにピンボケは治るのだが、さじ加減が微妙。
風景とかモノとか人物以外なら使えるかも知れないな・・・。


まぁ、万が一結婚写真屋になっても食べていけるように、しっかりとPhotoshop
を勉強しておくとしよう。

2007年12月26日水曜日

道具としてのソフトウェア

お薦めフリーウェアのリストに最新のWinampがあったのでダウンロードしてイン
ストールしてみた。
デザインがカッコ良くなっている。
ジュークボックスのようにBGMを流しながら仕事をしていると、よく音が途切れ
る。
タスクマネージャーで調べてみたらWinampだけでCPUの占有率が40%。


おぃおぃ・・・
音楽再生するだけのアプリケーションがCPU40%も占有するってどうよ。
速攻でアンインストール。
旧バージョンの2.24をインストールした。
(職場のPCと同じバージョンにした)


CPU占有率は3%。
そうだ。音楽再生するだけなんだから、これぐらいが妥当。


だいぶ前から言われていることだが、ソフトウェアは新しくなるほど動作が重く
なる傾向がある。
新しい機能が追加されて便利になる、快適に動かすためにはパソコンの買い換え
が必要。これがパソコンの買い換えという消費を促していたわけだが、最近は
「便利になる」の部分が「それほどでもない」「ふ〜ん、だから何?」程度なの
で困ったことになっている。


例えばWindows Vista。
鳴り物入りで搭乗した新しいWindowsだが、蓋を開けてみれば、単に見た目がカ
ッコ良くなったWindows。
動作が無茶苦茶重くなって、必要とされるメモリは最低でも1GB。
見た目をカッコ良くするだけなら現行のXPでも可能。
そもそも見た目を変えるだけならカタルシスを感じるほど「便利になる」わけで
もなく・・・。


仕事で使っているソフトウェア(アプリケーション)はわざとバージョンアップ
しないことが多い。
理由は二つ。
バージョンアップによってファイルの互換性が失われる危険を避けるためと、能
率が下がる(動作が重くなったり、前バージョンには無かった不具合が発生した
りして作業が滞る)ことを避けるためである。
仕事でPCを使う場合というのは、PCをあくまでも「道具」として使っている。
道具というのは「いつでも同じように使うことができて当たり前」であり、特に
問題が無い限り変更の必要が無い。
「安定して使うことができる」これが大事なことなのだ。


バージョンアップもせずに仕事を続けていたら単なるルーチンワークで発展性が
無い、という意見もあるかも知れないが、堅実な作業こそ実は一番仕事になって
いたりするもんだ。
バージョンアップより前にやることがある。
現行のソフトの使いこなしである。
マクロを使ったら、もっと効率的になるのではないだろうか?とか、よく使うパ
ターンや素材は登録しておいて、すぐ呼び出せるようにするとか、ショートカッ
トとかちゃんと使ってる?とか。


今やっている印刷関係の仕事は、デザイナーに外注することが多いが、ちょっと
した変更ぐらいなら自分で直してしまう。
その方が利益が多く残るわけだ。実際の現場では高度なスキルとセンスを要求す
る仕事ほど利益が少なく、デザインと呼べないような単純なDTPの仕事の方が利
益が多い。デザイナーに頼むまでもなく自分でなんとかできてしまう仕事の方が
儲かるのである。
これだから日本の工業デザインのレベルはいつまで経っても世界に追いつかない。
デザインというのは創意と工夫、知識の結晶であり、それに応じたしかるべき対
価が支払われるべきなのだ。


話が脱線した。
ソフトウェアのバージョンアップは人柱になる覚悟と自己責任で。
本当に便利になるのであればバージョンアップすべきだし。
たいして便利にならないのであれば、バージョンアップしない選択肢もあるわけ
で。
たまには敢えてバージョンダウンするのも一興かも。(あまりの動作の軽さに感
動すら覚えることアリ)

開発区と市内を結ぶ交通手段

開発区←→市内、の交通手段は私が把握している限りでは以下のようになる。


【鉄道】
・軽軌道3号線(通称:軽軌)(4元)


【タクシー】
・一般(昼間:60〜70元程度、夜10:00以降:80〜90元程度)
・乗り合い(乗客4名:15元、3名:20元)
・白タク(50〜70元程度)


【バス】
・一般(2元)
・たぶん民間(3元)


日本なら間違いなく鉄道を使うところだろう。安全だし。
開発区と市内を往復することだけを考えるならば経済的で安全な乗り物なのだ
が・・・、到着する軽軌大連駅の場所が悪すぎる。
大型市場「大菜市」へ買い物へ行くのなら便利。すぐ目の前。
だが、市内の他の場所へ行くには交通アクセスが事実上タクシーだけ。これはひ
どい。
主要なバス乗り場は大連駅南側(軽軌とは反対側)にあり、そこまで歩かなけれ
ばならない。距離としてはそれほどたいしたことはないのだが、人混みの中を歩
かなければならないということ(スリとか注意しないと)と、最後に階段が待ち
受けていることがおっくうな気持ちにさせる。
結局、駅からはタクシーを使って移動ということになる。
軽軌4元、タクシー初乗り8元。目的地がちょっと駅から離れた所なら、すぐタ
クシー代だけで10元を超えるだろう。
そうなると初めから乗り合いタクシーを使うのと大差無い。
乗り合いタクシーは15元で市内の大抵のところ(老虎灘とかは不可)へ連れて行
ってくれる。しかも必ず座ってである。
トランクへ納まるサイズであれば荷物だって運べる。


特に急いでいない場合、バスが最も経済的だ。
お薦めは2元バスである。開発区から乗る場合、できるだけ保税区に近い場所で
待つのがコツだ。でないとなかなか座れない。
座ってしまったら後はウォークマンでも聞きながら眠るに限る。タクシーのよう
に運転手が話しかけてきたりすることはないので終点までゆっくり寝ていられる。
椅子が硬いのが少々難点だが、慣れればなんとかなるだろう。この時期寒いが、
車内は特に暖房されているわけでもないだろうが、人がたくさん乗るのでそれほ
ど寒さを感じない。
2元バスの到着場所はラマダホテルの裏側。大連駅南側や勝利広場のすぐ近くで
あり、他の市内バスへの乗り換えも比較的スムーズだ。
安全性の面ではバスはタクシーよりはるかに安全だと思う。
その理由は仮に衝突したとしても大抵のクルマには勝つ(笑)。
スピードも出さないし。高速道路では60〜80km/hぐらいだ。(タクシーは
120km/hは出すからねぇ)


同じバスでも民間のバスはちと勝手が違う。
エアコンを装備しているので夏場はオススメだが、一番の問題点は市内での到着
先が軽軌の駅と同じ場所だということだ。
まぁ、比較的空いているので座れるというメリットはあるだろうが、到着場所が
不便なのでコストメリットは薄い。
しかし、車内で眠らずに途中下車するのであれば、節約は可能だ。
具体的には香炉磯で途中下車し、別の市内バスに乗り換えるという技である。
バス停に停まるので乗り換えは楽だ。香炉磯はかなりの路線が集合している一種
の分岐点であるので、市内のほとんどの場所へバス乗り換えが可能だ。
香炉磯なら軽軌からバスへの乗り換えもOKなのでは?という意見、もちろんアリ
だ。
ただし駅から若干歩くことになる。とどめは道路の横断だ。信号の無い横断歩道
(クルマは停まってくれません)を渡る覚悟が必要。
もちろん駅の近くまで乗り入れているバス路線があるが、たったの一路線。たし
か遼寧師範大学方面へ行くバスだったと思うが、次の停留所が工人村と駅からえ
らく離れた場所なので乗り換えには向かないと思う。


急ぎの時はタクシー、それ以外はバス、軽軌は気が向いた時ぐらい。
私の利用状況はこんな感じである。
皆さんはいかがだろうか?

2007年12月24日月曜日

やかましぃ!!

ドゴォォォン!
ドゴォォォン!


朝9時から大きな音が響き渡る。
中国お得意の花火ではない。
壁をハンマーでたたき壊している音だ。
ドアを開けて、廊下に首だけ出して様子を伺う。
どうやら隣の隣の部屋が発生源らしい。


そう言えば、あの部屋はデザイン会社で最近引っ越して出て行ったみたい、と妻
が言っていたっけ。
つまり内装のやり直しというわけである。


夏場はドアが開けっ放しだったので部屋の構造は丸見えだった。
わざわざ後から壁を作って部屋を二つに分けていたんだよな。
その壁をたたき壊しているわけだ。
作業自体は15分ぐらいで終わったが、崩したしっくいやらコンクリの残骸がもの
すごい量だ。
エレベータの前に残骸がつまった袋がずらりと並ぶ。


さらにひどいのが廊下に舞ったホコリ。
通路の奥がかすんで見える。
床はホコリで真っ白。


いちいち壁作らずにカーテンやパーテーション程度にしとけばいいのに。
まったくもって迷惑な話だ・・・。

誰か私に説明してくれ・・・

家で仕事をしていると妻が「買い物に行くから子供看てて」と言う。
「もし泣き出したらコレあげて」
と渡されたのは一本の「きゅうり」。


なんで「きゅうり」なんだ?
「きゅうり」渡すと泣きやむのか?
どうしてなんだ?


妻に訊ねても「赤ちゃんがそれ好きだから」としか言わない。
わかんねーよ!


初音ミクはネギ持ってるが
ウチの息子はキュウリを握っている。


今、巷では生野菜がブーム!


なのかも知れない・・・。

クリスマスですね

世間はクリスマス。
でも我が家はボール紙のクリスマスツリーを飾ったぐらいで、これといって何か
するわけでもなく・・・。
一応、妻に「KFCのチキンでも食べようか」と訊いてみましたが、たぶん普通に
家で食事する感じ。


朝、外を歩いていると露天商が何気にクリスマス仕様になっている。
一輪の花を並べているのはまぁわかるとして、リンゴとかオレンジをセロファン
で包んで並べているのは何なんだろう。
しかも一個ずつだ。
たぶん一個5元とか言い出すのかもねぇ。値段訊かなかったけど。
セロファンで包まれた果物プレゼントしてもらって女の子とか喜ぶんだろうか。
なら安上がりでいいなぁ、と思ったりした。

2007年12月23日日曜日

まったりと子供と過ごす師走

急遽、雑誌の締め切りが年明け第二週になったのでまったりとした年末を過ごし
ている。
そんなわけで日曜日は子供と一日遊んで過ごすぞぉ、とはりきって遊んでいたら
午前中で疲れてしまった。
午後は親子そろって昼寝である。


息子は最近少し匍匐前進(ほふくぜんしん:ハイハイとも言う)ができるように
なった。
ベッドの上でイモ虫のようにもぞもぞと動いているのだが、気がつくとベッドの
縁に到達していたりして危ない。
なんでも口に入れる時期なので、床には放置できないし・・・。
結局妻と交互にベッドの上を見張ることにしている。


ただし奴もクセモノで、こちらの見張りのウラをかいてオシッコをしたりウンチ
をしたりする。
息子は中国式の育て方で股割れズボンであり局部は剥き出しである。
昼間は紙おむつは装着していない。(肌荒れ防止の為)
だから、ベッドの上で粗相をされると後始末が大変だ。
洗濯モノが増えてしまう。


食事は交代制だ。
私が先に食べる。
後ろで妻が息子に排泄させている。
「ジョォォォ・・・」「ブリブリッ」
私は平気で食事を続ける。
いちいち気にしてたら中国ではやっていけない。


食べ終わったら交代。
脇の下を支えて立たせたり、太ももの上に座らせたり、ベッドの上で匍匐前進さ
せたりする。


息子は坊主頭にされているので、私はいつも「マルコメ、マルコメ」と言いなが
ら撫でている。
中国では自分の子供の頭を撫でるのはいいが、他人の子供の頭を撫でるのはNGだ
そうだ。
気をつけよう。

2007年12月19日水曜日

最近のマイブーム「文房具」

仕事で使っていた手帳がいっぱいになった。
新瑪特の1Fの文房具売り場で手帳を探す。


ビニールのカバーとボールペンが付いた手帳が5元。
安い。


家へ帰って付属のボールペンで試し書きをしようとおったらできない。
ボールペンはノック式。ペン先を出した状態で字を書こうとするとロックが外れ
てペン先がペンの中に戻ってしまう。
ロックが緩いのだ。


ま、5元だし、仕方ないな・・・と諦めてボールペンを探しに今度は安盛デパ地
下へ行く。


晨光M&Gの0.7mmの水性ボールペンが書きやすくてお気に入りなのだが、このボー
ルペンの欠点はすぐにインクが無くなること。常に3〜4本は携帯しているのだ
が、既に書けないやつも2本ぐらい混ざってて、結局、書き味の悪い別のボール
ペンが一番重宝する、という気に入らない状況になっている。


そう言えば数ヶ月前にとある不動産会社の総経理(中国人の方)と会った時、何か
メモをとる際、その方の万年筆を貸していただいた。ものすごく書きやすいペン
だったことを覚えている。
中学生の頃、親にねだって万年筆を買ってもらい、学校でノートをとるのに使っ
ていた。パーカーの万年筆だったか、それともパイロットだったか・・・記憶は
定かではない。


というわけで、頭の中が万年筆でいっぱいになった私は、衝動的に万年筆を買い
物かごに入れていた。
15元。
安っ・・・


家に帰ったら妻に怒られた。
それインク付いてないじゃないっ!


あ、ホントだ・・・


翌日、妻にインクを買ってきてもらったのは言うまでもない。
インク一瓶2.9元。
安っ・・・


しばらく万年筆使ってなかったんで、インクの補充方法忘れた。
昔使ってたのはカートリッジ式だったっけかな・・・。
万年筆を分解するとタンク部に人差し指で押すボタンみたいなものがある。
ペン先をタンクに付けて、ボタンを押すとスポイトみたいにタンクへインクが吸
い取られるしくみ。
なるほど、よく出来ている。


さっそく試し書き。


おっ、安物だけど、結構書きやすいじゃん・・・


良い買い物をした。

イタタタ・・・

最近、息子にマイブームがある。
「高い、高い〜」と胴上げをすると、メチャクチャ喜ぶ。
ちょっとぐずっている時にやると機嫌が直って効果覿面。


しかし、5ヶ月をすぎた息子。体重はおそらく10kg程度。
そんな重いものを持って高い高い〜なんてやってたら見事に腰を痛めた。
困ったもんだ・・・。


そんなわけで湿布薬を貼っているのだが、ニオイが強烈。
今度の休みマッサージにでも行くかなぁ。

2007年12月18日火曜日

いきなりハードな月曜日

もうすぐ中国時間で0時になる。


ちょうど仕事が終わったところ。
普通に夕方6時に下班し、家で晩ご飯を食べているときに来電話。
今から印刷を始めるという。(朝方確認した時、今日は印刷無いって言ってなか
ったか?)


7時に印刷工場へ到着。
印刷の立ち会いで、終わったのが9時半。
その後家に戻ってから、雑誌の原稿を書く。
印刷の件がなければ午後9時には終わっていたハズ。


最近子供はなかなか夜寝てくれなくて、9時半でもまだ起きてた。
妻と二人でお風呂に入れて、やっと原稿書きに着手できたのが10時過ぎ。
二時間で原稿を書き上げて・・・
で、今に至る。


明日は9時にお客さんと会う予定。
週明け早々忙しい。
昨日は意地を通してでもしっかり休んで正解。


年末年始は吉林へ帰省しないことに決定。
その代わり年開けて二週目に妻と子供が先に帰省する。
生まれた病院で子供の予防注射を受けるため。
私は春節の時に追いかけて吉林に行く予定。

2007年12月16日日曜日

久しぶりの休み

昼近くまで寝た。
起きてから妻と一緒に買い物。
子供はお手伝いさんが看てくれている。


マイカルで「桃屋の麺つゆ」を買う。
お昼はざるうどん。
安盛地下で麺を買う。
太い生麺。


家に帰って麺をゆでる。
ネギを千切り。
桃屋のつゆを希釈して(水で薄めること:化学の専門用語)、ネギをぱらぱらっ
と落として、ゆであがった麺を一気にずるずるっと・・・。


あっという間に麺が無くなった。
足りないのでビスケットを食べる。


ぼーっとテレビを観る。
なんか眠くなってきたのでソファに横たわる。


うとうとしたところで部下から電話。
昨日の印刷の仕事が仕上がったのだろうが、いまいち中国語が聞き取れない。
どうせ社長が直接納品&次の営業をするので、社長に電話するように言う。
私は今日は休みなのだ。
どうせ明日からは忙しい。休めるときに休む。


子供の泣き声で目を覚ますと夕方5時。
ホントに充実した日曜だった。

2007年12月15日土曜日

明日できることは今日するな

私の中国座右の銘の一つである。


もっと言えば


納期さえ守れば良い。ギリギリまで手をつけるな。


である。
納期に余裕のある仕事は、たいてい納期前になって仕様変更の連絡が来る。
そうすると、それまでやった作業が無駄になること多し。
だからギリギリまで手をつけない。


夏休みの宿題は早めに手を付けたほうが良いが、仕事は早く仕上げるとろくな事
がない。
早くできたから安くしろだの、次の仕事は余裕のないギリギリのスケジュールで
依頼してきたりだの、一生懸命やったのが馬鹿らしくなる。
だから納期の早いものから優先順位をつけて片付けていく。


これはある意味自衛手段とも言える。
実際、今日も飛び込みの仕事が入った。
夜の7時に言われて、明日朝8:30までにデータ渡し。
クリスマスカードと年賀状なので納期が厳しいのだ。
同じタイミングでCM用のDVDも明日中に納品と言われた。
字幕を入れるだけなのだが、動画の処理というのは時間がかかるのだ。
また今夜も寝るのが遅くなる。


朝9時から、中国語教室。
その後は、仕事。
DVDを作る。
で、時間が余ったら、今日取材した写真の整理。
夕方前に市内へ移動。納品。
その後は忘年会。


日曜日は休む。
妻には悪いが、ひたすら寝ることにする。


月曜日は原稿書いて、次の取材のアポ入れて、あ、もう一つアポ入れない
と・・・。
たしか印刷の仕事もあったはず・・・。これは部下にやらせるとしても、色校正
には立ち会う必要がある。


印刷関係の仕事は過酷だ。
部下(中国人)が居ても仕様変更やらサンプルが無いやらで、どうしても私が立ち
会わなければならないケースが多い。仕様変更の無いアイテムの印刷は簡単だ。
前回とまったく同じ紙に同じ色で印刷すればいい。
だからサンプルを渡して後は部下にまかせることができる。
サンプルが無い1ロット限りの印刷や、仕様変更がある場合の印刷はデリケート
である。
事情を知った上でないと判断しようが無いだろう。
だから私が立ち会う。


その私とて直接お客様と打ち合わせをしたわけではなく営業担当者からの指示を
受けただけだから、聞き漏れが無いか常に不安である。
複雑な仕事が来ないことだけを祈る。複雑な仕事ほど売り上げが安く、本来なら
受けるべきでないのだが、次の仕事を取るためにトップ判断で受ける場合がほと
んどだ。


おっと、ビデオのレンダリング(編集処理)が済んだようだ。
さてと、仕事に戻るかな。

2007年12月12日水曜日

あー、ヤダヤダ

妻が後ろでテレビドラマに見入っている。
主人公やその家族に次々と不幸が訪れるというパターン。


「渡る世間は鬼ばかり」「おしん」


私はこの手のドラマは大嫌いである。
最近、仕事が忙しく日曜日すらまともに休めない。
風邪もまだ完全には治っていなくて鼻水は出るし、肩こりが酷くて頭痛はするし、
疲れが溜まっているのか体もだるい。
家に戻ったら妻の愚痴を聞き、子供は夜なかなか寝付かないので眠れない。
現実でこれだけしんどい目に遭っているのに、なんでわざわざ気分の悪くなるド
ラマを見る必要があろうか。


最近の唯一の楽しみは、乗り合いタクシーで助手席に乗り、ウォークマンで好き
な音楽を聴きながら眠ること。
運転手に起こされるまで寝ている。
本当はゆっくりとDVDとか観たいのだが・・・(引き出しの奥の新スタートレッ
クと24(第五シーズン)はいったいいつ観られるのだろう・・・)

2007年12月6日木曜日

眠くないんかい?

最近子供がなかなか寝ない。
今夜は11時を過ぎても元気に起きている。
困ったものだ。


仕事柄、自宅で遅くまで仕事をすることが多いのだが、電器スタンドの明かりが
まぶしくないようにカーテンをひいて部屋を仕切っている。それでもキーボード
を打つ音は小さいながらも聞こえるのだろう。
来年は二部屋あるところへ引っ越そう。
やはり家族でワンルームは無理がある。

2007年12月2日日曜日

へぇ、たいしたもんだ

子供のお腹がゆるい。
まぁ、これは父親である私の遺伝。
幼稚園の頃は毎日牛乳をあたためてもらっていた。
理由は冷たい牛乳だとお腹を壊すから。


医者からお腹の薬をいろいろ処方してもらったが効かない。
そんな時、お義母さんから鶏の卵が送られてきた。
農家で放し飼いにされている鶏の有精卵である。
これをゆで卵にして黄身をお湯で溶かして子供に飲ませる。
お腹が治った。
スーパーの卵ではダメらしい。


ちなみに白身の部分は私が食べる。
半端じゃなくプリプリしている。
これが本当に新鮮な卵か。
普段食べてるのとは全然違うなぁ。


そんなわけで、我が家では今日も子供は口を真っ黄色にしているのだった。

2007年12月1日土曜日

お薦めクリスマスCD

Navidades Luis Miguel

http://www.amazon.co.jp/Navidades-Luis-Miguel/dp/B000J3EB9E/ref=pd_bbs_sr_1?ie=UTF8&s=music&qid=1196516055&sr=8-1

1. Santa Claus Llega A La Ciudad (Santa Claus Is Coming To Town)
2. Te Deseos Muy Felices Fiestas (Have Yourself A Merry Little
Christmas)
3. Frente A La Chimenea (Rudolph The Red Nosed Reindeer)
4. Blanca Navidad (White Christmas)
5. Navidad, Navidad (Jingle Bells)
6. Estar En Mi Casa Esta Navidad (I'll Be Home For Christmas)
7. Mi Humilde Oracion (My Grown-Up Christmas)
8. Va A Nevar (Let It Snow)
9. Sonrie (Smile)
10. Llego La Navidad (Winter Wonderland)
11. Noche De Paz (Silent Night)


いわゆるクリスマスの定番曲をビッグバンドJazzのアレンジで、しかもスペイン
語で歌ってるというちょっと珍しいクリスマスCD。
このルイス・ミゲルという人はスペインでは国民的に人気のある人。ちょっと昔
(20年以上前だが)に同じスペインのフリオ・イグレシアスというスーパース
ターが日本でもブームになったが、その後継者みたいな人。
ルイス・ミゲルはとにかくアレンジャーのセンスが半端じゃなく抜群。いわゆる
鳥肌モンの展開を見せる。
特に2曲目のHave Yourself A Merry Little Christmasなんかがその最たるモノ。
日本に居て、Amazon利用できる方は是非買って聴いてみてください。

「やっぱクリスマスはこうでなくっちゃね」というのを強く実感できるオシャレ
でロマンチックな音楽です。


めずらしく音楽紹介なんかしてみた。

2007/11/30-12:45 「尖閣」記載、通関を一時認めず=日航機内誌で見解要求−中国

2007/11/30-12:45 「尖閣」記載、通関を一時認めず=日航機内誌で見解要求−
中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007113000469


時事ドットコムに掲載されたニュース。
実際のモノを見たわけじゃないが、「尖閣」については、まだ政府間でケリがつ
いていない微妙な問題なわけで、日航のような一流企業であれば、「日本の領
土」と主張するような迂闊な記載はしていないとは思うが、デザイン変更する際
に、外注先のデザイン会社が「良かれと思って」より詳しい記載の地図を作成し
た、そんなところではないだろうか。
日航の担当者からすれば「余計なことをしてくれた」という感じかな。


こと中国に関しては政治的に微妙な問題については「触れない」のが原則である。
またどうしても「触れなければならない場合」は「以前のモノと変えない」のが
無難。
たとえば大連で発行されている日本語雑誌でも地図のページが記載されているが、
ある社では地図にチェックが入って、デザインを変更さざるを得なかった経緯が
あるらしい(私が関係している雑誌社ではないけど)。


そもそも中国で書籍を出版すること自体、特別な許可を必要とする行為なのだ。
だから、記事を作成する場合でも常識的なバランス感覚を必要とする。政治・軍
事の話は避けるとか、中国人や中国のことを批判したり、嘲るようなことは書か
ないとか。(以前、某誌が大連各所にあるオブジェのことを茶化した記事を書い
ていたが、私からすれば自分で自分の首を絞めるような行為としか思えない)


今回のことも、国際的な感覚からすれば、領土問題で争っている地域の地図の表
現に関することで、自国に乗り入れている航空機に置かれる雑誌、となれば見過
ごせない→当然のこと。日本の感覚であれば、それぐらいのことでいちいち細か
いこと言うかなぁ?といったところだろうが、国際的には「主張すべきことを主
張しない日本人」という感じ。日本はもっと言うべきことを言わないと。
自分が相手の立場になって「気分悪い」とか「むかつく」と思うようなことはし
ちゃいかんです。
このあたりの感覚をしっかり持ってないから今回のようなことが起こる。

2007年11月29日木曜日

痛たたた・・・

友誼商城の前でコケた。
寒さで足が持ち上がらず、段差に足をとられた。
とっさに手をついたので大事には至らなかったが、もう少しでノートPCを壊すと
ころだった。


日中、事務所のあるビルのエレベータがなかなか降りてこないので、階段を4階
まで一気に上ったのが良くなかった。
足に力が入らない状態だったのだろう。いつもなら踏ん張れるハズが踏ん張れな
い。これが「老い」というやつか?


なんか一気にすさんだ気持ちになったので、こういう時は吉牛でヤケ食いだ。
今日は朝マックに始まり、昼は拉面。三食全部外食。
ま、こういう日もあるさ。

2007年11月28日水曜日

寝足りない・・・

25日は夜中の3時まで市内で仕事して、包車(乗り合いタクシーを貸し切る)で
開発区へ帰る際、30分仮眠。
家着いてシャワーして寝たのが4時。
5時半に脳の中をドリルでかき回される夢を見た。携帯のバイブ音だった。
着替えて支度して外出。24時間営業のマクドで朝ご飯を食べる。


またもや包車で空港へ向かう。
タクシーの中で仮眠。
空港へ着いてすぐにチェックイン。
搭乗ゲートに着いて、PCを広げてブログの文章を書く。
書き終わったとほぼ同時に搭乗開始。


霧も無く予定通りの離陸。
機内朝食はサンドイッチとみかんとヤクルトみたいな飲みもの。
しっかり朝マックしてきたからよかったものの、これだけだったら絶対足りなか
ったに違いない。
食ったら寝る。あと20分で北京へ着くけど寝られる時に寝る。


北京空港へ到着。
タキシング(地上滑走)がやたら長い。
なんか滑走路東北の端から南西のターミナルまで5kmぐらい離れてるんじゃな
いのか?
移動に10分ぐらいかかっているような気がする。


ターミナルに着いて到着ロビーで迎えに来るはずの人の電話を待つ。
20分ほど待たされて、やっと電話。
2Fの出発ロビーに車を着けるから、そこで待てと言われた。
2Fに上がり、外へ出る。
寒くない。大連とはえらい違いだ。


ホンダのFitが到着。
後部席に乗る。
疲れたので寝る。ひたすら寝る。
北京市内はひどい渋滞。クルマ大過ぎ。


午前中で仕事は終わり。
同僚は別の仕事があると言うのでそこで解散、一人で昼飯を食いに出かける。
一時間半かけて、ゆっくりと飯を食う。
和食の食べ放題コース。68元なり。味はまぁまぁ。


買い物に出かける。
今回の目的はルートビア。
欧米人がよく出入りするスーパーをいくつか教えてもらった。
一つめはホリデイ・イン横のスーパー。
店内を隅々まで見る。目的のブツは無し。


しばらくホテルの近所をぶらぶらと歩く。
歩道の右側を歩いていたら、前から同い年ぐらいの白人女性がやってきた。
進路を妨害されたので(というか向こうが歩道の左側歩いてるのが悪い)、立ち
止まる。
なにか言ってたが英語じゃなさそう。別に怒っちゃいなかったが自分が退くのが
不満な様子。
おばちゃん、中国は右側通行ですよ。


欧米人が出入りしているスーパーを発見。
JENNY'S SHOP
中に入って物色していると、おぉ!ルートビア発見。
一缶7元ぐらい。
4缶買う。


店を出て、さっそく一缶飲んでみた。
お〜、薬臭い。コレコレ、これだよ。まさしくルートビア。
もう一缶(別の味らしい)はどうかな。
最初に飲んだやつよりもマイルド。これなら一般の人でも大丈夫っぽい。
お腹ガボガボの状態で北京の街をぶらぶらと散策。
友人から電話。落ち合ってPCのセッティング開始。
なんか友人iPhone持ってるし・・・。中国ではAppleサービスまだ開始してない
だろうに・・・。
はじめてiPhoneの実物を見る。
結構デカイ。
画面もデカイ。
動きがスムーズ。こういう細かい演出はAppleうまいよなぁ。


おっと、そろそろ空港へ行かないと。夕方はまた渋滞するから。
タクシーに乗る。
そう言えば北京のタクシーはヒュンダイ製。
中がキレイ。何も言わずとも領収書発行するし(おそらくデフォの仕様)。大連
とはエライ違いだ。


空港へ着く。
チェックインもスムーズ。
しかしセキュリティでルートビアがひっかかる。
係員が「開封して飲んで見せてください。」
ペットボトルじゃないんだぞ。缶ジュースだぞ。
言い争っても仕方ないので開けて飲んでみせた。
開封済みの2缶のルートビア。
どうすんだよ。


しかたないので飲んだ。
結局大連へのおみやげにはできず。


機内では運悪く窓側の席。
当然のことながら水分の摂りすぎで、トイレに行きたくなる。
我慢の限界のところで、隣の男性二人にトイレに行きたいと告げる。
トイレに行った後、二人は座席を移動していてくれた。嬉しい配慮である。


大連に到着。
タクシーに乗り込み。開発区へ。
タクシーの中でひたすら寝る。


帰宅して食事してシャワーして、すぐ寝る。
あとはひたすら朝まで熟睡。
子供が泣きわめこうが知らない。ひたすら寝た。

2007年11月25日日曜日

よし、あと一つだけだ

雑誌の企業紹介記事を全部書き終わった。
残るはCM編集だけである。


明日は遅めに起床するとしよう。
子供が泣かなければ・・・だが

さて、寝るぞ。

2007年11月24日土曜日

Intelにぜひ連れてきて欲しいもの

朝方、子供の予防注射で病院に行ってきた。
待合室で若い女性に子供の英会話教室を勧められた。


開発区の奥の方では、今、急ピッチで工場建設の工事が進められている。
2010年にIntelが開発区にやってくるわけだが、米国人1000人の従業員がや
ってくる。
その家族も含めれば3000人規模。一つのアメリカ村が出来上がるわけだ。
さらに1万人の中国人従業員の雇用が生まれるそうで、大連市政府としては超大
型の企業誘致であり、オリンピック後の開発区は大きく様変わりしそうだ。楽し
みである。


米国人が増えれば、おのずと英語を話す機会も増えるわけで、とにかく街中で英
語が通じない大連の状況が多少改善されるかも知れない。出張で初めて中国に来
る日本人出張者には朗報だろう。
カラオケクラブの女の子たちは英語を話しはじめ、日式カラオケは間違いなく数
が減るだろうと思われる。
食生活の面でも米国式スタイルのレストランやジャンクフード店が増えるはずだ。
とてもマクドナルドやKFCだけでは足りない。


そこでIntelの方々に二つお願いがある。
米国から大連に連れてきて欲しいのだ。


一つは「バーガーキング」。
上海や北京には進出しているハズ。
以前、カルフォルニアに行ったとき、ハンバーガーと言えばマクドナルドぐらい
しか知らなかった私にとってバーガーキングのボリュームのすごさとおいしさは
衝撃的だった。
大連は東北地方ということで、やたらと料理の量が多いし、バーガーキングのボ
リュームは東北人受けするのではないか。
もう一度、あのハンバーガーが食べたいのだ。


もう一つは「ルートビア」。
これもバーガーキングで出されていた清涼飲料水である。
元々は薬として作られた飲み物であり、なんとも形容しがたい独特の味がする。
米国ではコカコーラ、ペプシコーラの次ぐらいにメジャーな清涼飲料水だ。
市内の大型スーパーを見て回ったのだがルートビアはついに見つけられなかった。
米国人が3000人も開発区に来るのだから、ルートビアを連れてこないわけにはい
くまい。
ぜひ期待している。


で、とりあえずは、27日に北京へ行くのでバーガーキングに行ってみようと思う。
ついでにルートビアも入手できるといいのだが・・・。

仕事が終わらない・・・

企業紹介の原稿が一つ上がった。
でもまだもう一つある。明日の午前中にやるしかない。
午後は企業の取材。その後原稿作成。
本当は明日CMの編集やんなくちゃいけないんだけど・・・。


子供がよく泣く。
妻は入浴中。
子供をあやす。
考えていた文章が頭から消えた。
仕事にならない。


独身の時は何事にも邪魔されることなく徹夜してでも仕事を仕上げた。
今はそういうわけにはいかない。
昔ならキレてしまうところだが、不思議と冷静だ。
子供に優しい声をかけながら、「ま、なんとかなるだろ・・・」なんて思ってる。


仕事があって、生活もできている。
妻と子がいて幸せな家庭。
ただ仕事が忙しいだけ。文句を言ったらバチが当たる。
今日はもう寝る。
今から徹夜しても良い文章は浮かぶまい。

2007年11月23日金曜日

もっと余裕を持って仕事をしたいのだが・・・

二つの大きな仕事の締め切りが重なった。


一つは雑誌の記事。
通常の記事以外に今回は8ページ使って4つの大連の企業を紹介する。
企業の名前は知っていても、実際にどんなことをやっているかまでは一般の人は
ほとんど知らない。
専門的な技術を一般の読者の人にわかりやすく記事で説明するというのは大変な
ことなのだ。
インタビューと写真撮影、原稿作成、DTP、全部一人でやる。
締め切りは26日。1社できた。あと3社。そのうち1社は明日の取材。


もう一つの大きな仕事はテレビCMの編集。
30秒CMを3つぐらい作る予定。
日本の実家にある高機能なデスクトップパソコンなら一日いじくりまわしていれ
ば比較的簡単にできるのだろうが、手元にあるのは非力なIBMのノートPC。我な
がらよくこの環境で動画編集なんてやってるよ、と思う。
締め切りは同じく26日。
たぶん25日の夜は徹夜だろうなぁ。


こういう時間のかかる仕事は自宅でやる。仕事場との移動が面倒だし、食事の心
配もいらないから。
しかし、赤ん坊がいるので時々仕事を中断させられる。
妻が買い物に行っているときは子供の面倒を見る。
泣き声に邪魔されて記事の文章に集中できないのがつらい。
これは子育てをしているライターの皆さん共通の悩みかも知れないけど。


今日は夕方から中国語教室がある。
本当は行ってる暇も惜しいのだが、行かなくても授業料は発生するので、行かな
いわけには行かない(変な日本語)。


怒濤の26日の締め切りを乗り越えたら、翌日の27日は北京へ行かないといけな
い。
先日送られてきた書類にサインをして郵便で送ったのだが2週間経っても届かな
かったそうだ。
もう時間が無いので直接行って書類にサインしないといけない。


毎晩遅くまで仕事をしているので、妻が心配して「もう寝なよ」と優しい言葉を
かけてくれる。
でも、終わってないのに寝たら仕事間に合わないから・・・。仕事できなかった
ら来月から私たち路頭に迷うし・・・。
日本であれば雑誌の編集やCMの制作のできる人材はいくらでも代わりがいる。
大連だとそういう人材はまれだし、関係者との意思疎通に中国語能力は欠かせな
い。
自分で言うのも何だが特殊な人材なのだ。
だから仕事になる。


とは言うものの、一人でさばける仕事にも限界があるわけで、もう少しスケジ
ュールに余裕を持って仕事をしたいのが本音だ。
それと溜まったストレスをどう発散するか・・・。なんか考えないとなぁ・・・。

2007年11月22日木曜日

意外な実態

「ブラウザの文字サイズ最大」が半数以上——家庭用PC
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0709/13/news036.html


上の記事によると、家庭用PCのディスプレイサイズは14〜15インチが半数以上で、
しかもブラウザの文字サイズを最大にして表示しているそうです。
14〜15インチというのはノートPCの標準的なディスプレイサイズだから、ノート
PCの普及している日本では良く理解できるとしても、文字サイズを最大ってのは
意外だった。文字が小さすぎて見えにくいのかなぁ・・・。
ブラウザの文字サイズを最大にされちゃうとレイアウト崩れまくりになるのにね
ぇ・・・。
ホームページ制作会社の人たちも大変だ。


ちなみにウチはノートPCで15インチ1400×1050ドットの液晶画面。文字の大きさ
は標準の「中」。
14インチの普通のノートPCより文字小さいけど見やすいですよ。(ただし眼鏡を
かけてないと文字がぼやけて見える)


デスクトップPCを購入の際には、今よりも大きくて細かい液晶画面にするつもり。
DTPで使うから。


そう言えばウチの社長がDTPでもビデオ編集でも使える最高スペックのPC買う
ぞ!って言ってたけど本当かなぁ?
DTPは楽勝だろうけど、ビデオはやっぱりハイビジョン対応だよねぇ。ハイビジ
ョン対応のビデオカードとか大連で売ってるのかなぁ・・・。メディアの書き出
しもどうすんだろ。ブルーレイ?HDVD?
疑問は尽きないのであった。

2007年11月21日水曜日

風邪その後

頭痛は直ったが鼻水がまだ少々。咳も少し。
今日はさすがに仕事があるので、日中、もう一度点滴。
終わったら家に戻って原稿作成の仕事。


家に戻るついでにKEIのパンを買う。
なんか小腹が空くんだよね。
あと大量のミネラウウォーターを購入。
なんか喉乾くんだよね。


明日は午前中から取材の仕事が一つ。
それが終わったら家に戻って再び原稿作成。
忙しいねぇ・・・。
ゆっくり風邪もひいてられない。

2007年11月19日月曜日

風邪をひいた

薬を飲んでやり過ごせるかと思ったのだが昨夜帰宅してからひどい頭痛と鼻水で
一晩中眠れなかった。
今朝はすぐに病院へ直行。点滴を2本打つ。
この点滴というやつは本当にすぐ効く。
頭痛が消え、鼻水がピタッと止まる。


3時間の点滴を終えて帰宅。
食欲も出てきたのでブランチを食べる。
食べたら眠くなったのでひたすら昼寝。
頭痛と鼻水が止まっているのでよく眠れた。


夕方に目が覚めて、ボーとした頭でネットサーフィン。
点滴でだいぶ回復したとはいえ、まだ本調子ではない。
処方された風邪薬を飲む。


昨日は本当にしんどかった。
今月いっぱいは仕事が目白押しで気が抜けない。
風邪で寝込んでいる場合ではない。
本当に街のお医者さんに感謝である。

2007年11月18日日曜日

まったくもぉ

CMの撮影の仕事を終えて帰宅する際の出来事。
社長に報告の連絡を入れて、さて15元タクシーを呼ぼうとしたら携帯のバッテ
リー切れ。
予備のバッテリーは持っていない。
軽軌は終わり、もちろん2元バスも無い。
家に帰るコールもできない。


携帯のバッテリー持続時間短すぎ。一日も保たないとは・・・。
今度買うときは長い奴にしよう・・・。


結局普通のタクシーで開発区まで帰ることに。


もし中国へ初めて出張に来ていて、しかも中国語が話せなかったら、途方に暮れ
てただろうなぁ。
携帯電話のありがたさが身にしみた夜だった。

2007年11月17日土曜日

写真とお仕事

先日、仕事を終えて帰宅するときの出来事。
マイカルの脇の階段で、20代ぐらいの男の子が同い年ぐらいの女の子を階段に座
らせて写真を撮っていた。
カメラには200mmぐらいはありそうな望遠レンズを装着していたが三脚は使って
いない。
夕方で辺りは薄暗いし三脚無しじゃちゃんと写せないないぞ・・・と思いつつも
脇を通り過ぎた。
モデルの女の子もニキビがたくさんあった。Photoshopでの修正が大変そ
う・・・。


Photoshopでの修正と言えば、広告や記事の取材などで撮影した写真の修正は日
常茶飯事である。
日常茶飯事であるからして、時間の足りない時や、お腹が空いた時は、お仕事を
テイクアウトする。
ただし、自宅ではできない写真編集がある。
それは「若い女性」の写真だ。


妻が横から見ていて、「その人誰?」「どんな仕事してるの?」などいろいろ質
問してくるのだ。
私は写真の専門家ではないが、一応テレビ関係の仕事をしていたわけで「ベスト
ショット」の感覚はある。
広告や記事で使われるのであるから「無表情な写真」では困る。
当然、撮影の時工夫してカメラに目線を向けたニッコリとした笑顔を撮るわけだ。
で、見知らぬ若い女性の写真というものは妻にとって警戒心をいだかせるものら
しい・・・。


デジカメの普及によって写真のトリミング(修正)は本当に簡単になった。
電柱や電線を消すのは当たり前。壁のひびやシミもキレイに消すことができる。
空は「あり得ない」ぐらい蒼くできる。
いずれもPhotoshopの初級テクニックだ。
このテクニックは人物へも応用できる。
それなりのカメラで撮影した写真ならば、Photoshopの加工で「素人女性」が
「セレブなモデル」に生まれ変わる。
もちろん「センス」が必要だけど。


最近、子供の写真を街のプリント屋さんに出している。
この間、妻と子供の2ショット写真が良い感じに撮れたので、更にちょっと修正
してみた。
肌を白くして、シミを消して・・・。
妻がえらく喜んでくれた。この程度で喜んでもらえるならお安いご用である。
たまには家族サービスしないといけないな・・・。

半袖に短パン

15日から「ぬあんちー」が開始。
いわゆる温水暖房。
ウチの部屋は床下温水パイプがあるらしい。


床の所々が暖かい。
妻が洗った衣服を床に並べている。
一晩で乾くそうだ。


乾燥気味で喉が痛い。
と思ったら風邪だった。
風邪薬を飲む。すぐ眠たくなる。
こりゃ仕事にならんなぁ・・・。


今夜、帰宅して食事をしたら暑くてたまらない。
暖房効き過ぎ。
半袖のTシャツと短パンに着替える。
気分はトロピカル。

2007年11月15日木曜日

おいっ、これが普通なのか?

昨夜の出来事。
8時を過ぎて軽軌が無くなったので2元バスに乗る。
現在の2元バス乗り場は閉店したvivoの前。
始発なので当然座れる。


仕事の疲れとバスの揺れでウトウトしてきた。
香炉磯を過ぎて10分ほど走っただろうか・・・、バスが停車したまま動かない
ので目が覚めた。
なんだろう?渋滞か?事故でもあったのだろうか?
外を見ると・・・


ん?ガソリンスタンド?


運転手が居ない。
外で給油しているようだ。


車内の乗客は平然としている。
誰もうろたえてはいない。
ここはガソリンスタンドだぞ。「中国石化」って書いてある。
普通のガソリンスタンドに路線バスが止まって給油してるんだぞ。


そりゃ、バスだって給油は必要だ。
でも乗客が乗っている時にやるか?普通?
回送の途中とか営業所でやるもんじゃないのか?


5分後、運転手が戻ってきて出発。


もはや完全に目が覚めてしまった。

2007年11月14日水曜日

最近、市内へよく行くなぁ・・・

電話がかかってきて昼過ぎから市内の工場で立ち会い。
初めての工場なので案内してもらう。
勝利広場前の停留所からバスに乗ること20分ほど・・・。
なにやら坂を登ってどんどん寂しいところへ連れて行かれる。
バス停で降りてから歩くこと10分。
工場は更に上へ登った所だそうで、車で迎えに来てくれるそうだ。
待ち合わせ場所に着いたので同僚が電話する。
(10分ほど待ってくれと言われる)


待つ・・・


じっと待つ・・・


ひたすら待つ・・・


すでに20分は経過している。
再び電話。同僚の口調も荒くなる。早く来てよ。今日は寒いんだからさぁ。それ
でなくとも山の中腹で吹きさらしで寒いのに。


待つ・・・


じっと待つ・・・


ひたすら待つ・・・


同僚が怒りの電話を入れる。どうやら私らを見つけられないでいるらしい。
こんな山の上で車も乗らずに歩いている3人連れなんて他に居るまいに・・・。


やっと来た。待ち合わせの時間から40分は経過していた。


工場は本当に山の上だった。
徒歩で行けなくもない距離だったが高低を考えるとやはりきつい。
本当に操業してるのか?と思えるぐらい廃れた感じの工場だった。
番犬のシェパードが吠える吠える・・・。


さっそくお仕事。
製品の加工をやってもらう。
隣ですぐ検品。OK。問題無し。
検品して箱詰め。この繰り返し。


うっ・・・


こんな時に便意が・・・


しばらく我慢しながら作業していたものの、耐えきれずトイレへ・・・。
工場の人にトイレの場所を訊く。
犬の前のドアを入ったところだそうだ。やだなぁ・・・犬苦手なのに。


犬をなんとかクリアした後、ドアを開ける。
建物の古さに「嫌な予感」が・・・。


あぁ、やっぱり!
「ニーハオ」トイレだった・・・。
トイレのドアが無いやつ。
ま、いいや。他に人も居ないし。


用を足して、水を流すボタンを押す。
案の定流れない。大連の水洗トイレはかなりの確率で水が流れない。
どうしてなんだろうねぇ。
あわてずさわがず、こういう時は近くに水がめを探す。
あった・・・。
水がめの中の手しゃくで水を汲んで便器に流す。
一回じゃ無理だから2〜3回繰り返す。


ここは水があるだけまだ文明的。
田舎行くと穴掘って木の板2枚渡しただけですから・・・。


作業に戻る。ちゃんと水道で手を洗って、と・・・。

**** ひらすらお仕事 ****

結局、今日は作業が終わらなかった。
明日もここへ来るのかぁ。大変だなぁ・・・。

いきなり切るし・・・

朝食を食べながらネットサーフィン中に停電。
パソコンの画面と部屋の照明が消えた・・・。


と思ったら電源が入る。


あ、また消えた。


なにやら廊下でカチカチとスイッチを入り切りする音が聞こえる。
ドアを開けて首だけ出して廊下を見渡す。
暗がりの中男性が4〜5人集まって配電盤の前でなにやらしている。


修理らしい・・・。


断りもなしにいきなり電源切るなよなぁ・・・。
仕事でPC使ってたら目も当てられない。


家ではノートPCを使っているのだが、ずっと据え置きで使っているため、バッテ
リーパックは取り外してある。
(バッテリーパックは使わない時は過充電防止のため取り外しておいたほうが長
持ちする)
日本なら雷など不測の事態でしか予期せぬ停電はあり得ない。前のマンションで
もそうだったが、中国、いや大連ではこの手のことが多すぎる。
仕事で本格的にPCを使うのであればUPS(無停電電源装置)の設置を真面目に検
討したほうが良さそうだ。

2007年11月13日火曜日

耳掃除

夜、寝る前、妻に耳掃除をしてもらう。
手元には日本から持ち込んだ竹製の耳かきがある。
なんだかんだでもう2年以上使っている。


普段はネットサーフィンをしながら私が自分で耳をほじっている。
私の耳垢は水性なので耳かきだけではキレイにとれない。
そこで綿棒の出番である。


綿棒にはこだわりがある。
100円ショップの綿棒はNG。理由は棒がプラスチック製だから。
薬局などで売っているジョンソン綿棒がお気に入り。棒の部分が紙製。
本当は棒が木製のやつが一番良い。
日本に居たときはなかなか木製のやつにお目にかかれなかったが、中国ではほと
んどが木製。これはラッキー。


ひざ枕で妻に耳掃除をしてもらう。もちろん木製の綿棒を使う。
妻はマッサージ師なので耳掃除はお手の物。
耳掃除だけならすぐ終わってしまうのだが、念入りにコチョコチョとやってもら
う。


耳掃除、実は耳マッサージである。
大連の金百合というサウナでは「耳マッサージ」というサービスがある。
竹製の耳かきで普通にかきだした後、ぽんぽんの側でキレイにする。
ここまでは普通の耳掃除。
この後、「こより」あるいは「ひげ」のようなもので耳道をこちょこちょと刺激
する。
これが筆舌しがたいほど気持ちよい。
一度体験すると「やみつき」になるサービスだ。
機会があったらぜひ体験されることをお薦めする。

寝過ごした・・・

市内の工場での生産立ち会いがあるので昼前に開発区を出発。
2元バスに乗ろうとしたが例によって混んでいる。座れそうもない。
バスの中で一時間以上立っているのは正直つらい。
時間に追われている時ならば迷わず乗り合いタクシーを利用するのだが、本日の
仕事はこれだけ、しかも午後から。
だから可能な限り経済的な方法で行くしかない。
同僚と相談の結果、軽軌で行くことに決定。


この時間帯の軽軌はたいてい座れる。後ろの車両が狙い目だ。
駅へ着くと5分ほどで列車が到着。
予想通り座れた。やはり軽軌に乗って正解だった。
MP3プレイヤーを取り出し音楽を聴きながら居眠り。


気がついたら大連駅に到着するところだった。


寝過ごした・・・。


本当は香炉磯で降りるはずだったのだ。
同僚も気がつかなかった。二人して寝過ごすとは・・・。


大連駅でいったん列車を降りて、階段を下ってエスカレータを登って向こう側の
ホームに行く。
そして今降りたばかりの列車に乗る。
大勢の人が並んでいる。今度は間違いなく座れない。どうせ次の駅で降りるから
座れなくとも問題ない。
5分ほどして列車は出発して次の駅「香炉磯」で降りる。


香炉磯からはバスに乗り換える。
始発のバスなので確実に座れる。
バスは列車の窓から見た時からずっと停車していた。
私たち二人が最後の乗客らしい。発車のベルが鳴ってエンジン始動。バスが動き
出す。
揺れが心地よい。寝てしまいそう・・・。
いや、寝ちゃいかん。
また乗り過ごしたらどうするよ。


しばらくしてバスを降りてちょっと歩くと目的地の工場へ到着。
工場長に確認したら、そろそろ生産が始まるらしい。
おー、グッドタイミングとはこのことだ。


三時間で生産終了。社長に報告したら今日はもう上がって良いとのこと。
夕方5時に帰宅。子供がニコニコ顔でお出迎え。
たまにはこんな日もあるんだなぁ。

オフラインのウイルス駆除ソフト、意外と無いもんだね・・・

オフラインのウイルス駆除ソフト、意外と無いもんだね・・・


外注で使っているデザイナーのパソコンがウイルスに感染した。
前にも同じことがあって、OSの再インストールをしたそうだ。
彼の自宅兼作業場にはネット環境が無い。
ウイルスは大抵ネット経由で進入してくるから、「ネットにつながない」という
のはある意味正しい対応だ。日本の知り合いのデザイナーも敢えてネットにつな
がず仕事をしている。


ところがウイルスの進入はネットばかりとは限らない。
CD-RやDVD-R、USBメモリや持ち運び用ハードディスクドライブなど、デザイン素
材はさまざまなメディアで持ち込まれる。
もちろんデザイナーが使っているパソコンには強力なウイルス駆除ソフトがイン
ストールされているのだが、私の持ち込んだ移動用ハードディスクドライブは感
染してしまった。


なぜこういうことが起こるのだろうか。
ウイルスは日進月歩で進化しているプログラムである。
OSやウイルス駆除ソフトのセキュリティの甘い所を見つけては、次々と新しいウ
イルスが開発される。
ウイルス駆除ソフトは最新のウイルスに対抗するためには、最新の「定義ファイ
ル」を必要とする。
最新の定義ファイルがあれば、新種のウイルスでも駆除できる。


ここで問題なのは新種の定義ファイルはネットワークにつないだ状態でないと供
給されないという点だ。
つまりオフラインのパソコンでは定義ファイルが更新されていないので最新のウ
イルスに対して無防備である。
デザイナーのパソコンがウイルスに感染してしまっていたのはこのためである。


一度感染してしまったパソコンはネットにつながないとウイルスを駆除できない。
なんとも皮肉な話である。
ネットにつながなくともオフラインでウイルスを駆除する方法はないものか?
究極の手段はハードディスクの初期化&OSとソフトウェアの再インストールであ
る。
しかし、それでは時間がかかりすぎて面倒だ。
別の場所で最新の定義ファイルだけをダウンロードして、USBメモリ等からそれ
を問題のパソコンにインストールできないものだろうか?ウイルス駆除ソフトの
種類によっては定義ファイルだけあとからロードさせることができるものもある。
しかし、世はネット時代。オンラインでないと正しく定義ファイルをロードでき
ないウイルス駆除ソフトが多い。


去年までは「Antidote」と呼ばれるオフラインでも使用できるウイルス駆除ソフ
トがあった。
しかし、現在は更新が止まってしまっている状態だ。これでは最新のウイルスに
対応できない。
唯一ましかなと思ったのがマカフィーのStingerというソフト。


http://www.mcafee.com/japan/security/stinger.asp


流行っているウイルスのみに対応した駆除ソフトだ。
これをオンラインのパソコンでダウンロードして、USBメモリ経由で問題のオフ
ラインのパソコンにインストールする。既にインストールされている駆除ソフト
と組み合わせて使えば、万全とは言えないまでも、相当数のウイルスを駆除でき
ると思われる。
今度、仕事の時はコレを持っていってみるとしよう。

2007年11月11日日曜日

日曜日は市内でお買い物

まずは大商へ向かう。
もちろん乗り合いタクシーを使う。
やはり便利だ。
子供が生まれてからは、なまじ日本で使っていたためにマイカーの必要性を痛切
に感じるが、郊外のショッピングセンターならいざ知らず、市街地のど真ん中で
ある大商みたいな場所へ行く場合は、マイカーをどこに駐車するのか?という問
題がつきまとう。
たくさんの買い物をしたとき、マイカーならたくさん積めて便利、という意見も
あるだろうが、タクシーだってトランクにたくさん荷物を積めるし、アパートの
下に車を停めて荷物を部屋まで持っていくという点ではマイカーだろうがタク
シーだろうが条件は同じである。
日本のように一戸建ての我が家の車庫へ停める、あるいは、マンションの地下の
駐車場に止めて、マイカーからおもむろにカートを出して、エレベータまで荷物
を運ぶ、といったようなハイソな環境でもない限りマイカーのメリットは享受し
にくい。


マイカーがあったら便利だと思うのは春節の帰省時だ。
列車の切符は取るのが大変で、仮に取れたとしても狭い寝台で半日我慢しなけれ
ばならない。
子供が泣き出したらどうしたもんだろう。
バスは論外。
飛行機は速いけど航空券は安くない。
マイカーなら妻の実家まで8時間ぐらいである。
8時間の運転というのは日本に居たときも実家までの帰省でやった経験が何度も
ある。
途中でしっかり休憩すればできない話じゃない。長距離バスの運転手だってでき
てることじゃないか。


しかし、実家への帰省のためだけにマイカー購入というのは無理。
日常的にニーズがないと。あるいは部屋を購入したあとでお金が余っている状態
でもないと・・・。
年収の30%ぐらいが適正な購入価格らしい。とすると車種は極めて限定されて
くる・・・。
(買うつもりでいるし・・・)


話を戻そう。
大商で買ったのは金の腕輪。
縁起物、というか結婚する女性にプレゼントするものらしい。妻が自分の古い金
のネックレスを下取りに出して、若干の差額を払って購入した。本当は子供の腕
輪も購入したかったのだが、高いので今日は見送り。買うのは次回かな。


目的その2はカメラバッグ。
母親からカメラをプレゼントされて大喜びしたのはいいが、以前のバッグでは手
狭になってしまった。
キャノンのカメラを使ってるのにバッグはニコンなのも「なんだかなー」だった
のでキャノンバッグを買うのが目的。
大商の貴金属売り場のすぐ近くにデジカメショップがあって、そこでバッグを見
せてもらった。
一眼レフカメラ2台とハンディカム1台を同時に収納できるバッグは無いとのこ
と。バラバラに3つ買うことになる。3つで500元。即座に妻が却下。


友好広場近くのキャノンショップへ移動。
ここは大連でも有名な(というか唯一の)キャノンショップ。お店の2Fに行く
とバッグや三脚が並んでいる。
以前三脚を買うのに電子城めぐりをして苦労したが、初めからここへ来ればよか
った。
カウンターのおじさんにカメラ3台を見せて、これを全部収納できるバッグを探
してもらう。
2台までは同時に収納できるバッグはあるのだが、3台一緒にとなるとなかなか
見つからない。
するとおじさん『Canon』とロゴの入ったリュックサックを出してきて、「これ
でもいいか?」と訊ねる。
「看一下」実際にカメラを収納してみる。
おー、入ったじゃん。


価格は160元。さっきのざっと3分の1だ。
妻が横から一言。「ハンディカムが入る小さいバッグも欲しい」
ハンディカムだけでも持ち歩きたいこともあるから妻の言い分もごもっとも。
棚から小さなバッグが出てきた。
ハンディカムがすっぽりと入る。良い感じだ。
値段は80元。
ここからは妻の出番だ。
一緒に二つ買うから安くして、と交渉。
二つで200元ということで話がついた。


これで撮影の仕事の際の準備は完璧だ。
一眼レフ2台とハンディカムを持ち歩くのは日本のカメラマンなら普通(あるい
は機材としては少ない)かも知れないが、大連でそういうことやっている人はそ
うそう居ないだろう。別に機材の数で仕事の出来が大きく変わるわけでもないが、
仕事というのは失敗できないわけで、予備の機材があるというのは安心感につな
がる。
先月、デジカメが一台壊れた時は本当に苦労させられた。


失敗から学ぶのが人間だ。転ばぬ先の杖。

2007年11月10日土曜日

車購入の際注意

父母が来連中の出来事。
母の友人でWさんという男性がいる。私と同じぐらいの年齢。
星海広場近くでお土産屋さんを経営。
彼は商業車を持っている。SUZUKIの軽のワンボックスカー。中古で1万元で買っ
たそうだ。


「車買ったんだ。すごいねぇ。これでどこでも行けるねぇ。」


そうお気楽な話でもないらしい・・・。


大連の場合、軽自動車は特定区域を走行できないそうだ。
例えば中山広場外輪の道路、人民路など。
そんな馬鹿な?とお思いだろうが事実である。
大連市内で中山広場を通れないのは厳しい。
あの広場から放射状に大連各市内へ道が延びている。


彼の車で市内を移動するには要所要所を大きく迂回しなければならない。
彼は大連人で道路をよく知っているから器用に裏道を抜けていくが、さすがに父
母が宿泊しているホテルには車を横付けできなかった。だから友好広場の近くへ
駐車し、ホテルへは歩いて行った。


以前、私が市内から開発区へ引っ越した際にもトラックの乗り入れ規制の事を書
いたように思う。
トラックについてはより厳しい規制がある。商業地域で荷台が剥き出しのトラッ
クをあまり見かけないのはこのためだと思われる。


大連での生活が長くなれば、自家用車を購入したいと思う方々もいらっしゃるだ
ろう。
その場合、いくら安くても軽自動車だけは手を出してはならない。
走行できる場所が限られるからだ。
知らずに走行禁止区域に入ってしまったら公安警察のお世話になることになる。


というわけで、最低でもサンタナクラスの普通車を買いましょう。

誤解ですって・・・

昨晩、中国語教室に遅刻しそう(というか既に遅刻状態)だったので、マンショ
ンの前からタクシーを拾おうとしたときの出来事。
普通タクシーを拾う時は日本なら手を上に挙げる。
中国式では手を水平に出す。


空車のタクシーを見つけたので勢いよく手を水平に出した。
その時、ロシア人らしきお姉さんの胸に触ってしまった・・・。
お姉さんは小さな悲鳴を上げて、私を「キッ」と睨む。


私「不好意思・・・」


お姉さんは行ってしまった。


タクシーに気を取られて周りを確認しなかった私も悪いけど、歩道があるのに道
路の端を歩いている貴女もどうかと思うよ。

2007年11月9日金曜日

重い・・・

本来なら結婚育児のブログのほうへ書くべきですが、時間軸をいきなり飛び越し
た話なので、こちらに書きます。


タイトルの通りで、子供を抱っこすると重い・・・。ずしりときます。
現在生後四ヶ月。先月予防注射をした時に体重を量ったら8kgだった。もう1
kg増えているかも知れない。
昨夜は両親へのプレゼントを買いに近くのデパートへ家族皆で行きました
私が息子をずっと抱っこしてたのですが15分以上の抱っこは初経験。
汗だくになりながら歩きました。


本日両腕は筋肉痛でえらいことになっています。
妻に「抱っこするための帯を買ってくれ」と言いました。
今日買ってくれているといいのですが・・・。
日本なら外へ行くとき乳母車なのでしょうが、大連はこれから本格的な冬がやっ
てきます。
零下の日に子供を乳母車に乗せて出かけるなど自殺行為に等しい。(やってる人
見かけるけど)
子供を布団にくるんで春巻き状態にして、電話で予約したタクシーに素早く乗り
込む、これに尽きます。


妻の母乳の出が良いせいか子供の成長は順調です。
生後三ヶ月にしてもう歯が一本生えてきました。
四ヶ月の現在は自分で寝返りもできます。
表情も豊かになりました。私が笑いかけると一緒に笑うし、妻が怒ると不満そう
に泣き出します。親の感情をしっかり理解できているようです。


唯一の問題はお腹がゆるいこと。いつも下痢をしています。
これは私譲りですから仕方ないでしょう。もちろんお医者さんにも診てもらい、
さまざまな薬を処方してもらいましたが、完璧には治りません。下痢がひどくて
お腹が痛いときは泣きますので、そのときだけは薬を飲ませています。
(前も書いたな、これ)


ここ二日ばかり父母が来た関係で外へ連れ出してますが、タクシーに乗ると運転
手が大きな声で無線交信してたり(仕事なのはわかるけど、少し声を小さくして
くれと言ってみた)、買い物でデパートに行けばたくさんの人がいるので目移り
したりで、夜になるとその反動が来ます。何も無いのに急に泣き出したりと
か・・・。
まぁ、普段は妻と私とお手伝いさんの顔ぐらいしか見てないわけで、急に環境が
変わればビックリするのも当然・・・。
徐々に慣らしていくしかないようです。

モバイル到来

ただいま来連中の父母であるが、さすがに毎日アテンドするわけにもいかず、本
日は大連に住んでいる母の友人にバトンタッチ。仕事中の私は市内の印刷工場で
この文章を書いている。
普段使っているパソコンは2台ともノートPCなので、出先に持ち運べないことも
ない。が、デジカメや資料その他と一緒に持ち運ぶには少々(いや、かなり)重
いので、今までは手帳にメモ書きしていた。


ところがそんな私にもモバイルが到来。
母がB5サイズのノートPCを持ってきてくれた。もちろん中古だが使えればそれで
いい。
何よりも軽いのが良い。1kgぐらいだと思う。
さっそく外へ持ち出す。
ハードカバーのハリーポッター本を持ち歩いていた時より若干軽い気がする。
あの頃は方にズシリと食い込む感じがあった。
もっとも今は寒くなってきたので着込んでいるから肩への食い込みも緩和されて
いるのかも知れないが。


メモリが256MBしかないので電子城へ増設しに行った。
残念ながらMicroDIMMというメモリだったので在庫無し。512MBのものを注文して
きた。
メモリ増設が終わったらPhotoshopやIllustratorなどをインストールするとしよ
う。そうすれば出先でも写真のトリミングや原稿作成ができる(出先でそんなこ
とやりたくないけど・・・)。


最近は大連でも喫茶店などで無料で使える無線LANのアクセスポイントが増えて
きた。
打ち合わせなどで喫茶店を利用することは多いが、忘れた資料などをメールで送
ってもらい、すぐその場で確認するなんて芸当ができるわけで、結構便利だと思
われる。またコーヒー一杯で何時間もネットサーフィンしているツワモノも見か
けるが、ウチの会社の場合、事務所はいつも一人か二人しかいないのでネット
サーフィンし放題だ。(しかしなんだかんだで仕事が忙しくてネットサーフィン
し放題なんてめったにないが)


モバイルで外に持ち出せるとなれば、さっそくインストールしたのがスケジュー
ル管理ソフト。
「スケジュールウォッチ」というフリーウェア。壁掛けカレンダーみたいな画面
にひたすらスケジュールを書き込むソフトで、時間がくればお知らせしてくれる。
以前はGoogleカレンダーを利用していたのだが、どうもWeb2.0というやつは苦手。
たまにネットがつながらなかったりして、そうすると「後で書き込めばいいや」
で、結局後で忘れてしまう。この手のスケジュール管理ソフトは思い立った時に
すぐ使えないとダメ。社長はB5サイズのスケジュール帳を持って歩いている。し
ばらくパソコンでスケジュール管理してみて、面倒だと感じたら社長の真似する
かも知れない。


持ち歩くPCの環境はできるだけ軽くするつもり。
重量級ソフトを動かす仕事はたいていじっくり腰をすえてかからないといけない
から、そういうのは事務所や自宅でやる。本当はPhotoshopやIllustratorもイン
ストールしたくないのだけれど、印刷所などで素材確認とかちょっとした修正を
したい時に便利だから入れておかないと・・・。


さて、文字をいっぱい打っているうちに印刷準備ができたらしい。
お仕事しないとね。

2007年11月6日火曜日

父母来連

父と母が孫を見に大連へやって来た。
さっそく家族揃って空港でお出迎え。
予定より20分早く飛行機が到着。感動のご対面。
とは言うものの旅行会社のツアーで来ているので、あまり長いこと空港にも居ら
れない。
父母は旅行会社がチャーターした車でホテルへ、私たちもタクシーでホテルへ向
かう。


普通のタクシーは信号の少ない高架道路のルートで市内へ向かう。
ところが私たちの乗ったタクシーは市街地を突っ切るルートを通った。
このルートは距離が短い分料金が若干安めだが、時間が多少かかる。
まぁ、父母はチェックインとか手続きがあるので先に着いていても問題無い。


私たちが着いた頃にはチェックインが終わっていた。
5人で部屋へ移動する。
通常のツインルームが満室とかで、スイートルームが用意された。
ラマダホテルの部屋は初めて見るが実に広々としてキレイ。スイートルームの作
りは申し分ない。
快適に過ごしてもらえるだろうと思う。


しばらくしてから家族五人で開発区へ移動。
タクシーをチャーターする。
ここで妻がちょっとした裏技を使った。
乗り合いタクシーを一台まるごとチャーターしたのだ。
ご存じのように乗り合いタクシーは4人の乗客が集まると出発する。
一人15元で4人で60元。この理屈からすれば60元払えば車をまるごと貸し切れる
のだ。
日中であればラマダから開発区中心街までは64元ほど。4元の節約にもなる。
夜でも60元だから絶対タクシーをチャーターしたほうが良い。
これは今度社長にも教えておこう。


開発区へ到着してからは、しばらく孫とたわむれる。
その後、妻が晩ご飯を作るというので、その間、すぐ近くの安盛デパートへウイ
ンドショッピングに行く。
小一時間ほどして妻から電話。家に戻って一家団欒。
食事が終わって気がついたらもう夜の8時。
また乗り合いタクシーをチャーターして父母と私の三人でホテルへ戻る。
父母をホテルで降ろして私は開発区へ。


自宅へ帰ると息子がうなされて寝ていた。
今日は空港でたくさんの人を見たしなぁ。タクシーの中もやかましかったし。
普段は家で安静な生活。いつもと違う一日。そりゃストレスも溜まるだろう。
明日は基本的には家の中にいる。夕方には会社の社長と一緒に食事。
というわけでお休みなさいm(_ _)m。

2007年11月5日月曜日

serial99.comって何だよ!

Googleで検索しようと「www.google.co.jp」と入力。
なぜか「serial99.com」というページへ飛ばされる。
「www.baidu.com」と入力。
やっぱり「serial99.com」へ飛ばされる。


一瞬、グレートウォール(中国の検閲サーバー)のせい?と思ったが、飛ばされ
る先がアングラサイトというのは解せない。
おそらくスパイウェアが入り込んだのだろう。スパイウェア対策は二重にしてあ
るのだが、ダメなときはダメだ。
PC-Cleanで調べてみると「URLSearchHook」というやつに感染していた。なるほ
どサーチエンジンのURLをHook(引っかける)して自分のサイトへ誘導するわけ
か。まったくはた迷惑なスパイウェアだ。
有無を言わせず削除!


Sleipnirを起動。百度のURLを入力。
むむっ!また「serial99.com」へ飛ばされる。
駆除できてないじゃん!


幸いSleipnirの検索窓は使えたので、「URLSearchHook」で検索。
駆除ソフトが見つかった。

「Symantec Adware.NetOptimizer Removal Tool」

ノートンの会社である。
ダウンロードして実行。ハードディスクの全体をスキャンして駆除するのでえら
く時間がかかる。
4時間以上やってた。
スキャンしている間に標準でインストールいるウイルススキャンソフトがウイル
スを発見。
WinAntiVirusというやつ。ウイルススキャンソフトを語った詐欺ソフトで個人情
報をどんどん流出させるというとんでもないプログラム。こんなものインストー
ルした覚えはない。
Program Filesフォルダの中に「WinAntiVirus Pro 2006」なんてフォルダが作ら
れていた。しかも日付は今日。このプログラムはYouTubeを見て感染した例が報
告されている。
まったく油断も隙もない。


ウイルススキャンソフトの警告画面で「Delete」ボタンを押していたのだが、何
回も表示されるので面倒になってきた。「WinAintiVirus Pro 2006」フォルダ毎
削除。これですっきりした。


最後にSpybot Search & Destroyでスパイウェアを削除。
元の健康なPCに戻った。


仕事で使うPCなので健康状態には気を遣う。
壊れたりしたらシャレにならないし・・・。

2007年11月4日日曜日

デジカメ、お帰り

先日のイベントの際、デジカメが壊れた。
壊れ方が以前使っていたCASIOのデジカメと一緒。
液晶画面が真っ暗になって、何を撮影しても真っ暗なまま。
ネットで調べてみると光学センサが逝ってしまったっぽい。
CCDとかCMOSなどと呼ばれるモノで、デジカメの心臓部とも言える重要部品であ
る。


CASIOのデジカメは買ってもう3〜4年。300万画素という旧製品だ。
流行のデジカメとは違い、普通のスチルカメラのような大きさ。
私は、このいかにも「カメラ」という「ごつさ」が好きだった。だから修理しよ
うと電子城に持ち込んだが、500元以上かかるらしい。
案の定、妻から止められた。
当時はまだ子供が妻のお腹の中にいる頃。生まれてくる子供を撮りたいというの
は自然な発想なわけで、じゃあ、生まれる前に新しいのを買おうということでそ
の時は決着した。
その後、母親と国際電話で「お腹の様子はどぉ?」なんて会話をしているときに、
「出産祝いをくれる」という話になり、「何が欲しい?」と訊かれたので「デジ
カメ」と言ったら、EMSで送ってくれた。お母さんありがとう。


以上は昨年の12月の話。で、今回壊れたデジカメというのが、その時母が送って
くれたCanonのデジカメ。
買って一年以内なので保証が利くのだが、それは日本国内での話。Canonのお店
へ持ち込んだところ、修理に420元かかると言う。
新品で同じのを買うと1500元するから、今回は妻も同意。


デジカメと言えば私が初めて目にしたのはSonyのマビカというやつ。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2007/10/22/7255.html

1981年、フロッピーディスクに記録できるカメラとして新聞で大きく取り上げら
れていた。
ロサンゼルス五輪で使われ、新聞にもその画像が載った。
記録サイズは640×480ピクセル。当時のパソコンの画面サイズである。
厳密にはこの初期型のマビカはデジカメとは言わないらしい。
映像をアナログ方式で記録していたからだ。だからデジカメではなく電子スチル
カメラと言う。


世界初のデジカメとされているのが1988年に発売された富士フイルムのDS-1P。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/114682-7255-3-1.html

40万画素。メモリーカードに画像を記録する。
おそらくパソコンで編集できたのだろうが、当時はまだMS-DOS全盛の時代。たぶ
ん専用ソフトだったのだろうと思われる。
まさか撮って保存して終わり・・・?


修理に出してから一週間後、デジカメが直って戻ってきた。
(正確には、私が市内のCanonのお店まで取りに行ったのだが)
今や主流は800万画素を超える機種が主流・・・。ウチのデジカメは700万画素。
これでも仕事で使うには十分すぎるクオリティだ。
デジカメは画素数や画質がとやかく言われるが、500万画素を超えたあたりから
は、ほとんど撮影後の加工処理がものを言う。
多少暗かったり、色が変でもPhotoshopで処理すれば好看な写真に変身。
印刷の仕事柄、いろいろなデザイナーの写真加工のやり方を見ているので自分で
加工するのもお手の物。
以前、テレビ番組やCM作りの仕事をしていたから、コマ割りの感覚をそのまま写
真にも転用。
テレビの画素数は写真より粗いし、表示できる色の範囲も狭い。
そういう制限の中でキレイに見せるテクニックは印刷物でも通用するんだなと実
感した次第。


母からもらった中古の一眼レフデジカメがあるのだが、重くてかさばるのであま
り出番が無い。
たまに広告の撮影で使ったりするが、あくまでも「見せカメ」。
実際に使うのは700万画素の小型デジカメ。
母も同じようなこと言ってたな。一眼レフはますますマニアのカメラになってい
く。
今度、休みの時に一眼レフで何か撮ってこようかな・・・。

2007年11月3日土曜日

Subway

地下鉄じゃなくてサンドイッチの店のほう。
友好広場近くでの仕事が終わった後、いつもなら吉野家へ行くのだが、さすがに
最近続けて行ってるなぁと思い、向かいのSubwayでサンドイッチを買う。


サービス券に印刷されていた12インチ30元のメニューを選んだ。
たまたま前に居たお姉さんが日本語を話す人で、店員が私に質問している時に通
訳してくれた。
ありがとう、とお礼を言う。でも、さすがに買い物だけは自分でなんとかなる。
連れの男性はネイティブな中国語を話していた。台湾人か朝鮮族の人かも知れな
い。
日本人のおじさんが小姐連れてSubway、というパターンではなかったのでホッと
する。


サンドイッチはテイクアウトする。すぐ市内の別の場所でもう一つの仕事がある。
タクシーの中で買ったばかりのサンドイッチを食べる。
んー、あまりおいしくない。
牛肉とチーズのサンドイッチなのだが、どうやらハズレらしい。
これならツナサンドにしておけばよかった・・・。


目的地に到着。
取引先はまだ着いていない。
もうひとつのサンドイッチを食べる。
食べていたら白い野良猫が寄ってきた。
お腹が空いているのだろう。サンドイッチの牛肉を分けてあげた。
待ち人、来たらず。


仕方ないので近くのコンビニへ買い物へ行く。
ミネラルウォーターとソーセージ、ひまわりの種を購入。
外で待つこと10分。待ち人が到着。
事務所へ移動してお仕事開始。
相手が作業中に失礼してソーセージをかじる。
Subwayよりおいしいかも・・・。
3元のソーセージに負けちゃダメじゃん・・・。

2007年11月1日木曜日

PCの動作が重いと感じたら・・・

先月のGIGAZINEの記事


何のソフトを入れているとWindowsが重くなるのかリスト
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060911_system_delay/


Norton Internet Securityが堂々のNo.1。
とにかくNortonは重いです。
このソフトをアンインストールするだけで、PCは見違えるほど早くなります。
代わりにどんなセキュリティソフトをインストールするかですが、Nortonより高
性能とされているのが3位のKaspersky。
3番目に重たいソフトとされていますが、それでもNortonに比べれば3分の1以
下の重さ。
若干セキュリティ的には甘くなりますが、23位のBitDifenderもお薦めです。
Nortonの15分の1の軽さです。


出版や印刷関係の仕事をしているためフォントは普通の人の倍ぐらいインストー
ルされているのですが、この順位を見てからは使用頻度の高いフォントだけ残し
て後はアンインストールしました。
QuickTimeは常駐切ってあります。JavaのRuntimeは入れておかないと一部ソフト
が動作しないので切れません。


とにかく「Nortonはやめておけ」です。
Nortonインストールするぐらいなら、まだKasperskyのほうがまし。
んでもって、フォントはあれもこれも入れないこと。
Windows標準フォント+よく使うフォントだけインストールしておくこと。


皆様、お気を付けを。

2007年10月30日火曜日

ちょっと励まされた記事

「らばQ」の記事を読んでちょっと励まされた。

成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである。
〜ウィンストン・チャーチル 〜
http://labaq.com/archives/50803655.html

特にトーマス・エジソンの話には感動した。

*******************
電球の発明に1000度の失敗があった。後にインタビューで記者に「1000回失敗し
たという気持ちはどういうものですか」と尋ねられ、「1000度の失敗したわけで
はない、1000のステップを経て電球が発明されたのだ」と答えた。
*******************

信念を持って物事に打ち込むことの大切さが理解できるエピソード。

最近打ち込んでいるものってあったかなぁ?
中国語の勉強?毎週学校に通っているだけだしなぁ。
一年後には今よりももっと話せるようになっていると期待して、とにかく続けて
いくだけ。

あ、あった、あった。信念を持って続けていること。
アフィリエイト。
今は微々たる成果だけど、一年後にはもっと大きな成果を出せるようにがんばり
ます。

継続は力なり。

2007年10月27日土曜日

土曜の午後の過ごし方

本日は午後が休み。
安盛地下の好又多(スーパーマーケット)で子供の紙おむつを買う。99元なり。
レジの店員が「レシートをあそこへ持って行くと6元の金券をくれる」という。
6元と言えば、お昼ご飯一回分である。これはもらわねばなるまい。


しかし並んでいる列の多さを見て断念。
私は二週間休み無しで疲れているのだ。6元のために並びたくはない・・・。


自宅へ帰って妻にレシートのことを話すと「私が行ってくるから子供看てて!」。
やはり主婦は強い。


生後三ヶ月になる息子はベッドの上に敷かれた専用のミニ布団の上でもぞもぞと
動いている。
私はネットニュースを読んでいたが、そのうち不満そうな「ウー、ウー」という
声を発し始めた。
息子の傍に移動してあやす。効果はあったようだが、また不満そうな声を上げ始
めた。
こうなると「だっこ」しかない。
生後三ヶ月ともなると8kgを超えて、かなり重い。


だっこには大きく分けて二種類ある。
左手でお腹のあたりを軽く押さえ、右手でおしりの辺りを持ち上げて私の胸に背
中をくっつける。
ちょこん、と私の前に座った感じのだっこだ。
このだっこは起きている際の彼の一番のお気に入りのスタイルだ。


だが今回は寝かしつけるためのだっこが必要だ。
左うでを首の肩の間に置いて、右腕はおしりのあたりに置く。あとは両手で落ち
ないように軽くホールドした状態で抱き上げる。この状態で軽く上下に揺らすと
心地よい揺れで眠りにつく。というのが通常の赤ちゃん。しかしウチの息子はそ
う甘くはない。だっこしまま部屋の中を私があちこち動き回らないといけない。
動き回る時の揺れは、一箇所にとどまって上下に揺らすのとは具合が違うらし
い・・・。


最初のうちは楽勝だ。しかし、なかなか息子は寝付かない。15分もだっこしたま
ま部屋の中をうろうろ動いていると腕がしびれてきた。やはり8kgは堪える。
部屋の薄暗いエリアでうろうろしていると、だんだん目を閉じてきた。よし、も
うすぐである。
その後部屋の中を2往復して完全に眠った。ベッドの上に戻し、布団をかけて、
カーテンを引く。
やっと一息つけた。


妻が買い物で留守だと、落ち着かない。
最近は痛かったり、怖かったり、ひどくお腹がへった時以外は泣かない。
だから、以前のようにちょっとしたことでも泣きやまなくて困る、ということは
ないが、それでも自分だけで面倒を看るのは不安である。
息子よ。妻が帰るまでしっかり寝ててくれ。

焼き芋

寒くなってきたので、あちこちで焼き芋を売っている。
私は大の焼き芋好きなのだが、中国の焼き芋はいまいちだ。
理由は簡単。中身がベチョベチョになっているからである。
つまり焼きすぎというか蒸らしすぎ。
中国では柿も完熟してベチョベチョになったものを食べる。


柔らかいものが好きなんだろうか?
その割には桃は熟していない堅いやつを食べるよなぁ。


さつまいもの種類が違うのかと思いきや、去年のブログで紹介した通り、妻が大
量に買い込んださつまいもを電子レンジで蒸かしてみたところ日本で作った時と
一緒だった。普通に美味しい。
あの焼き芋機でも、日本の焼き芋っぽく作れると思うのだけれど・・・、あのド
ラム缶みたいな焼き芋機いくらすんのかな?自分で食べる分だけだと作るの多す
ぎるから売るか。いや、中国人はあのベチョベチョしか食べないだろうから売れ
ないだろうなぁ・・・。

この時間に15元タクシーに乗ってみた

PM10:20 市内某所

この時間帯では当然、軽軌は無し。
保税区行きのバスも無くなっている。
普通ならタクシーに乗って深夜料金割り増しで90元コース。

幸い市内バス4路が10:30まで走っていたのでそれに乗る。
終点は五一広場。
マクドナルドで遅めの夕飯を食べながら15元タクシーの配車センターへ電話して
みた。
5分ほどでタクシーが到着。

既に二人乗客がいた。おじさんが二人。運転手となにやら会話をしている。
後部座席右側に座る。
そのまま大連テレビ局方向へ進むのかと思いきや、2元バスの路線に向かう。
もう一人乗客を乗せなければならないようだ。
金家街あたりで20代半ばぐらいの兄ちゃんが乗車。私は後部座席の真ん中で挟ま
れて座る。
後から乗ってきた兄ちゃんが運転手となにやら話している。声がやかましい。こ
っちは疲れているんだ、黙って座ってろよ、と心の中で思った。
車は走り始めるが思ったよりもスピードが出ない。
すごい霧で前方の視界が著しく悪いためだ。
自分は日本で20年以上車を運転していたから、この霧の濃さはヤバイなと感じた。
運転手はハザードランプを点滅させた状態でゆっくり走る。

日曜日が極真空手のイベントで出勤だったため二週間休み無しの状態。さすがに
疲れが溜まっていて車内で寝てしまった。
高速道路を走っていて金馬路駅の手前で大渋滞。事故か何かだろうか?
パトカーが三台止まっていた。霧のため車を徐行させるために止まっているのか、
はたまた事故の後処理か?
乗り合いタクシーのため別の人が降りる場所まで連れて行かれる。
開発区病院の手前で一名下車。つぎに東山のあたりでもう一人降りた。
次は私の番だ。15元渡してマイカルの前で降ろしてもらう。

15元乗り合いタクシーは24時間営業で深夜料金無し。
ただし市内と開発区を結ぶ主要路線(2元バス路線か全線高速の路線)でないと
乗降できない。
最初のバス運賃1元と合わせて16元。まともにタクシーで帰ったら90元はかかる
だろう。
先日乗り合いタクシーでもらっておいた60元の領収書があるので今日の往復の
乗り合いタクシー代30元は精算できる。後で精算してくれるとは言え、身銭を切
るのだから出て行くお金は少ないほど良い。
知り合いに毎日市内から開発区まで通っている人がいるのだが、今度このタク
シーの事を教えてあげようと思った。

2007年10月26日金曜日

開発区に吉野家がオープン

一昨日の24日、開発区ニューマート1Fに吉野家がオープンした。
会社の事務所があの近くで毎日通勤で通るのだが、一ヶ月ぐらい前から何やら内
装工事をしていた。
いったい何ができるんだろうと、中をじろじろ見ていた。ネットカフェは既に隣
にあるし・・・。
表のオレンジ色の看板が現れたのが22日頃。24日はオープン。
早いなぁ。


隣のマクドナルドと同じぐらいの広い店内。客の入り具合も上々。
中国の感覚からすれば、牛肉飯としては、ずいぶんお値段の高い部類になるハズ
なのだが・・・、大盛りでも量が少ないし。(少ないという感覚が既に大連化し
ている。北京では大連みたいに何でも特盛りということはない)


吉野家は米国産牛肉問題の時も中国では普通に営業していた。
他の牛丼店がオーストラリア産などに切り替えていたのに吉野家だけは米国産に
こだわり続けたためメニューから牛丼が消えたのは皆さんご存じの通り。
しかし、中国の吉野家がわざわざ米国から牛肉を輸入しているとも思えない。当
然中国国内で調達しているはずだ。日本で食べ慣れた吉牛。大連に来てからも食
べているが日本との味の違いは感じ取れない。少なくとも「米国産でなければな
らない」とするこだわりの違いは理解できない。とすると別の事情があったんだ
ろうなぁ、と勘ぐってしまう。

まぁ、そういう細かいことは置いといて、開発区でも吉牛が食べられるようにな
ったことを素直に喜ぼう。
問題はいつ行くか、だな。いつも混んでるからねぇ。

2007年10月24日水曜日

旧バージョンのソフトをダウンロードできるサイト

Old-Versions.net
http://old-versions.net/


オンラインソフトの旧バージョンをダウンロードできるサイト。
もちろん基本的には英語版だが、最近のソフトは肥大化して動作が重たすぎると
常々感じていたので、いくつかのソフトを試しにダウンロードしてみた。


■Internet Explorer 3■
XPではインストールさえさせてくれない。IE6をアンインストールすればいけそ
うな雰囲気。だがそこまでしたくない。


■Media Player 6.4■
これもインストールできない。
しかし、マイクロソフト製ではないがMedia Player Classicなるソフトがあるの
で、そちらを使えばOK。Googleで調べてください。


■Opera 6.06■
この間Gigazineで一番動作の軽いブラウザとして紹介されていた。
こちらはインストールできた。うむ、確かに動作が軽い。
日本語ページではフォントが合っていないようでぎくしゃくした表示になってい
る。表示用フォントの設定を調節することである程度対応できそう。
ただし、ショートカットなどが使い慣れたSleipnirと違うので、メインで使うに
は少々面倒かも。ショートカットの変更できるのかなぁ?


■Winamp 2.24■
開発会社のNullsoftがAOLに売却された年のバージョン。
ダウンロードサイズが1.2MBとえらく小さい。(現在のバージョンは5MBぐらいあ
る)
起動もめちゃ早。タスクマネージャーのCPU負荷率も2〜3%。普通に音楽聞くな
らこれで十分だ。
この後のバージョンからWinampはどんどん重くなってくるんだよなぁ。

古いソフトは動作が軽くてお薦め、新しいソフトは重たいからどうもね?という
単純な話で終わらせるつもりはない。
新しいソフトは画期的な機能、便利な機能があれば、それに取って変わるだけの
他のソフトが無い限り使わざるを得ない。問題なのは最近のソフトにはそういう
画期的な機能を搭載したものが少ないということだ。「別に古いソフトでも同じ
ことできるからいらないよ」じゃ困るのである。


Windows Vistaがいまいち普及しないのもこの辺りが原因じゃないかなぁ。
Vistaじゃなきゃできないこと、是が非でもそれを利用したい、っていう機能と
かアプリケーション無いし・・・。
「XPより軽くなってる」とかだったら乗り換える人多かったかも知れない。
でもことソフトウェアに関しては新しいものが古いやつより動作が軽くなってい
ることは少ないからねぇ・・・。


ネタ元(Gigazine)
http://gigazine.net/index.php?/news/20071022_old_version_net/

2007年10月23日火曜日

ネットがつながらなかった

今朝は自宅のPCからネットがつながりにくい状態だった。
中国国内はOK。日本への接続は軒並みNG。
昼頃、出社して事務所から接続を試みたところ問題無し。
夜遅く帰宅して、試してみたところ復旧していた。
特にPCやモデム、ルーターの設定はいじってないのだけれど・・・

いや、日本のサイト見られないとマジ仕事できないんですけど・・・。

今から12年ほど前は、今ほどネット依存度は高くなかった。
まぁ、Niftyとか使ってたのでメールはしょっちゅう確認してたように思う。
forumもよく書き込みとかしてたなぁ。フリーウェアとかのダウンロードもして
た。
なんだ、結構ネット利用してたじゃないか。いわゆるパソコン通信というやつで
あった。

当時は電話での接続時間に応じて課金されていた。
だから、自動巡回ソフトというのを利用して、できるだけ効率良くネットを利用
していた。
基本的にはオンラインの時間をいかに短くするか、ということを努力していた。

12年経った現在は常時接続は当たり前。オフラインなんてあり得ない。
だから「つながらない」とか「つながりにくい」なんていう状況はあってはなら
ぬものなのだ。
変われば変わるものである。

11年前、つまりパソコン通信でがんばっていた翌年の話。
当時購入した28800BPSのモデムのメーカーのアクセスポイントに接続すれば、無
料で10分間インターネットが利用できる、というサービスがあった。新しモノ好
きだった私は、さっそく試してみた。
Netscapeというアプリケーションにwebページが表示された時、「写真と文章が
同時に表示されるなんてワープロみたいで画期的なサービスだなぁ」と感心した。
ただし、見たwebページをパソコン通信のように簡単に保存管理できないのが判
って、「なんだダメじゃん」とがっかりした記憶がある。結局キャッシュ機能で
訪問したページを保存できることが判り、後生大事にキャッシュを残していたの
を思い出した。
今となっては笑い話である。

2007年10月21日日曜日

なんとか終わりました

子供が熱出して病院行ってた関係からほとんど徹夜状態でイベント突入。
自分って結構タフだったんだなと再認識。
今、まったりとコレ書いてます。
関係者の皆さんお疲れ様でした。

明日もまだ仕事です。
今度は雑誌の編集者に変身。
夜は市内でお仕事。これは雑誌とは無関係。
今日はさっさと寝るとします。

本日、勝利広場でイベントやります

本日、勝利広場でイベントやります

午後1時と4時の2回です。
極真カラテのデモンストレーション。

ぜひ見に来てください。
なかなか見られるものじゃないので。

2007年10月20日土曜日

とある日式KTVでの出来事

本業以外の仕事ではあるが、日本語雑誌の記事を制作している。
本日は社長が留守で、普段は記事だけなのだが、本日だけ広告の仕事も少しやる
ことになった。
ぶっちゃけた話、広告主である日式KTV店へ行って「写真撮影と取材をよろしく
ね」ということである。

夕方6時にカメラマンとお店へ到着。
カメラマンは撮影の準備、私は広告内容の取材である。
取材の後、撮影開始。
日式KTVの撮影は、いかに女性を美しく撮るか、に尽きる。
カリスマカメラマンというわけにはいかないだろうが、たわいのない会話で女性
をリラックスさせ、笑顔のベストショットを撮る。たいしたもんだ。

撮影が終了する頃には出勤してきた女の子たちでフロアはいっぱいになっていた。
気がついたらもう7時である。
機材を片付けていると、フロアでは女の子が両側に二つの列を作って整列。
その数ずらり60名余り。実に壮観である。全員真っ赤なドレスを来ている。開店
前のミーティングらしい。

まずは点呼。それぞれ本名、あるいは源氏名で呼ばれる。返事は日本語で「は
い」だ。
在籍100名を超える大型店である。点呼の際にいない子は後からお客さんと同伴
が多い。8時半までに入店すればOKというルールだ。

点呼の後は接客マナーの研修。本日は店の中での歩き方をレクチャーしていた。
日本でホステス経験のあるママさんが直接指導する。
女の子たちは皆真剣な眼差しを向けている。

今、大連の日式KTV業界は厳しい。飽和状態と言っていいぐらいだ。
次々と新しい店がオープンし、その影でたくさんの店が潰れている。
若くて可愛い女の子を揃えておけさえすれば儲かる、という時代は終わった。
これからはサービスの質で勝負である。
生き残りをかけて、スタッフ従業員に接客マナーを徹底的にレクチャーする大型
店。
知り合いの情報によれば、これから年末に向けて、まだまだ閉店する店が出てく
るそうだ。
華やかなネオン街の中に、厳しい現実を見た感じがした。

2007年10月18日木曜日

エレベータ

出勤時の出来事。
自宅を出てエレベータの到着を待っていると同じフロア(5F)のデザイン会社の男
の子3人がやってきた。
どうやら同じエレベータに乗るらしい。
エレベータが到着して私たち4人が乗り込んだ。
既に乗っていた乗客が一名。当然エレベータは一階へ向かうわけで、ただ単にド
アを閉めるだけでよいはず。なのに男の子たちの一人が3Fのボタンを押した。

3Fで降りるのだろうか?
確かに時たま3Fで降りる人もいる。だが君たちが乗り込んだのは5Fだろう。2階
分なら階段使ったほうが早いだろうに・・・と思っているうちに3Fへ到着。
しかし、3Fは間違いだったらしい。
男の子たちの一人がドアが開くのを素手で抑えていた。
ドアは3センチぐらいしか開かず・・・、そのまま閉まった。
そしてエレベータは動き出した。

一つ勉強になった。
エレベータは手で抑えておけば、開くのを諦めて次の階へと動き出す!
ってゆーか、それでいいのかっ!

ちなみにエレベータの中には間違えて別の階のボタンを押してしまった時、その
階のボタンをトリプルクリック(素早く3回押す)するとリセットされてランプ
が消える機種がある。試してみる価値アリ。

2007年10月17日水曜日

野外イベント

次の日曜日、またもやイベントがある。
極真カラテのイベントだ。

今日から本格的に準備を開始。
イベント会場は勝利広場のアリーナ。少しくぼんだ中庭みたいな場所。
明日は大連テレビ局の方々との打ち合わせ。
今回は観客がすべて中国の皆さんだから中国語の台本を用意しないといけない。
私が日本語で台本を作って別の会社に翻訳してもらう。
翻訳を想定した日本語なので固有名詞やジョークなどは中国的なものを題材にし
ている。

とにかく中国の野外イベントは人が集まる。
特に予告してなくとも、野外ステージがあって、そこで人が何かやっていれば通
りすがりの人々が集まってくる。無関心に通り過ぎる人ばかりの日本とは大違い。
イベント屋にとっては天国みたいな場所だ。

冒頭に催しモノが追加されるとのことで出演側に持ち込みBGMの素材確認を打診
した。
どういうことかと言うと「BGMの素材はMDにして欲しい」という要望だ。
もしMDが無理なら事前に素材を貸して欲しい、こちらでMDにコピーするから、と
いうことである。

日本においてもそうだが、中国においては特に「CD-R」という素材は信頼性が低
い。
CD-Rで素材を持ち込まれた場合、まずまともに再生された試しがない。CD-Rは通
常の音楽CDに比べてレーザーの反射率が低いのでコンディションの良くないCDプ
レーヤーでは全く再生されないことが良くある。
イベントの現場でCDがかからない=音楽が鳴らないのは致命的だ。
こういう不幸な問題を起こさないために、CDよりは遙かに信頼性のあるMDを使う。
素材はすべてMDで用意しておく。MDには曲名なども入力できるので現場で再生す
るとき間違いが少ない。

21日(日)は午後1時と4時の2回ステージをやるので、お時間がある方はぜひご
覧下さい。
場所は勝利広場のアリーナです。

2007年10月16日火曜日

午後のおやつ。茹でたとうもろこし(2元)



なんか白っぽくてマズそうだが、こういう品種。とうもろこしなんて日本では縁日ぐらいでにしか見かけないが、中国では道ばたでよく売られている。妻の実家は農家で、とうもろこしを栽培している。農村のとうもろこしは自分たちでも食べるが、どちらかと言うと家畜用。冬場、外に野積みされたとうもろこしはほどよく乾燥する。これを砕いて粉末状にして家畜の飼料とするわけだ。
また、乾燥したとうもろこしはフライパンに油を引いて粒を炒ってポップコーンを作る。路上にあるキオスクみたいな売店でよく売られているやつがそうだ。ただこうして作られた自家製ポップコーンはマズイ。たぶん品種が違うんじゃないだろうか。なんとか食べられるようにと味を付けるのだが、中国では甘くしてしまう。私は個人的には「甘いポップコーン」は苦手である。普通に塩バター味のポップコーンが食べたいものだ。バター醤油味でもいい。
今度、妻の実家に行ったら、少し乾燥とうもろこしを分けてもらうとしよう。

2007年10月14日日曜日

とりあえず一つ終了

二つあるイベントのうち一つが無事終了した。
本番当日に変更に継ぐ変更で現場は大変だった。
しかしまぁ、大きなミスもなく無事終了。
この辺りは経験豊富なスタッフの力量によるところが大きい(自画自賛)。
特に司会の大連テレビの劉さん李さんは生放送慣れしてるせいか、ぶっつけ本番
でもうまくまとめてくれた。さすがである。

今回のイベントでは与えられた条件の中でベストを尽くした。
資料が不足した状態でも進行表を作り台本を書いた。
外国の地でもあり、日本のような十分な打ち合わせもできないまま、当日を迎え
てしまった。
いや、日本にいた時は、もっと困難な条件で仕事をしたこともある。そういう経
験があるからこそ乗り越えられた。
経験は私にとって最大の財産である。

過去の経験によって、いろいろな状況を想定して準備をしておく。今回BGMに関
しては特に念入りに準備したが、実際には半分程度しか使用していない。
結果的に見れば、昨夜一晩かけて編集した苦労は無駄になった。
しかし、過去の経験から事前に編集しておかなかったがために、本番では演奏時
間が足らなくなったり、途中で音楽の雰囲気がガラッと変わってしまって冷や汗
をかいたことがある。今回は準備していたために安心した気持ちで現場に臨むこ
とができた。結果的には無駄になってホッとしている。

来週はいよいよ二つ目のイベントである。
21日(日)、勝利広場での極真カラテのイベント。
お時間のある方はぜひご覧になってみてください。

2007年10月12日金曜日

エクスプローラを終了せざるを得なくなる

【症状】
特定のフォルダを開くとエラー表示、エクスプローラを終了せざるを得なくなる

************************************************
Cドライブの空き容量が5GBぐらいになっていたので、ハードディスクの掃除を開
始。
テンポラリファイルはすべてCFカードのRAMディスク上だし、いわゆる「消して
もOKなファイル」がほとんどない。
仕方がないので外付けハードディスクドライブにデータファイルを移動すること
にした。

現在、私のノートパソコンのハードディスクを圧迫しているのは、P2Pで下載し
ているファイルと極真カラテの動画ファイルやBGMファイルだ。
極真関係は来週のイベントが終わるまでは移動できない。なのでいろいろ下載し
た「怪しい」ファイルを移動することにする。

さていつものように外付けハードディスクドライブのアイコンをクリック。フォ
ルダのアイコンが次々と表示されていく。
しかし、突然エクスプローラが「エラーが出たので終了します。」みたいなメッ
セージが表示される。
マイクロソフトにエラーの状況を送信するかしないかというボタンがある。
通常は「報告しない」のボタンを押している。するとエクスプローラが再起動。
もう一度最初から操作のやり直しである。
だが、外付けハードディスクドライブのアイコンをクリックして中身を見ようと
すると、また同じところでエラー表示。
エラー状況を送信するかしないかのボタンを押すと、またエクスプローラーが再
起動。
きりがない。

この症状は以前にも経験した。
あの時は一部の動画ファイルのアイコンを表示させるとエラーが出てエクスプ
ローラが再起動していた。
このままではどうしようもないので、エラーメッセージの詳細を表示。
すると「xvid.dll」というファイルがエラーに関係しているらしいことが読み取
れた。
「xvid」というのはMPEG4系の動画ファイルのコーデックだ。ネットで出回って
いる動画では結構この方式のものが多い。
さっそくgoogleで調べてみる。

真っ先に目に入ったのは「ウイルス」「マルウェア」という言葉。
そのページをクリックして詳しく読んでみる。
記載内容に沿ってハードディスクを調べてみるが、どうやらウイルスではなさそ
うだ。

次に見たのは「再生できない動画ファイルがあって、xvid.dllをごみ箱に捨てた
ら再生できるようになった」という報告。
「xvid.dll」は通常c:\windows\system32のフォルダ内にある。いきなりごみ箱
に捨てるのも気が引けたので、とりあえずデスクトップに移動してみた。
するとどうだろう、外付けハードディスクドライブのアイコンを開いてもエラー
表示は出なくなった。ちゃんと中身のフォルダアイコンが表示されている。

パソコンのトラブルの原因のベスト3は「使い方」「ウイルス」「スパイウェ
ア」である。
無茶な使い方は大抵一見してわかる。
ウイルス、スパイウェアは最新のワクチンソフトを使えば治療できる。
やっかいなのは今回のようなワクチンソフトに引っかからないようなものだ。
パソコンの使用に非常に支障をきたしているにもかかわらず、ワクチンソフトで
は特に異常がないと診断されている。
買ったばかりのパソコンやハードディスクならば原因追及するのは面倒なので再
初期化してしまうケースかも知れない。

「xvid.dll」なるファイルがインストールされている原因は明らかである。多量
に下載した動画ファイルの中で再生できないものがあって、それを再生できるよ
うにするためにいろいろなコーデック(プログラム)をインストールしたのだ。
怪しい動画を見るために自らやったことである。これを「自業自得」と言う。
とは言え、「私はそんな怪しい動画見ようとしないから関係ないし」と皆さんも
油断することなかれ。
貴方の子供はネットでいろいろなファイルを下載してるかも知れない。
友人や仕事の関係で渡されたファイルの中に動画ファイルがあって、一緒にxvid.
dllのプログラムも入っていて、それをインストールしないと見られないように
なっていたり、とか・・・。
結局、自分の与り知らぬところでも事は起きてしまうのだ。
(単に「自己弁護」してるだけでは・・・)

まぁ、とにかく気をつけましょうね、ということで。

2007年10月10日水曜日

BGMの選曲と編集

今週末にパーティがある。
で、パーティ用のBGMの選曲と編集をやっている最中。
場所はスイスホテルの7階のホール。豪華なシャンデリアが目を引く素敵なホー
ルだ。

極真カラテの関係者を集めたお披露目がメインのパーティだが、お食事タイムも
ある。
そういう時に流すBGMを用意している。
ま、普通にクラッシック音楽が無難だが、どんなクラッシック音楽でも良いとい
うわけではない。
部屋に負けない豪華絢爛な雰囲気を演出するのなら宮廷音楽。モーツァルトとか
ビバルディ。
本当に当時のお食事会用に作られた音楽というのがあって、それをチョイスした。

BGMなんて何でもいいでしょ、なんてことを言っていると、普通にチャイナポッ
プが流されちゃうから要注意。
さすがにホテルではクラッシックを使ってくれるだろうけど、妙に重々しいベー
トーベンとか流れたりして、あまりお食事向きじゃなかったりするから、やっぱ
り要注意。
結局はセンスの問題なんだけど、BGMの選曲って大事。

あともう一つ注意したいのは、全体の音量。
曲ごとに音量や音質がバラバラなのはBGMとして失格。
クラッシック音楽が好きなオーディオマニアな方からは怒られるかも知れないけ
ど、私の場合、音量だけじゃなく、音質もガンガン修正していく。バイオリンの
音の抜けが悪いと気持ち悪いから、イコライザーで高音を持ち上げたりする。
他の曲とも聞き比べながら、全体として音のカラー(傾向)を揃えていく。
目的はひとつ。その場の雰囲気に合った安定した安心して聴いていられるBGMを
用意すること。
そのためにはどんな無茶な編集でもする。これが「演出」ということ。

日本の地方のホテルとかは音楽負けするようなそれなりの内装だったので、いま
いちだったけど、スイスホテルのホールは豪華だからねぇ。BGMの仕込み甲斐が
あるってもんだ。

イベントやります

今月の21日に勝利広場でイベントをやります。
内容は「極真カラテ」の実演。

当日、私は音効&映像を担当するんですが、本日はその音響屋さんとの打ち合わ
せ&契約。
失敗は許されないイベントなので、あらかじめ発注通りの機材が存在するかどう
か社長夫人と確認しに行った次第。
タクシーで移動したので詳しい場所はちょっとわからないんだけど、たぶん動物
園の近くっぽい。山の方です。
とりあえずは事務所で照明器具を確認。その後は音響機器を確認しに別の場所へ
移動。
3F建ての古いアパート。てっきりアパートの1Fかと思いきや、アパートの前の
煉瓦積みの小屋へ連れて行かれる。
とても倉庫とは言えないような建物。ベニアのドアに南京錠がかかってる。それ
を開けると中にスピーカーが山のように積まれていた。
照明は無し。夜とかどうすんだろ。薄暗くてよく見えないのでデジカメでフラッ
シュをたいて撮影する。

隣の灯りが点いた部屋では5〜6人いて、麻雀を打ったり新聞を読んだりしてい
る。
怪しい。怪し過ぎる。
その部屋の脇にミキサーなどの音響機材がケースに入って積まれていた。
日本にいる皆さんは中国を発展途上国のように誤解しがちであるが、中国ではパ
ソコンなど仕事に使う機材は一流のものを用意している。車だって高級車が多い。
面子の国だから目に見えるものにはとことんお金をかけるのが中国式である。そ
んな訳で、この会社の音響機材も一流のものばかりだった。
これならイベント当日も問題ないだろう。

これだけの機材をこんなボロ(失礼)な倉庫に保管していて大丈夫なんかいな?
と一瞬心配してしまったが、中国では事務所とか倉庫など「人が住んでいる」こ
とが多く、夜間のセキュリティは万全である。とは言うものの、武装した集団に
襲われたらどうしようもないが・・・。

勝利広場のイベントに先立って今週の土曜日、スイスホテルで関係者を集めた
パーティがある。そのパーティ会場でも音効と映像を担当するのだけれど、機材
が足りないので貸して欲しいとお願いしてみた。
向こうの仲介者は同業者同士、KTVで無茶な遊びをしたぐらいの気心の知れた朋
友なので、今日持って行っていいよ、と機材を貸してくれた。
1UサイズのSONYのMDデッキ。むき出しである・・・。

いや、あのね。使うときはコレでもいいんだけど、普通ハードケースに入れた状
態で持ってこないの?
ハンドキャリーできるハードケースは無いという。
やっぱむき出しはマズイからさぁ、と言うと、今度はスーパーのマイバッグ(布
製)みたいなものに入れてきた。YAMAHAと書いてある。
多少ましにはなったが、取っ手の部分が片方ちぎれている・・・。

軽軌道(近郊型電車)に機材を持って乗り込んだら、周りの人から熱い視線を感
じた。まったく冗談ではない。
今後もこんなことがあるようなら、ハンドキャリー用に2Uサイズのハードケー
スを買わねばなるまい・・・。

2007年10月8日月曜日

おいしいパンのお店

市内で大評判だったKEIというお店。
現在は開発区へ引っ越してきている。
場所は安盛デパートの裏側、ぎょうざの王将の左後ろ。
普段あまり人が行かないような場所なので少々わかりにくいが、「KEIは開発区
に引っ越したそうだけど、いったいどこなの?」というKEIファンの方は、ぜひ
がんばって探してみて欲しい。

朝食などで比較的食べる頻度の高いパン。
毎日食べてるという方も多いと思われる。
私の場合、日本でも「おいしいパンのお店」というのは見つけるのが大変だった。
見つけたら、多少通勤ルートから外れようとも、おいしいパン欲しさに買いに行
ったものである。

おいしいパンの見分け方は簡単である。
食パンを何も付けずに食べてみればいい。
食パンのおいしいお店は、大抵他の菓子パンもおいしい。

大連へ来て間もない頃、ホテルのレストランで食べたサンドイッチがあまりおい
しくなかったのにがっかりした。
続いて、コンビニやスーパーの菓子パンをいろいろ食べてみた。どれもおいしく
ない・・・。
食パンについては論外である。ジャムを付けないと食べられたものではない。
ジャムについては、カルフールや安盛デパートに行けばキューピーのジャムが置
いてあった。少々高めではあるが、食べ慣れた日本の味である。
だから、あとは美味しい食パンを見つけることだけが至上命題だったのだ(そん
な大げさな・・・)。


開発区で日本語や中国語を教育する言語学校を経営している山鹿先生にもう一軒
のおいしいパンのお店をご紹介いただいた。
東方大厦(東方ホテル)1F右奥にあるパンを売っているコーナーである。
見るからにおいしそうな菓子パンが並んでいるが、私のオススメはバゲット(フ
ランスパン)である。
本当においしいバゲットは食パンと一緒で、何も付けずに食べてもおいしい。
昼間ならミネラルウォーターとバゲット1本でお昼ご飯になる。忙しい時はこの
パターン。PCの前に向かいながら、もくもくとちぎったバゲットを食べる。
夕方を過ぎたらミネラルウォーターがワインに変身する。
オリーブオイルにバルサミコ酢を加えたソースをつけて食べるのが「通」の食べ
方だが、バルサミコ酢が無いときはオリーブオイル&塩胡椒でもOK。

おいしいパンは私を幸せな気持ちにしてくれる。
パンの職人さんに多謝!

2007年10月7日日曜日

15元タクシー追記

今日は(日付が変わったので昨日か)市内で夕方から仕事だった。
いつもならバスや電車へ市内へ向かうわけだが、あいにくの雨。しかも大雨。
傘をさしていても駅まで歩いている間に濡れるのは必至。冗談ではない(byシャ
ア・アズナブル)。

こういう時は迷わずタクシーを使う。濡れて風邪でもひいたら仕事に支障が出る。
それでなくとも今月も何かと忙しいのだ。迷わずタクシーを使う。
ただし、雨の日はタクシーがなかなかつかまらない。

安盛デパートの前の乗り合いタクシーが集まる場所へ行く。
いたいた。運転手に「中山広場まで」と伝える。
「20元だ」
ん?15元じゃないのか?雨だから割り増しだそうだ。
ま、それでも一人で乗るよりは安い。仕方がないだろう。
後ろの座席に座った。

高校生らしき白のジャージを着た学生が乗り込んできた。
私より体格が大きい。後ろの座席の三人乗りは窮屈である。
最後に乗ってきた学生が運転手と目的地についてやりとりしている。
どうやら開発区→市内のルートからは外れた場所らしい。運転手はにべもなく
「ダメだ。途中で普通のタクシーに乗り換えろ。」と言っている。

開発区と市内を往復する乗り合いタクシーではあまり細かい注文は付けられない。
全線高速路線を使うルートと、バスが使うルートの二つが基本ルートである。こ
れを著しく外れる目的地は原則として断られてしまう。

香炉磯まで走ったところで運転手は左隣の空車のタクシーに大声をかけて停車さ
せ、学生のあんちゃんに「降りて乗り換えろ」と伝えていた。強引だが親切な運
ちゃんである。

私の目的地は中山広場。運転手が「中山広場のどこだ?」と聞くので、ちょっと
考えた。
「人民路で降ろしてください」と伝えた。誰でも知ってるような場所を指定する
のがコツだ。「何々ビル」と言ったところで先ほどの学生のあんちゃんと同じ状
態になるのは目に見えている。

幸い市内は雨は小降りだった。
人民路から少しだけ歩いて目的のビルに到着。20元で移動できた。
タクシー>電車>タクシーで乗り継いだ場合よりも若干安い。
雨の日のタクシーがつかまらないことを考えれば、賢い選択だったと思われる
(自画自賛)。

2007年10月6日土曜日

昼食時によく食べる「麻辣面」(5元)


昼食時によく食べる「麻辣面」(5元)。
開発区のニューマート6Fの美食広場にある拉面専門店。この店の最大の特徴は「手打ち麺」。目の前で麺を打っている。よくこねた小麦粉をひも状にして「あやとり」のように何度も引き延ばす。10回ぐらいそれを繰り返すと細い麺状になる。あとは一人分の大きさに玉をちぎって、そのまま鍋に入れて茹でる。生麺だから茹で上がりは早い。後はスープの入ったどんぶりに麺を入れて肉絲(ルースー:細切り肉)その他トッピングをして出来上がり。
ちなみにスープの表面には大量のラー油が浮いている。いかにも辛そうな色彩。肉絲と手打ち面の歯ごたえが絶妙。その後に「グワッ」と猛烈な辛さがやって来る。麻辣面の名前にある「辣」が「辛さ」。「麻」は「しびれ」。日本の場合「辛さ」は体験済みだが、「しびれ」は初体験。で、この二つの味覚が合わさると「やみつき」になる。
どんぶりの向こうに見えるのは「にんにく」。大連では拉面を食べるときは、一緒に生にんにくも食べる人が多い。にんにくは好きだが、最初は抵抗があった。しかし、周りが皆食べているのを見ていて、納得。これからずっと中国で生活していくわけだから、中国式でいいじゃないか。ビタミンも補給できるし体に良さそう。
今年の夏はこれを食べて乗り切った。冬もこれを食べてがんばろうと思う。(去年は米線にハマってたんだよな・・・)

2007年10月5日金曜日

15元タクシー

以前にもご紹介した15元タクシー。
開発区から市内へ行くには安盛デパートの前で乗ればいいが、帰りは電話しても
迎えにこられないだろうと思っていた。何しろタクシーの運ちゃんに言うと、毎
回個人の名刺を渡されるわけで、こちらの都合良く帰るわけにはいかないと思っ
ていたのだ。

ところがこの15元タクシー、大連市の公共タクシーと同じ色のやつについては、
会社組織に所属していて、無線で連絡を取り配車されるらしい。
妻と子供と三人で市内へ買い物に行った際、妻は配車センターへ電話して、市内
のどこでも15元タクシーが迎えに来てくれることを教えてくれた。

というわけで、以下が15元タクシーの配車センターの担当者の電話番号

138−4088−0513 (24時間OK)

「開発区配車センター」みたいな名称。中国語で「カイファーチュー・・・」な
んたら、忘れた。
15元タクシーは市内・開発区共にたくさんの台数がウロウロしているので、すぐ
配車される。
配車の際は「乗車人数」「どこまで」「いまどこにいる」を伝えればOK。
しばらく待っていればタクシーがお迎えに来てくれる。(もちろん相乗りなので、
すでに別の客が乗っている)

空港への送り迎えもOKらしい。もちろん空港への入車料は別途必要(たしか1〜
2元だったかと)。
領収書も出してくれる。ただし15元とは限らない。その時のメータによりけりだ
ったりする。

昼間なら60〜70元、夜なら80〜90元はする開発区−市内のタクシー代が15元にな
るわけだから、ぜひ活用したい。

2007年10月4日木曜日

最速のブラウザはどれ?

最速のブラウザはどれ?
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060605_browser_speed/

ギガジンの記事を見て、さっそくOperaを使っている。
元ネタを見ている限りInternet Explorerも消して遅くはないのだが、いい加減
飽きた。

元ネタ
http://www.howtocreate.co.uk/browserSpeed.html#

最近の著名ホームページのほとんどはCSSを使っているが、この表示がOperaは抜
きんでて早い。
しかしInternet ExplorerもVer.5.0ならとんでもなく早い。
Windowsのバージョンを2000にすればIE5.0が使えるようになるのだが・・・。

Operaを使ってみての感想は、たしかに表示が少し早くなった気がする。
タブ機能もあるのでSleipnir慣れした私でもあまり違和感がない。
唯一の不満と言えば、Shift+リンクをクリックした際、新しいタブがアクティ
ブになってしまう点だけ。これはリンクを右クリックで「バックグランドで開
く」を選べば済む。

便利だなと思ったのは内蔵のメール機能。
いちいちメールソフトを起動する必要がないのは助かる。
新着メールが来たらブラウザの画面右下でお知らせ。
ブラウザとメーラーが融合しているとこんなにも便利とは知らなかった。
メール機能については、さすがにまだメインのメールアカウントについては
Operaへ移行していない。迷惑メールの多いアカウントを登録してテストしてい
る最中である。

あと「スピードダイヤル」も便利。
お気に入りのページを9個まで登録しておける。
画面イメージが大型アイコン化して表示されるので、よく利用するページをあら
かじめ登録しておいて、新しいタブを開いたときに、スピードダイヤルのアイコ
ンをクリックすれば、見たいページがすぐ開かれる。
お気に入りやブックマークだとホームページの名前が連なって表示されるので、
つい間違えて別のブックマークをクリックしてしまったりする。
スピードダイヤルであれば、その心配はない。

ウィジェットもVistaみたいでクールだ。
時計や天気予報を表示させておくと便利だと思う。


確かによく出来たブラウザだと思う。
もっと早く使ってみるべきだったが、以前はOperaは有償ソフトだったのだ。
ブラウザみたいな基本アプリが有償というのはどうも納得できなかったので(他
のメーカーのブラウザは無料だった)、今まで手を出さずにいただけである。

しばらくはOperaを使うことになりそうだ。

新しい携帯を買った

日本なら日常茶飯事でブログのネタにもならない話だが、中国ではそうでもない。

何しろ日本のように1円端末など無い国だ。中国では携帯は高い、というのが今
までの常識だった。

最近は安くなったものだ。その気になれば400元以下で新品が買える。
PHSに至っては200元もしない。

今まで使っていたソニエリが壊れたわけでもない。なんだかんだで2年は使った。
買い換えの動機は単純に「着うたを使いたい」というもの。
さっそく携帯ショップへ行って見た。

開発区も携帯ショップはたくさんあるが、中古品を改造したものやニセモノが多
い。そういうものをつかまされると後々大変である。
この手の電子グッズは「国美電気」とかが間違いないが、有名店であるためかお
値段が高い。

確かな商品でかつお手頃のお値段・・となれば正規代理店である。
NOKIAショップやモトローラショップ、ソニエリショップがそうだ。
ただし、たとえNOKIAの大きな看板を掲げていてもニセモノを扱う店だったりす
ることもあるので要注意。この辺りは地元の中国人と一緒に買い物に行くべし。

私は中国移動通信のショップへ行った。移動の電話代を窓口でチャージできる正
規代理店だ。
いろいろな電話があるが、日本のような機能盛り沢山の機種はお値段も数千元す
る。どうせsmsと電話しか使わないのだから、数千元も出すのは馬鹿げている。

いろいろ見ているうちに、面白い機種を見つけた。
GT Mobileというブランド。中国メーカーである。
320×240ドットの大型画面。
もちろん着うた対応(MP3再生機能)。
なにより気に入ったのは「手書き入力」機能である。
付属のペンで文字を書くのだが、文字検出が正確でメールを書くのがとても楽。
PDA機能もあるので、有る程度のスケジュール管理ができる。
当然、すべて中国語なのだが、これだけの機能で700元ならお買い得だと即決。
一年保証も付いているから安心。
中国移動通信の正規代理店だから怪しいものは売っていない。

いいことづくめの携帯。
しかし一つだけ不満が。
バッテリーの消費が早い。
毎日充電しないといけない。なかなか面倒である。

まぁ、USBからでも充電できるので、なんとかなるだろう。

ブログ分けました

最近趣味の話題が多いので、ブログを分けました。

大連生活−結婚・出産・育児編
http://dalian-life2.seesaa.net/

です。

中国人女性と結婚しようとしてる方、既にしてる方の参考になればと思い私が経
験してきたことを書こうと思っています。

2007年10月2日火曜日

休み中にPC強化

世間は国慶節休暇である。
私も世間並みに5連休だ。

休み中は事務所が無人になるので私物のノートPCを引き上げてきた。

最近はPCを酷使する仕事が多い。
IllustratorとPhotoshopを同時に立ち上げて印刷物の編集をしたり、企業プロ
モーションのためのDVD編集をやっていたりする。
メモリはそれなりに積んでいる(768MB)のだが、ハードディスクアクセスが重た
く、保存操作をしたら完了するまで5分以上待たされるのは当たり前。
日本に居たら、間違いなく新しいPCを買っているに違いない。

しかし、現地採用で子供も居る身にとっては新しいノートPCなぞ夢のまた夢。
会社でPC買ってくれるらしいので、そしたら上記仕事が楽勝でできるぐらいのハ
イスペックなPCにしてもらおうと思うが、とりあえずは自分のPCをなんとかした
い。

問題なのは動作がもたもたしていること。
もちろん常駐プログラムを最小限にし、メモリの掃除屋さんでクリーニング、ス
パイウェア除去やデフラグ等、やれることはやっている。
そもそも普通のデスクトップPCでも「きつい作業」をノートPCでやっているとこ
ろに無理がある。趣味で音楽CDのリマスタリングなどをしているが、私のノート
PCにとっては一度に十数曲のオーディオ編集なぞ、今や軽いタスク(作業)になっ
てしまっている。


ハードウェア的に動作を速くするには二つの方法がある。
メモリの増設とハードディスクの交換だ。

デスクトップPCの場合、WindowsXPを普通に使うには512MBのメモリでなんとかな
る。これはハードディスクの回転数が7200回転/分のドライブで、プログラムの
ロードや仮想メモリの展開が「まぁ許容できる時間内」で処理されてしまうから
だ。だからデスクトップPCではメモリの増設の方が効果が大きい。

一方、ノートPCの場合、古い機種ではハードディスクの回転数は4200回転/分が
主流だった。デスクトップPCとは倍近く遅い。私のノートPCは業務用モデルとい
うことで5400回転/分のハードディスクドライブが搭載されていた。これを最新
のノートPC用7200回転/分のドライブに交換すれば、それなりの効果はあるだろ
うが、いかんせん小型ハードディスクドライブの最新型は高価だ。

そこで私はメモリの増設を選ぶことにした。
現在は512MB実装。さらに512MB増設して合計1GBにする。
ちなみに512MBのDDRは200元弱。1GBは350元ぐらいと言われたので、1GB×2枚は
諦めた。実際問題2GB積んでどうするというのもある。Vistaを動かすにはCPUや
ハードディスクが貧弱過ぎる。VistaはPC自体新しく買わないとダメだ。

もう一つはコミットチャージの問題だ。
XPはメインメモリが足りなくなるとハードディスク内に仮想メモリを構築して、
見かけ上のメインメモリを増やすという仕組みが動いている。
これのせいで動作がもたもたするのだが、仮想メモリを切ってしまってもメイン
メモリが足りなくなったときに「仮想メモリを増やしますか?」と聞かれて結局
は仮想メモリを使うハメになる。要するにメインメモリが足りないのだが、じゃ
あメインメモリを増設すればそれで済むかというとそうでもないらしい。
以前の会社のメインメモリが2GBのデスクトップPCでもコミットチャージがどん
どん増えていって結局仮想メモリを使うハメになった。

ぶっちゃけた話、仮想メモリでハードディスクドライブにアクセスした時点で
「負け」なのである。メインメモリ増やしたんだからメインメモリ内だけでなん
とかしろよ、と言いたいのだがWindowsXPは言うことを聞いてくれない。
Vistaはこれを解決するためにUSBメモリをメインメモリの増設として利用する機
能を搭載している。最近のUSBメモリは1GBでも100元以下と大変安価である。XP
でもこの技が使えると良かったのにと思ったが、よくよく考えてみれば、常に
USBメモリが端子に刺さっているのは美しくない。なんだかんだで「使えない
なー」なのである。

しかし、このUSBメモリを利用するというのでひらめいた。
コミットチャージの仮想メモリでアクセスするドライブをハードディスクから
USBメモリにしたらどうだろうか?メモリなのだからハードディスクよりはアク
セスが早いハズだ。
さらに見栄えを考えた場合、内蔵できるUSBメモリみたいなものがいい。
幸いノートPCには「PCMCIA」というカードスロットがある。
そこへ指すメモリと言えばCompactFlashカード。
電子城で価格を確認。1GBで150元程度、2GBなら200元ちょい。
PCMCIAのCFアダプターは87元。迷わず2GBのカードとアダプターを300元で購入。

CFはまるまる2GBを仮想メモリに当ててもよかったが、実際には1GB以上使うこと
はほとんどないので、環境変数の「TEMP」と「TMP」にも割り当ててみた。
これによりCドライブはほとんど読み込み専用になるはずだ。

結果はどうかというと、メディアプレイヤーで音楽を聴きながら、Illustrator、
Photosohp、Word、Opera、P2Pソフト3種類(何やってんだか)を起動した状態でも、
今このメールを普通に入力できている。タスクバー上での各アプリケーションの
切り替えもスムーズ。以前はハードディスクにずっとアクセスしたまま戻ってこ
なかった。
あまりの劇的変化に自分でも驚いている。

これは休み明けにもう一台のノートPCもパワーアップせねばなるまい。

2007年9月20日木曜日

メールソフトをいくつか試している

電信8号→Outlook Express→Becky→Ed-MAX→Becky2→秀丸メール(鶴亀メール)


これがいままで使用してきたメール遍歴だ。
Becky2から鶴亀メールに乗り換えたのはだいぶ前のことで、メインで秀丸エディ
タを使っていたことと、動作を少しでも軽くしたいからという理由だった。

しかし、最近秀丸メールにも飽きてきた。
迷惑メールについても、除去する能力はなかなか優秀だが、かいくぐってきた迷
惑メールについて学習させる機能が無いため、いちいち自分で迷惑メールフィル
タを定義しなきゃならないのが面倒。
やっぱThunderbirdですかねぇ。
と考えていたところに学習型メールソフトが紹介されていたため、さっそく試し
てみた。

Sylpheedというメールソフト。
bsfilterという学習型迷惑フィルタを使うことで迷惑メールを排除する。
学習させるために、わざと出会い系サイトに登録したメールアドレスを使うよう
に設定した。
来るわ来るわ、迷惑メールのオンパレードである。
その都度、迷惑メールボタンを押して学習させている。
たまにまともなメールも行くようにして学習させた。
おかげで、ほぼ100%、迷惑メールを除去することに成功した。
またこのメールソフトはメール一通ごとにファイル名を変えて保存してあるので、
後で目的のメールを探すときはgrepなどの文字列検索ソフトを利用できるという
メリットがある。

ただ乗り換えるまでは行かないような気がする。
やはり使い慣れたソフトというものは手放したくないものだ。

2007年8月27日月曜日

今日は過ごしやすかった

朝から雨模様の天気。
蒸し暑さは無く過ごしやすい。
週末は久しぶりの連休だったが、猛暑と子育てで疲れ果てた。
一刻も早く夏が終わって欲しいと思う。


猛暑の日は昼食はもっぱら冷面だったが、本日は涼しいので拉面にしよう。
新馬特の6Fのデパート食堂で麻拉面を注文。
いわゆる担々麺みたいなもの。どんぶり一杯のラー油の中に面が沈んでる感じ。
ご想像のように辛いラーメンである。


ずずずっと面をすすった拍子にスープがちょっと目に入った。

・・・・・・・!!!!!!!(声にならない苦しみ)

食事の時にメガネを外すクセが徒になった。

今度からはメガネをしたまま食べるとしよう。

2007年8月25日土曜日

■便利ソフト■ Rocket Dock

Rocket Dock
http://benrinasofuto.blog87.fc2.com/blog-entry-54.html

Macintosh(マック)みたいなアプリケーション起動メニューの機能を提供する
ソフト。再生し終わった後のYouTubeみたいにマウスカーソルをアイコンの位置
に合わすとアイコンが巨大化する、と言えばわかってもらえるだろうか?


最近、デスクトップ画面の乱雑さに耐えられなくなり整理整頓中。
ただし仕掛け中の仕事のファイルなどはあまり整理しすぎると、何処へ行ったか
わからなくなるので注意が必要。
そこでよく使うプログラムやファイルなどをメニューから起動できるようにする
ソフト(ランチャと言います)を物色していた次第。
「Orchis Launcher」なんかはかなり実用的。
でも「華やかさ」が無い。
マックのランチャは面白かったよなぁ・・・と思い出し、絶対Windowsでマネし
たソフトあるハズだ、と探してみたらやっぱりあった。


Rocket Dockにショートカットをどんどん登録してデスクトップはすっきりした。
しかし私のWindows環境はまだまだカスタマイズが続く・・・。
--------------------------------------
Easy + Joy + Powerful = Yahoo! Bookmarks x Toolbar
http://pr.mail.yahoo.co.jp/toolbar/

2007年8月21日火曜日

大連市内への交通手段◆裏技編◆

■軽軌道で確実に座るには■

7路のバスで保税区の駅まで行く。
開発区駅では座れることが少ないが、保税区駅ならたいてい座れる。
また朝7:00台なら後ろの車両に空席有り。


■大連行きの2元バスで確実に座るには■

保税区から乗る。つまり始発所から乗るということ。
金馬路からではまず座れない。
3元バスを利用する手もある。
観光バスで男性が「大連、大連、大連」と呼び込みをしているやつがそれ。
あれは空席率が比較的高い。ただし大連市内での到着場所が大連駅のちょっと手
前なので、若干歩くことを覚悟すること。


■乗り合いタクシーという手もある■

実はこれが一番便利だったりする。
安盛デパートの前にたむろしているタクシーがそれ。
運転手が「大連、大連、大連」と叫んでいる。
大連市内までは一人15元が相場。一応乗る前に値段は確認しておいたほうがい
い。市内のどこでも好きなところで降ろしてくれる。
降りる前には名刺をもらっておくこと。
市内から開発区へ戻りたい時は、名刺を見て電話すればいい。
配車センターみたいなところにつながって、最寄りの乗り合いタクシーを貴方の
いる場所まで向かわせてくれる。
運転手に言えば、一応領収書(発票)ももらえる。ただし、それまでの走行距離の
やつ。とんでもなく長距離で表示料金も当然15元以上だ。そんな妙な領収書でも
会社で通用するのであればもらっておくのも手だ。


この他、白タクなどもある。
白タクのメリットは車内が清潔だということ。
あと今の時期ならエアコンついているのがありがたいかも。
料金は正規のタクシーと同じかちょっと安いぐらい。


本当は自家用車があれば一番楽なんだろうが、妻からはマンションの部屋買うの
が先決と言われている。いずれにしても子供が学校に通うようになったら送り迎
えの自家用車がないと話にならない。日本のように子供一人で登下校なんてのは
ナンセンスだ。誘拐されたらどうする?
お父さん仕事がんばって稼ぐからね。

あーいー

日本よりは過ごしやすいとは言え、大連もここ数日暑いです。

仕事と家庭、まぁ、仕事は前から忙しかったから仕方ないんですが、子供が大連
に来てから気が休まる暇が無いというか、子育てって大変だなぁと。
昼間は妻一人で子供を見るわけで、今まで実家でお義母さんが助けてくれていた
ようにはいかないから大変。子供が小さいから一緒に外へ買い物にも出かけられ
ない。

食事の用意も大変。料理している最中に子供が泣くので、そのたびに中断。
毎日家に帰ると妻の愚痴を聞かされる。
疲れ切った顔を見ていて、こりゃまずいなーと思い、お手伝いさん(アーイー)
を雇ったら?と提案。
翌日さっそく大家さんの紹介でお手伝いさんが来ることに。

私とほぼ同い年の女性。子供は大学生なので昼間は時間がある。
担当してもらったのは、買い出しと昼晩の料理。
料理の腕はなかなか。
少なくとも近所で外食するよりは旨い。
晩ご飯は緑豆入りのご飯と2菜1汁。栄養のバランスも考えられている。
毎日、昼と晩に来てもらって一ヶ月600元(約1万円)。(もちろん材料費は別)

家事を負担してもらうことだけでも助かるが、それ以上に妻の話し相手になって
くれるのがありがたい。
子育ての先輩としてのアドバイスや普通の雑談だけでも妻の精神的な助けになっ
ている様子だ。

日本では生活するのがやっとで、お手伝いさんを雇うなど映画の中の話だけだと
思っていたが、中国ではあっさりと実現できてしまった。


広州に出張で行った際、出張先の町工場ではお手伝いさんが社員の食事を用意し
ていた。一ヶ月の賃金が数百元と聞いて、あぁ、それならば毎回弁当を外から取
り寄せるより安いし手間暇かからないからいいなぁ、というのを覚えていた次第。
ただしアーイーには「当たり」「ハズレ」があるので、安易にオススメはできな
いかも知れない。

2007年7月21日土曜日

いやはや、これはスゴイな、と

Photoshopの正しい使い方
http://labaq.com/archives/50731583.html

仕事柄、電柱や電線を消したり、ゴミを除去したりはよくやっている。
しかし、これを見た後では脱帽するしかない。
職人芸だよ、全く。

2007年7月20日金曜日

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

2007年7月19日木曜日

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

"手入れ"がありました

ドンドンドンッ!

のぞき窓から見るとバインダーを持った女性が二人立っている。
ドアを開けるといきなり身分証明書を見せろと言う。

運が悪いことにパスポートは昨日妻の実家へ送ったところだ。
生まれた子供の戸籍を作るために必要だと言われ送った次第。
事情を説明し身分証明書は無いと言うと、後ろから男性が現れ「あぁ、外国人だ
な。日本人か?」と聞かれ「そうだ」と答える。
「いつからここに居る?」「5月から」
「警察に届けてあるか?」
「明日交番に行きなさい」

行ったってパスポートが手元に無いんだからどうしようもないだろう。
それに居留証取っているのだから、中国国内のどこに居ようとも勝手である。
机を探したらパスポートのコピーが出てきたので彼に見せた。

「誰か通訳できる人に電話して」
警察バッジを見せられた。

仕方がないので妻に電話する。
妻と警官がしばらく会話。
妻が電話番号を伝える。

帰り際にもう一度「明日交番へ届け出するように」と言われる。


後で妻に聞いたところによると「手入れ」らしい。
私の居るマンションは風俗嬢が多く住むところで、客をとっている現場を押さえ
るために、たまに巡回があるそうなのだ。
中国は結婚していない男女が同じ部屋に居るだけでアウトだ。
まぁ、事務所として部屋を使っている場合もあるので、部屋にベッドがあったり、
いわゆるアレが可能な状況であることが前提だが。
(オフィスでもアレはできる、という意見は却下)

公安警察幹部に多くの知り合いを持つ友人に相談したところ、交番行く必要無い
だろうとのこと。行くにしても妻が戻ってきてから行けばいい。パスポートなり
結婚証明書なりの書類が揃った状態で行かないとかえってややこしいことになる。


なるほどなぁ。

マンションでも手入れがあるなんて知らなんだ。
大連で青春してる皆さんもお気を付けを。

2007年7月12日木曜日

生まれました

7月8日に子供が生まれました。
3200gの男児です。
所々のパーツが自分とそっくりの形をしているので、遺伝ってすごいなぁ、と妙
に感心している次第です。


先に生まれた妻の実家の跡継ぎである義兄の子供が周囲の期待に反して女の子だ
ったので、今度ばかりはお義父さんは大変喜んでいます。
私としてはお義兄さんと変な確執を持ちたくないし、子供に妻の実家継がせる予
定もないので、ちょっとばかり複雑な心境。
まぁ、そういうしがらみを意識させないよう環境作りをするのが親の務めという
ことで、これからがんばらないとね。

2007年7月3日火曜日

気をつけよう。暗い夜道とビルの階段。

中国のマンションやアパートでは、エレベータの有無にかかわらず常時照明は点
灯していない。
いわゆる節電のためだろうが、人が近づくとセンサーが反応して照明が点く。
日本より合理的だ。


オフィスがあるビルでは、普通ならエレベータを使って移動する。
しかし、17階建ての建物なのにエレベータは2基しかない。
オフィスは4階なので急いでいる時は階段を使う。
普段あまり人が通らない場所であるためか、ゴミなどが散乱している。
所々床には白い膜が張っていて、塗料かしっくいか何かこぼしたのだろうと思っ
ていた。


先日の夜、自宅マンション1Fでエレベータを待っていた時の出来事。
酔っぱらった若者二人が階段のところで立ち小便をしていた。
以前、マンションへの引越の際、停電で階段を使って荷物を運んだ。その時やけ
にアンモニア臭いなと思っていた。おそらく路上生活者か誰かが階段の途中で寝
泊まりでもしたのだろうと、その時は考えていた。
しかし、今回の目撃ですべてがはっきりした。


オフィスのあるビルの階段の「白い膜」は小便が乾燥した残骸だ。
よく見ると一階から二階にかけての階段のあちらこちらで、しっくいの壁に多数
のシミが見られ無惨にはげ落ちている。
そうこれも立ち小便の後だった。
中国では大理石が安い建材のため床タイルとしても使われる。
大理石のため、水を吸収することはなく、小便の水分が蒸発した後には白いアン
モニアの粉が残る、という具合だ。


なぜこのような場所に立ち小便をするのだろうか?
原因の一つとして出稼ぎで大連に来ている農村出身者の存在がある。
妻の実家を訪れてわかったことだが、農村部では立ち小便は当たり前の行為であ
る。誰にもとがめられることはない。彼らにとっては日常的なことだ。それを大
連でも実践しただけと考えられる。


もう一つは都市部の公衆便所のあり方がある。
大連の公衆便所はほとんどが有料である。
0.3元や0.5元と低料金ではあるが有料であることには変わりない。
排泄行為に金を払いたくない人は多い。だから目立たないところで立ち小便をす
る、という理屈は考えられる。
しかし、今回発見した立ち小便の場所の近くには公衆便所はない。
昼間であればマイカルや安盛などのデパートのトイレが自由に使える。
ところが、夜になると利用できるトイレは全く無くなる。
ならその辺で用を足すしかない・・・。


正直はた迷惑な話だ。


ビルの階段が公衆便所化していることを知ってからも通行している。
いちいちそんなことを気にしていたのでは中国では生活できない。
さすがに白い膜は踏まないようにしているが・・・。

2007年6月29日金曜日

うかつ、としか言いようがない・・・

【中国】日本人89人拘束か−上海警察が風紀取り締まり強化

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070627-00000018-scn-cn


「カラオケから女性を同伴する日本人出張者」
中国の日式カラオケで遊んだことのない人は、たぶんここが理解できないだろう
と思う。
日式カラオケ=キャバクラ、と補足説明が必要だろう。
つまりホステスと一緒にホテルに行ったところ捕まったというわけだ。


中国では未婚の男女はホテルの一緒の部屋に宿泊できない。
正式な夫婦で結婚証明書を持っていれば同じ部屋に宿泊できる。


今回の場合、女性同伴で店を出たところから尾行されていたそうだから言い逃れ
はできない。じゃ、先に自分だけホテルに戻って、後から女性に来てもらえばい
い、などと思ってもダメである。
見た目が水商売の女性はロビーで引き留められるのがオチだろう。公安警察はホ
テルでも目を光らせているのだ。


じゃ、その手の女性は絶対ホテルに来られないのか?
攻略方法はある。
例えばもう一部屋借りておき、カードキーを女性に渡しておけばいい。
宿泊客の証明であるカードキーさえ持っていれば何の問題もない。
ウィークリーマンションを借りるのも手だ。
マンションは普通の住居であり、公安もいちいちチェックはしない。


以上は出張者の場合。
駐在員は、強者になれば女性の部屋に連れていってもらえるし、役員クラスなら
ば女性に部屋を買ったり借りたりしてあげて、「囲って」しまう。
ここで重要なことは、女性を決して自分の部屋に連れてこないことだ。
自由恋愛を楽しみたいのであれば、自分の部屋でかち合ったり、浮気が発覚する
ようなリスクを避けるべきである。


奥様方に申し上げたいことがある。
もし旦那が単身赴任で中国に行くのであれば、浮気は覚悟しておくことだ。
外国の地で言葉もあまり通じず、仕事はそれなりに忙しく、家に帰ってもテレビ
は全部中国語、こんな毎日ではつまらなく寂しいのが当たり前。
そんな時、カラオケのかわいい女の子に日本語で話しかけられたらどうなるか?
言わずと知れているだろう。
彼女が傍にいるだけで、買い物もできるようになり、日常生活は便利になる。
もはや生活必需員である。


話が脱線した。


出張者の人に一言。
本格的に中国で遊びたいのであれば、もっと中国を知らないと危ないよ。
捕まってからじゃ手遅れだ。

2007年6月26日火曜日

偽装?そんなの中国じゃ日常茶飯事

日本では偽装牛肉とかで大きな話題になってますな。


中国じゃ偽装(ニセモノ)は日常茶飯事なので全く驚くに値しない。


カルフールで買ったワイン。
白酒をブドウジュースで割った代物だった。


友好広場近くのホテルの売店で買ったタバコ。
パンダの柄で一箱20元します。
見事にニセモノでした。


家の近所のスーパーで買った洋物タバコ。
まともに買うと15元以上するハズですが、10元と言われ、つい買ってしまう。
やっぱりニセモノ・・・。


高級タバコはニセモノが多すぎて本物を見つけるのは至難の業。
結局2元のメンソールタバコを1カートン買いました。


安物のタバコはニセモノ作っても採算が合わないので全部本物。安心!


でも、たまには好きなタバコの本物吸いたい・・・。

2007年6月24日日曜日

迷惑メール対処方法<最近の花花の場合>

(1)gmailを利用する
強力な迷惑メールフィルタ機能があるので、たいていの迷惑メールは見ないで済
むようになる。


(2)迷惑メールフィルタ機能付きメールソフトを利用する
Thunderbird(サンダーバード)などがオススメ。
私は秀丸メールを使ってます。


(3)特定キーワードが含まれるメールはすべてゴミ箱行きにする
これが一番確実。
要するにメッセージ本文にあらかじめ登録しておいたキーワードが含まれていた
場合、そのメールをゴミ箱行きにするというもの。


じゃ、具体的にどうするか?


<Outlook Expressの場合>
・ツール(T)--メッセージルール(R)--メール(M) をクリックする。
・「メッセージ本文に指定した言葉が含まれる場合」と「削除する」の二つにそ
れぞれチェックを入れる。
・青文字の「指定した言葉が含まれる」をクリックする。
・キーワードとして迷惑メール本文中のURL(貴方に見てもらいたいホームペー
ジのアドレス)を記入する。


例えば本文中に「http://hogehoge.com/mogemoge/korokoro.html」みたいなリン
クが書いてあったら、ドメイン名の部分「hogehoge.com」をキーワードとして登
録すればいい。


<ちょっと専門的な話>------------------------------------------------
最近の迷惑メールは差出人だけでなく発信人を特定するためのIP番号をProxy
サーバを経由することで偽装している。Port25対策と言っても、信頼できるドメ
インとして登録されていないというだけで、海外の友人からのメールが遮断され
てしまったりしては元も子もない。


迷惑メール業者は身元がバレないようメールに様々な偽装工作をするが、唯一偽
装できないのがメールを見た顧客を誘導するために用意されたホームページのア
ドレスだ。
誘導するためのホームページは複数あって、目的は利用者のメールアドレスを記
入させることにある。業者の住所や電話番号などは記載されていないのが普通。
「迷惑メールに書かれたいたURLがここですよ」とプロバイダなどに通報すると、
一ヶ月以内にそのURLはアクセスできないようドメインが抹消される。


実は通報しないほうが良かったりする。ドメインが抹消されない限り、業者はそ
のドメインをしばらく使い続けるからだ。先ほど説明した迷惑メールを見ないよ
うにする方法で、そのドメインをメールソフトに登録しておけば、迷惑メールは
自動的にゴミ箱行きである。
もし通報でドメインが抹消されてしまえば業者は別のドメインを取得して再び
メールを送ってくる。一つのドメインはできるだけ長いこと使ってもらったほう
がいい。対応が楽だ。
-----------------------------------------------------------------------


残念ながら迷惑メール対策に根本的な解決方法はない。
業者は次々と誘導したいホームページのアドレスを変更してくる。
だが業者とて1000や2000のドメインを次々と変更して送ってくるわけではない。
上記方法でドメインを迷惑メールフィルタとしてマメに追加していけば迷惑メー
ルを全く見ないで済む日がすぐにやってくる。
迷惑メールフィルタをかいくぐって届く迷惑メールは「珍しい出来事」になり、
そこに書かれているドメイン名を迷惑メールフィルタに追加する作業は「うつさ
い蚊を叩きつぶした」「いがらっぽかった喉の痰が取れた」に似た「ある種の爽
快感」を提供してくれる。


迷惑メール退治は余裕の気持ちで臨みたい。

2007年6月22日金曜日

食の問題、たぶん解決

妻が出産で実家に帰っているため、毎晩食事で困っている。


昼食は会社の事務所の近くの簡単な料理屋で済ませている。
米線とか拉面や炒飯などだ。
問題は晩ご飯だ。


仕事を終えてから自炊はしたくない。
以前の部屋と違って電子レンジは無いので、冷凍しておいたものを暖めて、とい
うわけにもいかない。
炊飯器も原始的なタイプなので、タイマーセットなんて機能はない。
インスタント麺は本当に最後の手段だ。


毎回外食とは言え、日本料理店のような値段の高い料理はNGだ。
日本にいる時と同じ給料をもらっている駐在員の人たちとは違うのだ。
一般の中国人と同じような食事でなければならない。


大家さんのお薦めは安盛の二階の美食広場だ。
いわゆるデパートの食堂である。
好きな料理を選んで食べるというスタイル。
料金は10元前後とお手頃。
本日も晩ご飯はそこへ行こうと、安盛の中へ入った。


安盛の中には屋内ステージがあって、何かのセールスイベントが開催されていた。
ステージのあるホールは最上階まで吹き抜けになっている。
ふと最上階を見上げると「美食広場」の文字がある。
いつもとは別の美食広場らしい。
ちょっと興味が湧いて行ってみることにした。


エスカレータに乗る。
中国のデパートによくありがちなのだが、見栄えを考慮してなのか、吹き抜けの
ホールに面してエスカレータが設置されている。眺めは良いのだが、柵というか
ガラスで仕切るといった安全策が成されていない。
このため、乗っていて、ひどく不安になる。
下に落ちたらどうするのだ?


日本のエスカレータのように各階が互い違いに設置されていないので、乗り継ぎ
が悪い。更に上の階へ行くには、今下りたエレベータの後ろ側へ歩いて回らなけ
ればならない。
しかし、これにもメリットはある。
歩いていく際回りの商品をついつい見てしまう。
エレベータの回りはアピール度の高いテナントスペースだと思った。


最上階に着いた。
美食広場がある。
二階の美食広場に比べて非常に広く、料理の種類も多い。料金も10元前後でリー
ズナブルである。
これで晩ご飯の問題が解決した(たぶん)。


若者のカップルが思い思いの料理を食べている。
しばらく日本のこういう場所見てないから不公平かも知れないが、やはり大連の
女の子はレベル高いな、と思ってしまう。
可愛い子が多いのだ。
あまりジロジロ見ていると「変なおじさん」と思われてしまうので、食事に専念
した。


今度、妻と一緒に来ようと思ったが、子供が外へ連れ出せるぐらい成長してから
でないと無理だな、と思った。

2007年6月21日木曜日

給水器

市内にいた頃はミネラルウォーターを買っていたのだが、開発区へ引っ越してか
らは念願の「給水器」を買った。


日本の水道水は安全なのでそのままでも飲めるが、海外ではそれはあり得ない。
中国でも水は「買う」か「沸騰させる」などして飲むのが普通だ。
500ミリリットルのペットボトルのミネラルウォーターは約1元。
1.5リットルや2リットルのボトルだと2〜3元である。


給水器で使われるタンク(樽)は18リットル入りで15元。
給水器自体は100元ぐらいからある。
家庭で利用すると一週間でタンク1本使うだろう。


妻にすれば、その15元も許せなかったらしく、浄水器タイプの給水器を買ってき
た。約400元だそうだ。
タンクの上部に水道水を入れると浄化されて飲料水になるというタイプ。
フィルターは五重。浄化された水はおいしかった。


風呂上がりの一杯の冷たい水は格別。
熱湯もすぐ出るので、お茶をいれたり、カップ麺を作ったりと重宝する。


良い買い物をした。

モノに見る日中文化の逆転現象

中国のカップ麺は日本と一つだけ大きな違いがある。
「味付け」ではない。
中国のカップ麺には必ずフォークが入っている。
日本ではレジで「箸お付けしますか?」と訊かれる。「はい」と答えれば割り箸
をもらえる。


携帯電話でも、中国ではバッテリーが最初から二つ付いて売られている機種が多
い。一つを使っている間、もう一つを充電できるようにとの実用性からである。


中国の家電商品では「全部込み」で売られるのが基本だ。
後から「オプション機器」を買う必要が無い「セット」で販売される。


日本では充電器が付属していないデジカメも販売されている。
コストを少しでも下げるための方策だろう。
中国ならば、オプション機器が無いと充電ができないのであれば、それは「欠陥
商品」扱いだろう。一式揃っていなければダメなのである。


一方で不動産はどうか?
中国では部屋の内装がされていないコンクリート打ちっぱなしの状態で売りに出
される。「内装は自分でしてください」というのが普通だ。
日本では、内装がされた状態で売りに出されるのが当たり前。
電気ガス水道も完備されて、すぐに住める。


カップ麺や家電商品には「全部込み」を求めるのに、なんで不動産だけ不完全な
状態で売るんだろうか?


今度、友人に訊いてみたいと思う。

2007年6月19日火曜日

もうすぐ子供が生まれます

妻は実家(吉林省)に帰省中。
たぶんあと一週間ぐらいで生まれるそう。


名前は一応決めた。
成人するまでは中国と日本の二重国籍にしておきます。
最終的には本人に選ばせよう。


中国籍を持って生まれるからビザの心配無いんだよね。うらやましい。
私も永住権もらえるようにがんばろう。

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2007年6月18日月曜日

食事で困ってます

オフィスは開発区の繁華街にあります。
この立地条件で「食事に困る」とはどういうこと?と思われることでしょう。


例えばマクドナルドやKFC。
平日でも混んでます。
昼食時をずらしても関係ないです。


安盛の美食広場。
昼食時は激しく混んでいます。
よって夕食時しか利用してません。


金馬商場の裏側の商店街。
ここも激混みです。
しかもバス停1個分遠いので、あまり行く気になれません。


日本語雑誌で紹介されているお店は離れたところばかりなので、一人でわざわざ
タクシー乗って行こうなんて思いません。


結果的にいつも安盛地下の屋台か、マイカル地下の美食街になります。


お昼ご飯は10元以内に収めたいです。
中国人の同僚が側にいれば、お弁当の出前とか頼んでもらえるのですが・・・。
せめてメニューが手元にあれば一人で注文できます。
電話で問い合わせて、メニューを口頭で言われてもちんぷんかんぷんです。
しまいには「昼飯時で忙しいのに外人が電話かけてくるなっ!」って言われそう
です。


市内だったらこんなに混んでいるのは勝利広場周辺ぐらいだけでしょう。
繁華街は遊びに来る場所。仕事するにはちと不便かも。

2007年6月14日木曜日

大連のバス路線とICカード

出張で大連に来ていた頃は当たり前のようにタクシーを使っていたが、今は大連
の現地採用で仕事をし、生活をする身の上である。当然庶民の公共交通機関を利
用する。


移動の基本はバスだ。
大連の場合、市内には135路線、開発区には8路線のバスがある。
残念ながらバス会社の紙ベースの路線図表というものは見たことがない。
観光客向けの地図(2〜3元で売っている)には一応路線表が載っているが、字
ばかりで市内の地理によほど詳しくない限り、見ても役に立たない。


どこで売ってるかわからない地図では情報として役に立たないわけで、確実に見
られる路線表としては、次のホームページがオススメだ。


大連交通網
http://www.dalianbus.com/


ここにすべてのバス路線の情報が掲載されている。
市内と開発区を結ぶバス路線や、瀋陽、北京、吉林などへの長距離バス路線の出
発時間や料金などの情報も載っているので参考になる。


バスをよく利用するのであれば、ぜひICカードを持っておきたい。
SUICAのような、いわゆるプリペイドチャージ型カードで、バスの運転席脇の
カードリーダーにかざすだけで精算が完了するという便利アイテムだ。


ではカードはどこで入手できるのだろう?


公交ICカード
http://www.dalianbus.com/ic.htm


カードは勝利広場横の「大連市商業銀行」で購入できる。
勝利広場に立って大連駅を見て、ちょうど左側にある銀行だ。
身分証明書は不要。
保証金(押金)として30元が必要。
チャージは20元か50元の単位で行える。
初めてカードを購入するのであれば、30元(保証金)+20元分+50元分=100元支
払うのがいいだろう。
これで70元分利用できる。


カードの使い方は簡単だ。
バスに乗ったら運転手横のカード読み取り機にカードをかざすだけだ。
大連市内のバスはたいてい1元で乗車できるが、カードを使えば0.95元または0.
90元と少しだけ安くなる。
ちなみに学生用のカードだと0.4元で乗車できるらしい。(特別な学生なら0.3元
だそうだ)


カードのチャージ(充填)は最寄りの「大連市商業銀行」で可能だ。
上のカードの説明のページに一覧表が載っている。
ちなみに私の住んでいる開発区ではマイカルの右隣に「大連市商業銀行」がある。
電子城の建物の一階だ。
一般の窓口で現金を支払ってチャージする。
カードには最大で500元までチャージできるそうだ。


小銭をジャラジャラと持ち歩きたくない方にはオススメ。
軽軌道3号線(電車)や開発区と市内とを結ぶ中距離バスなどでも使用できる。


ぜひ一度利用してみてはいかがだろうか。
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2007年6月12日火曜日

不便だ・・・

母親が新しいデジカメを買ったので、古いやつをもらった。
古いと言っても、一眼レフである。
仕事の撮影に使えるなぁ、と大喜び。母よ、多謝!


仕事となれば機材が必要だ。
まずは三脚である。
さっそく電子城へ。


QQ用のデジカメとオモチャのような三脚はあった・・・。
しかし、普通の三脚が無い。


マイカルの中を探す。
デジカメ売り場をくまなく見た。
無い。


新馬特の中を探す。
無い。


安盛を探す。
無い。


SUNNINGを探す。
無い。


結局、開発区にはカメラの三脚は無かった・・・。


いつものように安盛でお買い物である。

急にホットドッグが食べたくなった。
どうせそういう代物は売ってないだろうから自分で作ろう。


パンの売り場へ行く。
ホットドッグに使える例のパンが無い。


仕方がない。サンドイッチでもいいや。


食パンをGET。


マーガリンをGET。


ハムをGET。
スライスされてない固まりだ。


おっと、バターナイフが必要だな。


バターナイフ、ナイフ・・・と・・・


バターナイフが・・・無い・・・


仕方がないのでスプーンを買った。


今日ほど「カルフール」が開発区にあればなぁ、と思った日はなかった・・・。
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2007年6月7日木曜日

素朴な疑問だった

日式カラオケで常々疑問に思うことがあった。


男子トイレの小便器に氷が山盛りにされているのは何故か・・・。


知り合いの経営者に質問してみた。


配管を通じてニオイが立ち上るのを防ぐためだそうだ。


なるほど!そういうことだったのか。


最初は客の飲み残しの氷を捨ててたのかと思ったが、あれだけ大量の飲み残しが
出るとも思えないし・・・、などとお気楽なことを考えていた。


トイレはカラオケ店にとって危険な要素を持つ空間だ。
お客は自分が選んだ可愛い女の子とおしゃべりをしながらお酒を呑んで楽しいひ
とときを過ごしている。
お酒を呑めば、いずれはトイレに行きたくなる。
トイレに入ったとき、嫌なニオイがしたらどうだろうか?
さっきまで楽しかった夢心地から、一気に不快な現実に引き戻されてしまう。
「魔法」が解けてしまうのだ。


氷は見た目もキレイだし、ニオイも防げる。一石二鳥とはまさにこのことだ。


いつまでも素敵な夢を見続けさせて欲しい。
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成功者として得るもの、失うもの

人生40年も生きていると、いろいろな方に出会う。いろいろな話も聞く。


中国における成功者とはお金持ちだ。


身近な例では日式カラオケの某ママさん。
ただし雇われママさんではない。店のオーナーである。


彼女は農村の出身で、大連にいわゆる出稼ぎに来ていた小姐の一人に過ぎなかっ
た。それが強力な中国人パトロンの援助を得て自分の店を構えることになり、気
がつけば10年が過ぎ、昨年もう一つの店を開くまでになった。
自らは200平米はあろうかという豪華なマンションに住み、高級車に乗り、お母
さんや兄弟姉妹などを故郷から呼び寄せ、市内に買った複数のマンションに住ま
わせ、一族総出で店を手伝っている。


中国では成功者になるためには、皆経営者を目指す。
服務員として真面目に働き、経営のノウハウを実地で身につけていく。
服務員はあくまでも「搾取される」立場に過ぎない。
彼らはいずれは「搾取する」立場になろうと努力する。
それが実現すれば成功者となれることを知っているからだ。


成功者として得るものの第一はお金だ。
うまくすれば名声も手に入る。
中国では大抵のことはお金で片が付く。
お金持ちになる頃には、自分にとって便宜をはかってくれる貴重な人脈も形成さ
れている。


一方で失うものもある。
その筆頭が「時間」だ。
中途半端なお金持ち(経営者)は自らの生活レベルを維持していくために働き続
けなければならない。常に儲けを生み出すように会社の面倒を見なければならな
い。それこそ「24時間、闘えますか?」状態である。


真のお金持ちになると、働く必要はない。
寝ていても、お金がお金を生み出してくれる。
投資家などがそうだ。


私もお金持ちになりたいとは思う。
何の心配も無い安定した生活を送りたい。
かつて安定した職場から自らの意志で去ったことがある。
それが現在に至るまでの紆余曲折を生み出すきっかけとなった。
何度も転職し、気がついたら大連に住んでいる。
薄給で食べるのが精一杯の時もあった。
それでもやってこれたのは、毎日が発見と創造だったからだ。


何もない状態から、モノを生み出す。
大胆な発想と繊細な技術でモノを作る。
出来上がったものが人に評価される。
モノ作りの楽しさを覚えてからは、常にモノ作りの現場に居たいと思うようにな
った。


成功者になりたいとは思う。
しかし、モノ作りの楽しさを実感できないのであれば、たとえ成功者になったと
しても不幸だと思う。
この場合のモノ作りとは、実際に自分が作ることを意味する。
そのモノの決定的価値を左右する要素を理解し、それを自分で設計できる、ある
いは創造できること。これがモノ作りの楽しさであり、それ無しではつまらない。


一生懸命働いてお金持ちになったら、さっさと引退して、趣味で何かモノ作るの
が一番幸せかも知れないな、と思う今日この頃。
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2007年6月4日月曜日

ダブル・スタンダード

「IWC脱退か新機関」日本政府が意地みせた
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/54862/


食文化というものはデリケートな問題がつきまとう。


民間レベルではいろいろ思うところがあるかも知れないが、政府レベルでは他国
の食文化を非難するのはいかがなものかと思う。というか大きなお世話というや
つだ。


「ダブル・スタンダード」とは対象により異なる判断基準を使い分けること。


米国は自国のエスキモーに対しては捕鯨を認めている。
しかしIWCでは日本の捕鯨に反対の立場をとっている。
まさしくダブル・スタンダードだ。


オーストラリアではカンガルーやワニが食べられている。
これはオーストラリアの食文化であり、国際的に非難されるべきことではない。
少なくとも日本政府は公式に「カンガルーを殺すな、食べるな」と言ったことは
ないだろう。


韓国では犬を食べる。
これについても日本政府が公式に韓国を非難したことはないはずだ。


大連の焼肉屋で犬の肉を食べたことがあったが、犬の肉と聞かされていたので、
ほんの少ししか食べられなかった。硬かった印象だけが残っている。
おそらく本場韓国では「うまい」犬肉が食べられるのだろう。
他国の食文化に先入観は持ちたくない。


われわれ日本人も注意したい。
「鯨肉を食べる自由を!」と言いつつ、韓国に対して「犬を食べるな!」と言う
ようではIWCの反捕鯨の連中と同じことになってしまう。


ダブル・スタンダードは持つべきではない。
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妻には内緒にしておこう・・・

市内での仕事を終え、もう一仕事。
日曜なのに我ながら働き者である。

仕事を終えた後、呑みに誘われた。
妻も留守だし断る手はない。
日式カラオケで散々歌いまくった後、気がつけば1時。
デュエットした女の子と店を後にして一緒にタクシーへ。


ここまでは大連でよく見かけるシチュエーションである。
大抵はこの後「大人だけの楽しいおつきあい」が展開される。


しかし・・・


私の場合、そういう遊びはとうの昔に卒業している。
明日も仕事があり、会社も自宅も開発区にある。
そう、タクシーに乗って開発区に帰る、ただそれだけの事だ。

あまり日本人には知られていないが、相乗りを前提とした長距離タクシーという
ものがある。
定員めいっぱいまで乗客を乗せ、途中下車あるいは途中乗車しながら最終目的地
まで向かうというものだ。

今夜の場合の最終目的地は金州。
開発区の隣だ。
同乗した女の子の家があるらしい。
相場は市内から開発区/金州までは一人15元。
途中下車や途中乗車は一人10元。

別に白タクというわけではなく普通のタクシーだ。
市内のとある日式カラオケから乗ったのは私と女の子の二人だけ。
女の子や運転手が電話をかけまくるが他に乗車希望者は無し。
仕方がないので大連駅裏へ向かう。

時間は深夜1時10分。
人影は無し。乗客は無し。
今度は香炉磯へ向かう。
二人乗り込んできた。
これで定員である。

高速へ乗り開発区方向へ向かう。
開発区までの道のりの3分の1ぐらい走ったところで高速を下りる。
なにやら工業地帯を走っている。
しばらく行って停車。乗客二人が下りる。

再び三人だけになった。
二〜三分走ったところで一人乗客ゲット。
今度は沈大高速の料金所へ向かう。

目的地に着いた。
乗客が降りた。
これから高速バスにでも乗るのだろうか?

さすがにもう乗客はいない。
そのまま開発区へ向かう。

夜の高速道路は危険だ。
いろいろなモノが落ちている。
そこを運転手は時速120km以上で突っ走る。
変なモノ踏んだら終わりだな・・・。

飛ばしてくれたおかげで2時に開発区へ着いた。
女の子の分のタクシー代も一緒に払った。全部で30元。
これでも一人で夜中、普通にタクシーに乗った場合の3分の1の価格である。

タクシーは女の子を乗せて金州へ向かって去って行った。

安くて便利な乗り合いタクシー。また夜遅くなったときは利用するとしよう。
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2007年6月2日土曜日

とりあえず入れとくと便利なソフト

大連とは何も関係ないのだが、ご紹介する。

◆Folder Marker Free◆
http://www.foldermarker.com/folder-marker-free.php

フォルダの色を変えられる。
Macを使っているデザイナーがフォルダの色を変えてデータ管理をしているのを
見ていて「便利そうだなぁ」と思ってた。
Windowsではアイコンを変更することはできるが、フォルダの色だけの変更とか
はできない。いやXP Plusとか導入すればできるのかも。

とにかくさっそく使ってみた。
フォルダの視認性が良くなった。
ジャンル別に色分けしている。
危険で恥ずかしい代物は「赤」。
仕事関係であんまし見たくないやつは「黒」とか。

これ絶対Windowsの標準機能にしたほうがいいって・・・。


◆WinRoll 2.0◆
http://www.palma.com.au/winroll/

とりあえず邪魔なWindowをタイトルバー一本だけにしてくれるソフト。
これもMacでは標準の機能。

今、ホームページ制作の仕事をやっているのだけれど、同時に三つ程のソフトを
起動して、なおかつ素材が入っているフォルダを二つぐらい開いて編集作業をす
るとき重宝する。
これもwindowsの標準機能にして欲しいものだ。

いずれも動作の軽いソフトなので、是非一度お試しあれ。
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2007年6月1日金曜日

意外と発展していた

妻の出産まであと一ヶ月ちょっとなので、本日里帰りの途についた。

夜8時の列車に乗るためにタクシーへ金州まで移動。
約30分で30元。
マイクロバスもあるんだけど、列車の時間に間に合わないとマズイのでタクシー
を使う。
軽軌道が開通すれば安くて快適になるんだろうなぁ。

金州駅前はとにかく広かった。
文字通りの広場。
人がたくさん集まっていて、周りを散歩してた。

荷物を持って駅舎の中へ。
中は古くて薄暗かった。
X線の機械に荷物を通す。中国の人たちはとにかくたくさんの荷物を持ち込んで
くる。衣服とか農産物とかいろいろあるんだろうけど、危険物は困るわけで(ダ
イナマイトを大量に持ち込もうとするとか)、ちゃんとチェックしなきゃいけな
い。

アナウンスがあってまもなく列車が到着するとのこと。
改札口が開く。続々と乗客がホームへ移動する。
妻はもちろん乗車券を持っているが、私は入場券を買っている暇はないので、駅
員に言ってそのまま中へ入れてもらう。駅員に後で出てくるときに1元払うよう
に言われる。

列車は16両編成。妻が乗るのは後ろの方。
子供の衣服やらタオルやらたくさん詰め込んだ巨大な荷物を抱えながらホームを
ひたすら歩く。

列車がやって来た。
目の前でピタリと停車。
なかなか停車位置は正確だ。
4号車の車掌が下りてきた。乗客の切符を確認する。
ここでも車掌に「付き添いです」と言って中に入れてもらう。
出発まで20分間あるので大丈夫だ。

妻の寝台席まで荷物を運ぶ。
乗客で通路はごった返していたので、長居は無用。
適当に妻に挨拶をしてその場を離れる。

ホームをひたすら歩いて戻る。
途中で尿意を覚えたのでトイレを探す。
うーむ、見あたらない。
改札口まできてしまった。
駅員に1元を渡して改札口を出る。
駅舎の中をうろうろしてトイレを探す。
待合室は次の列車の乗客でいっぱいだった。
トイレが見あたらない。

仕方がないので外へ出る。
あった。
公衆便所だ。

中国の公衆便所は基本的に有料である。
窓口があって、服務員のおばさんに「いくら?」と訊ねる。
「5毛(0.5元)」
5角(0.5元)を払って中に入る。
予想はしていたが、かなり汚い。
大便器は囲い無しである。いわゆるニーハオトイレだ。
小用をたして、さっさとその場を後にする。

タクシーがなかなか捕まらない。
やっと着たタクシーも別の人に先乗りされた。
しかし運転手は商売熱心で
「どこまでだ?」「開発区。」
「相乗りするか?」「OK」
地方では相乗りは日常茶飯事である。
先客の目的地に到着。前のお客が下りてから運転手と値段交渉をする。普通に
メーターを動かしていたのでは不利になるからだ。
30元で合意。一路開発区へ。

途中信号で前の車が全く動かない。
よく見ると交差点のところでパトカーが止まっている。
事故だろうか?
それにしても三車線止めるというのは解せない。
事故なら一車線ぐらいは通行出来るはずだからだ。

答えはすぐに判明。
白いフルサイズコンテナを積んだトレーラーが何台もやってきた。
彼らを先に行かせるために交通規制しているらしい。
真っ白なコンテナ。真っ赤な赤十字のマーク。
なんだろう?
仮設診療所だろうか?

それにしてもすごい台数だ。
40台ぐらい通過したんじゃないだろうか。
これから港へ行くのかな。

最後のトレーラーが通過した後、交通規制は解除された。
でも、トレーラーはゆっくりと走っていて大渋滞。
右脇を別のタクシーが走り抜ける。
なんと歩道を走行していた。
負けずと私の乗ってるタクシーも歩道を走行。
皆で走れば怖くない状態である。

まぁ、事故もなく家に帰れたから没問題だ。
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