待合室で若い女性に子供の英会話教室を勧められた。
開発区の奥の方では、今、急ピッチで工場建設の工事が進められている。
2010年にIntelが開発区にやってくるわけだが、米国人1000人の従業員がや
ってくる。
その家族も含めれば3000人規模。一つのアメリカ村が出来上がるわけだ。
さらに1万人の中国人従業員の雇用が生まれるそうで、大連市政府としては超大
型の企業誘致であり、オリンピック後の開発区は大きく様変わりしそうだ。楽し
みである。
米国人が増えれば、おのずと英語を話す機会も増えるわけで、とにかく街中で英
語が通じない大連の状況が多少改善されるかも知れない。出張で初めて中国に来
る日本人出張者には朗報だろう。
カラオケクラブの女の子たちは英語を話しはじめ、日式カラオケは間違いなく数
が減るだろうと思われる。
食生活の面でも米国式スタイルのレストランやジャンクフード店が増えるはずだ。
とてもマクドナルドやKFCだけでは足りない。
そこでIntelの方々に二つお願いがある。
米国から大連に連れてきて欲しいのだ。
一つは「バーガーキング」。
上海や北京には進出しているハズ。
以前、カルフォルニアに行ったとき、ハンバーガーと言えばマクドナルドぐらい
しか知らなかった私にとってバーガーキングのボリュームのすごさとおいしさは
衝撃的だった。
大連は東北地方ということで、やたらと料理の量が多いし、バーガーキングのボ
リュームは東北人受けするのではないか。
もう一度、あのハンバーガーが食べたいのだ。
もう一つは「ルートビア」。
これもバーガーキングで出されていた清涼飲料水である。
元々は薬として作られた飲み物であり、なんとも形容しがたい独特の味がする。
米国ではコカコーラ、ペプシコーラの次ぐらいにメジャーな清涼飲料水だ。
市内の大型スーパーを見て回ったのだがルートビアはついに見つけられなかった。
米国人が3000人も開発区に来るのだから、ルートビアを連れてこないわけにはい
くまい。
ぜひ期待している。
で、とりあえずは、27日に北京へ行くのでバーガーキングに行ってみようと思う。
ついでにルートビアも入手できるといいのだが・・・。
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