2010年5月23日日曜日

最近のマイブーム「ポアロ」

最近のマイブームは「ポアロ」。
もちろん、あのアガサ・クリスティーの「エルキュール・ポワロ」。


以前に買い込んで放置状態になっていたDVDを見ている。
一枚に4話(4時間分)詰め込まれているので、いまいち画質が悪い。
地上波デジタル・ハイビジョン放送に慣れた日本人の皆さんなら耐えられない画
質かも知れない。
まぁ、中国で入手できるのは現状この程度なので、その点は我慢するしかない。
最近は土豆網などで低画質の動画を見慣れたせいか、なんとか耐えられる。


動画に飽きたら、ダウンロードした電子小説を読んでいる。
日本にいれば、ブックオフなどで古本を大量購入しているのだが、中国ではネッ
トからダウンロードしたものを読むしかない。フリーウェアのブックリーダーを
カスタマイズして(文字フォントや壁紙にこだわる)、できるだけ読みやすくし
ている。


寄る年波のせいか、PCの文字を大きめに表示させている。22インチ
(1680x1050)で12ポイントの大きさ。
今は10ポイント以下の文字は長時間読むと疲れる。
来年は、もっと大きなディスプレイを購入することになるだろう。


巷ではiPadがブームだが、近いうちにタブレット型のPC(もちろんiPad以外で)
を買いたいと思っている。
ネットサーフィンと読書専用。iPad人気のおかげで、台湾PCメーカーから魅力的
なタブレットPCが続々登場してきているので、またいろいろと検討してみるつも
りだ。
Appleファンの弟は、もうすでにiPadを入手したかも知れない。


個人的には、Apple苦手派なので(笑)、Apple製品は買ったことはないのだが、
iPod(音楽プレイヤー)・iPhone(携帯電話)・ iPad(タブレットPC)と、立
て続けにヒット商品を出すAppleは尊敬している。
Appleがブームを作り、別のメーカーがそのブームに乗っかって、よりユニーク
な商品を出し、それを購入する。中国にいると、いち早くそういう商品に触れる
ことができるので、とても刺激的だ。


これからの数カ月は、さまざまなタブレットPCが出てくると思われるので、非常
に楽しみである。

2010年5月2日日曜日

趣味を再開

友人に頼んでtaobao.comで、あるモノを買ってもらった。


ミキサー。
と言っても、オレンジジュースとかを作る、あのミキサーではない。
中国語では「調音台」と言う。
こっちのほうがわかりやすい。要するに音楽を制作する時に使うあのミキサーで
ある。
日本を発つ前に楽器関係は全部処分したので、そんなに大げさなミキサーは必要
無い。
PCに接続するヘッドホンアンプとして手頃なミキサーが欲しかっただけ。


PCに直接ヘッドホンをつなぐことはできる。でもソフトウェアによってはボ
リュームを勝手にリセットするので、破壊的な音量で音楽が鳴り出したりして心
臓に悪い。
また、音にこだわりがある人なら、サウンドボードやサウンドインターフェース
を使う。
そういう時は大抵ミキサーやヘッドホンアンプを用意する。


最新型のサウンドインターフェースであれば、ヘッドホン端子もついていて便利
なのだが、日本円で1万円以上の買い物は妻からまた怒られる。
というワケで、とりあえずあるモノ(昔使っていたサウンドカード)を利用する
方向で最低限の出費(300元)でミキサーを購入した次第だ。


たまたまお隣の普蘭店の人が出展者だったので、注文から3日で商品が到着。
宅配業者の人を待たせて、その場で通電チェック。問題なさそうだったので、受
け取り票にサインする。
中国では商品が届いたらその場で品質チェックをするのが基本だ。


家に帰ってからさっそくセットアップ。
USB端子にサウンドインターフェースを接続して、出力端子からミキサーにケー
ブルを接続。
ヘッドホンをつないで音楽を再生すると、ちゃんと鳴りました。
音が若干左に寄ってる。
ミキサーが原因か?それともサウンドインターフェース?ヘッドホンも古いし
なぁ・・・(10年以上使ってるし)。
まぁ、そういう時のためのミキサー。パンポットをいじって音が真ん中になるよ
うに調整する。


二〜三日は、そんな感じで音楽を楽しんでいたが、どうも高音のチャリチャリし
た感じが耳につく。
あぁ、そういえば、このサウンドインターフェースはこういう音のクセがあっ
たっけ、と思い出す。
やはり安物はダメだなぁ。(当時4000円ぐらいだった)


そこで、日本から持ち込んだプロ用のサウンドカードを取り出す。
PCのケースを開けて、サウンドカードをセット!
といきたいところだが、カードがはまらない!
カードのスロットの開口口が小さくてつっかえている。
仕方ないので、マザーボードを固定しているネジを取り外し、マザーボードを横
にずらしてサウンドカードをセット。その後マザーボードを元の位置に戻す。


PCを起動して、サウンドカードのドライバーをインストール。


あ、Windows7用のドライバーが無い!


メーカーのホームページを見ても、サウンドカードのポータルサイトで調べて
も、Windows7用、Vista用のドライバが無い!
あるのはXP用まで・・・。
無理やりXP用のドライバーをインストールしたけどダメ・・・。
同じメーカーの似た商品のドライバーをインストールしても認識されない・・・。
まぁ、古いサウンドカードだしなぁ・・・(2002年製)。


諦めました・・・
いずれ古いPCで使うとしましょう。


で、結局サウンドインターフェースの問題はどうしたかというと、マザーボード
のサウンドインターフェース機能を利用することにしました。
プロ用のサウンド編集ソフトで使えるように、「ASIO4ALL」というソフトをイン
ストール。
そうするとプロ用のオーディオ規格「ASIO」で動作するようになって、内部の複
雑なミキシング機能をスルー(通過)するので音質もUPします。
USBのサウンドインターフェースで発生していたチャラチャラした高音も無くな
りました。
オンボードのサウンド機能ということでノイズが心配だったけど、最近のオン
ボード・サウンドチップはすごいね。耳壊れるぐらいの殺人的な音量までボ
リュームを上げて、やっと「ジー」というノイズが聞こえる程度。


なんだ・・・、オンボードのやつで十分じゃん・・・


このGWはウォークマン用にMP3をマスタリングしまくります。


最近のPCは高性能ですな。
Core2Duo 2.5GHzで、音声ファイルのレンダリング(マスタリング)してもCPU負
荷10%って・・・
来年は楽器買ってレコーディングするぞー!

ハンバークが食べたくなったので作ってみた

GW、いかがお過ごしですか?
妻や子供は里帰り中。今年のGWは中国では三日間だけ。
仕事の都合で一緒に里帰りできない私は一人でお留守番。


ネットでケロロ軍曹を見ていたら、急にハンバーグが食べたくなった。
そういえば、ハンバーグは日式のレストラン以外では食べたことなかった。
中国ではハンバーガーは食べるようになったが、ハンバーグを食べている人を見
たことはない。


さっそく市場へ買出しに行く。
行きつけの美容室でカットをしてもらった後(8元に値上がりしていた)、市場
の外れにある肉屋さんに行く。
頼み方はこうだ。
「餃子を作るので、牛肉と豚肉を半斤ずつください」
あと「碎一下」(スイイーシャ)
最後の一言でひき肉にしてくれる。まぁ、その前に「餃子」と言っているので、
相手もわかっている。
店主のおじさんは労働節で暇らしく、


おじさん:「韓国では肉とか高いんだろう?」
私:「いや、私、韓国人じゃないし・・・」
おじさん:「どこの国だ?」
私:「日本人だよ」
おじさん:「そうか、俺には日本に行ったことのある友達がいるが、日本では肉
高いそうだな。」


などと話しかけてくる。
こちらも暇なんで付き合っていると、気づいたら15分も話していた。
別の客が来たので、「じゃ、私他にも買い物あるから」と行って店を出ようとす
ると、「また今度話そうな」とおじさん。
まぁ、金州のような田舎では外国人と話す機会なんて無いだろうから珍しいのか
も知れないなぁ・・・。


市場では、たまねぎ、トマト、キュウリ、キャベツを買う。
あとはスーパーで米を5kg買う。


まずは最初に米をといで炊飯器をセットする。新しい炊飯器は調子が良い。
たまねぎをみじん切りにして、ひき肉と一緒にこねくり回す。
軽く塩コショウして、どうもまだ肉との絡まり具合がよろしくないので、つなぎ
として卵を二個入れる。
ハンバーグの下準備と洗い物をしていると、もう米が炊けた。早いなぁ。


フライパンを温め、油をひく。
肉をなんとなく丸い形に整えて、フライパンの中に次々と並べる。
ひき肉は保存しにくいので、全部ハンバーグにして焼くことにする。
蓋をしてしばらく待つ。


肉をひっくり返して更に焼く。
その間に、キャベツ、キュウリ、トマトでサラダを作る。
ドレッシング作るのは面倒なので、マヨネーズで済ます。
いい感じの焦げ具合が出たところでお皿に移す。


次にタレを作る。
ドミグラスソースなんてシャレたものは、近所のスーパーには売ってないから、
手元にある調味料で適当に作る。
生姜をすりつぶして、醤油と料理酒を加え、先程ハンバーグを焼いた肉汁を混ぜ
て熱する。
まぁ、要するに生姜焼きのタレ。
最後に先程のハンバーグにタレをかけて完成。


さっそく食べてみる。
うーん、やはりお店で出てくるようなおいしさには程遠い・・・。
次回はたまねぎの量を減らそう。
タレもホールトマト買ってきて、ドミグラスソースをちゃんと作ろう。


日本はお手軽な洋食調味料関係が充実しているので、割と簡単に料理ができると
思う。
中国は中華料理用の調味料は恐ろしく充実しているが、洋食はそうではないの
で、基本的な調味料だけを駆使して最初から作っていかなければならない。そう
いう意味では料理の腕は上達するかも知れない。