2008年7月31日木曜日

こんな時間に帰宅

AM2:00だったりします。


市内からだと、やはり金州は遠い。
自家用車が必要だな、と痛感します。


明日は(いや、今日か)朝8時半にお客さんと打ち合わせ。
いろんな要素(停電とか、別件の仕事を無理矢理突っ込まれたりとか、暑さボケ
とか・・・)が重なって、こういうタイトなスケジュールになってしまっていま
す。
お腹が空いたので何か食べたかったのですが、夜中は遠距離タクシーがなかなか
つかまらないので、悠長に食事するわけにもいきません。
金州に戻っても、近所のスーパーはもう閉まってます。
家に帰って冷蔵庫の中をあさってみるものの、すぐ食べられるものは無し・・・。
仕方がないので水飲んで我慢します。


だいたい、中国でこんな時間まで仕事なんかするヤツいないよっ!
という声が聞こえそう。
昼間は暑いし、夏なんて大嫌いだっ!


というわけで、今日はもう寝ます。

2008年7月30日水曜日

今日も散々だったなぁ・・・

お客様からの電話。
品物が届いていないとのこと。
部下に任せていた件だ。


今日も朝から予定外の仕事が入る。
部下に電話。しかし電話の電源が切れている。
彼は二つ電話を持っているのだが、どちらも切れている。


仕方がないので会社まで行く。部下は会社で寝泊まりしているからだ。
会社に着いてみると彼は不在。
仕方がない、自分が行って対応するしかない。
社長に電話を入れて、自分が対応しますと連絡。
一応念のためもう一度電話をかけてみると、今度はつながった。
すぐ対応するように伝えて、とりあえず一安心。
しかし、朝片付ける予定だった仕事はまだ終わっていない。
完全に予定を狂わされた。


昨晩社長から言われていたお客さまからのFAXが届いていない。
お客さまに電話をかけるが、閉机(電話が切られている)。
仕方がないのでメールを入れておく。
朝方やるはずだった仕事を片付ける。
気がついたら午后をだいぶまわっていた。


発注のために取引先の工場へ行く。
今日に限って担当者が休み・・・。
彼が見積した物件なので、他の人はちんぷんかんぷんだ。
仕方がないので工場長に事情を説明して、なんとか発注手続きをしてもらう。
電話が入った。
FAXが届いたそうだ。
急いでFAXを受け取りに行く。


FAXを見る。
デザインの修正指示だった。
ちょっと字が潰れて見づらい。
いずれにしても今日はこれから市内へ行くので対応は後だ。


市内へ行くリムジンバスへ乗る。
エアコンが効いて快適。
すぐ眠り込む。
途中、香炉磯の渋滞に巻き込まれる。
運転手は機転を利かせて、迂回路を走る。
開発区を5時に出発して6時に大連駅へ到着。


頼んでおいた品物を受け取りに友好広場近くの会社へ行く。
その後はデザイナーと待ち合わせて、後は彼にパンフレットのデザインをしても
らう・・・はずだった。
彼の事務所へ行って、いざカバンを開いてみると・・・。
持ち運び用のハードディスクがない・・・。
どうやら家に忘れてきたらしい・・・。
その中にはパンフレットで使用する写真素材が入っている。
写真素材が無くてはパンフレットのデザインは無理だ。
仕方がないので、今日はデザインをあきらめて帰宅することにした。


西の空で雷が光った。
どうやら雨が降りそうである。
一時間半かけて金州の家へ着いたとたん、どしゃぶりの雨。
今日も散々な一日だったが、最後にひとつだけラッキーだった。
もし、早く帰宅してなければ、ずぶ濡れになっていたところだ。
しかも、受け取っていた品物は出来上がったばかりのポスター。
雨に濡らしたら一大事である。


仕事はうまくいかなかったが、雨に濡れずに済んだ。
本当にラッキー。

2008年7月29日火曜日

散々な一日・・・

朝、部下からの電話で起こされる。
思えば、これがすべての始まりだった・・・

仕事で急に瓦房店へ行くことになったという。
そんなことは聞いてないぞ。何?今朝決まった?
取引先の社長から電話があって、今日瓦房店行けますか?と質問されて、ハイと
答えてしまったらしい。


なんで、上司に確認せず返事するかなぁ。


部下は、本日その同じ取引先へ大事な納品があったのだ。
私は部下に頼めない種類の仕事を抱えており、生産から納品までを彼に任してい
たのだ。
検品と発送・納品立会いはおそらく午後だろう。
工場へは別の用事で午後行くので、その時に対応するしかない。


今朝、一番に片付けなければならない仕事は日本のクライアントが要求してきた
資料を揃えて送ること。
クライアントは金曜の夜に要求してきて、月曜の朝に送って欲しいという。
無茶な話だ。
土曜日に取引先の工場へ行って、資料を用意して欲しいと頼む。
一部、コピーするには上司の許可が必要な資料があるとかで、月曜日の朝までに
用意してもらう約束をしていた。


タクシーに乗って工場へ到着。
すぐとんぼ返りするつもりでタクシーを待たせたままにしておく。
出がけに電話を入れておいて「今から行くから」と言っておいたにも関わらず担
当者が不在・・・。
しばらく待っていると担当者がやってきた。
頼んでおいた資料は?
要求しておいた半分しか用意されていない。
今、ファックスで送られてくるから、ちょっと待ってください、とのこと。


もうすぐ10時である。約束したのは「月曜日の朝まで」だったはずだ。
クライアントからの電話。
もうすぐ送りますから、少々お待ち下さい・・・
タクシーの運転手も待たされて不機嫌だ。
部下からの電話。
10時頃に納品されるとのこと。
なんだ?どういうこと?
トラックがもう工場を出たそうだ。
いかん。このままでは納品に立ち会えない。
というか、部下は出荷に立ち会っていないわけで、数量とか大丈夫なのだろう
か?一抹の不安がよぎる。
とにかくできる限り急いで納品先まで行くと伝える。


やっと来た。
急いでタクシーに乗り込む。
結局、タクシーのメーターによれば、18分間停車してことになる。
当然、停車時間も課金されている。
急いで、家に戻る。


資料を各ページすべてデジカメで撮影し、Photoshopで常識的なファイルサイズ
に縮小する。
出来上がったら、メール送信開始!


ストンッ。


不気味な音。
停電である・・・


マジで勘弁して欲しい。
いわゆるオリンピック停電というやつ。
メールが送れないではないかっ!
クライアントが待っているのに!


クライアントからの電話。
事情を説明。
ネットカフェからでもメール送信しますので、もうちょっとだけ待ってください、
と伝える。
本当は地区まるごと停電しているので、近所のネットカフェは使えない。
どうする?


そうだ!納品先のお客さまの工場からメールさせていただこう。
納品も立ち会えて一石二鳥である。


さっそく、開発区の工場へ向かう。
が、停電だということを忘れていた。
14階からの階段を一生懸命下りていく。


寄る年波には勝てない。
下り終わった足が笑っている。


案の定、納品は既に終わっていた。
数量や品質は問題なさそうだが、中敷きの用紙を忘れていたそうだ。
忘れやすい材料だから、わざわざ契約書にも明記したのにコレである。
生産現場、出荷時、納品時とすべて立ち会わないとこういうミスが必ず起こる。
本当に中国でのビジネスは難しいと痛感させられる瞬間である。
部下に翌朝の納品の指示を出す。


お客様に頼んでメールをさせてもらう。
メールを送り終わった頃に、日本のクライアントから電話。
送り終わったことを告げる。


急いで家に戻る。
午后、契約をしなければならない商品サンプルの設計図を書かなければならない。
急ぎのサンプルだ。


一時間で仕上げた後、今度は市内へ向かう。
なんとか夕方4時前に到着したが、例によって総経理室で結構待たされる。
やっと順番がやってきて、総経理に私のつたない中国語で要求事項を説明する。
説明をしている途中でも電話の邪魔が入る。
相手の電話だから、私がどうこう言える問題ではない。


電話が終わったところで説明を再開。
やっと契約手続きに入る。
契約書を書いているところで、また邪魔が入る。
従業員だ。
領収書にサインを欲しいらしい。
日本では、客がいる場所で割り込むのは、余程急を要する事だけだが、中国では
おかまいなしである。


領収書が終わったと思ったら、今度は別の客が来た。
総経理が招き入れる。
一応向こうはお客がいるから、と遠慮する。
だが、余程大事な顧客なのだろう、総経理は没問題と言いながら客を招き入れる。
どうせオレは大事な客じゃないですよ・・・


なにやら領収書らしきものを出している。
つまり客が代金を支払いに来たということだ。
それは確かに大事なことだ。
なにしろもうすぐ退社時刻である。経理担当者が帰ってしまってからでは小切手
が切れない。
中国で仕事をしていると、商業習慣というか一連のやり方というのがだんだんわ
かってくる。そういう事情を理解しているから、割り込まれても腹は立たない。
日本からの出張者だったら立腹するケースだろうか。


いや、客にちゃんと説明すればいいのだ。
こうこう、こういう事情でこちらのお客様を先に対応させていただきます、と言
えば、わかりました、どうぞどうぞ、と簡単に済む話だ。
だが、その総経理は全く説明しない。
説明しても私の中国語能力では聞き取れないと思ったのか?それとも、これぐら
いのこと、いちいち説明せんでもわかるだろう?とでも思ったのか。


やっと契約手続きが完了。
それで、いさ設計図を渡そうとデザインルームに行くと、スタッフが誰もいない。
全員仕事を終えて退社してしまった・・・
おいおいどうするんだよ〜


結局、設計図は担当者へメールで送ることにした。
でも、出来上がりは明後日になるという。
あーぁ、お客さんにまた謝らなきゃ・・・。(向こうの希望納期は明日だった)


次はポスター屋さんに向かう。
頼んでいたポスターの印刷ができあがっているハズ。
それと、新たに印刷物を頼まないといけない。
パラパラと雨が降っている。これじゃポスター持って帰れないな・・・。


着いてみると、担当者の部長さんがいない。
しかたがないので昨日会った女の子に新しい印刷物のことを説明し、データを見
てもらう。おおよその見積を出してもらい、あとは明日の午后に取りに来るから
と言って、おまかせする。


外へ出て食事。ラーメンを食べる。


さて、この後の行動予定を考えてみる。
そうしたら大事なことに気がついた。


お金が足らない・・・


もし、この後、夜から開始する設計の仕事に立ち会っていたら、確実に夜10過ぎ
に市内を出発する。
そして金州まで帰るとなれば・・・、全線タクシーだ。
軽く100元は超える。
だが、持ち合わせは100元。


こりゃダメだ・・・・


そんなわけで、設計師に電話を入れ、今夜の仕事をキャンセルと漣拓。
バスに乗って開発区まで戻ってきた。


いったい何のために市内へ行ったのだろう・・・。


本当に散々な一日だった

2008年7月26日土曜日

仕事が思うようにいかない・・・

最近、週末がよく潰れる。


毎週土曜日に中国語のレッスンがあるのだが、先週、先々週と2回休んだ。
今日ぐらい出席したかったのだが、仕事が入り、明日に振り替えてもらった。


ここ連日、深夜帰宅が続いている。
接待や印刷の立ち会いで帰宅が遅くなるのだ。


接待でお酒を呑んでいる時はそれなりに楽しいが、連日では体が保たない。
工場での立ち会いが深夜になるのは、オリンピックを原因とする昼間の停電のせ
いだ。
いきなり予告もなく停電するので、工場の生産計画が立たない。
納期があるから、こちらは直接出向いて、深夜でも立ち会うから印刷してくれ、
と頼む。電話で頼んでいたのでは優先順位は上がらない。


通常の生産業務をこなすだけでも大変なのに、割り込みで特急の仕事が入ってく
る。しかも週末の金曜の夜に言ってくる。
中国の工場だって週末は休む。週末は何もできないのに、月曜日に結果を報告し
て欲しいと言う。送られてきたデータは不完全で、そのまま作ったらおかしな商
品になりますが?と誤りを指摘しても締め切りは延ばしてはもらえない。
日本側の仕事が中途半端なのに、中国側は短時間での納期と完璧な品質を求めら
れる。
マジでキレそうになる。


私の体は一つしかないし、私が仕事に関われる時間だって限られている。
だから休みの日でも仕事をしなければならない。
客は気軽に口頭で仕様を説明するが、こちらはそれを図面に起こして一度確認す
る。確認をせずに先方の意向と違うモノを生産してしまったら全部返品される。
言うのは簡単。それを現実の商品に仕立てるには時間がかかる。その時間すら十
分にもらえない。いったいどうしろと言うのだ?


ストレスで怒りっぽくなっている。いや怒っていると言っていいだろう。
前回、妻に当たってケンカになってしまったので、今回は気をつけている。


「仕事の圧力で精神不好。しばらく別関我。頼むから。」


妻にはこう言って、離れてもらっている。


たまった怒りはモノに当たって(ベッドやまくらを殴って)一時的に発散させて
いる。
本当は携帯電話をたたき壊したい。だが、壊したら困るので、なんとか我慢して
いる。


どなたか効果的なストレス発散法を教えていただけないだろうか。

2008年7月24日木曜日

トヨタの販売数が世界一になったのだそうだ

トヨタ、再びGM上回る 上期世界販売27万台差
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?site=MARKET&genre=c1&id=AS1D2306L%2023072008


日本にいるときは2台続けてトヨタに乗ってた。
大連に来てからは、当然運転しないので、もっぱら後部座席か助手席に座ること
になる。


高級車ブランドのレクサスは、いくつか乗る機会があったが、やはりベンツのS
シリーズのほうが個人的には好き。理由は後部座席の広さと安定感。ただしエン
ジン音はレクサスより大きい。
自分で運転するならレクサスのほうが楽しそう。いろいろ便利な装備が付いてる。
コレは何?アレは何?とあちこち押してみる子供の気分だ。
ただし、最新のレクサス460Lみたいな後部座席を拡張したタイプは乗ったこ
とがないのでベンツとの比較は公平ではないことは承知している。


クラウンやマークX、カムリなどはそつが無い作り。
だがレクサスに比べると中途半端な感は否めない。
中国でクラウンクラスを買うなら、もう何十万元という単位だから、それなら一
気にレクサス行けばいいのに、という感じ。
ちなみにクラウンは大連でも人気車だ。
自分で運転するにはいいが、後部座席は広くはない。


そして、トヨタの戦略車であるカローラだが、大連では大変な人気車でもある。
取引先の中国企業では役員全員がカローラに乗っていた。
街でもよく見かける。
サンタナ・タクシーに乗り慣れた私からすると、カローラはとにかく静粛で安定
感がある。広さは同じぐらいで装備は圧倒的に充実している。低コストでこうい
う車を作れる日本は確かにすごい。
日本にいる時にも乗ったことがあるが、見た目は地味でつまらないのに、運転し
てみると実に快適。なんとも不思議なクルマというのが私のカローラへの印象だ。


日本では見られないブランドとして、GMのビュイックがある。中国では人気の
あるブランド。とある工場の役員の方(中国人)のクルマ(2リッタークラスの
セダン)に乗せてもらったが、実に快適だった。本気で欲しいと思った。


チェリーという中国ブランド。QQという小型車が有名。
QQと1.3リッターぐらいのセダンに乗ったが、自分では決して買わないだろ
うという感じ。チェリーは大型セダンも出しているが乗ったことがないので多少
興味はある。


中国国産車で欲しいな、と思ったのは「中華」のセダン。
まずデザインが気に入っている。十分世界的に通用する高速道路でも存在感のあ
るデザイン(遠くからでも識別できるデザインということ)。
後部座席に乗る機会があったが、結構静かで安定感がある。ビュイックのセダン
に乗っているような感じ。フォードのOEM生産をやっている工場で作っている
らしい。


韓国車も大変よく見かける。が、まだ乗ったことはない。
北米ではソナタが売れているらしい。
日本では韓国車は大苦戦してるようだが、中国では大変人気がある。
今度機会があったらぜひ乗ってみたい。


中国の場合、遠乗りが多いので、運転していて疲れにくいクルマ選びが重要にな
ってくる。
私はマニュアル・ミッション派なのだが、遠乗りに関してはさすがにオートマの
方が楽。だが、中国ではマニュアル車が実に多い。
なんでかなー。


まぁ、いろいろクルマについて書いていても、現在のウチの家計で買えるのは中
古のサンタナがいいところ。まずは生活のための「足」を手に入れることが目標。
新車が買えるのはいつのことやら・・・。

2008年7月19日土曜日

てめぇ、ふざけんなよ!・・・・・・って感じ

市内での仕事を終え開発区までバスで戻ってきた。


3.5元のリムジンバス。冷房も効いて快適。
熟睡して乗り過ごした。
仕方がないので安盛前で降りる。


気分的にマイクロバス乗りたくなかったのでタクシーを止める。


私 「桃園まで」


運転手A「15元」


私 「不用了!」


メーターなら10元で着く。
値段を交渉しなきゃならない時点で、そのタクシーには乗りたくない。


次のタクシーを止める。


「桃園」と言ったら、手を振って"ダメだ"のサイン。


もう一台タクシーを止める。
今度は20元と言ってきやがった・・・。


赤文字で「開発区・金州」と表示のあるタクシーがやってきた。
あれなら大丈夫だろう。


おばちゃん(たぶん私より若い)が運転している。
助手席に座ってから「桃園」と告げる。


おばちゃん「10元でいいかい??」
私 「いいよ」


金州のタクシーの運転手は当然、相場をわかっている。


おばちゃんに「他のタクシーはどうして桃園に行きたがらないのか?」と訊ねた。
行きはいいが、帰りに客を拾えないから嫌なんだそうだ。
自分は金州のタクシーなので桃園は通り道だから問題ない、とのこと。


家へ帰るだけなのに、相場の倍も払えるかっつーの。
まったく客を舐めた話だ・・・。

竹島問題、韓国で過激な抗議行動 キジも犠牲に

竹島問題、韓国で過激な抗議行動 キジも犠牲に
http://www.afpbb.com/article/politics/2419347/3140551


これはちょっとな〜・・・という行動。


なぜか大手新聞社ではコレ、ニュースになっていない・・・。
どうでも良いニュースはたくさん報道するくせに・・・。
へんなの・・・

香炉磯の渋滞

香炉磯の渋滞1
http://www.flickr.com/photos/22492666@N03/2679362351/


香炉磯の渋滞2
http://www.flickr.com/photos/22492666@N03/2679362441/


香炉磯の渋滞3
http://www.flickr.com/photos/22492666@N03/2679362521/


仕事帰りにバスに乗ろうと歩いて工人村の橋を渡っていたら、真下の道路が大渋
滞している。
香炉磯へ向かう渋滞した車の列は開発区方面の対向車線にまではみ出し、対向車
はまったく走れない状態になっていた。
この様子を見た部下が「バスは諦めて軽軌に乗りましょう」と言うので、香炉磯
駅まで向かう。


通常であれば、香炉磯駅行きのバスに乗るところなのだが、駅までの道路は完璧
に渋滞している。というわけで二人して徒歩で駅まで向かった次第である。


この渋滞の原因はおそらく道路建設工事のためである。
渋滞を緩和するための道路工事でこれほどまでの規模の大渋滞を引き起こしてい
る。なんとも皮肉な話だ。
工事をしなければならない事情は理解できるのだが、やはり公共交通機関が身動
きとれないのはマズイだろう。
バスとタクシー以外の通行を遮断するなどの思い切った方策をとる必要があるの
ではないだろうか。

2008年7月16日水曜日

毎日暑いですね

あの後すぐに妻とは仲直りしました。
仕事のストレスで苛立っていた私がいけないので、


夜はさっさと寝る


怒らない


という方向で家庭円満を図ろうという次第です。

さて、最近昼間はかなり暑いです。


昨晩、五彩城のとあるお店で食事をしていると、ダークスーツをしっかり着た日
本人男性がやってきました。
暑いのにお疲れ様です。
こっちはお気楽なポロシャツ姿で仕事してます。
夜、社長に誘われ、久しぶりに日式カラオケに行ったら、女の子に


「アナタ、中国人みたいな格好だね」


と言われ、ちょっとうれしい花花です。


毎日、地道に仕事しています。
出張ベースで大連に来てた頃は、本当に「何も見えてなかった」としみじみ思い
ます。
通訳を通じて中国人スタッフに仕事をお願いしていたのは遠い昔。
あの頃は、本当の意味での仕事はできてなかったように思います。
今は、直接交渉もするし、自分で設計もします。
ものづくりの仕事は、日本でやっていても面白いと思いますが、中国では言葉の
壁や文化・考え方の違いがあるので、うまくモノが作れた時の感激はまたひとし
おです。


そんなわけで今日は早めに寝ます。
おやすみなさい。

2008年7月14日月曜日

暑い一日だった

予定外の事が多くて、仕事がちっとも片づかない。


本日は市内まで届け物。往復3時間。
帰ってきて、妻とケンカ。


昼間、妻から電話があった。


妻:何時に帰ってくる?

私:わからない。わかったら電話する。


その後、市内での仕事を終え、電話。家の電話と携帯両方に電話するも、どちら
も出ず。


バスで寝ていると電話がかかってくる。
(やれやれ・・・、せっかく気持ちよく寝てたのに・・・)


あと一時間ぐらいで帰ると伝える。


だが、乗り換えた金州行きのバスはマブチモーターの前で長時間停車。
やっと出発したと思ったら十里崗でも長時間停車。
頭に来て降りてしまう乗客がちらほら。


やっと桃園のマンションの下に到着した時、妻からお叱りの電話。
こっちもキレる。


中国の交通事情は不確定だ。
時間通りに到着するかどうかわからないし、仕事の都合で急に予定が変更するか
も知れない。だから何時に帰るという約束は正直したくないし、意味がない。
仕事で立て込んでいれば電話もできないし、同じくバスが混み合っていれば、や
はり電話にも出られないことだってある。


何時に帰るだろう、と期待するから相手も怒る。
こっちは何時になるからわからないから、先に食べててと言うのだが、妻は待っ
ている。ありがたいと思うが、それなら怒らないで欲しい。

今、十時をまわっているが、妻は友達へグチを言いに外出したようだ。
携帯電話は持って行っていない。
息子が夜泣きしたらどうする。


とりあえず妻が帰ってくるまで寝ずに待つことにする。

私も広場デビュー?

昨日の日曜日の朝、部屋を掃除するので、子供を連れて下を散歩してきて、と言
われた。


我が家のマンションの下には広場があって、道路側に丸くて大きな噴水がある。
セキュリティーゲートの前まで、照明代わりのポール(柱)がずらっと並んでい
て、なにやらローマ宮殿の遺跡みたいな雰囲気。
そのポールとポールの間にベンチがあって、住民はそこへ腰掛けながら目の届く
範囲で子供を遊ばせるのが日課だ。


空いたベンチに腰掛け、息子を適当にあやしていると、知らないおじさんが小さ
な娘を連れてベンチに腰掛けてきた。
さっそくいろいろと話しかけられる。


<男>韓国人か?
<男>どこで働いている?
<男>どんな仕事だ?
<男>給料はいくら?


こんな感じに質問攻めである。
はっきり言ってうざい。
妻が広場デビューしているのは知っていたので、「オレにかまうな!ほっといて
くれ!」とは言えない。
あの日本人は人付き合いが悪い、などと変な噂がたって妻が仲間はずれにされた
ら困る。


息子がおしっこをしたのを機会に、部屋へ戻ることにする。
エレベータが降りてきたら妻が乗っていた。
再び外へ。
何やら別棟へ連れて行かれる。友達の家へ行くのだろう。


案内されたのは健康食品販売をやっている主婦の家。
我が家より広い80平米の部屋。
窓から軽軌と山の景色が見える。
オシャレな部屋のテレビの横に、何故かそぐわないものが置いてある。


顕微鏡だ。


なんだろうと不思議に思っていると、何やら妻の血液を検査することになった。
右手の小指を出す。
アルコールを含ませた綿棒で念入りに消毒。
カートリッジ式の針を取り付けたペンのような器具を小指に当ててボタンを押す
と「パチン」と音がして指先に小さな穴が空く。小指を少々つまむと玉粒のよう
な血が出てくる。ガラス板を指に押しつけて血液サンプルを取る。
それを顕微鏡にかけて見る。
顕微鏡にはカメラが内蔵されていて、映像を隣のテレビに映し出す。


赤血球の粒が見事に映し出された。
「粘」とか言っている。粘り気が強いということらしいが、いわゆる「血液ドロ
ドロ商法」だろうか?
水分をもっと採ったほうがいいとか言っているな。
まぁ、その後に続くのは健康食品のセールスなのだろう。
血液検査をやるという点で説得力が増す。なるほど。ちょっと感心した。


ついでに私も血液検査してもらった。
これと言って大きな異常はないらしい。
妻が子供のための健康食品を予約してあったので、それを受け取ってから帰宅。


外は暑かった。
なんだか気疲れしたので昼寝をする。
まだ午前10時だった。
なんだか長い日曜日を過ごすことになりそうだった。

2008年7月12日土曜日

【ニュースコメント】路上コーヒー販売で書類送検

路上コーヒー販売で書類送検=売上1000万円、元喫茶店夫婦ら−大阪
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=544938&media_id=4&m=2&ref=news%3Aright%3Apickup


世知辛い話題だな・・・。
こういう記事を見ると、日本てもうダメだな・・・と思う。


なにをやるにしても許可申請が必要。
こういう隙間ニーズ的なアイデア商売は、たぶん簡単には許可が下りない。
昔はこんなんじゃなかったのにねぇ。
商売なんてやってみなけりゃわからないでしょうに。


中国で生活していると、本当にいろいろな細かい商売があると実感する。
その中でも特に目を引くのは廃品回収系の商売だ。
リヤカーやフロントカー(リヤカーの逆の形の自転車)で様々な廃品を回収する。
お金になるのは金属やビニール・プラスチックなど。ペットボトルは1本0.1元
で引き取ってくれる。
最近、ペットボトル回収のおじさんと友達になった。
顔を見かけると「こんにちは。今日はペットボトルあるかい?」と声をかけてく
れる。


開発区にある工業区では、よくロバの馬車をみかける。残飯を集めている馬車だ。
残飯を集めて、その後どうするのだろう?やはり肥料を作るのだろうか。


彼らは生活のために廃品や残飯を回収する。毎日やっているのだから、それで生
活が成り立っているのだろう。立派な商売である。
あれもダメ、これもダメと何もできない日本より、どんなことでも商売にしてた
くましく生活している中国のほうがはるかに自由だと感じるのは私だけだろうか。

2008年7月11日金曜日

今日も点滴

最近、マンションの外壁が塗装し直された。
ロープを2本垂らしてベンチに座って塗装する職人技である。
以前の色は深緑だったが、今度のは濃いグレー。
さび止め材なら赤色だから、たぶんこのまま濃いグレーのままなんだろうな。
前の深緑のほうが好きだったのに・・・。


そんなアンニュイな木曜日。
風邪は少しは良くなっていたが、あいかわらず体はだるくベッドで横になる。
途中仕事の電話を2本こなし、あとは家でのんびり過ごす。


夕飯の後、ふたたび点滴しに行く。
昨日と同じ。2本。
終わったら23時をまわっていた。


昨夜は薬のせいか、一晩中眠れなかったのだが、今夜は大丈夫だろうか?


こんな時間(0時近い)なのに、外で花火をしているヤツがいる。
打ち上げ花火じゃないだけマシだが、早く寝ろよ、と言いたい。

2008年7月9日水曜日

例によって点滴

風邪が悪化してきたので、妻に同行してもらって町医者のところへ行く。


近所のお友達オススメの町医者だが満員。
点滴受けるまで30分は待たされるということなので諦めた。


結局、桃園の評判はいまいちの町医者へ行く。
女医が一人だけ。他に誰もいない。
妻が話をして点滴することに。瓶が2本ぶら下がる。


心身共に疲れていたので、寝る。
ひたすら寝る。


気がつくと、がやがやと声がする。
「感冒了」と言ってる。風邪を引いたらしい。
55歳のおじちゃんが隣のベッドに横たわる。
奥さんや娘や息子が心配そうに付きそう。
会話の内容が聞き取れない。
ハングル語みたいだ。おそらく朝鮮族なのだろう。


朝鮮族だからずっと朝鮮語を話しているのかと思えば、時より中国語がでてくる。


すごいなぁ、この人たちは普段からバイリンガルなんだ・・・。


彼らに比べれば私の中国語なんてまだまだ・・・。


身近に理解できない言語を話す人がいれば、なんとかしてそれを理解したいと思
う。もし、韓国や北朝鮮で生活するならば必死になってハングルを覚えたはずだ。
もっと若い頃から語学を勉強しておけばよかった、と思う。
だが、その時は「別に必要ないじゃん。日本で生活してるんだし」で済ませてい
た。島国根性というか、全く国際感覚を持っていない一人の日本人だった。
いい年のおっさんになってから、ハングルに興味を持っている。
そういえば、もうすぐインテルが大連に進出してくる。そうなれば英語も話す機
会が増えそう。


先日、市内からの帰り道、2元バスの車内で、一生懸命英語のスピーチの暗記を
しているおにーちゃんがいた。見ると履歴書がはさんである。
なるほど、面接か。
仕事や収入に直接影響するから彼も必死だ。
日本にいるときは中学高校大学と8年間も英語を勉強してきたが、将来絶対に必
要になる、という危機感が無かった。だからまともに話せない。
それでも8年間はまったく無駄だったわけでもない。
少なくとも文法とか単語とかはゼロから勉強し直さなくて済む。


そんなことを考えていたら点滴が終わっていた。
点滴する前は意識がもうろうとして「どうでもいいよ・・・」という感じで元気
がなかったが、点滴後は明日からまた頑張ろう、というやる気が出てきているか
ら不思議だ。


やっぱり健康は大事だね。
明日も念のため点滴する予定。
ぶっ倒れている場合じゃないよ。

2008年7月8日火曜日

お誕生日おめでとう

今日は息子の誕生日。


さまざまな方からプレゼントをいただいて幸せ者です。
皆さんありがとうございます。


旧暦にお祝いしたので、今日はケーキ無し。
その代わり妻が洋服をたくさん買ってきました。
成長が早いので、どうせすぐ着られなくなるのでしょうが、古着はどんどん妻の
実家に送ってます。親戚同士でリサイクルです。


下痢はもう完全に治ったけど、今度は私が風邪をひいた。
妻の風邪が感染ったらしい。
薬を飲んで今日は早めに寝ることにします。

大連のガソリンスタンドにトラック長蛇の列

朝の8時ぐらいに開発区へ行くためにタクシーに乗る。


丹大高速道路のあたりからものすごい渋滞に出くわす。
誰もが先を急ぐ。金州と開発区を結ぶマイクロバスは歩道をぐんぐん走っていく。
いつもなら一瞬で走り抜ける距離を10分ぐらいかかって十里崗にたどり着く
と・・・


トラック長蛇の列・・・
彼らの目指すところは十里崗交差点角の中国石油ガソリンスタンド。
給油のために列を作っているのだ。


聞くところによれば、柴油(軽油)が不足しており、トラックの大きさによって
最大でも一台につき200元分までしか給油できないという給油制限があるらしい。
柴油の現在の相場が1リットルだいたい6元として、200元だと約33リットル。大
型トラックの燃料タンクの容量が300リットルとして、10分の1しか給油できな
い計算です。


これじゃあ行列を作るわけだ・・・


行列のせいで道路は大渋滞。
ちなみに金州と開発区を結ぶ道路は片側3〜4車線もある広い道路です。
それが渋滞するのだから本当に大変。


なぜ柴油不足になっているかというと、中国はアジア地域では最も軽油が安いそ
うです。軽油というのは実は航空燃料と同じで、日本などにやってくる旅客機は
中国に立ち寄って給油していくのだとか。
中国は国策で航空燃料(軽油)を優先的に売って外貨を稼いでいるので、民間向
けの柴油が不足している、という次第。


家の近所にも一軒ガソリンスタンドがあるのですが、そこでは柴油は売ってませ
ん。ガソリンだけです。
こんな状態では、国内流通に無茶苦茶悪影響があると思うのですが、大丈夫なん
かな・・・。

2008年7月6日日曜日

ひたすらよく寝た休日

大連はよく晴れて暑い一日だった。


二つあった用事が無くなったので完全な休日になった。
暑くて何もする気がおきない。
最近、疲れが溜まっていたので、体がだるい。こういう時は昼寝に限る。


ひたすら寝た。
昼ご飯を食べて、また寝た。
夕方6時に起こされた。


家族三人で市場へお買い物。
今晩は私が料理する。
チンジャオルースー。ただし豚肉を使って生姜焼き風味にする。
日本酒やみりんが無いので、醤油を水で割って、味の素を入れてごまかす。
ご飯が炊きあがるまでタレに豚肉を漬けておく。


原材料費。お肉9元、大きいピーマン2個1元。
サラダ代わりにキュウリを千切りして香菜を乗せマヨネーズをかける。
調味料に恵まれないながらも、味はまぁまぁ。
妻は美味しいと言ってくれた。


夜9時過ぎに、向かいのマンションの妻の友達が子連れで遊びにきた。
今夜は一緒に泊まるそうだ。

2008年7月5日土曜日

Windows XP 動作が重い<解決編>

メモリ増設をしたり、キャッシュをUSBメモリに待避させたりして強化を図って
きた自宅ノートPCだが、そもそも日本で使い始めた当初はそれほど動作は重くは
なかった。
常駐ソフトは確かに増えているが、タスクマネージャで見る限りCPU占有率はほ
とんど無視できる数値である。


もちろんウイルスやスパイウェアのたぐいはしっかりと駆除している。
余計なアプリケーションやデータは削除し、デフラグもかけてきる。


それでも動作が重たいのだ。


以前は動画や音声ファイルの再生は楽勝だった。今は動画はカクカクだし、音声
も途切れがちである。もうハードディスクの寿命なのだろうと、ハードディスク
の換装を計画していた。


今日は午後に多少暇ができたので、改めてネットでPCの動作が重たい原因を調べ
てみた。
すると、ウイルスでもスパイウェアでもなくPCの動作が重くなる原因として、
ハードディスクの動作モードが「PIO」に変更されている場合がある、という記
述があった。
さっそく調べてみると、まさしく「PIO」になっていた。


PIOモードではCPUが一生懸命がんばってハードディスクとのデータのやりとりを
する。だからCPUに負担がかかり、パソコンの動作が非常に重くなる。
それを改善するためにDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)という方法が開発
された。これだとCPUに負担をかけずにハードディスクのデータを読み書きでき
る。
ちなみに私のノートPCはDMAモード5というのに対応している。理論上は100Mバ
イト/秒でデータの読み書きができる。ところがPIOモードではこれが16.6Mバイ
ト/秒になってしまう。これは自動車に例えるならば、高速道路を時速100kmで走
ることができる車を時速17kmで徐行させるようなものだ。処理速度にして6分の
1。どうりで動作が重たいわけである。


本来DMAモードで動作していたはずなのに、どうして勝手にPIOモードになってし
まったのか?
Windows XPで使われているIDE/ATAPIポートドライバ(Atapi.sys)は、 計6回のタ
イムアウトもしくはCRCエラーが発生すると、転送モードを段階的に低いモード
に引き下げるそうだ。ハードディスクの寿命が近づいている場合に読み書きエ
ラーが起こるため、こういう機能を搭載したのだと思う。
私の場合、USBで接続したハードディスクがよくタイムアウトエラーを起こして
いた。原因はケーブルやコネクタ部分の接触不良。
しかし、それぐらいのことで勝手にクソ遅いPIOモードに切り替えられてしまう
のではたまらない。しかも、一度PIOモードに切り替えられたら、Windows XPを
再起動してもDMAモードには復活しないときている。


元のDMAモードに戻すにはレジストリを書き換える必要がある。


パソコンが重かった犯人はHDDの転送モード
http://blog.osoe.jp/article/13035676.html


ただし、この方法だけでは、USBの接触不良でタイムアウトエラー出た時に再び
PIOモードに切り替わってしまうので、もう二度と勝手に切り替わらないように、
このはた迷惑な機能を止めることにする。


「ResetErrorCountersOnSuccess」
エラーカウントをリセットして勝手にPIOモードに切り替わらないようにする
http://journal.mycom.co.jp/column/winxp/075/index.html


以上の手当をした後、PCを再起動したら無事DMAモード5が復活。
XPの起動が以前のように早くなったし、動画や音声も途切れることはなくなった。
デメリットとしてはハードディスクの寿命がわかりにくくなることぐらいだが、
ダメになるときは一気にダメになってもらって結構なので、それまでは勝手に遅
くなるなよ、と。


しかし、コレ、普通の人は絶対分からないと思う。
とりあえずWindowsを再インストールすれば治るのだけれど、仕事や趣味のため
の複雑な動作環境を構築してしまったPCは、正直Windowsの再インストールなん
てしたくないし・・・。
ちなみに私のPCにはWindows XPのSP3を導入しているが、SP3をインストールし
てもこの問題は修正されない。
また、Windows XP以外にも、Windows 2000、Windows Server 2003でも同様の問
題が起こるそうだ。
詳しくは下記のページを参照のこと。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;817472

2008年7月4日金曜日

野菜や果物についてちょっと詳しくなったよーな気がする

先ほど、スモモを食べていて気がついた。
サクランボとスモモは親戚関係にあるんじゃないか?


サクランボは中国語で「桜桃」と書く。
独特の甘酸っぱさといい、サクランボをスケールアップしたらスモモになるよな
ぁ・・・、などと考えていた。


中国へ来てから野菜や果物について「へぇ〜」と感心するというか気づかされる
ことが多かった。
例えば、ピーマンと唐辛子は同じ呼び名である(辣椒)。青い唐辛子を大きく成
長させたらピーマンになる。
中国には辛いピーマンと辛くないピーマンがある。
見た目の判断は難しい。
日本でよく売られているへそがへこんだピーマンは辛くない。
唐辛子をそのままスケールアップした細長い形のピーマンがあるが、辛いものと
辛くないものがある。大連で通常売られているのは、この細長いピーマンなので、
買う時にいつも「これ辛いやつ?」と確認している。たまに騙されるのは愛嬌だ。


スイカやメロンがキュウリの仲間なのも、中国へ来てから知った。
中国語ではスイカは「西瓜」と書く。キュウリは「黄瓜」、メロンは「甜瓜」と
書く。名前に「瓜」がつくことで同じ仲間なんだということがすぐ分かる。日本
語ではスイカ、キュウリ、メロン。とても同じ仲間だとは想像できない。
もし中国へ来なかったから、一生知らないままだったかも知れない。
身近な野菜や果物なのに情けない話である。
私みたいないいおっさんですら知らなかったのだから、昨今の日本の子供たちは
推して知るべしである。日本の教育の問題は、案外、こういう身近なところにあ
るのかも知れない。
まぁ、とにかく、中国で育てる自分の息子は心配なさそうなことは確かである。

おまかせで楽しめるドルビーボリュームとは?

テレビの"音量"に革命--おまかせで楽しめるドルビーボリュームとは?
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20376524,00.htm


日本のテレビ放送は放送局側で強力なコンプレッサーかけているので、音量は一
定してるのだけれど、中国の場合、ものすごく適当。CMに入るととんでもなく音
大きかったりして、あわててボリューム下げる。
ドルビーボリュームはぜったい中国のテレビに内蔵させるべき。

そう言えば、東芝のテレビって大連の工場で作ってるんだった・・・

2008年7月3日木曜日

空気読んでくれよ

市内での仕事を終え、21時に帰宅。


妻と一緒に子供を風呂に入れて、その後は仕事開始。
大事な取引先へのメール2通を作成。
妻が何か話しかけてくるが、後にしてくれと拒絶。


以前、話を聞いてあげて、メールを送り忘れ、後で大変面倒なことになった。


中国では窓口での割り込みは当たり前。
私は聖徳太子みたいに、一度にいろいろな話を聞くのは無理。
格言は「一度に一つずつ」だ。
アレもコレも手を出したあげく、一つも完成しなかったのでは意味が無い。
手をつけたものは最後までやりきる。終わったら次へ。
物事は優先順位をつけて、急ぐものから片付ける。
何事もちゃんとできて当たり前。不完全なものは意味が無い。仕事ともなればち
ょっとしたミスでも命取りだ。


今、大きな仕事が決まるかどうかの瀬戸際で、顧客の要求に全力で対応している。
普通に工場へ依頼すれば一週間かかるようなことを2日以内でやらせている。
だから、いわゆるピリピリした状態だ。
一方、家では子供の下痢がなかなか治らず、毎日病院通い。妻も心配でいろいろ
言ってくる。正直なところ、「家のことは任せたから」と言いたいが、それは夫
としてあまりにも無責任。出来る限りフォローはするが、私も限界がある。


出勤時に「何時に帰ってくる?」と質問されるが、毎回同じ質問をされるのでい
いかげんうんざりである。「仕事が終わったら電話する」と答える。毎回同じ答
え。
「だいたい何時?」
「そんなのわかんねーよ!仮に言ったとしても、たぶん変更になるだろうから無
意味」
ここは中国である。
仕事は相手の都合で時間が左右される。
受付で長時間待たされることだってある。
トラブルで対応に追われることだってある。
出勤したら、正直なところ家のことはかまっていられない。
日本と違い、すぐ自分の代わりを務められる人材はいない。
何かあれば、最後まで自分一人で対応しなければならない。
貿易の仕事は、失敗すれば大きな損害が出て、すぐ取引停止になる。


仕事のメドが立って、帰宅予定時間を知らせようと電話をすると妻が出ない。
携帯電話を家に忘れたまま外出したらしい。
こういう時、一番腹が立つ。
さんざん人に帰宅時間を聞いておいて、いざ電話すると出ないなら訊くな!


仕事でも部下が電話に出ないことがある。
私は基本的に月曜日から土曜日までの朝9時から夜6時の間しか部下には電話し
ない。
それが通常の勤務時間だからだ。
勤務時間内に電話に出ないのは非常に問題がある。
ウチの会社は生産管理と貿易が主たる業務であり、それぞれの担当者がバラバラ
にさまざまな場所へ行って仕事をする。必要な時に連絡が取れないのは致命的で
ある。
だから後で厳しく叱ることになるわけだが、電話に出ない理由としては、寝てる、
周りがやかましくて気がつかなかった、商談中だった、携帯を家に忘れたなどで
ある。
最近部下がもう一台電話を持つようになった。
通話料の安いPHSである。
おかげで電話に出る確率が高くなった。


私は携帯電話が大嫌いである。
人の大事な時間を束縛するからだ。
電話が鳴ったら出なければならない。
それをわかっているから、妻や仕事の関係者に電話をかけるのはどうしても必要
な時にだけにしている。だからこそ、電話に出ない時には本当に頭にくる。電話
機をたたき壊したくなる。つながらない電話なんて意味がない。いらねーよ!畜
生!


自分でも最近のブログは文章が荒れているのは自覚している。
中国人と会話していると、ちょっとしたことで声を荒げるクセがついた。
これではまるでウチの社長や某WL氏のようではないか・・・。(WL氏ゴメン)
このままではマズイ・・・。
なんとかしなければ。

2008年7月2日水曜日

最近キレやすい

先日、マイクロバスの車内でキレた。
運転手が危険回避や追い越しするわけでもないのにクラクションを遊び感覚で鳴
らしたからだ。


金州と開発区を結ぶマイクロバスはほぼすべてがクラクションを改造している。
コンプレッサーを標準のものから交換し、より強力で不必要に大きな音が鳴るよ
うにしているのだ。
タクシーに乗っている際、後ろから来たマイクロバスにクラクションを鳴らされ
ると心臓が飛び出るほど驚かされる。中国では後ろから追い越す際、「今から追
い越すから車線変更するなよ」という牽制の意味もあって、ひんぱんにクラクシ
ョンを鳴らす習慣がある。これは中国ならではの習慣として理解できる。だが、
マイクロバスのそれは音が大きすぎ、もはや音の凶器となっている。


最近、仕事はもっぱら見積もりばかり。
日本なら電話一本で済むところを、資料持参で仕様を説明をしなければならない。
買い物や世間話などの日常会話なら適当に相づちをうっていれば済む。
だが仕事ではそうはいかない。電話でらちがあかないから直接出向く。時間もか
かるし交通費もかかる。
なかなか話が通じない。こちら(お客様)の希望しているようなサンプルができ
ない。
しかも締め切りがきつい。
中国は日本のように無理は利かない。工場の責任者は「できない」「無理」と簡
単に言ってくる。それからなんとかしてやってもらうように仕向けるのが仕事で
ある。
やっとの思いで見積もりを取っても決まらない。相次ぐ仕様変更。どんどん振り
回される。これは駐在員の方々の共通の悩みだろう
家に帰ってきた時には心身共にヘトヘトである。


家に帰ってからは「家庭の事情」というやつが待っている。
最近、息子の下痢が酷く、毎日病院通いである。
朝は一緒に病院へ連れて行く。点滴を受けている間に私は出社。
帰宅して子供の面倒を看ている間に妻が食事を用意する。
食事中にグチを聞かされる。消化に悪い。
貴方はいいわよね。外で仕事してて。
(だったらオマエ一人で稼いでこい!)
ケンカになるのは判っているから黙っている。
子育てが大変なのは判る。ちょっと子供の面倒を看るだけでも大変気疲れする。
それを一日中やってるのだから本当に恐れ入る。
だが私も外でがんばっているのだ。外国人である私が中国で日本語を全く話せな
い中国人と一緒に仕事をして稼いでいるのだ。そこんとこ理解してくれよ・・・


妻は典型的な中国の女性である。
言いたいことをハッキリと言う。
文句やグチを言っているウチはまだいい。
「いつも子供の面倒を看てくれてありがとう」と感謝の言葉をかけてハグする。
「来週から仕事が忙しくなるので、帰りが遅くなる。大変だろうが、子供のこと
をよろしくたのむ」と予防線を張っておく。
妻がマンションの広場デビューをしたので、最近同じぐらいの小さな子供をもっ
たママさんたちとお友達になったようだ。結構家にも遊びに来る。
ママさん同士のおしゃべりでストレス解消になればいいなと思う。


仕事のこと、家庭のこと、いろんなことを抱えている。世の中のお父さんは皆そ
うだろう。
私が心休まるのは夜こうしてブログの記事を書いている時ぐらい?


冒頭の話だが、普段の私ならクラクションがやかましいぐらいではキレたりしな
い。
だが、仕事や家庭のことで心穏やかで無かったのだ。


うるせーよ!
意味もなく鳴らすな!ばかやろう!


反日映画のおかげで「ばかやろう」という日本語は大抵の中国人は理解できる。
なんかゴチャゴチャ言ってきたので、


停めろ!降りる!


と言って車を停めさせ、降りた。
あの水色のマイクロバス(遼B6733)は二度と乗らない。


早くお金を貯めてマイカーを買うぞ。