2008年7月3日木曜日

空気読んでくれよ

市内での仕事を終え、21時に帰宅。


妻と一緒に子供を風呂に入れて、その後は仕事開始。
大事な取引先へのメール2通を作成。
妻が何か話しかけてくるが、後にしてくれと拒絶。


以前、話を聞いてあげて、メールを送り忘れ、後で大変面倒なことになった。


中国では窓口での割り込みは当たり前。
私は聖徳太子みたいに、一度にいろいろな話を聞くのは無理。
格言は「一度に一つずつ」だ。
アレもコレも手を出したあげく、一つも完成しなかったのでは意味が無い。
手をつけたものは最後までやりきる。終わったら次へ。
物事は優先順位をつけて、急ぐものから片付ける。
何事もちゃんとできて当たり前。不完全なものは意味が無い。仕事ともなればち
ょっとしたミスでも命取りだ。


今、大きな仕事が決まるかどうかの瀬戸際で、顧客の要求に全力で対応している。
普通に工場へ依頼すれば一週間かかるようなことを2日以内でやらせている。
だから、いわゆるピリピリした状態だ。
一方、家では子供の下痢がなかなか治らず、毎日病院通い。妻も心配でいろいろ
言ってくる。正直なところ、「家のことは任せたから」と言いたいが、それは夫
としてあまりにも無責任。出来る限りフォローはするが、私も限界がある。


出勤時に「何時に帰ってくる?」と質問されるが、毎回同じ質問をされるのでい
いかげんうんざりである。「仕事が終わったら電話する」と答える。毎回同じ答
え。
「だいたい何時?」
「そんなのわかんねーよ!仮に言ったとしても、たぶん変更になるだろうから無
意味」
ここは中国である。
仕事は相手の都合で時間が左右される。
受付で長時間待たされることだってある。
トラブルで対応に追われることだってある。
出勤したら、正直なところ家のことはかまっていられない。
日本と違い、すぐ自分の代わりを務められる人材はいない。
何かあれば、最後まで自分一人で対応しなければならない。
貿易の仕事は、失敗すれば大きな損害が出て、すぐ取引停止になる。


仕事のメドが立って、帰宅予定時間を知らせようと電話をすると妻が出ない。
携帯電話を家に忘れたまま外出したらしい。
こういう時、一番腹が立つ。
さんざん人に帰宅時間を聞いておいて、いざ電話すると出ないなら訊くな!


仕事でも部下が電話に出ないことがある。
私は基本的に月曜日から土曜日までの朝9時から夜6時の間しか部下には電話し
ない。
それが通常の勤務時間だからだ。
勤務時間内に電話に出ないのは非常に問題がある。
ウチの会社は生産管理と貿易が主たる業務であり、それぞれの担当者がバラバラ
にさまざまな場所へ行って仕事をする。必要な時に連絡が取れないのは致命的で
ある。
だから後で厳しく叱ることになるわけだが、電話に出ない理由としては、寝てる、
周りがやかましくて気がつかなかった、商談中だった、携帯を家に忘れたなどで
ある。
最近部下がもう一台電話を持つようになった。
通話料の安いPHSである。
おかげで電話に出る確率が高くなった。


私は携帯電話が大嫌いである。
人の大事な時間を束縛するからだ。
電話が鳴ったら出なければならない。
それをわかっているから、妻や仕事の関係者に電話をかけるのはどうしても必要
な時にだけにしている。だからこそ、電話に出ない時には本当に頭にくる。電話
機をたたき壊したくなる。つながらない電話なんて意味がない。いらねーよ!畜
生!


自分でも最近のブログは文章が荒れているのは自覚している。
中国人と会話していると、ちょっとしたことで声を荒げるクセがついた。
これではまるでウチの社長や某WL氏のようではないか・・・。(WL氏ゴメン)
このままではマズイ・・・。
なんとかしなければ。

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