2008年12月28日日曜日

Winamp旧バージョンと日本語化

以前にも書いたが、最新のWinampが重たすぎるので旧バージョンを使っている。


OldVersion.com
http://www.oldversion.com/program.php?n=winamp


ここのVersion 2.24を使っている。
巨大化する前のWinampで動作も軽快。最近のPluginも動作する。
だが、テレサ・テンのMP3を再生しているとき日本語表示が文字化けする。
最新のWinampではマルチ言語対応なのでこういうことは起こらない。
旧バージョンでは言語パックを導入することで、日本語に対応する。


さて、その言語パックだが、いざネットで探してみると意外と見つからない。
いや、一応それらしきページはあるのだが、肝心の言語パックファイルがリンク
切れを起こしている。
古いバージョンのソフトはあきらめろ、ということなのだろうか・・・。


そうなると意地でも探し出したくなるものだ。
そして見つけた。


Win32工作部屋
http://win32lab.com/fsw/wpjkit/download.html


あらゆるバージョンのWinamp対応日本語化ファイルが揃っている。
たいしたものだ。


MP3を聴くのには、ちょっとこだわりがある。
日本にいた頃は、アンプやスピーカーにこだわった。
中国へはさすがにアンプやスピーカーを持ってこられなかったから、別の方面か
らこだわっている。
その一つがアルバム毎に違う音量を自動的に調節すること。


以前はサウンド編集ソフトを使って、アルバム毎に音量を再調整してMP3を保存
し直していた。
時間に余裕があった頃はそれも趣味の一つとして良かったのだが、最近は忙しい
のでそんな悠長なことはしていられない。そこでWinamp用の自動音量調整ソフト
を探してきた。


Stereo Tool
http://www.winamp.com/plugins/details/221526


なんとも平凡な名前のWinamp用のPluginである。
だが、機能はとんでもなくプロ仕様だ。
単純に音量を上げ下げするのではなく、音域毎にコンプレッサーで音圧を調節す
る本格的なもの。
Sonyのウォークマンに搭載されている音圧調整エフェクトと同様な原理である。
音楽を快適に聴くための仕掛けなのだが、時代はどんどん進化しているのだな、
と感心しないではいられない。


そんなわけで、気持ちよくBGMを聴きながら仕事をしたりネットサーフィンでき
るようになった次第である。

思い込みというのは恐ろしい

うららかな日曜日の昼下がり。


妻の友人が市内から遊びにやってきた。
皆でご飯を食べに行こうということで服を着替える。
だが部屋の中が妙に臭い。
息子がウンチでもしたのかと思ったが、妻に聞いてもしてないとのこと。
白菜の漬け物の臭いだよ、と言われた。


うーん、こんなに臭いものなのか?
仕方ないなぁ、と思いつつ、皆で出かける。


食事を終えて帰ってきたら、ひたすら眠い。
ゴロっと横になる。
そのまま熟睡モード。
気がついたら夕方だった。


パソコンでネットサーフィン。
まだ臭い。
いろいろかいでみると、自分の指先が臭う。
何か繊維状のものが付着している。
漬け物か?と思ったが、こんなに臭いものか?
どうも漬け物とは違う気がする。
これは、やはり大便だろう。


小さな子供のいる家庭の方なら大便ぐらいで大騒ぎしないことはご理解できると
思う。
問題は子供がどこへ大便したか、だ。
よく見ると、私の右足にも、大便らしきものが付着している。
そして、さらに捜索した結果、ついに見つけた。
やはり、午前中の臭いの元はコレだったのだ。
すでに乾燥し硬化している。
しかも、パソコン用の椅子の車輪に、大便の一部が巻き込まれた形になっている。


椅子をバスルームへ持ち込み、シャワーで水をかけながらトイレ用のブラシでこ
する。
内部に巻き込まれた大便はなかなか取れない。
張本人は「お父さん何やってるんだろう?」という顔をして、私の作業を興味深
そうな目で眺めている。
まったくのんきなものである。


しかし、実際にモノを見るまでは妻の言う通り、漬け物の臭いだと思い込んでい
たのだから恐ろしい。
五感の中でも嗅覚はあまり鋭いほうではないので、人から言われればそういうも
のだと思い込んでしまう。


それにつけても、息子の所行とは言え、一種のバイオテロだな・・・と思わずに
はいられない。
いやはや・・・

2008年12月27日土曜日

電子ブック、どうやって読むか・・・

仕事で工場に行くと、必ず待ち時間がある。


そういう時に鞄からおもむろに文庫本を取り出し、読みながら時間をつぶす。
先日、日本から10冊ほど送ってもらったのだが、すでに読み終わってしまった。
行きつけの中国語学校の文庫本も読みたいものはほとんど読んでしまったし、こ
れからどうしようか途方に暮れている。


最近はネット経由で活字や漫画が手に入る。
自宅にいる時は、パソコンの画面でそれらを見るのだが、さすがに小説を読むた
めだけに工場までノートパソコンを持って行くのはおっくうだ。
一時期話題になった「電子ブック」という機械はどうなったのだろう?
日本では「流行ってるよ」という話は聞いたことがない。


調べてみると、各社新製品の販売は無し。
原因はおそらく端末の値段が高すぎること。
日本では文庫本が安く手軽に入手できる。わざわざ電子ブックの機械を3万円ぐ
らい払って買うなんてばかばかしい。
だが、私のような海外にいる日本人にとっては、その文庫本そのものが入手でき
ないのだ。
俄然、電子ブックが欲しくなる。


電子ブックと言っても、要するに静止画像(画像ファイル)を表示できればいい
のだ。
とっさに思いついたのはPSP(プレイステーション・ポータブル)。
あれならば画像ファイルを表示できる。
しかし、以前買ったPSPは友達にあげてしまった(持っていかれた、とも言う)。
困った。


電子城で最近見かけるMP4プレーヤー。
動画が表示できる、いわゆるiPodモドキだ。
これなら静止画像も表示できそうである。
ただし、画面がそこそこ大きくて解像度も高くないと文字がちゃんと表示できな
いだろう。
そういう機種は当然お値段も張るわけで・・・。


MP4プレーヤーで大型画面で1000元以下のやつのオススメありましたら教えてく
ださい。

【ニュース記事コメント】モカ:店頭から姿消す? エチオピア産に残留農薬で在庫減

モカ:店頭から姿消す? エチオピア産に残留農薬で在庫減
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081227k0000e040046000c.html?link_id=ctp001

モカコーヒーが飲めなるなるそうな。
「茶党」な私としては、別にどうでもよい話。


輸入規制の緩い(であろう)中国では普通にモカが飲める。
だが、もともと中国ではおいしいコーヒーを飲ませてくれる店を見つけるのが大
変だ。
結局、無難なところでスタバかマクドで、となる。


さて、お茶でも飲むかな。

2008年12月25日木曜日

トランスポーター3を観た

先日、安盛の国美隣のDVD屋で何気に「トランスポーター」を買ってみた。


パッケージに「Blu-ray Disk」と描かれている見るからに怪しい代物だったが、
中国でブルーレイはまだあり得んだろうと、日本語字幕付きという部分だけを信
じて買ってみた。
机の上の電脳を妻が使っているので(QQをしてる)、仕方なく持ち運び用のノー
トPCを取り出しDVDを観る。


しばらく観ていると、去年、吉林からバスに乗って大連に帰る時観た映画だと気
づく。
あの時は途中で寝てしまったんだよな・・・。


なるほど、こういう作品だったのか。
ちょっとB級っぽい感じがして、若い頃の私だったら「こりゃねーよ」と切って
捨てただろうが、映像制作会社で仕事をしてた経験から、いわゆる業界人の目で
見ると、ものすごく手間ひまかかった作品だと気づく。
現実にはあり得ないことを実写でやることのすごさ。
プロの仕事だなぁ。


なんだかんだでハマってしまい、「2」も購入。一気に観た。
で、本日は「3」。
日本語字幕は無いが中文字幕で観た。
なんとかなるもんだ。


映画としては楽しめたが、一つだけ苦言を言わせてもらうと、女優の趣味なんと
かならんか。
目の周り真っ黒な女優がヒロイン。
一作目の「スー・チー」は良かっただけに残念だ。


この映画を観ているとアウディが欲しくなる。

2008年12月24日水曜日

マクドナルドのクォーターパウンダー

マクドナルド御堂筋周防町店にて3日間限定で発売となる「クォーターパウン
ダー」を待つ人々
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081223_mcdonalds_quarter/


Gigazineの記事を見ていて思い出した。


この間、コレ食べました。
金州のマクドナルド。ノンカロリーのコカコーラ零も付いて、セット価格が30元
近かった。
マクドはボリュームの点でもっぱらビッグマック派なのですが、話題のクォー
ターパウンダーは確かにボリュームありましたね。


また食べたいと思いました。

2008年12月19日金曜日

本当に子供の成長には驚かされる

息子の語彙が少しずつ増えてきている。


妻が「〜〜するよ。好不好?」と訊くと、「ぶ〜はお」と返した。
もちろん、発音は怪しいが、ちゃんと聞き取れる。
最近は、一度つかんだものはなかなか離さない。
親の言うことをきかない。息子が自己主張をし始めた。


成長はうれしいことなのだが、前よりも余計に手間がかかるようになった。
皆、大変である。

2008年12月10日水曜日

三輪車

最近、三輪車に乗る機会が多い。


とある軽軌の駅前。三輪車しかないのでそれを利用しているだけなのである。
初めて乗ったのはヒルトン(現日航ホテル)の前からロシア街まで。
料金は確か4元ぐらいだったと思う。
薄くて頼りないドア。やかましい原付エンジン音。およそ快適とはかけ離れた乗
り物なのだが、中国ならではの情緒を感じさせてくれるので、個人的には結構気
に入っていたりする。


どういうところに情緒を感じるのか。
とにかく三輪車はゆっくりと走る。
それほど早くは走れないようだ。
ゆっくりと走るということは、周りの景色もゆっくりと動く。
そうするとタクシーに乗っていた時の速度では見過ごしていた周りの景色をゆっ
くりと堪能できるのだ。
言うなれば馬車の乗っている感覚だろうか。馬車に乗ったことは数えるぐらいし
か無いのだが、とにかく不思議な感覚なのである。


東北地方ならではの、ゆったりとした丘陵地帯。
冬の寒空は蒼く澄んでいて雲一つ無い。
そういう場所を三輪車はのんびりと走る。
あぁ、ここはかつて満州と呼ばれた地なんだなぁ、と一人悦に浸ったりする。
これで仕事じゃなければ最高なのにねぇ・・・と思ったりするが、よくよく考え
てみれば、仕事でもなければこんな場所で三輪車に乗ってないな・・・。


そんなわけで、今日も三輪車に乗って、お仕事してます。

2008年12月8日月曜日

いよいよ秒読みか?

市内での仕事の帰り。


開発駅へ降り立つと向かいのホームに列車が停車していた。
辺りはもうすっかり暗くなっている。


ここのところ、夜、金州軽軌の試運転車両をよく見かける。
社内には人影は見られない。
終電の後、試運転でもするのだろうか?金州線は時間に関係無く試運転できそう
なものだが・・・。


自宅で深夜寝ていると、遠くで列車の汽笛が聞こえる。
最初は金州駅はずれの操車場の機関車の音かと思っていたが、どうやらマンショ
ンの前の軽軌路線を走る保守車両の機関車の汽笛らしい。
窓がしっかり閉まっているから、やかましくはない。
鉄道というものは、一度開通したら、おいそれと止めるわけにはいかないから、
しっかりテストすることは大事だと思う。事故があってからでは遅い。


過去記事にも書いたが、私が軽軌で経験したトラブルは香炉磯駅の停電とエアコ
ン故障だけである。
全線不通というのは経験したことがない。(過去にあったのかも知れないが)
鉄道は安全な交通手段であって欲しいと思う。


しっかり点検して、できるだけ早く開通してもらいたいものだ。

2008年12月7日日曜日

ソフトバンクが携帯の取説を有料化

ソフトバンクモバイルが携帯電話の取扱説明書も有料化へ
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20081117_sbm_manual/


GIGAZINEの先月の記事です。


公式サイトから無料でPDFを入手できるそうなので、個人的には歓迎。
取説はよく無くしてしまうので、電子ファイルならコピーも簡単だし、PCでの
ファイル管理も楽。
使い方を調べたい時に調べられないと意味がないしね。
ネットでファイルをダウンロードできない(するだけのスキルがない)人は、取
説もちゃんと読まない人だろうから理にかなっていると思われ。


紙の取説が付属しないのが一般化すれば、解説本や参考書などのビジネスチャン
スが生まれて、出版業界がちょっと潤うかも知れない。

2008年12月5日金曜日

ノキア日本市場から撤退か

ノキア、日本市場での事業展開を見直し
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/42960.html


日本の携帯市場は「ガラパゴス諸島」だからねぇ。
ソニーエリクソンも撤退するし、不必要なほど高機能な電話を三ヶ月スパンで新
機種導入、儲けも薄い、となれば、そりゃメーカーはやってらんないわ。
携帯電話事業は、そのうち本格的な外圧来るかもねぇ。

2008年12月2日火曜日

久しぶりに日本へ帰ってみて

大連とは違い、空港から実家までは長丁場である。
なので、飛行機を降りてまず向かったのはトイレ。
空港のトイレは清潔で静かだ。
出すものも出したし、あっ、紙はトイレに流していいんだっけ。
ここはもう日本だった。


かなり端っこのゲートに駐機されたらしく、「動く歩道」を相当数歩いた気がする。
やっと入国審査か、と思いきや、そこはシャトル乗り場。
乗り物好きの私だが、成田の超距離短いシャトルは正直面倒だなぁと思う。
トイレで時間をくったので、乗客はまばら。代わりにさっき乗ってきた飛行機の
パイロットや客室乗務員のお姉さんたちがたくさん乗ってきた。
中国人パイロットが白人パイロットと下手くそな英語で会話をしている。どうや
ら今夜は街へ繰り出して、どこへ遊びに行こうか相談しているらしい。私の側の
空港スタッフの若い日本人女性が当然英語がわかるのだろう、「まったく男の
人って・・・」という表情をしている。シャトルが到着すると、その女性はそそ
くさと出て行った。


入国審査のホールへ到着。係員に「日本人のかたはこちらへどうぞ」と案内される。
人はまったく並んでいない。一方、外国人の窓口にはずらっと人の列。ちょっと
優越感を感じる。だから小日本とか言われるんだろうな・・・。
「あれっ?出国スタンプは?」と係官から質問される。
なにしろ一年半ぶりの帰国だ。成田からは3年ぶりになる。そのことを説明し
て、スタンプの場所を教えるとすんなり納得してもらった。


荷物受け取り場でスーツケースが出てくるのを待つ。
意外とすぐに出てきた。
トイレに寄っていたからだな、となんとなく納得する。


さて、問題の税関だ。
税関に申告する用紙はちゃんと記入してある。
お酒も3本だけ。別にやばいDVDとか持ってきてないし。ニセモノグッズも持ち
込んでいない。
スーツケースには南京錠がかけてあるので、開けるように言われるかも知れない。
台の上にスーツケースを載せようとしたら、係官の人から「いいですよ」と言わ
れ、すんなり税関をパスした。まぁ、事前にX線検査をしたから問題なかったの
だろう。


出口のすぐ前にリムジンバスのカウンターを見つけた。
さっそく受付に行くものの、最終バスが出てしまった後。
仕方なく京成スカイライナーの受付へ行って切符を買う。
近くに公衆電話を見つけたので実家へ電話。
リムジンバスに乗れなかったのでちょっと遅くなる旨伝える。
あっという間に20円が無くなったので電話を切る(ケチな私)。
改札口の近くで自動販売機を発見。「DAKARA」を購入。
やっぱり日本の清涼飲料水は美味しい。


ホームに降りて列車を待つ。
成田空港第二ターミナル駅は単線である。複線じゃないのかと一見思うのだが、
向こう側に見えるのはJRのホームだ。だから成田空港第一ターミナル行きの列車
や上野行きの列車が同じホームへ交互に到着する。
ベンチに腰掛けて列車を待つ。3mぐらい離れたところのベンチに一人のおじい
さんが腰掛けている。
帰国したばかりの小太りのおじいさんなのだが、鼻の両穴にティッシュを詰め込
んでいる。
うわっ、風邪かな・・・。感染さないでくれよなぁ、と思った。
列車が到着した。荷物を持って乗り込む。私の後に30際ぐらいの女性が大きな荷
物を持って乗り込んできた。荷物置き場の下段は私の荷物を置いたら最後だ。後
は上段に置くしかない。
重たいスーツケースを女性の力で持ち上げるのは無理だろうと判断。私のスーツ
ケースを奥まで押して、女性のスーツケースを入れられるようにしてあげたら感
謝された。
「どちらまでですか?」「えっ?」「もし降りる駅が私より前だと悪いので」
「あっ、なるほど。日暮里で降ります。」「それなら私と同じですね。」「そう
ですね。」
気配りの日本人同士の会話である。あぁ、ここは日本なんだなぁ、と心温まる一
瞬だった。


だが、良いことばかりは続かない。
例の両鼻紙のおじいさんは、同じ車両、しかも通路を挟んで向こう側の席に座っ
ていた・・・。


全席指定席。検札があるだろうから勝手に席を移動するのもマズイ。
仕方がないので覚悟を決めて座った。
すぐ側の空調の機械音がうるさい。
真下に座っている人はもっとうるさく感じるだろうなぁ。
目をつぶって寝ようと思うのだが、飛行機の中でさんざん寝たので眠くない。
京成スカイライナーは下町の狭い場所をぬうように走る。
窓の外の景色を見ながら、ぼーっと過ごす。
東京はやっぱり車が多い。道も狭い。
さすがに夜なので人通りも少ない。


気がついたら、もうすぐ日暮里に到着である。
荷物置き場で先ほどの女性とまた会う。
ホームに降り立つ。やけに通路が狭い。女性と「エレベータはどこですか
ねぇ?」と言いながら探す。
駅員に尋ねて場所を教えてもらった。
エレベータに乗りながら世間話をする。
オーストラリアからの帰国だそうだ。オーストラリアは夏である。日本は寒く感
じるのだろうか?デリカシーの無い私は、日本はどうですか?という質問をせず
に、「日本は暑いですねぇ」と言い放つ。
「私は中国の東北地方の大連から帰国してきたのですが、今朝は零下で雪が降っ
てましたよ。東京はぜんぜん寒くない。むしろ暑いですよ。ほらこんなに汗かい
ている」などとマヌケなことを言った。
わずか100mにも満たない距離を一緒に歩きながら、一方的な雑談をして、もう二
度と会うこともないだろうと思われる人に「お気を付けてお帰りください」みた
いなことを言ってお別れした。


変な人だと思ったろうなぁ。


(つづく、かも知れない)

2008年12月1日月曜日

いったいいつになったら開通するのか

7月、いや8月には開通すると言われていた軽軌道3号線(開発区←→金州)路線。


もう既に工事関係は終わっていると思われるのだが、開通する様子がない。
開発区駅の職員に尋ねても、いったいいつになったら開通するのか知らされてな
いという。
runsky.combaidu.comで検索をかけてみても、それらしきニュース記事は見あ
たらない。
噂では今月中頃らしいが、もう二週間をきったわけで、早く告知すべきだろう。


開発区駅では、駅が改装され、ホームには電光掲示板がお目見えした。
電光掲示板の表示を見ると、最終電車は夜11時半までありそうな雰囲気である。
この掲示板、試運転中ではあるが、列車が開発区駅に到着するまで「あと何分」
かを表示している。日本では当たり前のことだが、精神衛生上とても好ましい。


開発区と市内を結ぶバスは、金家街付近の道路工事のため、連日の大渋滞。
市内での仕事では、うっかりバスに乗ると到着時間が読めず、面倒なことになる。
だから軽軌を利用するのだが、軽軌に乗るためには金州から開発区駅までの直通
バスが無いため、どうしてもタクシーを利用することになる。
タクシーは以前ご紹介したように、開発区へ行くのはいいが、帰りが大変。皆素
直に金州へは行ってくれない。金州マークのタクシーを探すのは大変なのだ。
そんなわけで、待ち遠しい軽軌金州路線の開通。
早く、とっとと開通してもらいたいものだ。

2008年11月30日日曜日

息子の成長

最近、息子の成長が顕著だ。


私が仕事をしているとき、部屋のドアを閉めていることに反抗して、今度は自分
でドアを閉めることを覚えたようだ。こちらがドアを開けようとすると、再びド
アを閉めてくる。


逆もある。


トイレに入っていると、ドアノブにぶら下がり、ドアを開けてトイレの部屋に
入ってくる。
落ち着いて用も足せない。
3ヶ月前までは歩くこともできなかったのに、まったくたいしたものである。

2008年11月28日金曜日

日本一時帰国顛末記

11月18日
早朝4:30起き。
軽く食事をして、5:00に白タクで出発。
6:00前には空港に到着。中国東方航空のカウンターを探す。
あった。だが人がいない。
隣の別の航空会社の人に尋ねると、たぶん7時ぐらいに来るとのこと。
7:55までにはチェックインしないといけないので、ちょっと時間がタイトだなぁ
と思いつつも推理小説本を読みながら時間をつぶす。


7時5分前に東方航空の人がやってきた。
「請開飛机票」と言って、航空チケットを発券してもらうよう頼む。
が、もう座席が無いとの答え。


そんなバカな。


それじゃ予約の意味無いじゃん。
3時間後の便なら席があるという。
仕方ないので、その便に変更してもらう。(これが失敗)
だが、更に問題があるという。
大連→上海の便は座席があったが、上海→成田の便については空席の確認ができな
いとのこと。
コンピュータの問題だそうだ。8:30になれば会社の職員が出社するのでそれまで
待って欲しいとのこと。
こいつはヤバイと思い、旅行会社の人へ電話。


すったもんだのあげく9時過ぎに連絡があって、要するに私が最初に行った航空
会社のカウンターが違うとのこと。旅行会社から受け取ったのはA4のプリントさ
れた白い用紙が一枚なのだが、これが航空チケットの代わりになるそうで、それ
を持って「搭乗カウンター」へ行けば「搭乗券」を発行して貰えたのだそうだ。
私は航空会社のカウンターでA4の用紙を見せれば、赤いカーボン印刷の航空チ
ケットを受け取るものだと思っていたから、普通に航空会社のカウンターへ行っ
てしまった。航空会社のカウンターの人は、乗る便の変更なんだなという先入観
を持って対応したから、発券はここじゃないよ、という指摘をしてくれなかった。
とまぁ、そういうことらしい。


結局、上海→成田も乗る便を変更してもらい、昼近くに大連を出発。
成田に着いたのは夜8時。
乗ろうと思っていたリムジンバスも最終便が出た後で、結局、電車へ埼玉の実家
へ向かい。到着したのは11時近く。本当なら夕方6時には実家へ到着して、夕食
を食べていたはずなのに・・・。


仕事の関係者の方はご存じなのだが、今回の一時帰国にあたり、いろいろ中国国
内でトラブルがあって、そのとどめというも言うべきトラブルがコレだった。
本当に呪われているんじゃないかと思ったぐらい。
帰国してからは極めて順調。
大きなトラブルもなく、諸手続や仕事も四日間で終了。
残りの三日間はお墓参りや親戚訪問などで過ごした。
なかなかのハードスケジュールで付き合ってくれた両親も疲れが出て、私が帰国
した翌日は遅くまで寝て過ごしたそうだ。


どうもご迷惑をおかけしました−>両親

2008年11月26日水曜日

帰ってきました

昨夜遅く大連に戻りました。


いろいろ書きたいことがあるのですが、疲れたので今日は失礼いたします。
息子がよくしゃべる(キャーキャー言う)ようになっていました。
ちょっと留守にしていただけなのに・・・

2008年11月17日月曜日

いよいよ明日、日本へ向けて出発

明日は5時半に起きて、6時前にはタクシーに乗る予定。


フライトはほぼ8時なのだが7時半までには搭乗ゲート前にいないといけない。
というわけで空港には6時半をメドに到着予定。


普通ならCAかCZでそのまま成田へ向かうところだが、節約のため国内線で上海へ
向かう。
上海は初めてだ。滞在は2時間なので、空港でぼーっと過ごすことになりそうだ。
一応デジカメは持っていくが、撮影可能かどうかは疑問。ダメな場合は本でも読
んで時間を潰そうと思う。


11時ぐらいの便で成田へ出発予定。
到着は日本時間の15時。実家に着くのは夕方6時前ぐらいと思われる。
スーツケースを持って電車に乗るのはおっくう。
自宅の近くまでリムジンバスがあれば、それに乗りたいのだが・・・。

寒い!いや、暑い!

今日の最低気温は−4度。
いよいよ大連の冬が来た、という感じだ。


外を出歩くにはそれなりの装備が必要。
下着類は裏起毛。股引もはいて、首まであるセーターを着用。
その上にやはり裏起毛のジャンパーを着る。
本当は更にフードや毛糸の帽子を着用すべきなのだが、省略した。
だから冷たいビル風で耳がちぎれそうなぐらい痛い。


夕方、帰宅して明日の旅へ備えて荷物の準備をする。
15日から暖気が入ったので、部屋の中は暖かい。
シャツとパンツだけの夏の格好になる。
だが、それでも汗をかく。
あまりにも部屋の中が暑いので、窓を開ける。
とたんに零下の冷気が吹き込んできて冷える。


どうも調節が難しいな・・・


窓の開け具合を調整する。
ま、こんなもんだろ・・・


暑い分には窓を開けたりして調節できるので、まだ良い。
団地の他の部屋では、暖気が入ってもあまり暖かくないところがあるという。
暖かくないところを暖かくするのは容易ではない。気の毒である。


息子が裸足で走り回っている。
大連の冬はまだ始まったばかりだ。

2008年11月16日日曜日

開発区のバス路線に変更あり

仕事で開発区のマブチモーター工場の付近をウロウロしているのだが、いつの間
にか1路のバスが走るようになった。


マブチモーター工場の前は4路と6路が走っているのだが、それに1路が追加さ
れた格好である。
1路は金馬路駅から銀帆賓館の前の金馬路を走る路線だったが、ここは3路と重
なっていた。
終点は金馬路駅近くの西山小区で以前と変わらないようだ。要するに、金馬路
ルートから工業区ルートへと変わったわけである。


マブチモーター工場前では、もう一つ路線が追加された。4路の東ルートである。
この間、十里崗へ行こうと乗ったバスが東ルートで、いきなりトステムの工場方
面へ連れていかれたので驚いた。終点は杏林小区。高速道路の真下にバス停があ
るへんぴな場所。
ここで以前のルートの4路バスへ乗り換え、無事十里崗へ着いた。


今回、二つの路線変更(というか追加)があったわけだが、これによってどれぐ
らい便利になったのだか自分には判断できない。
4路の東ルートなどは、新たに追加された路線なのだから、9路とかにすればよ
いのにと思う。
そういえば7路も北環という妙な路線があったな。ルートが違うのなら路線名自
体を変更すればいいのに。
こうして、路線がややこしくなってくるわけなのだな、と理解した。

2008年11月15日土曜日

【電脳メモ書き】USBの電源容量

交換したノートPCのUSBが調子悪い。


DVD-RドライブやハードディスクがUSB1.1で接続される。
USB2.0なら480MBPSだが、USB1.1なら12MBPSである。
40倍も違うのだ。


これじゃ使い物にならないので、原因をネットで調べてみた。
どうやらUSBの電源容量不足らしい。
同じ型番のThinkpadでは以前は問題なかったのだから、USBの電源部分に問題が
あると思われる。
USBメモリとかは普通に2.0で接続されるので、消費電力の大きい機器だけの問題
だろう。


そういうわけで、電源付きのUSBハブを買ってきた。
さてつなぐぞ、と見たら、ACアダプターのコネクタが片方取れて無くなっていた。
唖然・・・


電源容量が足らないままなので、これでは単なるUSB1.1規格のハブである。
返品しようにもタクシーの往復代だけで、ハブが一個買えてしまう・・・。
というわけで、返品はあきらめ。もう一個買うとしよう・・・。

2008年11月13日木曜日

近々、日本へ一時帰国します

一応、運転免許証の更新というのが主な目的で、久しぶりの帰国でもあり、この
機会にその他もろもろいろいろやってくる(持ってくる)予定です。


とは言うものの、帰国前の準備でハマり、そこへ新規の仕事が入ってきて、仕事
をさばくだけでも大変なのに、輪をかけて大変なことになっています。
ブログでは他人事のように書いてますが、当事者にとってはシャレになってない
状況です。
結局はなるようにしかならないのでしょう。


最近、妻の元同僚の娘さんの結婚式に出席したのですが、結婚式で会った妻の元
同僚たちに「花花さん、痩せたでしょ?」と言われます。たしかに最盛期から
10kgは痩せました。それ以上に髪の毛が少なくなりました。
こればっかりは親父の遺伝なので仕方有りません。


日本へ帰ったら、あれもしなきゃ、これもしなきゃ、なので、一応リストを書い
てます。
とりあえず一番なんとかしたいのはパソコン関係ですね。
最低限、持って帰りたいものの一つにキーボードがあります。


キーボードは物書きの私にとっては大切な道具です。
昔ながらのカチカチと音のするメカニカルタッチのキーボードがお気に入りなの
ですが、実家に置いてきたままです。それを持っていくつもり。文字の打ちやす
さが全く違うので。


後は文庫本のたぐいをブックオフで仕入れたいと思いますが、10冊が限度かな。
10冊じゃ2週間ぐらいしか保たないかも・・・。
中国のテレビはほとんど見ないので、活字ばかり見ています。インターネットの
ニュースやブログ関係がメインですが、たまに青空文庫の小説を読んだりしてい
ます。古い作品ばかりですが、無料で読めるのだから贅沢は言えませんね。


今回帰国したら、次に日本へ行くのはいつになるかわからないので、限られた時
間を有効に過ごしたいと思っています。

2008年11月11日火曜日

お義父さん、一足先に帰る

仕事の関係でお義父さんが本日帰りました。


金州駅夜8時ぐらいの列車。
金州駅は現在改装中で、入り口がとんでもないところにあります。
以前の駅舎はもう取り壊されていて、そこから大連市内寄りに500mぐらい行っ
たところ、ここへ行くには、かなり道を迂回しなきゃならんのですが、まぁ、と
にかく遠い。


入場券を買いに行ったら、一人分しか売ってくれなかった。
見送りは一枚の乗車券につき一人までだそうで・・・
当然、妻に見送らせ、私は改札口でお別れしました。


駅舎を出てから、急に便意をもよおし(最近、お腹の調子が悪い)、トイレを探
してさまよいます。
絶対、旅行者用のトイレがあるはず・・・、有料で0.5元取られても仕方ないと
覚悟し、探したところ、離れの駅舎に厠を発見。
中に入ると、気持ちばかりの低い仕切りと、溝タイプのトイレがありました。
この溝タイプのトイレを許容できるかどうかが、中国生活になじめるかどうかの
バロメータになると思います。
私に言わせれば、中国へ来て洋式和式の水洗トイレだけの生活では、本当の中国
を知ったことにはならないわけで、地方の農村のトイレを極めてこそ真の中国
通・・・、ん?別に中国通にならなくてもいい?
私は汲み取り式トイレで育ったので、こういうのに抵抗無いだけかも・・・。


金州駅の臨時出口は、以前の駅舎の近く。現在の臨時入り口からは左へ500mぐ
らい行ったところ。
仕方がないので、てくてくと歩いて臨時出口まで行きました。
到着した頃に、ちょうど列車がやってきた様子。
しばらく待っていると妻が出てきました。
無事お義父さんは出発したようです。


お義父さん、お疲れ様でした。

2008年11月10日月曜日

なかなか学習せんなぁ・・・

息子がダッコを要求するとき、なぜか「マーマー」と言う。


本来は「バオバオ」と言うべきなのだが、彼の中では「マーマー」になってし
まっているらしい。
妻や私が「バオバオでしょ?」と訂正するのだが、いっこうに直らない。


またパソコンを壊されてはたまらないので、昼間は入ってこられないようにドア
を閉めている。
私が家に帰ってくると、すぐ部屋に入ってきて、パソコンの前の椅子に登ってくる。
「ダメでしょー」
と言いながら、ダッコして居間へ連れ出す。
そしてドアを閉める。
ドアの外で嘘泣きする息子。
仕事が終わるまでは入室禁止。


そのうち飽きて、どこかへ行ったようだ・・・。

2008年11月8日土曜日

さすがにキレた

先ほどのブログ文章最初の二行を打っていた時の話。


おしっこさせるから、ちょっと手伝って。


と妻が言ったので、オシッコの瓶(ペットボトル)をつかんだその瞬間、息子が
オシッコしていた。
それも机の上に。
机の上にはノートパソコンと外付けのハードディスクがある。
オシッコはパソコンやハードディスクにはかからなかったが、私は顔面蒼白に
なった。
先日、Thinkpadが一台お亡くなりになったばかりなのだ。
もう一台壊れたらシャレにならない。仕事ができなくなる。
いや、パソコンが壊れても、また買えばいい。問題は中のデータなのだ。


大事な仕事のデータである。
既に終わったものはDVD-Rなどに保存しているが、仕掛け中のものはオリジナル
データ以外はバックアップを取っていない。最終仕様が確定していないため、
データは常に変動するから、いちいちバックアップを取っていられない。ちょっ
と修正があるたびにバックアップをとっていたら、ハードディスクはすぐ満杯に
なるし、DVD-Rだって何枚も必要だ。まして、DVDを焼いているときは他の作業が
できない。だから、マメにバックアップを取るということは非現実的なのだ。


私の準備ができていないのに、オシッコのポーズをさせた妻が悪いと私は怒った。
また、本来オシッコは仕事部屋でさせるべきではない、とも言った。
何のための2室1庁なのだ?
大きい声を出したので子供も泣き出す。


ちなみに本日は9時半に消灯させられた。お義父さん、お義母さんが一部屋使っ
ているので、仕事部屋で妻と息子三人で寝ることになる。
9時半などに寝られるわけがないだろう!
昼間は子供の邪魔が入って仕事に集中できないから、夜子供が寝てから、いろい
ろやりたいのに、それすらできない。
9時から5時で終わる仕事ではないのだ。
いろいろ考え試してみて、実際の仕事にそれを生かす。
40歳を過ぎて、お客様の要求や新しい技術について行くためには、日頃の情報収
集や勉強が欠かせない。海外にいるから、各種参考書の入手もできないし、教え
てくれる人も側にいない。ネットで情報収集をして勉強するしかないのである。
夜のひとときは、次の仕事や仕掛かり中の仕事をこなすための技術を身につける
ための大事な時間なのだ。


私の居場所は完全に無くなった。
何のために今の場所へ引っ越したのか分からなくなった。
一つ教訓として分かったことは、次に新居を買う際は、三室一庁でなければなら
ないということだ。

ファイアウォールと広告フィルタを導入

インターネットラジオを聴いていると、メディアプレーヤーの窓にそのラジオ局
のホームページが表示される。


既に再生した、あるいはこの後再生される曲名が表示されるので何かと便利なの
だが、最近ちょっと気になる現象があった。それは広告である。
やたらと強壮剤のCMが表示されるのだ。


男性自身を大きくしたり、持久力を持たせるとか、そういう怪しい薬を宣伝して
いるのだが、はっきり言ってうっとうしい。どのラジオチャンネルに換えても、
同じ系統の広告が表示されることから、どうもスパイウェアっぽいが、セキュリ
ティソフト各種で駆除を試みるも、相変わらず居座っている。
それならば広告自体を受け取らないようにしよう、というわけでファイアウォー
ルソフトを再導入することにした。


ファイアウォールは実に様々なものがあるが、無料タイプの有名どころは広告が
表示されたり、やたらと有料ソフトへのアップグレードを勧誘されたり、目障り
な広告をなんとかしたいためにファイアウォールを導入しようとしているのに、
本末転倒である。
そこで、多少古いが、軽くて定評のあるKerio Personal Firewall 2.1.5をイン
ストール。
これは以前使っていたことがあるソフトだ。


ファイアウォールでメールやブラウザ以外の勝手にネットへアクセスしようとす
る動きを全部止める。GoogleやAppleのアップグレード関係の通信は一切遮断。
必要な時に自分で接続するから勝手にアクセスしないでくれ、というわけだ。こ
れで怪しい挙動は無くなったはずだが、相変わらずマッチョな広告は表示されて
いる。そこで最後の手段、広告フィルタの導入である。


広告フィルタとは文字通り広告を表示させなくするプログラムなのだが、ファイ
アウォールソフトの中には「Outpost」のように広告フィルタの機能を内蔵した
ものもある。ただし、Outpostは以前導入していた時、PCの動作が不安定になっ
た経験があり、また無料版は当時と相変わらずのVer.1.0 のままなので、不安定
さは解消されていないと判断。今回は導入を見送った。


で、結局、Proxomitron(プロクソミトロン)というプログラムをインストール。
これはかなり強力な広告フィルタ機能を持つプログラムであり、一時期おもしろ
半分で使っていたことがある。初期設定のままでも主立ったバナー広告は表示さ
れなくなる。広告が表示されなくなると、ブラウザの表示は驚くほど速くなる。


さて、肝心のメディアプレーヤーのインターネットラジオはどうなったかという
と、チューニングの画面の表示がおかしい。ラジオ局一覧が表示されない。これ
じゃダメじゃん。
ということで、ググってみた。インターネットラジオの選局ページだけ広告フィ
ルタを通さない設定にすればいい、ということがわかった。さっそくやってみ
た。おぉ、元に戻った。ちゃんと表示されている。


選局をしてラジオ局のページに表示が切り替わると、あのうっとうしいマッチョ
広告は消えていた。
狙い通りの効果である。


まぁ、いわゆる対処療法ではあるが、しばらく様子を見てみようと思う。

2008年11月7日金曜日

当然、予想されたことなので驚かない

某WL氏と同じネタで申し訳ない。


妻が白菜の漬け物を仕込んだのだが、余った白菜10個を廊下横の階段に置いてい
たら、2〜3個無くなったそうだ。
家の中に置いておけばいいのに、と言ったら、家の中は暖かいからダメだそう
で・・・。


果たして漬け物を食べられる日が無事訪れるのだろうか?

2008年11月6日木曜日

フォント

仕事の関係でフォントの事を調べていた。


仕事柄、いろいろなフォントをインストールしてあるが、適当にフィーリングで
選んで使っているのが現状。
基本的に印刷の仕事はデータ提供。DTP用のデータは大抵がイラストレータ形式。
こちらでデザインする場合でも、キーとなる部分(ロゴマークとか商品写真・イ
ラストなど)はデータがあるのが普通。


たまにロゴをトレースする仕事もある。
トレースとはいわゆる形をなぞる作業。
これが結構楽しかったりする。
上手になぞれた時はある種の感動がある。


版下データが無いのに全く同じような版下を作らなきゃならない場合、ロゴなど
はトレースするが、文章の文字までは一文字ずつトレースしてたら日が暮れるの
で、似たようなフォントを探すことになる。
今日やったのがまさしくその作業。
夕食をはさんで2時間ぐらい格闘した結果、モリサワの新ゴPro BoldとHelvetica
Boldが使われていることが判明。Macintoshなら普通ヒラギノだが、決め手は
「ダ」の字の濁音記号(てんてん)が「タ」の上に重なっていたこと。
Helvetica Boldは「0」と「1」の形が決め手となった。


やっていることはジグソーパズルみたいな感じ。
パクるのにも技術が必要なんだよ、というお話。

2008年11月5日水曜日

欧米人と食事

印刷工場の見学の後で、工場の老板から食事のお誘いがあった。


着いた先は、天井の低い、いわゆる田舎料理の店。昼時とあって満員。
前の客が食べ終わるまで、外で待つこと10分ぐらい。
やっと部屋が空いて、皆で席に座る。
一人の金髪の外人が同席。その工場は新しい印刷機を導入したのだが、その印刷
機のメーカーから三名の技術者が派遣されてきたらしい。


印刷機というのは、大型で極めて精密な機械である。
いわゆる定番はドイツ製。確実に「億」は超える代物。何十年もかけて減価償却
するのだそうだ。
それだけに本国の本社から技術者が派遣されて来たのだろう。


中学校で習った英語を思い出しながら、あいさつ。
オランダから来たらしい。
「あなたも仕事で?」と訊かれ、思わず「対!」と応えてから「あ、違う。
Yes!」と言い直す。
結局は側にいた通訳の人に中国語で話しかけ、通訳してもらった。
中学・高校・大学と都合8年も英語を勉強してきても、基本的な会話すらできない。
日本の英語教育は本当に実績的じゃないよね・・・と打ちのめされる。


タダ飯を食わしてもらいながら文句を言えた義理ではないが、田舎海鮮料理、そ
れも個性的なやつ中心、欧米人にとっては嫌がらせ以外の何物でもないライン
ナップ・・・。
タコとか海腸とか貝の刺身、牡蠣フライ・・・。
オランダ人の技術者は上手に箸を使って食べていた。
昼間だからビールは無し。ジャスミン茶で乾杯。
仕事とは言え、こんな中国の片田舎で納品した機械の調整をしているなんて、そ
のオランダ人も大変だなぁ・・と思った次第である。

もうこんな時間か

気がついたらもうすぐ日付が変わる時間です。


やっと本日の仕事が終わりました。
とある会社のパンフレットのデザインをしていたのですが、要求がダイナミック
に変化するので、第三校にして全部のページのデザインを大幅修正しました。
こういう、なかなか収束していかない仕事はしんどいです。


今から寝て三時間後には、お義母さんとお義父さんを金州の駅まで迎えに行かな
ければなりません。
戻ってきて一眠りしたいところですが、たぶん無理。
朝一番に会議があって、その後は大事なお客様の納品があるので、工場に立ち会
いに行かなければなりません。


デザインや企画などのクリエイティブな仕事は「本気を出す」必要に迫られるこ
とが多くきついです。
お客様から渡される資料は、ほとんどの場合、不完全で、それをデザインとして
仕上げるためには、数多くのつじつま合わせをしなければなりません。この工程
が最も知力・体力・時間を使う仕事であり、本気を出さなければならない時でも
あります。


このクリエイティブなモードになっている時、電話がかかってきたり、家族の邪
魔が入ると、普段温厚な私でもマジにキレそうになります。(キレるときもあり
ます)
つじつま合わせをうまくやれるかどうかは、その商品の品質を決めることと同義
です。
何も考えずに、ただ与えられた資料だけで、わからないところを適当にデザイン
したのでは、中国人のデザイナーにそのまま丸投げしたのと同じです。その商品
の意味するところ、目的をよく汲み取り、効果的と思われる構成や仕掛けを考
え、デザインに反映させ、また指示されていない箇所については矛盾が無いよう
に、なんらかの埋め合わせをする、これを「日本人同士なら事細かに説明しなく
ても分かるよね?」的な感じで、うまくまとめることを私は期待されているわけ
です。


このモードに入っているときは、頭はフル回転状態。
ネットで次から次へと検索して、素材や情報を集め、デザイン全体の見通しを立
てます。
本日は朝からそんなことをしていたわけですが、結局、見通しが立って、実際の
制作作業が始められたのは夕方5時過ぎ。デザインの完成が午前0時。
制作時間は7時間ですが、9時から夕方4時までの準備の時間は同じく7時間。
見通しが立つまでの準備の7時間は非常にきつかった。
今日は幸いにして停電がなかったのでよかったですが、もし停電でもあろうもの
なら、マジギレでしょうねぇ。


先ほど、妻がトイレの際、私のこと心配して仕事部屋にやってきました。
さて、少し仮眠します。

2008年11月3日月曜日

ママとパパがやってきます

妻のママとパパがやってきます


もちろん孫に会いに・・・


明後日の朝には4時起きして金州の駅まで迎えにいかなくてはなりません。
お義父さんは一週間ぐらい滞在予定。
お義母さんは冬の間滞在予定。
妻はお義母さんに子供を預けて仕事する、といきまいておりますが、私としては
ダメ出ししています。
同じマンションの知り合いの夫婦が共働きで、お義母さんに孫の面倒を押しつけ
て、お義母さん体の調子悪くしたのを見ていたので、そういうのは良くないよ、と。


共働きをすれば、早く自分たちの家が買える、というのが妻の主張ですが、共働
きの結果、誰か(この場合はお義母さん)が犠牲になったり、子供が寂しい思いを
したり、私たち夫婦の仲がぎくしゃくしたのでは、家を買ったとしても意味がない。
これは私が何度も妻に言い聞かせていること。


卑怯かも知れませんが、こう言ったこともあります。
働きに行ってもかまわないが、それなら私が主夫となって子供の面倒をみる。
私の代わりに同じぐらい稼いでくれるか?


私は現地採用なので、日本の感覚からすれば少ない給料です。ですが、中国の感
覚からすれば、一般的な中国人以上の給料を貰っています。
ウチは中国式の生活様式ですから、妻が働きに出なくとも充分に生活していける
はずです。
妻が働きたいという理由は、おそらく子育てから解放されたいということなので
しょう。
本人の意志は固いようなので、もう私は諦めています。
お義母さんには申し訳ないが、しばらく息子の面倒を見ていただき、妻の好きな
ようにやらせるつもりです。


私も正直なところ最近仕事が忙しく家族サービスができていません。
でも仕事をしなければ家族が路頭に迷います。だからがんばるしかありません。
いつも疲れた顔で帰宅し、夜遅くまで部屋で仕事をしている私を見て、妻も危機
感を感じたのだろうと思います。


おそらく今月から私の仕事のスタイルが変わります。
これからは家でなく会社で仕事を片付けるようにします。そうすると夜、自宅で
食事は取れません。
帰りも遅くなります。
仕事でもプライベートでも今以上にきつくなりますが、そうせざるを得ない状況
なので、やるしかありません。だからこのタイミングでお義母さんが来るという
のは、私にとってはありがたいことです。
まぁ、私も妻もやれるところまでやってみようと思います。
結果ダメなら、またやり直せばいいし。

いろいろと壊れてます

外付けのハードディスクが壊れました。


日本から持ってきたやつです。
とりあえず読み込みはできますが、書き込んだファイルにエラー続出状態。たぶ
んどこかのセクタが死んでます。5年以上使っていたので寿命ですね。
来週あたり新しいのを買おうと思います。


Thinkpad2号機のUSBも調子悪いです。
USB2.0が認識されないことが多く、めっちゃ遅いUSB1.1になってしまいます。
同じ時期に持ち込んだPCですし、以前、会社の事務所で酷使しましたから、こち
らも風前の灯火なのかも知れません。
マジにデスクトップPC買わないといけないですね。
妻には言ってるんですが、深刻な状況だというのはちゃんと理解できてるのだろ
うか?


そりゃ、半分は仕事で使ってますから、基本的には会社でPCを用意してもらうの
が筋です。
いつでも買える状態なのですが、買ってもセットアップに時間がかかる。
現在、12ページのパンフレットのデザインの仕事を一つ抱えていて、これが終わ
るまでは無理。
で、終わる前に次の仕事が入って、いつまで経っても会社用のPCを買ってセット
アップすることができない。この半年間、ずっとこのパターンが続いています。


以前、お世話になった上司が言っていたことですが、パソコンというものはお金
を稼いでくれない。異論はあるでしょうが、道具として便利ではあっても、パソ
コン自体がお金を稼いでくれるわけではありません。結局はそれを利用して、な
んらかの商品なりサービスなりを作って、お客様に提供して初めて対価を受け取
ることができる。パソコンを利用する「人」が積極的に関わって初めてお金にな
るわけです。
ただ、これはパソコンを主観的にとらえた場合。


私から見れば、パソコンは無くてはならない道具。
いや、パソコンだけあってもダメで、ソフトや素材データなど環境が整って初め
て「道具」としての価値がある。道具は手入れが欠かせないわけで、パソコンを
常にベストなコンディションで使えるよう維持していくのは簡単ではありません。
だから、いろいろと壊れてくると、困ってくるわけです。
ノートPCはとにかく部品が高いので、修理の楽なデスクトップPCが欲しい。
それにつけても金の欲しさよ・・・

2008年11月2日日曜日

ガス

昨日の土曜日の出来事。


私が住んでいるマンションでガスの工事をやるという。
いままでは中国のマンションは内装せずに分譲されるのが一般的で、おそらくそ
ういった関係からだろうが、入居率が7割だか8割だかを超えないとガスが使え
ないという不便さがあった。
ウチのマンションはその入居率を満たしたため、ガスが使えるようになるという
ことらしい。


私たち夫婦が入居した当時は電磁調理器を使っていた。
その電磁調理器を私が壊してしまって、その後、プロパンボンベ+コンロにした。
10月31日に妻がうまいことボンベのガスを使い切って、その日の夜は炊飯器で麺
をゆでた。
うどんとナスの漬け物という質素な食事。
せっかくの週末だから外で食事すればよかったと後悔した。


翌日の11月1日。
朝から工事のおっちゃんがどやどやと家に入ってきて妻となにやら話している。
ウチの家は工事ができないという。


やっぱり・・・
なんかそういう予感がしていた。だって最近何一つとしてうまくいってないから。


原因はガス管が台所まで取り付けられていないため。
工事ではガスの使用量を表示する計数機を取り付けるのだが、計数機の先のガス
管が無ければガスコンロを取り付けられない。さっそく大家に電話するが、とに
かくすぐどうなるものでもない。いわゆる「後回し」ということになった。


そんなわけで、せっかく使い切ったガスボンベだが、また充填することになった。
いつもなら業者に頼んでボンベを交換してもらうのだが、妻いわくガスの量をご
まかされているみたいで、すぐガスが無くなるから、今回は直接ガス屋さんにボ
ンベを持っていくそうだ。
といっても、ボンベは重いしかさばる。いったいどうやって運ぶのかと思いき
や、妻が台車を借りてきた。台車といっても、スーツケースをゴロゴロと運ぶよ
うなきゃしゃなやつである。しかも朽ち果てる寸前のボロ台車


私はガス屋がどこにあるか知らないので、とにかく妻の後に付いていった。
桃園市場を抜け、桃園団地の外へ出た。
なにやらプラスチックの成形工場の前を通過する。
やっと到着。3ブロック以上歩いた。


充填完了。90元なり。
液化ガスは重い。
ボンベ全体で20kg以上はある。また3ブロック歩くのはきついと考え、送っても
らうようガス屋に頼んでみたが、できないとの返事。でもさっきからバイクがボ
ンベ積んで行ったり来たりしてるぞ・・・。
仕方なくそれをまたきゃしゃな台車で運ぶ。
手を痛くしながら、やっと家に到着。
次からはバイクかリアカーをチャーターするよう妻に言った。
もっとも、さすがにその頃にはガス管の取り付け工事は終わっているだろう
が・・・。


そんなわけで、再びガスボンベ+コンロで料理を作っている。
今朝は大量にあるじゃがいもをなんとかしなきゃと思い、ポテトフライを作った。
妻のウケはいまいちだったが、息子は普通に食べている。もっとくれとねだられ
たので、気を良くしてお皿2枚分揚げた。


現状のガスボンベで充分だよなぁ、と思うのだが、妻は二つの鍋をかけられる大
型コンロが欲しいらしい。
ま、好きなようにしてください。

2008年11月1日土曜日

Thinkpadがお亡くなりになりました

メインで使っていたThinkpadが先ほどお亡くなりになりました・・・


突然画面に縞模様が出たので、電源を切って再起動。
同じく縞模様の画面になり、Windowsは起動せず。
再起動し、F1やDelを押してもBIOS画面が表示されない。


分解して、メモリやハーネス類を外して取り付けて再チャレンジ。
でもダメ。
最後の手段、C-MOSリセット。バッテリーを外し、メイン基板のリチウム電池を
取り外して30分放置。完全に電気を断てばC-MOS内の記憶もキレイさっぱり忘れ
るはず。
30分後、期待して電源投入。


結果は変わらず・・・。


完全にお亡くなりになったようです。


そういうわけで、以前仕事場に持ち込んでいたThinkpad2号機を取り出し、ハー
ドディスクを交換。
とりあえず仕事やブログができる環境を回復させました。


亡くなった1号機は、おそらくメイン基板が壊れたと思われ、修理にはデスク
トップパソコン一台買えるぐらいの費用がかかるでしょう。
1号機が壊れた原因は、息子がバンバン叩いたからだと思われます。
私が留守の時、部屋に入って椅子の上に登り、パソコンを叩いて遊ぶのを何度も
目撃しております。


来月、日本の実家に一時帰国する予定ですが、その時に予備パーツを探してみる
つもりです。
ですが、ノートパソコンでは故障した時の修理が容易ではない(金銭的に)の
で、この機会にデスクトップパソコンを購入する方向で妻に頼んでみようと思い
ます。
この機会に、日本からはなんとかデスクトップパソコンを一台持って帰ろうと
思っています。


パソコンは仕事やブログに欠かせない道具なので、常にコンディションを維持し
ておかなくてはなりません。
まぁ、考えてみれば4年ぐらい使っていたので、よく保ったほうです。

2008年10月30日木曜日

散々な一日

朝、例によって断水。


トイレが使えないので、いつも中国語を習っている開発区の学校へ行く。
すっきりしたところで仕事を開始。


一仕事終えたところで帰宅。チラシのデザインデータをCD-Rに焼き付ける。
お客様にCD-Rを渡して、別のお客様の会社へ向かう。
打ち合わせが終わった後、急な腹痛に襲われる。
トイレを借りて用を足す。
何か変なものでも食べたか・・・?


帰路を急ぎ、バスに乗る。
運転が荒い。また腹痛に襲われる。
ヤバイ・・・、トイレに行きたくなった。


バスは十里崗に到着。
だが、この辺りにはトイレは無い。
有るとすれば、料理屋ぐらいか。トイレだけ借りるのもなぁ・・・
超市がある・・・
ここでトイレを貸してもらおうか・・・


しばらくじっとしていたら、腹痛が治まった。
今のウチだ。タクシーに乗って家へ帰ろう。
だが、タクシーは捕まらない。


仕方ない。オートバイに乗ろう。
すぐそばに居たおにーちゃんに訊く。桃園までいくら?
3元だそうだ。同意。
後ろに乗ると、おにーちゃんは勢いよくペダルをキック。


だが、エンジンはかからない。
何度キックしてもかからない。
あ、またお腹痛くなってきた・・・


おにーちゃんは諦めて隣のバイクを紹介してくれた。


バイクにまたがり、すぐ出発。


風が冷たい。お腹も冷えてきた。


十里崗から桃園は近い。すぐ到着。
だが、桃園で私を待ち受けていたのは・・・


停電だった・・・


桃園地域全体が真っ暗である。
すぐにでもトイレへ駆け込みたい私にとっては最大の試練だった・・・


マンションの中へ入る。
当然エレベータは停まっている。
階段を上がる。
ひたすら上がる。
9階まで来た。
あと5階だ。
や、やばい。漏れそう・・・


最後の力を振り絞って、一気に階段を駆け上がる。
自宅ドアの前に到着。
非常灯は点いていない。
真っ暗な中で鍵穴を探す。
括約筋はもう限界である。
ヤバイ!マジでヤバイ!


ドアが開く。
鞄を放りだし、ジャンバーを脱ぎ捨て、トイレに駆け込む。
真っ暗で何も見えない中、上がったままの便座を下ろすのに苦労する。
括約筋は痙攣状態である。一刻の猶予もない。
ズボンのベルトが外れない!
ヤダッ!
ここまで来て負けてしまうのかっ!


私は無事、プライドを守り通すことができた。
時計を見ると夕方の5時半だった・・・


6時半に停電が解除。
妻が子供を連れて帰宅。近所の友達の家に居たらしい。
断水は7時に解除された。
夕食の水餃子を食べた後、妻がシャワーを浴びている。
その間は私は子供と遊ぶ。


一仕事を終え、私もシャワーを浴びようとしたら、また断水。
まったくなんて一日だ・・・

ウイルスにやられた

マイコンピュータでCドライブのアイコンをダブルクリックしたが、ドライブが
開かない。
代わりに「'resycled\boot.com'が見つかりません」などというエラーメッセー
ジが表示される。


そもそもドライブ名のアイコンをクリックしただけで、boot.comなんていう実行
ファイルが起動させられようとする時点でウイルスの挙動である。
セキュリティソフトのおかげでboot.comは既に削除されていて、怪しいプログラ
ムが実行されることはないのだが、レジストリが書き換えられているのは困る。


さっそくWinFDというプログラムでウイルスの痕跡を調べてみる。
痕跡発見!
Cドライブのルートにautorun.infとresycledというフォルダが作成されていた。
autorunは自動実行されるスクリプト。resycledはゴミ箱のフォルダに偽装した
のだろうが、スペルからして間違っている。
boot.comはもう削除されたし、autorun.infとresycledはいらないね、とWinFDで
削除。
このファイルとフォルダは隠し属性なのでエクスプローラーやコマンドラインか
らは見えない。だからWinFDを使う。


分割した他のドライブにもautorun.infとresycledがあったので、これも削除。
さぁ、これで安心。
と思いきや・・・
autorun.infとresycledが復活している!
それもすべてのドライブで・・・


まだウイルスプログラムが起動中だということだ。
タスクマネージャーを開く。
いったいどれがウイルスプログラムなのだろう?
それらしきプログラムを停止してみるが効果なし。
autorun.infとresycledをいくら削除しても復活してしまう。


ちなみにウイルスワクチンソフトのデータは最新、スパイウェア除去ソフトの
データも最新である。
つまり、それらでは完全駆除できないウイルスだということだ。
こうなるとやっかいである。


autorun.infとresycledでググってみた。


resycled/boot.com
http://www.precisesecurity.com/blogs/2008/09/20/resycledbootcom/


英語の書き込みだが、この掲示板に駆除方法が書いてあった。
すべてのboot.comファイルを削除。(これはセキュリティソフトが全部やってく
れた)
レジストリエディタを起動して「resycled」「boot.com」の記述をすべて削除。
すべてのautorun.infとresycledフォルダを削除。


「'resycled\boot.com'が見つかりません」という表示は出なくなったが、ドラ
イブの中身は開かない。
ファイルの関連づけがどうとかこうとか言っている。
再起動してみた。
直った。
関連づけのレジストリが再構築されたようだ。
ドライブアイコンをダブルクリックしたら、開くようになった。


とりあえず修復できたが、セキュリティソフトの方で早くちゃんと対応して欲し
いと思う。

2008年10月28日火曜日

連絡先がわからないので

私は四カ所にブログを投稿しているのだが、blogger.comのところにここ数日、
英語のコメントをいただいている。


最初はSPAMかな?と思っていたのだが、内容からして真面目な話らしい。
大連にお住まいの方なので、返事をしたいと思ったがメールアドレスの記載は無し。
確かにSPAMが怖いので、ブログのコメントに日常的に使っているメールアドレス
を記入する人はめったにいないだろう。


私の場合、確かseesaaではメールアドレスを公開していたはずだが、
blogger.comは設置するのにgoogleのアカウントが必要で、私が仕事やプライ
ベートで使っているアカウントで立ち上げたために、メールアドレスは公開して
なかった。
だが、今日、設定画面を見ていたらログイン用のメールアドレスとは別のメール
アドレスを記入して公開できるのを発見。とりあえず公開しても差し支えないア
ドレスをプロフィールに記入しておいた。
ちなみに私のブログは「花花牌子」という名前で投稿しているので、googleで私
の名前で検索すれば一番上にseesaaが見つかる。


真面目な話であれば、こちらも真面目にお答えするので、メールしてください、
というです。
うーむ、公開メールになってしまいましたね。

とりあえず今あるものを使ってみる

【メモ帳】
一時的にキープしておきたいURLとか、HTMLタグとか、置換したい文字列などを
コピペしておく。
もちろんメインのエディタとして秀丸を使っているのだが、複数のHTMLファイル
に対して連続置換をしたい場合、置換したい文字列を行単位でキープしておくの
に「メモ帳」を利用する。
もし全部秀丸だけでやろうとすると、キープしておくファイルをいったん保存し
て、必要な箇所をコピーしてクリップした後、そのファイルを閉じておく必要が
ある。でないと連続置換操作した時に、キープしておかなければならないファイ
ルまで置換されてしまう。


【ワードパッド】
ネット上の記事や文字列などをコピペするのに使う。
WordだとHTMLコードまでコピーされてしまい、文字の大きさがまちまちだった
り、文字色がついたままだったりするので面倒この上ない。ワードパッドならあ
くまでも文字情報しかコピーされない。
メモ帳との大きな違いは、多言語対応であること。日本語と中国語が同じファイ
ル上で取り扱えるので翻訳の仕事などで重宝する。


【ペイント】
「Print Screen」でキャプチャした画面を保存するのに使う。
Photoshopは起動に時間がかかるので、とりあえずキャプチャ画面を保存するだ
けならペイントで充分だ。


【電卓】
なんだかんだ言っても、一番使用頻度が高いのはこのプログラム。
お金の計算には欠かせない。


【カレンダー】
お客さんと締め切りの打ち合わせを電話でしている時に必ず開くプログラム。


なんだかんだ言っても、Windowsのアクセサリは結構使える。
フリーウェアや市販ソフトも便利だが、最近は肥大化したものが多く、起動に時
間がかかったり、使い勝手もちょっと特殊だったり、何よりもいらない機能盛り
だくさんで、結局使いこなせなかったりする。
仕事は効率よくやりたいもの。
だから、とりあえず今あるものを使ってみる。それで不満足なら改めてフリー
ウェアなんかを探せばいい。

2008年10月27日月曜日

今日は断水

ここのところ、毎日、停電か断水だ。


近所のおばちゃんが家に遊びに来たので訊いてみたが、やはり予告なし。
いくら新しいマンションでも、こう頻繁に停電や断水してたのでは暮らしづらい。


妻が買い物に行くので子供のお守りをして欲しいと言う。
取引先から仕事の修正依頼をどっさり貰ったので、本当はすぐにでも仕事にとり
かかりたかったのであるが、外は寒いので子供連れで買い物はまずいだろうとい
うことで、子守をする。


母親が外出するのを見てしまったので、息子が泣く。
半年ぐらい前ならパニックを起こしていたが、最近では半泣き程度だ。
ダッコをしながらあやす。なかなか泣き止まない。
抱きながら家の中をうろうろする。
10分ぐらいうろついていると、やっと落ち着いてきたようだ。
そのうち眠ってしまった。
これで仕事ができると安心し、子供をベッドに寝かす。


しばらくすると妻が帰ってきた。
声を出さずに子供が寝ているとジェスチャーする。
枕の位置が高いと、妻が息子をダッコしたら起きてしまった。
当然、息子は泣く。
キミのせいだ。せっかく寝かしつけたのに・・・。


ドアを締めて仕事をしていると、妻が植木を換えに入ってきた。
後から息子も入ってくる。
息子はいつものようにコンセントをいたずらして抜いてしまう。
ノートパソコンなので、いきなり電源が落ちることはないが、インターネットで
調べ物ができなくなってしまった。
息子を抱きかかえて、向こうの部屋へ連れて行く。
コンセントを元に戻す。
また息子が戻ってきた。
植木ばさみをいじっている。
危ないっと、はさみを取り上げる。
息子が泣き出す。
妻がベッドのうしろにコンセントあるから交換しよう、と言い出す。
息子はまだ泣いている。


うるさいっ!
仕事ができないだろっ!
植木なんて後にしろっ!
コンセントもそのままにしてっ!
頼むから出ていってくれっ!


久しぶりにキレた・・・


今月は非常に忙しいことは前もって言ってある。
私だって家で仕事なんかしたくない。
でも、お客様との約束を果たさないといけない。
家族の生活を守るために仕事をしているのだ。
頼むから理解して欲しい・・・

セキュリティソフトを交換した

最近、Kingsoft Internet Securityの広告が頻繁に表示されるようになった。


広告表示の代わりに無料で使えるのだから仕方がないが、デザインの仕事をして
いる時、突然マウスやキーボードが反応しなくなり、画面右下にもわもわっと広
告が表示される。
こういう現象が1時間に1回ぐらい繰り返される。


インストールした当初は、一日3回のアップデート時のみ広告が表示されていた。
一日3回なら、まぁいいか、と思っていたのだが、1時間に1回となれば、正直
煩わしいと言わざるを得ない。
ここのところ、仕事が立て込んでいて、夜中までPCに向かってデザインをしてい
た。何度となく広告に邪魔されて、ついに決意した次第である。


日本へ行ったら、Kasperskyか何かを買おうと思っているので、とりあえず無料
のセキュリティソフトでなんとかしようと思った。Kingsoft以外の無料セキュリ
ティソフトというと、真っ先に思い浮かぶのが「AVAST」である。だが、これは
ウイルスの検出率はなかなかだが動作が重い。「AVG」は動作は重くないが検出
率が良くない。


で、結局決まったのが、「Avira AntiVir」というソフト。
2007年度にウイルス検出率でKasperskyを抜いて第一位になったソフトらしい。
これの無料バージョンがあるので、とりあえず持ち歩き用のノートPCにインス
トールしてみた。
無料というからには、おそらく広告表示とかされるのだろうが、Kingsoftほど頻
繁でなければ問題無い。
最新データファイルにアップデートして、ハードディスクの全スキャンを実行。
Kingsoftでがっちりスキャンされているはずなのだが、なぜだかウイルスが見つ
かる。それも12個。
どうやら昔受信したスパムメールの添付ファイルにウイルスが仕込んであったよ
うだ。
Kingsoftは添付状態のファイルからはウイルスを検出できないようだ。きっと添
付を解除してファイルを解凍すれば検出できるのであろう。


持ち歩き用のPCでは問題無く動作したので、さっそくメインのPCにインストール
してみた。
現在、全ファイルをスキャン中であるが、ウイルスやスパイウェアがゾロゾロ見
つかっている。
現時点で38個。すべて迷惑メールに添付されているファイルである。
全部のスキャンが終わるには一晩かかりそうだ。
今夜はスピーカーのボリュームを0にして寝るとしよう。
(ウイルスが見つかるたびにピッと鳴るので)

2008年10月26日日曜日

今度は停電

もういいかげんにして!という感じ。


夜8時に停電。
ちょうどパソコンでセキュリティソフトのアップデートをしている最中だった。
もし、仕事してたら怒りまくっていたかも知れない。


マンションの他の棟は停電してなかったから、おそらく内装工事関係が原因だろう。


ノートPCだからいいようなものの、デスクトップで何か作業をやっていたら、と
想像するとゾッとする。デスクトップを導入する際は、一緒にUPS(無停電電源装
置)も導入しないといけないな。


2〜3分で復旧したが、またすぐ停電。
たぶんどこか配線を失敗してショートさせたんだろう。


妻は友人の家へ出かけて留守だった。
停電中はエレベータも停まっていたので、閉じ込められていないか心配だった
が、大丈夫だったようだ。


市内に住んでいたときは、こんなに停電とか多くは無かった。(自分の部屋だけ
が一週間停電したことはあったが)
開発区や金州ではやたら多いような気がする。


こればっかりは本当にどうしようもないから困る。

2008年10月25日土曜日

またまた断水+アルファ

朝から断水である。


私が住んでいる棟だけらしい。
日本なら、断水は年に一回ぐらい。水道管の工事が主な理由で、それもちゃんと
予告されるのが普通である。
だが、大連の私の身の回りでは予告されることはほとんど無いに等しい。
掲示物に気がついてないだけじゃないか?という指摘もあろうが、そこは家族や
近所の超市の人にちゃんと確認している。


今回も例によって予告無しだったのだが、こう頻繁だと日常生活にも支障をきた
してくる。
私なりに原因を想像してみたのだが、部屋の内装工事のせいではなかろうか。
水道管の取付工事をする際、主水道管に何かアダプターを取り付けなきゃいけな
いとか理由があって、棟ごと全部水を止める必要があるとか。
本来、主水道管を止めなくとも、世帯毎に元栓があるはずであり、分管に配管す
ればいいはずである。だが、そこは中国の特殊事情というやつで、主水道管に特
殊な規格の部品を取り付け、その部品を介してでないと分管してはならない、と
かそういう事情ではなかろうか。


結局、断水は午前中だけで済んだ。
だが、予告無しだったため、トイレ用に水を確保できなかったのが辛かった。
大きいやつのためにタンクの中の水は使わないでとっておく。
食器類も洗えない。料理を作るにはミネラルウォーターを使う。
水のありがたみを改めて実感させられる。


トイレと言えば、三日前からトイレの灯りが点かない。
単純に蛍光灯が切れたのだろうと、蛍光灯を交換してみたが、点かない。
おそらく原因は安定器が湿気で壊れたためと思われる。
以前の開発区の部屋も二回安定器が壊れた。
なんとも耐久性が無いことこの上無い。


そんなわけで、明日の日曜日はDIYである。

2008年10月22日水曜日

また断水

この時間(夜10時)に断水とは・・・


シャワー浴びようと思ったのに・・・。


トイレの水も流せないじゃないか。


ご存じのように中国では断水だけでなく、停電も多い。
事前に連絡がある場合はいいが、たいていは連絡無しである。


最近ふと気がついたのだが、中国国内の有名サイトが突然接続できなくなる原因
は停電ではないだろうか。
政治的にまずいことを書いたとか、公序良俗に反するコンテンツがあったとか、
そういう原因の可能性もあるが、中国の有名サイトの責任者だってバカじゃない
から、当局に取り締まられるようなコンテンツは日頃から注意しているはずだ。
となれば、ある日突然サイトが見られなくなって、翌日には復活してる、という
ケースはやはり停電していた可能性が高い。


サーバーコンピュータには、普通「無停電電源装置(UPS)」というものを取り
付ける。
その名の通り停電時に電源を供給する装置なのだが、何時間も電源を供給できる
わけではない。非常用発電機とは違うのだ。
多くの場合、3分〜10分ぐらいの時間だけ電源を供給できる。そんな短い時間
じゃ、保たないじゃないか、と思うだろうが、接続サービスを維持するのが目的
ではなく、サーバコンピュータ内部のデータを守るのが目的なのだ。無停電電源
装置が電源を供給してくれる3分〜10分の間に、サーバーコンピュータを
シャットダウンするのである。シャットダウンさえすれば、ハードディスク内部
のデータは安全に守られる、という理屈である。


停電が回復したら、サーバコンピュータを起動する。
有名サイトともなればサーバコンピュータの台数も半端な数じゃないだろうか
ら、再起動はおおごとだろう。
そもそもサーバコンピュータというのは動かし続けるのが前提である。停止する
ことはサービスを提供できない、すなわち死を意味する。


利用者から見れば、一つのサービスがたまたま利用できないだけに過ぎないかも
知れないが、サーバ管理者から見れば、停電は悪夢のようなものだ。
本当に、お疲れ様である。

ポメラ、何気に欲しかったりする・・・

ポメラ
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0810/21/news069.html


テキスト入力しかできないのだが、ブログの文章打つのに便利そう。
パナソニックのLet's Noteが手元にあるが、毎日持ち歩くにはちょっと重い。
そのため、プレゼンなど、事前に使うことがわかっている日しか持ち歩いていない。
持ち歩いていない時に限り、出先の待ち時間に、ちょっと思いついたことをメモ
できれば便利だなぁと思ったりする。


しかし、よくよく考えてみればテキスト入力だけではちょっと厳しい。
メールのやりとりや、ちょっとしたデザイン修正のためにイラストレータも使い
たい。
結局、ある程度のスペックのノートPCでないと仕事では使えない。


日本で一人暮らししていた頃ならば、買おうとも思わなかった商品だろう。
なぜならば、日本にいる時は、出先で待ち時間の多い仕事などはやっていなかっ
たわけで、自宅の使い慣れたデスクトップPCの環境で充分だったからだ。


結局、「手帳に手書きメモ」が一番なのかも知れない。
文章打つのは充分早いので、手書き文字見ながら打つのは苦にならないし・・・。

2008年10月21日火曜日

【メモみたいなもの】IEのロールオーバー表示バグには困った

仕事である企業のホームページを作成した。


あまり凝ったデザインは好きじゃないという、ありがたいお客様のご意見のおか
げで、私のような本職ではないにわかWebデザイナーにも仕事をいただけた次第
だが、それでもプロとしてのエッセンス(小技)をホームページに適用しようと思
い立った。


専門用語では「ロールオーバー」と言う。
マウスカーソルをメニューボタンの上に乗せると、ボタンの色が明るく変化す
る、という技。
昔は単純に色を変えていただけだが、最近は画像ファイルを入れ替えることがで
きる。
つまりマウスカーソルが乗っていない時の画像Aとマウスカーソルが乗った時の
画像Bを入れ替えるというのがカラクリだ。


マウスカーソルが乗ってから画像ファイルをダウンロードしていたのでは遅いの
で、Prelaodという技を使う。あらかじめ画像Aと画像Bをダウンロードさせてお
けば、メニューボタンの画像が一瞬にして切り替わるという理屈である。
ところがこのPreload、FirefoxやChromeなどGekko系のブラウザでは機能する
が、IEではなぜか動かない。
ホームページをDreamweaverなどのソフトで制作している場合、特に設定をしな
い限り、プレビュー画面ではIEが起動する。だが、このプレビューはくせ者で、
ローカル(つまりパソコンのハードディスク上)に一時ファイルを作成して、そ
れをIEで開くだけなので、Prelaodが働いていなくとも、画像Aと画像Bの切り替
えは一瞬にして行われる。問題は、実際にサーバーにコンテンツをアップロード
してからである。


ボタンの上をマウスカーソルがなぞると、画像Bに切り替わるのがえらく遅い。
ワンテンポ遅れて画像Bに切り替わり、しばらくしてから画像Aに戻る。
プレビュー時のきびきびとした動きとはえらい違いだ。


「まぁ、中国だし、インターネット回線が遅いから仕方ないでしょ。日本なら
ちゃんと表示されますから大丈夫ですよ。」
一つあたりわずか数百バイトのボタン用画像を読み込むのに、中国の回線が遅い
とか、理由にならない(笑)。
昨夜は、この件でさんざん悩んで、結局ボタン部分のロールオーバー処理に問題
があるのだろうと結論づけた。以前別のサイトを作った際は、画像を切り替え表
示する技は使っておらず、色のみを切り替えていた。だから画面のもたもたした
症状は無かったのである。


今朝方になって、ネットでIEのロールオーバー処理には問題がある記事を発見。
その対処方法も書かれていた。要するにIEではPreloadコマンドを送っても機能
しないということだ。
じゃあ、どうするかというと、あらかじめ先読みさせておきたい画像Bを、ホー
ムページの画面上の目立たないところで画像サイズ1ドット×1ドットで配置し
ておく、というのが対処方法だそうだ。
まさしく点みたいな画像だ。
だが、まぎれもなく画像Bである。こうすることで、IEのメモリ上には画像Aと画
像Bが読み込まれているため、ロールオーバーによる画像切り替えは一瞬ででき
るようになる。


技術者的視点やデザイナー的視点から見ても、全くスマートじゃない(イケてな
い)方法だが、こうしないとIEではロールオーバーが正常に動かないのだから仕
方ない。
とは言え、実際の運用ではレイヤー機能を使って、Barなどのレイヤーの裏に1
ドット×1ドットのダミー画像のレイヤーを配置しているので、見た目上は全く
わからない。
家の壁のベニヤ板にマジックで落書きをしておいても、その上から壁紙を貼って
しまえば見えないのと同じ理屈だ。


ちゃんと動かないIEのために、こういう面倒な処理をしなければならないのは理
不尽だが、一番利用者が多いブラウザがIEなのだから仕方がない。
頼むからIE8ではちゃんと動作するようにして欲しいものだ。
それでも、IE6〜7を無視できるようになるのは3年以上先だろうけど・・・。

投稿用メールソフトをThunderbirdにした

現在、4つのサイトでブログを公開している都合上、メールで投稿している。


メール投稿の利点は同じ文章を複数のサイトに投稿できること。
欠点は、写真などを添付できないことである。
写真は、まぁどうしても必要な時はFlickerを利用するからいいとして、そうな
ると文章だけで勝負することになるので、毎回、何を書こうか悩んでいる。


今までは、メインで使っているメールソフト「秀丸メール」で投稿をしていた
が、投稿する時間が寝る前、というパターンが多く、投稿時に自動巡回で仕事用
のメールが届いているを知り、中身を読んでしまい、それが面倒な仕事の依頼
だったりすると、一晩中悶々とした気持ちで寝られずに朝を迎えるという、思わ
ぬ副作用があるため、投稿用のメールアドレスを仕事用とは別にし、更に、投稿
用のメールソフトも別に用意した。
その投稿用のメールソフトだが、しばらくはEdmaxのフリー版を使っていた。
しかし、そのシンプルすぎるデザイン故に、投稿意欲がわかず、なんとかしなけ
れば・・・という危機感を持っていた。


検討の結果、Thunderbirdを採用することにした。
理由はテーマの変更が可能だという点。
自分好みの外観にすれば、ブログの文章を書くのも楽しくなる。
送信専用と割り切っているため、秀丸メールからの引っ越しを考えなくてもよい。
ブラウザソフトとは違い、なかなかメインのメールソフトは変えにくい。
ブラウザをChromeに乗り換えたのは、表示が圧倒的に速い、というメリットが
あったからだ。
メールソフトに関しては秀丸メールで特に不満は無い。だが、いつまでも使い続
けるかといえば、なんとも言えない。アドオンを適用した Thunderbirdの見た目
の良さは圧巻だ。


仕事では秀丸メールを使い、プライベートではThunderbirdを使うのもいいかも
知れないな。

2008年10月19日日曜日

やっと一息

先ほど、仕事が一段落ついたところ。


これでやっと一息つける。
明日の朝、翻訳が上がってくるまでの間だけだが。


技術的な課題や問題点はすべてクリアした。実はこれが一番重要なことで、昨日までは「やってみなければ分からない」状態だったのが、全部解決した、ということだ。
残りの仕事はいわゆる「作業をするだけ」になったということ。
こうなると、気持ちの上ではだいぶ楽である。


昨日も書いたことだが、印刷以外のやり慣れていない仕事は非常に神経を使う。
理屈の上ではできると思うが、やってみないことにはわからない、ということが多いからだ。「やったことがないので、できません」では仕事にならない。「大丈夫、なんとかしますよ」と言わなければ仕事は前に進まないのだ。


実際にやってみると次から次へと問題が起こる。そりゃそうだ。簡単なことだったら他の誰かがやってる。


今は本当に良い時代だ。
インターネットという便利なツールがある。
私が悩んでいる問題は、すでに別の人が解決していることがほとんどだ。
ここで第一のスキルが登場する。
つまり、インターネットの情報の中から「目的の情報を見つけ出す」という能力だ。


なんのことは無い、Googleで適当なキーワードを入れ、検索をしているだけなのだが、最適なキーワードを複数組み合わせる、という点がスキルである。
Googleは一瞬で結果が出るし、他の検索サイトのように「大ハズレ」が上位に出てくることもない。


第二のスキルは「情報で得た知識を組み合わせる」という応用力だ。
結果が同じならばやり方は問わない、ぐらいの柔軟な思考が必要で、一つの方法がダメなら別の方法を組み合わせたら、どうなるだろう?という姿勢で仕事に臨むのである。


「なんだよ、そんなの当たり前のことじゃん」と言われればそれまでだが、そういう人には私は言いたい。「じゃあ、やってごらん。」
ここは中国。まわりには助けてくれる人は誰もいない。
問題を解決できるのは自分だけなのだ。このプレッシャーはものすごく大きい。
「できませんでした」では済まない。


もちろん中国人技術者の能力は極めて高い。
私の技術などを遙かに凌駕している。
だが、それはきちんとした資料を与えられ、こちらの要求を正しく理解した場合のみ発揮される。残念ながら外国人には、日本人同士のあいまいな約束事は理解できないし、日本語の文章を取り扱う仕事では、文章の改行位置をどうするかや、資料が無い箇所についてはライターとしての能力(作文能力)も要求される。


段取り(準備)が完璧であれば中国人を使うことができる。だが、段取りをするのは日本人だ。また、きちんとした段取りをできるだけの能力があれば、実際の制作作業もその日本人ができてしまう。そして、段取りができる日本人が作業をしたほうが、外注で中国人にまかすより早い。特に納期の厳しい仕事の場合、中国人にアウトソーシング(外注)するための資料を用意する時間があれば、自分でやったほうが早い、というのが現実である。


こういう性格の仕事はそれほど多くはないが、現地にいる日本人の強みで、日系企業からは重宝される。「日本人の細かい要求に応えられるのは日本人だけ」ということである。


印刷の仕事だけやってられたらもっと楽なのだが、そうも言ってられないのが現実。
ここのところ毎日家で朝から深夜まで部屋にこもって仕事としていたので、妻からの風当たりが強い。
今月いっぱいは、たぶんこの忙しい状態が続く。スマン、妻よ。

ホームページ制作の仕事

例によって、非常に忙しく、ブログの更新が滞っていた。


絵心の無い私は、いわゆる「デザイン」というものが苦手である。
だが、印刷関係の仕事をしている以上、デザインは避けて通れない。
もちろん凝ったデザインは無理だが、工業デザインぐらいならなんとかなる、と
いうか、なんとかしないと仕事にならない。
PhotoshopやIllustratorを駆使して、まぁ、なんとかさまになる程度には仕上げ
ている。
印刷の仕事は「見たまま」であるから、ぶっちゃけた話、面倒ではあるが技術的
に難しいことは、それほど無い。
問題はホームページ制作である。


ホームページ制作は、普段それほどやっていない仕事であるためにノウハウの蓄
積が極めて少ない。知らないことばかりなので、毎回毎回、苦労が絶えない。
インターネットを利用し始めた10年ほど前は、Windows付属の「メモ帳」と「ペ
イント」だけで簡単なホームページを作っていた。HTMLのタグはもちろん手打ち
で、当時作った自分のホームページは今では恥ずかしくて正視できない。


現在、ホームページ制作ではDreamweaverとPhotoshopを使っている。
プレゼン用のトップページのデザインはPhotoshopで作成し、後でそこから個々
のパーツを切り出して、Dreamweaverに貼り付けてホームページを完成させる。
他にFlashなども作っている。凝ったアニメーションは作れないが、企業のロゴ
を動かしたり写真をトランジション(じわじわっと入れ替えたりすること)する
程度なら私でもできる。


ホームページ制作で大嫌いなのは、編集用ソフトと実際のブラウザでの表示が大
きく異なる点だ。編集ソフトで苦労してレイアウトを作っても、実際のブラウザ
ではずれまくりで、見るに堪えない。これはHTMLという言語の特性上仕方ないと
諦めていたが、昨今は事情が違う。今回、思い切ってやってみたのがレイヤーの
多用。
古いブラウザでは対応していないのは承知しているが、とにかく編集ソフトの画
面と実際のブラウザの画面の表示の仕方が一致しているのが助かる。
IE6以降のブラウザに対応していれば問題ないだろう、というのが私の判断であ
る。


次に問題となったのが、メールフォーム送信部分のプログラムだ。
CGIなら以前、組んだことがあるが、今回はWindowsサーバーで運用ということで、
sendmailが使えない・・・。どうすりゃいいんだ?
中国ではCGIよりもASPがよく利用されているようだ。
ASPについては全く知らなかったため、とりあえずネットで情報を調べながら、
Windowsサーバーと同じような環境を自宅で構築することにした。
私がもっとも苦手とするプログラム作成だ。


印刷の仕事であれば、誤植があっても印刷は可能であり、見た時も意味がわから
ないほど致命的なものはない。ミスをしたことでお客様からお叱りを受ける程度
である。
だが、プログラムではちょっとでもミスがあると全く動かない。
どんどん日が過ぎて行くのに、簡単なメールフォーム一つですら満足に動かせな
い(ネット上にはいくらでもサンプルプログラムがあるのに)のにはマジギレし
そうになった。原因は「送信」ボタンの名前が抜けてた、ということだったのだ
が、動いた時にはホッとした。プログラムの仕事は精神的に追い込まれ、本当に
命をすり減らす感じだ。私には向いてないと思う。


メールフォームなんて簡単でしょ?
そう、確かに簡単である。利用者が正直にフォーム内容を入力してくれるのであ
れば・・・。
メールフォームで最低限必要なのは、「名前」「メールアドレス」「問い合わせ
の本文」の三つである。これらの項目が正しく入力されているかどうかチェック
するプログラムを付けなければ実用的ではない。前の業者が作ったプログラムで
は、1文字でも何か入力されていればメールフォームを受け付ける、という単純
なものだった。
だが、そんな代物じゃダメなのは皆さんもおわかりだろう。
実用的なプログラムを作る、というのは地道な努力やノウハウが必要なのだ。


この他にもさまざまな問題が発生したのだが、その都度悩みながら解決してきた。
ネットが無ければ絶対に無理だったろう。
明日は日曜日だが仕事である。火曜日には納品しなければならない。


これ以上、問題は起きないで欲しい。
いいかげん疲れたよ。

2008年10月11日土曜日

思い出のドライバー

日本から持ってきた物の一つにドライバーがある。


2005年10月3日の記事で紹介されているドライバーなのだが、3年越しの付き合いだ。大連に戻ってくることだけを夢見てアルバイトをしていた頃買った、思い出のある品である。


ドライバーとしてはちょっと高い800円。その理由は強力磁石のリングが付属しているから。普通のドライバーでもドライバーの先端は磁気化されていて、ネジなどがくっつくが、このドライバーは磁石リングがネジの頭をホールド(固定)してくれるので、ネジのしめつけや取り外しに便利なのだ。


なぜ、このドライバーをわざわざ大連まで持って行ったのか。
それは初心を忘れないためである。
ゲームセンターのメンテナンスの仕事をしていたとき、共に苦労したのがこのドライバー。泣きたくなるほどきつい仕事ではなかったが、それまでの定職を無くし実家へ出戻り、大連に行きたくても行けない状態でつらかった毎日。メンテナンスの仕事では最も使用頻度の高かった道具はドライバー。4ヶ月は借り物の道具でやってきたけれど、残り1ヶ月半というところで、自分へのご褒美というわけではないが、「自分の道具」として一本のドライバーを購入した。


そのドライバーを毎日使って仕事をし、使いやすさを実感しながら、最後の勤務日を終えるまで、それこそ私にとっては「心の友」と言ってもいいくらいの付き合いをした。
だから、大連に行くとき、そっとスーツケースに忍ばせて持って行くことを決めた。「大連へ行く」という希望を叶えるために自分がどんな思いで仕事をしたか、ということを忘れないためである。


今、そのドライバーは私の机の上の筆立てに刺さっている。
たまに妻が修理で持ち出すこともあるが、その辺に使いっぱなしにしておいたのを見て、使ったら必ず筆立てに戻しておくように言っている。これは何の変哲もないドライバーだが、私にとっては大連に来るために一緒に苦労した大事な仲間だから無くさないで欲しい、と言い聞かせた。もちろん道具である以上、使ってもらうことはかまわない。ただ、使ったら必ずここへ戻して欲しい。それだけである。

2008年10月8日水曜日

能率を引き上げる9つの「してはいけない」こと

「The 4-Hour Workweek」(週4時間しか働かない仕事術)という本の作者Tim Ferris氏が提唱する『能率を引き上げる9つの「してはいけない」こと』。


【参照URL】
http://lifehacking.jp/2007/08/9-not-todo-items/


1.発信者の不明の電話に応じてはいけない


2.朝一番、あるいは夜最後にメールをチェックしてはいけない


3.議題が決まっていない、あるいは終了時間が決まっていない会議に出席してはいけない


4.人に無駄話をさせてはいけない。「調子はどう?」よりも「何か面白いことある?」と切り出す。


5.メールを頻繁にチェックしてはいけない。むしろ定時にバッチで処理するべき。


6.利益は少ないのに手間のかかる客とのコミュニケーションに時間をとられてはいけない


7.多忙だからといってさらに長時間働いてはいけない。優先順位をつけてあとは切り捨てるべき。


8.携帯電話を常に持ち歩いてはいけない。夜や週末にはこのデジタルの首輪から抜けだそう。


9.仕事が仕事以外の人間関係や活動の代わりになると期待してはいけない

「1」は実践してます。
暇な時は出たりすることもありますが。


「2」は目からウロコです。
そうなんです。寝る前に仕事関係の面倒な内容のメールを見てしまうと、寝付けない、あるいは嫌な夢を見るハメになります。朝一番でも、そういうメールを見てしまうと、心が乱されますし、その日計画していた仕事の段取りがメチャメチャになります。


「3」は激しく同感。
本当に無駄なので、何かしら理由をつけて断るべきです。


「4」はぜひ実践してみます。どうでも良い世間話は苦手なので。


「5」も実践します。朝、昼、夕方の3回だけにします。メールにふりまわされる仕事振りはダメだと思いますから。


「6」はまさしくその通り。完全にお断りするわけにもいかないですが、距離をできるだけ置くようにします。


「7」は実践してます。というか、切り捨てないと自滅してしまいますので。


「8」は昨日から開始しました。仕事をしていない時間は、電話は留守電にしておくか、寝ている時間は電源を切っておくようにします。


「9」はうすうす感じていたことです。転職するたびにその仕事に関する人間関係は基本的に断ち切れちゃうんですよね。


この他にも、このTimさんの為になる話があるのですが、続きはまた今度。

2008年10月6日月曜日

ポニョを観た

「崖の上のポニョ」を観た。


もちろん中国で上映しているハズもなく、怪しいDVDであるが・・・。


話題の作品ということで、一応観ておかないと、と思った次第である。
映画を観て初めて「所ジョージ」や「山口智子」が声で参加しているというのを
知ったが、「山口智子」はまぁいいとして、「所ジョージ」は、やっぱ気になっ
た。感情的な演技を要求される場面で、やはり本職の声優ならピタッとハマるは
ずなのに、という印象を持ってしまう。演技がキャラクターと遊離してしまって
いるのだ。
ちなみに「所ジョージ」が嫌いというわけではない。あの人のキャラクターは好
きだし、趣味のアメ車についても、良いなぁと思っている。「所ジョージ」とい
うキャラの印象が強すぎるから、アニメのキャラとのギャップを強く感じるのも
ある。


全体のストーリーはなんということもない。
あらすじは至って単純。宮崎監督も言ってたが、いわゆる小ヤマ、大ヤマを作っ
てジエンドというパターンではない。だからいわゆる大きなカタルシスが得られ
る、かというとそうでもない。
だが、映像は圧倒的である。本当にスゴイの一言に尽きる。
久石譲の音楽も国宝級の完成度である。
映像も音楽も素晴らしいのに、ストーリーがねぇ、という評価は当然あるだろう
が、所詮は娯楽作品なのだ。観る人が楽しめればそれでいい。


私は、ポニョが人間の女の子になって宗介に抱きつくシーンで何故か涙が出た。
映画を観て感動できた。それで満足である。

2008年10月3日金曜日

タイムトラベルと現在

グーグルが創立10周年を記念して2001年当時のGoogleを再現したサイトを期間限
定で開設している。


http://www.google.com/search2001.html


10年前は何してたっけ?と当時の自分のホームページ名を入力してみたら出てき
た。
検索結果をクリックしてみると、もうそのサーバは無くなっているので、ホーム
ページは表示されないのだが、

Internet Archive WayBack Machine
http://www.archive.org

というサイトがあって、そこに当時のホームページがしっかり保存されていた。
グーグル2001からは、そのページへのリンクを検索できたということである。
自己満足まるだしで第三者から見たらどーでもよい内容なので、URLは載せない
が、当時は確かWindows3.0だか3.1。ダイヤルアップモデムでモデムメーカーの
無料アクセスポイントに接続してネットサーフィンしていたのを思い出した。
ホームページは、とにかく何か世界に情報を発信しなきゃ!みたいな勢いだけで
作ったので、今見るととっても恥ずかしい。
当時は今のようなホームページ作成ソフトなんて無かったから、「ペイント」と
「メモ帳」だけで作っていた。


当時、就職していた会社のホームページも検索してみた。
懐かしい当時の画面が表示された。そういや、結構マメに更新してたっけ。
私がいた当時では給料の支払いが滞るぐらい不安定な経営だったから、いいかげ
んもう潰れただろうと思いきや、現在でもその会社のドメインは残っていた。し
かもホームページは現代風にしっかりリニューアルされていた。
社長を含め、当時の社員は全員いなくなっているのだが、親会社がなんとか存続
させたようだ。


調子にのって、Internet Archive WayBack Machineで更に2001年当時の自分のサ
イトを探してみた。ダイナミックDNSを使った独自ドメイン(実際にはサブドメ
インだが)で自宅にあったパソコンの一台をホームページサーバーにしていた頃
のサイトである。
自宅サーバーだから広告とか表示されないし、商売でも使えるというので、ちま
ちまとした副業をやっていた。一年に3万円ぐらいの売り上げにしかならなかっ
たけど。
メルマガなんかも発行していて、当時の私は元気だったとしみじみ思う。
商売サイトだったので、プロフィールには本名を表示していた。今思えば無謀だ
ったなぁ・・・。


本名でふと気がつき、現在のGoogleで検索してみた。
最初に出てきたのは、昔作ったシェアウェア。今でもVectorに登録されている。
技術者として在籍していた会社での特許の文章も検索された。
ん?こいつは誰だ?
同姓同名がいた。
1980年大阪出身。ふーん、今は28歳か。
職業が音楽家。海外の大学に在籍しつつも日本の音楽学校で非常勤講師をしてる
らしい。Wikipediaに自分の記事を書き込んで、ほとんど無名なのを理由に削除
されている(笑)。自分の別の人生を見ているようで面白かった。


一回会って話しをしてみたいと思った。

2008年10月2日木曜日

世間は国慶節で休みらしいが・・・

世間は国慶節で休みらしいが、私は相変わらず仕事をしている。


別に仕事が好きなわけではない。国慶節前は忙しかったから、他の仕事が確実に
入ってこない国慶節に溜まった仕事を片付けているだけだ。


そんな仕事の一つが自社のホームページ製作。
ホームページの仕事は会社案内の仕事とセットでよく頼まれる。
私がちまちまと作るので、シンプルなものしかできないが、世の中の企業ホーム
ページを見ると、インターネット関係の企業あるいはだれでも知っている著名な
企業でもない限り、たいていツッコミどころがたくさんあるページばかりである。
だから私のような素人にちょっと毛が生えたような「にわかWebデザイナー」で
も仕事を受けられるのだ。


ただし、「にわかWebデザイナー」なので、要領が悪い。
ちょっとした技を繰り出すのにも時間がかかる。
本職のWebデザイナーであれば、ちょちょちょいっとやっつけてしまうのだろう。
正直、Webデザインは苦手である。
一般の印刷物のデザインが得意というわけでもないが、印刷物のデザインという
のは直感的というか見た目の通りにデザインのアイテムを配置していけばよいの
で、わかりやすい。
だが、Webデザインとなるとそうはいかない。最終的な完成図をPhotoshopであら
かじめ作っておくか、ラフな手書きでもいいからレイアウト図を書いておかない
と、イメージ通りのページはできない。


更に最近のホームページでは「css」という技を使うのが普通。Cascading Style
Sheetの略称で、ホームページのデザインを一括して管理するための書式なのだ
が、これを作り込むのが非常に面倒くさい。
ホームページ制作ソフトの助けを借りて、なんとかcssを作るのだが、基本的な
ものを入力して調整するだけで何時間もかかる。途中で投げ出したくなるほど嫌
な作業だ。


例えるなら、印刷の仕事は「目的地へ自家用車を自分で運転して到着する」とい
う感じであり、ホームページ制作の仕事は「公共交通機関の時刻表を調べ、もっ
とも効率よい乗り継ぎ方法を見つけ出し行動計画を立て、あとはその通りに行動
して到着する」という感じ。ホームページ制作(cssを作ること)は非常に回りく
どいのである。
直感的にデザインできないから、ストレスが溜まる溜まる・・・。


ホームページの制作は面倒な割に安い仕事なので、嫌なのだ。
同業他社の方々はよくこんな仕事やってるよなぁ・・・。

2008年9月29日月曜日

またバスネタで恐縮だが

マイクロバスに乗り、金州中心へ向かっている時の話。


客室乗務員が突然「しゃがんで」と言う。
乗客は、「またか」という顔で仕方なくしゃがむ。


どうやらパトカーの警官に見られたくないらしい。


バスの乗車定員は厳格に決められていて、室内の右前あたりに掲示されている。
マイクロバスの場合、それは座席の数であり、およそ19名。
つまり、座席数を超える乗客を乗せては違反になるわけである。
立っている乗客があるということは、定員オーバーを意味する。
だから全員座っているようにカモフラージュするわけだ。
だが、そんなことをしてもモロバレだと思うのだが・・・。


金州中心部にあるマクドナルドでソフトクリームを食べていると、目の前に二両
連結のロングバスが通りかかった。
市内だとトラムなどで利用されている190人乗りのバスである。
金州の201路は乗客が常に多く、それをさばくために導入されたらしい。


新しい車両を入れるのも結構だが、ICカードを早く導入して欲しいものだ。
小銭を持ち歩くのは面倒でかなわない。

2008年9月27日土曜日

2000万画素のデジカメがあるみたいですが

最近、ネットでよく見かけるデジカメの記事。
最新機種では2000万画素の解像度を持った機種があるみたいですが、私が最初に
買ったデジカメはその100分の1の20万画素。たしかコダックのやつ。
撮影した画像はボケボケで非常にがっかりしたのを覚えています。


その後買ったCASIOの機種が300万画素。あまりにキレイな画像に感動し、これか
らは間違いなくデジカメの時代がくるぞ・・・と確信。
そのお気に入りのCASIOは壊れてしまって、代わりに母親がくれたのが600万画素
のCANON一眼レフ。やっぱ一眼レフはキレイだわ・・・。
でも、デジカメはどんどん進化して、あっという間に1000万画素を超え、今や
2000万画素の時代。


完全にスチルカメラに取って代わったデジカメですが、印刷業界から見れば、ま
だまだ解像度は足りない。そう、2000万画素でも・・・・。


印刷業界の一般的な印刷精度はだいたい300dpi(1インチあたりに300個の細か
さの点でインキを載せる)です。
1インチがおよそ25mmなので、2000万画素の場合・・・


ルート(2000万)=4472ドット


25mmで300ドットということは・・・、

4472÷300ドット=14.9

およそ15インチということになります。
これに25mmを掛けると373mmという寸法になrます。
これは373mm四方の正方形に印刷可能な写真解像度ということを示しています。
373mm四方とは一見中途半端なサイズですが、ほぼA3(420×297)と同じサイズで
す。
つまり、最新型のデジカメでも、せいぜいA3用紙全面にしか印刷では対応しない
ということです。
ポスターはやはり大きめのスチルフィルムでないと対応できないのでしょう
か・・・。


より高解像度のデジカメの登場が待たれます。

2008年9月26日金曜日

おやっ?なんでこんな所に・・・

市内での仕事を終え、桃園に戻ってくると、マンションの前になにやら見慣れた
車が駐まっている。
開発区と市内を往復する2元バスだ。


夜9時が最終バスで、その後は営業所やVIVO(海源電子城の対面)に駐めてあるの
を見たことはあるが、金州のしかも自分たちが住んでいるマンションの前に駐ま
っているのは初めて見た。


想像するに、マンションの住人が仕事を終えてマイカー代わりに乗ってきたのだ
ろう。明日は朝6時前に出勤のハズである。
日本でコレをやったら「公私混同だ!」と一発でクビになりそうな気がする。も
ちろん中国でも本来禁止された行為なのだろうが、こういう臨機応変というか、
テキトーさが許される中国、私は大好きである。
実際のところ、マンションの前の道は片側4車線+路側帯で、路側帯をバスがふ
さごうが、交通渋滞はありえない。朝になればいなくなるわけだし、誰の迷惑に
もならない。


そぅかぁ・・・、バスの運転手が同じマンションに住んでるのかぁ・・・
今度、市内から帰るときの最終バスで桃園まで乗せてってくれないかなぁ・・・

2008年9月25日木曜日

豆乳製造器

先日、妻が豆乳製造器を買ってきた。
粉ミルク事件で、それに代わるものを息子に飲ませるためだ。


材料となる乾燥大豆を水で戻す。
これには半日以上かかる。
それから大豆を豆乳製造器へおもむろにセットし、水位の線まで水を入れる。
豆乳製造器は単なるミキサーではなく、ヒータも内蔵している。
水がお湯になって沸騰してくると、大豆が浮き上がってくる。
その頃合いを見計らって、ドリルが回転し、大豆を砕く。
ガラスの容器の中は、あっという間に乳白色に変わる。
これで完成かとおもいきや、またヒータで豆乳を沸騰させる。
念入りに殺菌でもしているのだろうか?


ピーとアラームが鳴ったら完成。
容器を取り出し、こし網で豆乳をこす。
コップ3杯分の豆乳ができた。
さっそくいただく。
あっさりとしていて美味しい。
外で買ってくるのは苦くてたまらないが、自家製は苦くない。


さて、こし網には大量の「おから」が残った。
このまま捨てるのはもったいない。どうやって食べようか。


マヨネーズと醤油を加えて練ってみた。
おっ、結構おいしい。
食パンに塗ったらいけるかもしれない。
他にもおから料理があったら試してみたい。

さて、その豆乳製造器だが、本日は大豆ではなくトウモロコシを使ってみた。
できあがりは、ドロッとしたトウモロコシ汁。
うーん、コレって塩がないアレだよ、アレ。
塩を加えてみた。
ポタージュ・スープになった。


あはは、コリャいいや。
本格的なポタージュのできあがり。
何年ぶりにポタージュ飲んだんだろう。


ううむ、豆乳製造器はなかなか使えるかも知れない。

2008年9月22日月曜日

つい比べてしまう

先日、息子が二足歩行するようになったことを書いた。
14ヶ月目にして、やっと、という感じなのだが、母親によれば、私もそのくらい
で歩いたらしいから、特に遅いわけでもないらしい。


妻の団地友達の子供たちは、皆12ヶ月ぐらいで歩き初めており、早い子は11ヶ月
で歩いているそうだ。だから12ヶ月を過ぎた頃から妻が心配して私にいろいろと
言ってきていた。病院へ行って調べたほうがいいんじゃないか、とか。
今はもう歩けるので大丈夫だが、今度は言葉の問題を心配している。
話せる言葉が少ないのではないか?ということ。


最近、息子はダッコしてもらいたいとき「バーバー、バオバオ」と言う。
「パパ、ダッコして」という意味だ。
私からすれば、中国語でそれだけ言えれば、ものすごい進歩だと思うのだが、妻
からすれば、もっといろいろ話して欲しい、ということらしい。


何かの記事で読んだのだが、言葉をしゃべり始める頃の子供は、同じ発音を繰り
返す単語が覚えやすいそうだ。「ママ」「バーバー」など。
ウチの子は、ママが毎日「バーバー、バオバオ」と言ってたから、それを覚えた
のだろう。
次に覚えるのは、たぶん「コラコラ」。
悪いことをした時、しそうになったとき、私がいつも「コラコラ、ダメでしょ
〜」と言ってるから。


少しずつ言葉のレパートリーが増えていくのが楽しみ。子供ってすごいなぁと思
う。

2008年9月19日金曜日

パソコンに関するトラブル解決は安請け合いしないのが無難

「パソコンを見てもらっただけなのにお礼を要求されて困っています」
Yahoo!知恵袋にあった相談なのだが、お礼をしない相談主、お礼を要求する人、
どちらも問題あるなぁ、という感じ。


パソコンに詳しい人というのは時間とお金を投資して、その能力を獲得したわけ
であるから、直して欲しいと依頼し、結果直ったのであれば、その能力に対して
なんらかの対価を支払うべきであるというのは常識だろう。


お礼を要求する側もインフォームド・コンセント(事前に同意をとりつける)をし
っかりしておくべきだ。


「晩飯一回おごりで手を打つよ」


たったこれだけのことである。


コンサルティングなる職業もあるように、専門知識を持ち、問題を解決する能力
を持っていることは充分仕事となり得ることなのだ。


パソコンを安定して動作させることは本当に難しい。
毎日普通に使っていても調子が悪くなることがある。
問題が起きたときに、その問題の原因が何かを分析し、しかるべき対応を取る、
というのは、まさしく専門知識を要する立派な仕事だ。


友人知人から、「A君はパソコン詳しいでしょ。最近パソコンの調子悪くて困っ
てるの。ちょっと看てくれないかなぁ。」と言われることはないかな?
こんなとき、簡単に「うん、いいよ。」なんて言わないほうがいい。
原因を特定して、問題を解決するだけも時間がかかるのに、以後の対策をきちん
とやらないと、パソコン関係のトラブルが起きるたびに、呼び出されることにな
る。
その女の子と仲良くなりたい、などの不純な動機があるのなら、止めはしないが、
どうでも良い関係であれば、引き受けないことを強くオススメする。


パソコンはまだまだ一般の家電とは違う。
慣れた人にとってはなんでもできるオモチャだが、不慣れな人にとっては、物事
をより複雑なものに換えてしまう迷惑極まりない代物だ。
結局使う側の能力次第なのである。


故障したら、自分で原因を突き止め、たいていの問題は自分で解決する、これが
パソコンを使う上で本来求められる資質である。だが、世の中の多くの人々はパ
ソコンに詳しくない。だから、故障したとき、詳しい人に依頼する。その場合、
買ったお店に頼むのが原則。それ以外は専門業者に依頼すべき。友人知人に頼も
うなどとは思ってはならない。


まぁ、とにかく私が口を酸っぱくして言いたいのは、「友達がパソコンの修理を
依頼してきたら、うまく断れ!」ということだ。

2008年9月18日木曜日

メラミン混入・粉ミルク事件(我が家の対応)

中国中央テレビのニュース報道で、メラミン混入の疑惑が「三鹿」ブランド以外
にも広がり、いままで子供に飲ませていたブランドでも青島工場製造品は危険が
あるとのこと。
中国国産品はどれもヤバイかも知れないということになり、妻は輸入品の粉ミル
クを買ってきた。
輸入品と言えども、原料は中国だったりするかも知れないわけで、一概に安全と
は言えないのだが・・・。


大連市政府も「事は深刻」ということで、指定病院での子供の検診を実施。妻が
息子の検診に行くから一緒に来るように頼まれた。最初は開発区医院と言ってい
たのだが、一緒に行く妻の友達夫婦のおばあちゃんの希望で市内の児童医院に行
くことになった。
大連市で一番良いと評価されている子供病院である。


普段は高額の診察料がかかると噂の児童医院だが、メラミン混入粉ミルク関係の
身体検査については完全無料とのこと。
大連で一番有名な子供病院、しかも診察が無料、となれば混雑は必死。
朝7時におばあちゃん・おじいちゃんとその孫息子、私たち3人の合計6人がタ
クシーに乗り込み、児童医院に向けて出発。8時頃に到着した時には、病院一階
の受付は既にあり得ない程多くの人であふれかえっていた。


通常一人の子供につき大人は最低二人付き添う。一般的には子供の両親だが、共
働きの家庭では、おじいちゃん・おばあちゃんだったりする。
お父さんが仕事で病院に来られない場合は、お母さんとその親戚の誰か(お姉さ
んや妹)が付き添う。その付き添いに更なる付き添いがいたりして(付き添い人
の子供など、もちろん粉ミルクを飲む年齢ではないが)、結果、病院のロビーは
人であふれかえることになるのである。


私と妻の友人のおばあちゃんはそれぞれ子供を抱きかかえて、おじいちゃんと妻
は受付へ手続きへ行った。


意外と早く戻ってきた。
機転を利かせた("割り込み"とも言う)のだろうか?
今度は2階内科の受付窓口に移動。
順番は132番。あと100人ぐらいいる。
しばらく時間がかかりそうなので、一階のロビーへ戻り、椅子に座って待つこと
にする。


待っている間にも続々と人がやってくる。皆、粉ミルク関係なんだろう。
通常の診察で来た人には迷惑な話だ。
ロビーは薄暗い。
時間つぶしに持ってきた小説を読めない。
妻と子供は外に行った。確かにこんな薄暗くて人の多い場所では子供がむずがる
だろう。


しばらくすると、妻が戻ってきて、そろそろ順番だから2階へ行くと言う。
内科の受付もたくさんの人で混み合っている。
職員の人がマイクを使って番号を読み上げるのだが、音が小さすぎて聞こえない。
拡声器まで持ち出してきたが、今度はハウリング(スピーカーからの音をマイク
が拾ってしまう)状態でピーピー鳴っていて何を言ってるのかわからない。
結局、生で大声を出すハメになる。アレじゃすぐ声枯れるぞ・・・。


受付の目の前に妻は陣取り、132番を呼ばれたとたん手を挙げ大声で叫ぶ。
内科の診察室はざっと見たところ1番から10番まであり、私たちが行くのは7
番である。
半分の診察室が稼働しているとして、一人3分の診察だとすると・・・一時間に
100人ぐらいこなせる計算。
診察室に入るとすでに6〜7人はつめかけている。
医師の隣にめざとくスペースを見つけた妻はすぐにそこへ行き、前の患者のカル
テの記入が終わりそうな頃合いを見計らって医師に話しかける。
なにやら用紙を渡されて、そこの検尿カップと試験管を持って行って検尿するよ
うに、と言われた。診察時間は1分と経っていない。
あれだけ順番待ちしたのはいったい何だったんだ?
息子はさっきオシッコさせたばかりなので、尿が出ない。
だが、おじいちゃんによるとまだ何か診察があるらしく、今度は四階へ向かう。


四階は階段のところから、ずらっと列ができていた。ざっと見たところ150人ぐ
らい並んでいる感じ。またしばらく待つことになりそうだ。
おじいちゃん・おばあちゃんと妻は子供を連れて外へ行った。私が列に並ぶ係で
ある。
病院のスタッフと込み入った会話なぞできない私には列へ並ぶぐらいしか役に立
てない。病院へ行く場合ツーマンセル(二人の組み合わせ)以上である必要なの
はこのためである。もし母親一人で病院へ来ようものならトイレに行くことすら
ままならない。(ダジャレじゃないです)


30分待ったが列が動く様子がない。
いや、動くことは動くのだが、係員がやってきて列を壁に沿って並ぶように移動
させた時ぐらいだ。先頭の人の位置は変わっていない。
おまけに四階はエアコンが効いていない。構造上、窓も開かないので半端でなく
蒸し暑い。暑がりの私は当然として、周りの人たちも大汗をかいている。恰幅の
いい男性はTシャツの後ろがびっしょり濡れているし、若いお母さんたちも額や
鼻から汗を吹き出している。タオル生地の私のハンカチも既にじっとりと湿って
いる。


時刻は10時半を過ぎた。
列はいっこうに前へ進まない。
こりゃダメだと思った私は、携帯で妻を呼ぶ。
しかし、脇の下に抱えた妻のバッグからブルブルと振動が伝わる。
携帯持って行ってないし・・・。
どうやって連絡取るんだよ。


しばらくすると妻が飲み物を持ってやってきた。


「列がちっとも進まないから、ここは諦めて開発区病院へ行こう。」


だが、おばあちゃんは開発区病院は良くないと言う。


「この調子だと5〜6時間待っても終わるかどうかわからないぞ。俺は今日休み
じゃないんだ。午前中に終わらないのなら、先へ帰る。」


あくまでも検査なのだ。子供の体の調子が悪いわけではない。
日を改めて開発区病院で検査すればいい。開発区病院は無料ではないが、そのほ
うがやってくる人も少なくて検査も早く済むだろう。
私の月給は当然妻も知っている。一日あたりいくら稼ぐことを考えれば、仕事が
できないことがどれだけの損失になるか考えてみて欲しい。
こういう思いがあったのだが、さすがに周囲の目もあるので言えない。


見かねたおじいさんが、今度は私が列に並ぶから貴方は少し下で休んでくるとい
い、と言ってくれた。汗だくでイライラしていた私は素直にその言葉に従った。
四階からの列は階段を伝わって二階の内科フロアまでつながっていた。500〜600
人はいる。正面入り口はガードマン二人によって既に閉鎖されていた。これ以上
は診察できないということなんだろう。


外で出ても涼しくない。今日は風が無い。
妻が買ってきたスポーツドリンクを一気に飲み干す。
それでも汗がひかないので、アイスを買ってきた。
新聞紙を敷いて地面に座る。子供たちはその上で遊んでいる。
病院の外には同じように座り込んでいる人たちがたくさんいた。
大連随一の子供病院ですら、患者が殺到するとこのような惨状だ。
今回のメラミン混入・粉ミルク事件の重大さを身をもって実感した。


12時頃、おじいさんからおばあさんへ電話で連絡が入った。あと20人ぐらいで
順番だそうである。前に100人以上並んでいたはずなのに、いったいどうしたの
か。
とにかく四階へ急ぐ。
私は階段のところで荷物の番をする係である。


階段で待つこと30分。
子供たちが戻ってきた。
二階の窓口で検査結果の紙をもらう。おじいさんがそれを持って医師に訊きに行
った。
健康で全く問題無いとのこと。
良かった。


帰りのタクシーでは皆疲れ切って熟睡。
運転手さんはおじいさんの親戚らしく、安心して寝る。
気がついたら金州のマンションに着いていた。
いや、ホントに疲れた・・・。

2008年9月15日月曜日

メラミン混入・粉ミルク事件

一昨日の日本での報道で知っていたのだが、ウチの妻は今日知ったらしい。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080913-00000037-yom-int

ウチは問題のメーカーの粉ミルクは飲んでない。
少しでも良いモノをということで、一缶200元ぐらいするやつを飲ませていた。
最近は輸入品の一袋一回分20元する粉ミルクを飲ませている。
だから安心、とは言い切れないが、まったく粉ミルクを飲ませないわけにもいか
ないので、新品を開封後は親が毒味をするぐらいしか自衛手段はない。


妻によれば、汚染された粉ミルクのリストがネット上で発表されてるはずらしい
が、検索しても問題の「三鹿集団」の記事しか見つからない。


中国にとっては「毒入り餃子事件」よりも遙かに深刻な事件である。
中国人は冷凍餃子など滅多に食べないが、子供は早い時期に粉ミルクを飲ませる。
一缶で一週間ぐらいしか保たないから、有名ブランド品であれば、できるだけ安
いモノで済ませたいところだ。私は知らなかったが妻によれば「三鹿」というの
は結構有名なブランドらしい。それだけに深刻な表情でネットで危険な粉ミルク
のリストを探して欲しいと頼まれた次第だ。


中国では、とにかくいわゆるテレビや新聞といったマスメディアが信用されてい
ない。ネットは同時にたくさんの記事や書き込みを見られるので、客観的にどれ
が正しい情報だか自分で判断できる。私も中国国内の事件は日本のニュース記事
から知ることが多い。


粉ミルク事件については、自分たちの子供に直接関係する事なので、引き続き注
意していくつもりだ。

二足歩行

気がついたら、息子が二足歩行をしている。


そういや、もう生まれて14ヶ月だ。
まだまだ危なっかしいことこの上無いが、それでもなんとか歩いている。


ダッコをしてもらいたい時は「バーバ、バーバ」と言いながら寄ってくる。
この間、お腹を壊した時は痩せてしまっていたが、お尻から太ももにかけて肉が
ついていた。すっかり重たくなって、抱きかかえるのも一苦労だ。


母乳は終了。
離乳食と寝る前の粉ミルク、後はフルーツ類、これが彼の食事である。
粉ミルクは特別のブランドで一回分あたり20元もする高価なもの。
パパが一日の飲食費30元以下でやりくりしてるのに贅沢なもんだ。
基本的には私たち夫婦と同じものを食べているが、私が辛いモノが好きなので、
特別に息子用の食事を用意することも多い。


仕事が忙しいので、あまり構っていられないが、たまに肩車をしたり、先日はお
馬さんごっこをしてみた。結構ウケは良いようだ。
自分が子供の頃、父親に遊んでもらった(であろう)ことを繰り返しているだけ
だ。
もっともっと父親らしいことをしてやりたい、と思うのだが、自分が子供の頃、
父親はどんな風にしてくれたっけ?、と、すっかり忘れてしまっている。


キャッチボールとか、まだ無理だし、どこかへ連れて行くのも母親不在では無理。
あぁ、そういえば、先日、家族三人で初めてKFCへ行ったんだっけ。
チキンは食い散らかすし、おしっこは漏らすし、で大変だった(笑)。
中国は小さい子供については実に寛容だ。
町中、そこらでおしっこをさせても誰も文句は言わない。
私が子供の頃の日本もそうだった。
今はそうじゃないけど。


大連の子供たちは路上でよく遊んでいる。
よく見ると、メンコやゴム跳びだった。
古き良き昭和、という感じ。
中学生や高校生になるとサッカーやバスケットで遊んでいる。


ウチの息子はまだまだ小さいので外で遊ぶのは無理だが、できるだけ体を使う遊
びをさせたいと思う。
勉強は効率よくさせたいと思うが、私の中国語の教科書の読解力には不安がある。
日本の教科書なら、ポイントを絞って効率よく教えられると思うのだが・・・。


いずれにしても早く会話ができるようになって欲しい。中国語でもいいから。

最近よく来るなぁ・・・

以前住んでいた開発区のマンションの向かいのマンション(ややこしい表現だ
が)に住んでいる23歳の女性がいる。
妻の友達の妹さんなのだが、我が家によく遊びに来る。


遊びに来た時はたいてい我が家に泊まっていくのだが、まぁ、妻の友達でもある
から私は特に反対はしない。


今日も家に帰ったら、彼女が居た。
だが、私の持っているモノを見て「コーラは体に悪いから飲むべきではない」と
のたまうのでムカッときた。


「あなたに関係ないでしょ!」
と言おうと思ったが、先日からキレやすいのを改善努力しているので、深呼吸を
した後、「健康を心配しているから無糖のコーラを買ってきたんだ」と言い返し
た。
「無糖でも関係ない。飲料は飲まないほうがいい。」と更に言ってくる。
もう相手にするのも嫌になったので、そのまま部屋に行く。


客の分際で帰宅したばかりの家の主に意見を言う。
日本なら失礼極まりないことだが、これが中国式なのだろうか。


彼女が帰った後、妻に言った。
主人が帰ってきた時、客人が開口一番で主人に意見することは、日本ではとても
失礼なことだ。貴方の大事な友達だから私は怒らなかったが、私は非常に気分が
悪い。
貴方が私に同じ事をしたなら問題無い。貴方は私の妻であり、夫の体を心配する
のは当然のことだからだ。だが、彼女は私の何なのだ?何も関係無いだろう。い
や、関係があったら、それはそれで問題だ。


結果的に怒ることになってしまった。
しかし、今回ばかりは、言うべきことは言わないとダメだと思った。
家庭はプライベートな場であり、唯一心を許せる場である。
そのような私にとって特別な場にやってくる第三者には、一定の礼儀を求めるの
は当然のことであろう。違うだろうか?

2008年9月11日木曜日

ここしばらくブログの更新が無かったのは

忙しいという理由。
連日早朝に家を出て、夜中の帰宅。
ブログ書いてるヒマがありません。


Outlookの「仕事」リストには20件以上のやらなきゃならない仕事があって、ど
れも「至急」。
私は一人しかいないわけで、一人でできることは限られているわけで、家にいる
と子供と妻が仕事の邪魔するし、普通ならキレてるケース。
更に体調崩してお腹壊しているし、今日は何もしたくない。


前にも書いたけど、いま担当している仕事、他の会社に頼んでいる仕事は、何一
つ順調にいった試しがない。かならず問題が起きて、それも日本じゃ考えられな
いような理不尽な問題。
一つは「停電」。
こいつのせいでスケジュールがたてられないし、たてても意味がない。
もう一つは「忙しいからできません」というやつ。
こちとら日本と貿易するわけだから、まとまった数量・それなりの金額の仕事を
持ってきている。「できない」なんて簡単に言うな!やれよっ!
って言いたい。


仕事の駆け引きがものすごく疲れる。
普通にやれば間に合う時間の倍のスケジュールでお願いしても、「忙しい」「時
間が足りない」「いつできるかわからない」という返事。
これを、おだてたり、すかしたり、時には脅したりして、締め切りに間に合わさ
せる。
普通にやっていれば楽勝で間に合う仕事だというのがわかっているから、精神的
にものすごく疲れる。


先日、とうとう締め切りに間に合わない、という仕事があった。
原因は工場の停電と作業担当者が休みで不在だったためだった。
日本だったら一度約束した仕事はどんな手段でも使ってやり遂げるのが当たり前。
しかし、こちらは「停電なんだから仕方ない。無理だ。」でおしまい。
同業他社の工場に依頼してでも仕事を完了させよう、とか思わないらしい。
ならオレがやる!とばかりに意気込んで私がやってみた。
結果、ダメだった。やはりプロの技にはかなわないらしい・・・。


自分でなんとかできないのが本当にくやしい。
仕事は結果がすべてだ。
やるべき時にやるべき事をやらないのでは、全く意味がない。


人にものを頼む苦労を考えたら自分でやるほうが精神的に楽だ。
だが自分にその仕事を完遂させる技術が無い場合は人に頼むしかない。
そこから駆け引きが始まるのだ。不毛な駆け引きが。
なんで素直に引き受けてもらえないのだろう。
仕事だろうが!仕事の対価は当然支払うのだ。
「金払うんだから、やれよ!」なんて命令口調で言うことは決してない。
「やってください」極めて普通の仕事の依頼方法だと思う。


いつか、この駆け引きに慣れることはできるのだろうか。
慣れなければ、中国での仕事は続けていられないし、慣れたら慣れたで、その時
は人として何か大切なものを失っているような気がする。
すでにその前兆はある。
妻に対して優しく接することができなくなってきている。
ちょっとしたことで口論になる。
以前なら、何か妻から言われても、「僕が悪かった、ゴメンね」と素直に言えた。
今は、「いちいちうるさいよ。こっちは必死で仕事してるんだから邪魔する
な!」と日本語で言い返す。中国語で何と言えばいいか分からないのと、仮に言
うことができたとしても、更に口論がエスカレートするだろうから敢えて日本語
なのだ。


最近、妻の友達がよく家に泊まりに来るのだが、彼女いわく「もし、貴方が私の
夫だったら、私は耐えられないわ。だって夫婦での会話が少なすぎるから」と言
われてものすごくショックを受けた。
私の中国語能力は限られている。
中国人同士のように普通の世間話や、ましては夫婦間の微妙な会話なんて、まだ
まだ無理だ。家でも、寝る直前まで仕事をしていることが多く、確かに食事の時
ぐらいしか会話がない。妻が口を開けば、「早く部屋を買いたい」「外で働きた
い」の繰り返し。私からすればうんざりである。そういう不毛な会話はしたくな
い。


おしゃべりをしながら仕事なんてできないし、ましては長話ができるほど語彙も
無い。「最近どぉ?」「今日は何してた?」なんて機械的な会話を毎日繰り返す
のは私自身が耐えられない。
仕事に追われて、いや仕事に逃げている自分がいる。
このままでは良くない。軌道修正をせねば。
だが、一日一日を乗り切るのに必死で、どうしたら現状を打破できるのかわから
ない。
妻は、団地の友達とおしゃべりをして少しでもストレス解消にはなるだろうが、
私自身がこのような状態では根本的な解決にはなっていない。
何か手を打たないといけないのだが、その日の仕事を片付けた後では、ボーッと
していたい、早く休みたい、その繰り返しである。
こと家庭のことになると、仕事のように、検討して、計画を立て、行動に移す、
というわけにはいかないのだ。


相変わらず、憂鬱なブログである。
読者の方々には申し訳ない。


まず、怒りそうになったら深呼吸することから始めようと思う。
問い詰められたら、ちょっと待って、と言おう。
一呼吸して、よく考えて返事をする。感情のままに返事をするから口論になるの
だ。
子供ともっと遊ぼう。彼の成長にとって今が一番大切な時期だ。
仕事ばっかりして遊んでくれないお父さんではダメダメである。


仕事でも、すぐ対応するのではなく、一呼吸置くようにしようと思う。
急ぐから無理をして失敗することになる。過度な期待はしない。どうせなんらか
の問題は発生する。問題が起きたら上司に報告して可能な対応をするだけだ。私
にできることは限られている。守りに入った消極的な対応だが、割り切って仕事
をしないと自分が精神的に潰されてしまう。攻めの仕事は上司に任せることにす
る。目先の仕事をきちんと片付けるだけでも中国では大きな苦労を伴うのだか
ら・・・。


あ、今テンパってるな・・・
と、冷静に自分を見つめられるように、努力しよう。
私は平凡な人間でスーパーマンにはなれない。


もう一度、初心に返る。


一度にひとつずつ。


私の好きな座右の銘である。
欲張ったり焦ったりしたらロクなことがない。
結局、一度にひとつずつ、確実にこなしていくしかないのだ。

2008年9月8日月曜日

臨機応変とはこのこと?

市内に向かうため桃園市場から開発区行きのマイクロバスに乗る。


来月開通予定である軽軌の十里崗駅前交差点が大渋滞。
十里崗と言ってもピンとこないかも知れない。
TOSTEM正門の左側の交差点がそれなのだが、二十里寄りつまり山寄りの道路の舗
装をやり直していて、全面通行止めになっているのが原因だ。


ここは普段でも交通量の多い交差点であり、次々とやってくる車で交差点は大混
乱。
交通整理をする人は皆無。
4路の路線バスが交差点の中で立ち往生しているので、マイクロバスはキャノン
方向へ走ることができない。
そこで、突然運転手はハンドルを右に切った。
工業区へ向かう道だ。


マイクロバスは4路のバス停に停車した。
客室乗務員が、「4路のバスは渋滞に捕まっていて来ないよ。これに乗ったほう
がいい。」と声をかける。
次々と客が乗り込む。
一応マイクロバスと言えども路線が決まっているわけなのだが、渋滞はすぐには
解消されないと判断、どうせ工業区まで行くのだからショートカットしてしちま
おう・・・、さすがである。
しかも4路のバスが走れないと見るや、その乗客もいただいてしまうというした
たかさ。


私が感心するのは中国人のこの臨機応変さである。
日本のようにいろいろな縛りがあると物事に柔軟に対応できない。だから中国は
すごいなぁと思う。
だが、よくよく考えてみれば、交差点の舗装工事で全面通行止めにするほうが悪
い。
ちゃんと計画的にやれば、ここまでひどい渋滞にもなるまいに・・・。

2008年9月6日土曜日

朝っぱらからやかましい

朝、突然、窓の外から大音量のダンスミュージックで起こされた。


ちなみにウチはマンションの14階なので、外の音でたたき起こされるというのは、
相当の音量だということだ。


時間は7時。
いったい何事かと下を眺めると、空気でふくらませた真っ赤なアーチ。
アーチをくぐった先には花束がたくさん飾られていて、その向こうにはサウナ店
が・・・。


なるほど、新装開店したサウナ店のセレモニーだ。
しかし、朝の7時からPAでダンスミュージックなんて流すなよ!
日本だったら間違いなく警察沙汰だ。


あまりにもうるさいので窓を閉める。
そうすると部屋が暑くなってくるから扇風機を回す。
8時から地元のロックバンドが演奏を始めた。
この手の新装開店セレモニーではなぜかロックバンドである。
よーわからん。


9時になった。
爆竹が鳴り響き、続いて花火が打ち上げられた。
目の前で爆発している!だいたい15階ぐらいの高さで爆発しているのだ。
窓を完全に閉めているから耳を覆うほどの音の大きさではないが、それよりも目
の前打ち上げ花火が爆発している、という事実にただただ唖然とするばかりであ
る。
カメラを取り出して撮影してみたのだが、うまく撮れない。
シャッターチャンスがつかめない。花火は撮るのが難しいね。


司会者のアナウンスによれば、本日、サウナは無料だそうだ。
妻が行ってこい、と言う。
やだよ。無料ってことは混んでるわけだろ。


夕方になったら中国雑伎だ。
これもお決まりのパターン。
周りが暗くなってきたら、再び花火。
目の前で花火が爆発している。
息子が真剣になって見ている。
怖くないんだろうか?


息子をダッコしていたので、撮影するのを忘れてた。


中国はやるときは派手だな、と思った一日だった。

2008年9月5日金曜日

海外在住者はmixiの新規入会ができない

今、mixiの仲間の間で問題になってきているのがコレ。


mixiは新規入会時、携帯電話のメールを使って認証することが必須になっている。
大連長期駐在者は放っておいても毎月費用を引き落とされる日本の携帯はちゃん
と契約を解除してからこちらへやってきている。
だからmixiに新規入会できない。


そもそもmixiがこういう理不尽な仕様に変更した原因は出会い系や情報ビジネス
の業者による悪徳な勧誘行為が多いからである。彼らは大量に獲得したmixiのア
カウントを使って営業をかける。mixiアカウントはフリーメールアドレスを利用
して獲得していた。それを規制するためのに携帯電話による認証へ切り替わった
わけだ。


認証では携帯電話一台ごとに設定されている固有番号を利用する。
だが、業者は携帯電話を改造するだけの技術を持っている。固有番号を必要に応
じて換えることは彼らにとっては何の造作もないことであろう。
業者による不正利用はいたちごっこであり、後には新規入会の機会を奪われた海
外の日本人や外国人が残された。(日本最大のSNS(ソーシャル・ネットワー
ク・サービス)「mixi」に興味を持ってくれている外国人は多い)


たかが一つのSNS、であるが、その影響力は多大だ。
多大だからこそ悪徳業者も集まってくる。


「貴方は日本の携帯を持っていないから入会できません」というのでは鎖国と同
じである。インターネットはインターナショナルなコミュニケーション・サービ
スである。外国からのリクエストを排除するような、そんな鎖国まがいなことを
やっていてどうする。
言葉は壁はいたしかたない。それはやってくる人たちが解決すべき問題である。
だが、外国からの新規参入を全面的に拒否するのはどう見ても間違っている。
入国の機会すら与えられないのであれば、鎖国と言われても仕方がないのではな
いだろうか。


mixi内の海外コミュニティーではこの問題が討議されているようだ。
問題が一日も早く解決されることを望むばかりである。

2008年9月4日木曜日

Google Chromeを使ってみた

9月3日に公開されたGoogleのブラウザ「Chrome」を使ってみました。


結論から言ってしまうと、非常にイイ!
GreenBrowserから乗り換えることに決定。


1.早い
まず、皆さんが指摘していることだけど、動作が軽快。起動が速い。ページの表
示が速い。Googleが登場したとき、あまりに検索の早さに驚いたけど、ブラウザ
でも早いねぇ。


2.検索が便利
パッと見て、検索バーが無いなぁ、と思ったら、URL入力欄に単語入れたら検索
できた。私はよく検索欄するつもりでURL入力欄に単語入力してEnterキー押しち
ゃって「そんなページは見つからないよ」って怒られていたんですが、Chromeな
ら、そのへんちゃんと判断してくれるんで非常に便利。
結構「目からウロコ」の機能だったりする。


3.その他気づいた点
・新しいタブをクリックすると、よくアクセスするページが9個並ぶ。これは
Firefoxと同じだね。
・ページ内での検索はCtrl+F。これはIEのショートカットと一緒。
・ブックマークはCtrl+D。これもIEと一緒。よく使うページはブックマーク
バーに登録しておくと便利。とりあえずmixi、Googleカレンダー、Wikipediaを
登録した。
・ダウンロードは下にダウンロードバーというのが表示される。Firefoxは新規
ウィンドウが開くので邪魔だったが、Chromeは邪魔にならない。Orbitが早く
Chromeにも対応してくれることを希望。


ショッピング関係や動画サイト関係はちゃんと動くのかどうかは分からないが、
とりあえず普段そういうサイトは見ないので私にとっては関係ない。
とにかく軽快に動くというのが魅力的。
これからいろいろな機能が追加されるのだろうけど、あまり重たくならないこと
を望むばかりです。

2008年9月2日火曜日

ノートと手帳を買ってきた

仕事柄、ノートと手帳は必需品。


ノートは今日一日の予定を書き込んで一ページずつ切り抜いて持ち歩く。
予定が全部済んだら、そのまま捨てる。
ノートを一冊まるごと持ち歩かないのは、かさばるから。
同じ理由で手帳も小さいやつを使っている。
だから書き込みはすぐいっぱいになってしまう。


で、新しいのを買いに出かけたのだが、いつもなら開発区ニューマートの一階文
房具売り場か安盛デパートの地下で買う。
でも、今日は開発区中心街まで出むくのは面倒だったので、打ち合わせの後、す
ぐ近くの工業区の市場へ行ってみた。
文具の出店は見あたらない。たしか以前は見かけたような気がするのだが、空き
店舗が多くなっている。
仕方がないので、市場の向かいにある超市(スーパー)に入ってみた。


ビリビリ破けるリング閉じのノートは9元。
結構分厚い。
手帳はボールペンが付いて5元だった。
ニューマートや安盛デパートで買うより安い・・・。
ニューマートの出店は価格交渉が面倒。安盛は価格が高くて、しかも手頃な大き
さのボールペン付き手帳がなかった経験がある。


なんだ、普通の超市へ行けばよかったんだ・・。


灯台もと暗し、とはこのことである。
買ってきた手帳に仕事でよく使う電話番号と住所を書き写して手帳のお引っ越し
は完了。今度の手帳はコンパクトで使いやすそうだ。


ノートと手帳のついでに便箋も買ってきた。
便箋と言っても手紙を書く便箋ではない。単なるメモ帳だ。
30〜40枚ぐらいの文庫本サイズの小さな用紙が束ねられているもの。「便箋」
「年月日」と印刷されている。一冊5角なり。見た目の素朴さからすればちょっ
と高い感じがしなくもない。
調子に乗って5冊買ってみた。
破いて持って行くノートの代わりである。
日本だと、この手の文房具は種類に事欠かないが、大連では文房具専門店に行か
ないと品揃えはあまり期待できない。(個人的にはコクヨのメモ帳が一番好き)


超市の文具コーナーは懐かしい昭和の香りがした。
じっくりといろんな手帳とノートを見入ってしまった。店のおばちゃんは早く買
う物を決めて欲しかったようだったが、珍しかったのでどうぞご勘弁を。

もう9月か・・・

窓を開けっ放しで寝たら風邪を引いた。


さすがに夜は肌寒い。もう秋なんだなぁ。
このまま残暑とか無しに、気温よ上がるな!
暑いのはもう飽きたよ。


マンション広場の噴水が、ここの所毎日、吹き上げている。
夏の一番暑い盛りには動かさず、涼しくなった今頃やってもらってもなー
いきなり大きな音の音楽が流れるからビックリするんだよね〜。
はた迷惑な・・・


噴水の前の広場では毎晩6時過ぎに人が集まってきて、なにやら踊りをする。
日本の盆踊りみたいな感じ。
臨時の屋台もやってきて、お祭り騒ぎ。
たまのお祭りは楽しいけど、毎晩やられるとねー、さすがにねー・・・


窓閉めれば聞こえないから別にいいけどさ。

2008年8月30日土曜日

漢字を認識できるということはスゴイことなのだ

オリンピックも終わり、落ち着いた感のある中国ですが、近隣諸国、特に日本か
らいろいろ言われます。


「だから中国はダメなんだ」「中国なんて嫌いだ」


言うのは簡単。
日本も中国からはいろいろ言われているからね。


だが中国に住んでいる私から言わせると、中国のこと批判するよりも、もっとう
まく立ち回ったほうが日本にとって得だろうに、と思う。
今の日本の経済は中国に大きく依存しているので、中国と完全に国交を断絶する
なんてことはナンセンス。


考えてもみて欲しい。
中国は日本のルーツであり、漢字の国だ。今でも日常的に漢字を使っているのは
世界的に見ても中国と日本ぐらいしかないのである。(台湾は歴史的な経緯を考
慮すれば、中国の一部という認識で)
発音は違うので会話は難しいかも知れないが、漢字を書いた筆談なら、なんとか
コミュニケーションができてしまう。飛行機でわずか二時間以内で到着する近く
に、我々日本人以外に漢字を使う国がある、という事実を再認識すべきだ。


私が漢字にこだわるのは、漢字という文字は、物事の意味を深く表すことのでき
る画期的なモノだと思うからである。日本人は幼い頃から漢字を学んでいるので、
直感的に漢字を理解できるが、欧米人はそう簡単にはいかない。
空港のトイレには「洗手間」と書いてある。
日本人は直感で「お手洗い」だな、と理解できる。「手洗」という二つの漢字が
含まれているからだ。空港では英語表記もあるから欧米人でも問題ないだろうが、
一歩空港を出たら英語併記の場所は限られてくる。
漢字を理解できない外国人にとっては、まさしく「未知の国」状態であろう。


我々日本人の名前だってそうだ。
姓名の順序で表記されるのは日本人や中国人にとっては当たり前の事である。
欧米のようにひっくり返るのはどうもなじめない。
我々日本人や中国人にとってまず第一に大事なことは「家族」である。だからフ
ァミリー・ネームが最初に来る。その後に来るのが自分の名前だ。
例えば「田中一郎」さんなら、「田中」というファミリーに所属している「一
郎」という個人、という意味に他ならない。
「田中一郎」が有名になり、社会的に「優れた人物だ」と評価されたなら、それ
は「田中」家にとって名誉なことであり、友人知人に自慢話ができる。
子供に名前をつけるときも、漢字自体の意味あいを考慮した上で親が命名する。
一文字ごとの意味を理解した上で決めていくのだから、スゴイことだ。
アルファベットではこうはいかない。


一部の欧米人が漢字の入れ墨にこだわるのは、漢字自体が持つ意味の重大さに魅
せられるからなのかも知れない。

2008年8月29日金曜日

中国の生活にも慣れたなぁ、と思う瞬間

バスに乗るとホッとする。


昔は目的の停留所でちゃんと降りられるかどうか緊張したものですよ。
今は、どの路線を乗り継げば、コストパフォーマンスが良いか瞬時に判断できる
ようになりました。
バスに乗ってプラスチックの座席に座ると、結構平気で居眠りします。
運転手に起こされたことも何度かあるし・・・。


小銭が無いときは近くの商店でタバコを買って両替します。
先日、携帯電話を家に忘れた時は、商店の中にある公衆電話を使って、あちこち
に電話をかけまくりました。結構なんとかなるものです。


おかげさまで日常会話では、妻の友達とでもなんとかコミュニケーションをとれ
るようなレベルになりました。問題は部下との仕事上のコミュニケーションです。
部下に仕事を任せるとき、少々込み入った内容のものは無理だろうとあきらめて、
結局自分でやってしまいます。
簡単な仕事でも工場の都合で何か問題が発生したら、結局私が出向いて対応して
しまうことが多いです。
これは部下を信頼していない、部下の能力が低い、といった理由ではなく、問題
を早く確実に解決したい(しなければならない)から、自分で処理してしまうわ
けです。
でも、私の体は一つしかありませんから、仕事が重なった時、どうしても部下に
任せざるを得ない場合があります。
しかし、何事も予定通りには進まない中国の仕事。部下だけに任せていたつもり
でも何かしらの問題が生じます。


でも、最近は問題が起きたって動じなくなりました。
そんな自分に気がついた時、「中国の生活にも慣れたなぁ」と思うようになりま
した。
「問題が起きるのは当たり前」「それをなんとか解決するのが自分の仕事」
なんとかなるものです。実際なんとかなってますし。


中国での生活はまだまだ続きます。これからも発見の毎日です。

2008年8月28日木曜日

仕事で利用しているソフト3

【シマンテック Ghost】
ハードディスクのデータをバックアップするソフト。


ご承知のように、先日ハードディスクが故障して交換したものの、アプリケーシ
ョンやデータのお引っ越しにとんでもなく時間がかかったので、もうちょっとな
んとかしたいと思い導入。


このアプリケーションは普通にインストールしてもあまり意味がない。
Windowsの性質上、稼働中のシステムファイルはバックアップができないし、何
よりもWindowsが立ち上がらないような状況になったら、インストールしたプロ
グラムが動くハズがないわけで・・・。
そこで、GhostのCD-ROMはそれだけでブート(起動)可能なCDになっている。
使う時は必ずCDから起動するのが正しい使い方。


CDから起動したら、ハードディスクのCドライブをまるごと別のハードディスク
にコピーする。ただし、Cドライブをまるごと保存できる容量の外付けハードデ
ィスクが手元に無いので、パーテーションを切った(内蔵のハードディスクを領
域分割した)別のEドライブへ保存している。
万が一CドライブがウイルスやスパイウェアにやられてWindowsが起動しなくなっ
た場合、Eドライブのファイルから復活させる、という仕掛けである。


過去の経験からハードディスク全体が動かなくなるような状況というのは、寿命
や物理的な衝撃を与えたときぐらいなので、通常はこの方法(同じハードディス
クの別パーテーションへデータをバックアップすること)でも充分役に立つだろ
う。
お小遣いが貯まったら、外付けのハードディスクを買い足せばいい。


ただ、毎回CD-ROMから起動するのは面倒で、なおかつCD-ROMドライブがいつ故障
してもおかしくない状態なので(読み取りエラーが多い)、本日、USBメモリに
MS-DOSとGhostのプログラムをインストールし、USBメモリからGhostを起動でき
るようにした。私の青春時代はMS-DOS全盛であった。config.sysやautoexec.bat
を書き換えたりするのはお手のモノである。


一応、毎週金曜日の夜を「バックアップの日」としている
転ばぬ先の杖。吐いた胃液は戻らない(by鶴太郎)。
備えあれば憂いなし。馬の耳に念仏。豚に真珠。猫に小判。(いや、それ違う
し・・・)

2008年8月26日火曜日

仕事で利用しているソフト2

【MindManager】
マインドマップを作成するソフト。


マインドマップというのはアイデアなんかを思いつくままに書き記していった図
のことなんだけど、紙でやると結構大きな紙が必要になるので、パソコンで使え
るようにしたソフトがコレ。欧米では結構人気のあるソフトらしい。


私の使っているのは英語版。でも日本語でマインドマップを作成できる。
企画書や生産管理の仕事に利用している。
思考整理ソフトとでも言うのだろうか、企画書を作る際というのは、とにかく思
考が分散しがち。アレもコレもといろいろなアイデアが出てくる。でも仕事で大
切なのは、それを実現可能な形に整理して見せること。中心に仕事のテーマ名を
書いておいて、とりあえず思いついたアイデアをその周りに書き出しておく。


一通り出きったところで、今度はアイデアを一つずつ分類整理していく。そうや
ってグループ分けいくと、内容の弱いグループが出来てくる。そうしたら、その
グループの内容を補強する。補強の課程でまた別のアイデアが浮かんだりしたら、
とりあえず隅にそのアイデアを書いて置いておく。
そのグループのアイデアが出きったら、また全体を見直し、整理分類する。
この作業を繰り返し、もう充分だろうと判断した頃には、いろいろな角度からよ
く検討された企画書が完成しているという寸法だ。


思考の交通整理をしてくれるので、妙なストレスを感じることがなく、マップが
完成したときには、ある種の充実感が得られるほどだ。


今や仕事では手放せないソフトの一つとなっている。

仕事で利用しているソフト1

【Outlook】
Outlook Expressの方じゃありません。
Officeに付属しているOutlookの方です。
メインのメールソフトは「秀丸メール」。だからOutlookはメールソフトとして
は利用していません。
じゃ、何に使っているかというと、スケジュール管理や仕事管理です。


カレンダーに予定を書き込んでいくわけですが、この手のスケジュール管理ソフ
トはフリーウェアでもいろいろあるのは知ってます。
実際、いろいろ試してみたのですが、仕事で使うなら同僚とデータの共有ができ
たほうが便利だろうと思ったわけです。そうなるとできるだけ特殊なソフトは避
けたい。どのパソコンにも必ずインストールされているものでスケジュール管理
ができるソフトと言えば「Outlook」だろう、ということで使ってみた次第。


で、使い始めて4〜5日経ちましたが、カレンダーに予定を書き込むのは面倒に
なってきたのでやってません。それよりも「仕事」という機能だけを利用してい
ます。


これはやらなきゃいけない仕事、例えば「お客さんに○○のメールを出すこと」
みたいな細かい仕事でも、一つのタスクとして数えて、片っ端から書き込んでい
くわけです。期限の決まっているものは期限を記入。終わった仕事はステータス
を「終了」にします。そうするとタスク名の欄に横線が引かれて、文字も灰色に
なって、お仕事が終了したことになる、というしくみです。


非常に単純な機能ですが、これぐらい単純なほうが役に立つし、長続きしそうな
感じがします。
アレもやらなきゃ、コレもやらなきゃ、と思い出したら、すぐにお仕事リストに
書き込みます。で、一つの仕事が終わったら、お仕事リストを見直して優先順位
を並べ替えます。そして優先順位の一番上から仕事にとりかかる、と。この繰り
返しです。
一つの仕事を片付けている間にも、電話がかかってきて次々と仕事が割り込んで
きます。仕事リストは片付けても片付けても次から次へと増えていきます。まる
でテトリスのようです。
全部消えて無くなることはなさそう。って言うか、消えて無くなったりしたら、
それはもう仕事が無いってことであって、会社終了ってことじゃん・・・。


今日片付けなければならない仕事リストは、手帳に書き出して持ち歩きます。
本当は携帯電話にデータを移せると便利なんだけどね。

2008年8月25日月曜日

オリンピック終わりましたね

この後しばらくパラリンピックがありますが、その後、競技場とかどうすんだ
ろ?


仕事の関係で、大連大学とか○○会館とかいろんな劇場の裏方見ていますが、共
通して言えることは、設備は結構すごいモノが入っているんですよ。
フル・デジタルの音響卓とか、コンピュータ制御のムービング・ライトとか。


でもね、壊れてるモノも多い。
ワイヤレスマイク、昔は4本あったらしいんだけど、1本壊れて修理不能でその
まま、とか、客席に向いているメインの左スピーカーの高音用ユニットが飛んじ
ゃって、音が出ないとか・・・。


設備って最初は鳴り物入りで買うわけだけども、壊れた時の修理とか日常のメン
テナンスとかそういう維持費までは考えてないらしい。
だから、オリンピック後の競技場とか、そのほかの施設とか、これからどう活用
していくのかが心配。
使い捨てってわけにもいかないでしょう。

2008年8月24日日曜日

2008年8月21日木曜日

鍵の話

「ピッキングの使い方」なる何やら怪しげなドキュメントを入手した。
英文の資料なのだが、いわゆる鍵が無くてもドアを開けるための解説が書かれて
いた。


なるほど、普通の鍵がいかに簡単に開いてしまうかよく理解できた。
これならちょっと練習すれば私でも30秒以内でドアを開けられそうである。


日本でマンションやアパートにお住まいの方、もちろん中国で生活している方も、
注目して欲しい。


いろいろな鍵と錠前
http://www.ne.jp/asahi/homare/lock/sirindasyoukai.htm


上のページで説明されているところの「危険な鍵」を使っている方は、今すぐ安
全な鍵へ交換したほうがいい。
危険な鍵は30秒と保たない。
ただし一戸建て住宅やアパート・マンションの1〜2階は、玄関だけでなく窓の
鍵も重要だということをお忘れ無く。


ウチのマンションの鍵はディンプル・タイプ。鍵の表面がたくさんの小さな球面
でえぐられている鍵である。
合い鍵を作るのが難しいと言われている奴だ。
それでもプロの手にかかれば開けられてしまうのだろうが、今度暇な時に保安の
おにいちゃんに訊いてみるとしよう。鍵持たずにロックしちゃった場合、どうや
って解錠するのか。

2008年8月18日月曜日

便利になっていく

開発区へ向かう途中の十里崗のインターチェンジが一昨日オープンした。


丹大高速道路の后塩までの路線が開通したのだろうか?
軽軌の金馬路駅から大連湾へ向かう途中右側に見える高架道路だ。


本日、住んでるマンションの一階にサウナ店がオープンした。
いちいち開発区や未知の金州市街へ行くのも面倒だな、と思っていたので、その
うち行ってみようと思っている。
家にシャワーがあるのにわざわざサウナへ行く理由は一つだ。


「あかすり」である。


普段家で体を洗うとき、ナイロン製のタオルを使ってごしごし擦っているのだが、
なかなか隅々まではできない。やはり人にやってもらうほうがいい。
そういうわけで、開店を楽しみに待っていたのだが、妻の団地友達情報によると、
そのサウナ店には小姐が居るらしい・・・。
サウナ店の入浴料は安いので、マッサージなどのオプションサービスで儲けるし
くみになっている。
たいていは下手なマッサージなのだが、たまにとても上手な子がいたりする。
そういう場合は服務員番号を覚えておいて、次に行ったときはその番号を指名す
るわけだ。


今度、実際に行って確かめてみるとしよう。

2008年8月15日金曜日

【ニュースコメント】シニアは意外とヘビーユーザー パソコン歴10年以上が半数

シニアは意外とヘビーユーザー パソコン歴10年以上が半数
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/080813/its0808130945001-n1.htm


パソコンに初めて触ったのはたしか中学1〜2年の頃。
友達のI君の家にあった富士通のFM-7だった。
Wikipediaによれば1982年の登場らしいから、今からかれこれ26年前か・・・。
カセットテープからプログラムを読み込んで、いろいろなゲームを遊んだのを覚
えている。


「これからはパソコンの時代だ」ということで、翌年の1983年、我が家にSonyの
パソコンがやって来た。「SMC-777」という機種だ。
親が可愛い息子のために買ってくれたパソコンである。当時の定価で148,000円
もした。
友達のパソコンより優れていた点は、なんと3.5インチのフロッピーディスク・
ドライブを内蔵していたことだ。
当時の外部記憶媒体はカセットテープが主流。
3.5インチのフロッピーディスクは一枚千円以上したが、大事に使っていた。
と言っても、雑誌に載っていたプログラムを保存するぐらいしかできなかったが。


当時のパソコンは、日本語入力に対応していなかった。
ワープロとして使うなんて夢のまた夢である。
だから、ワープロは専用機を持っていた。
Sony製のワープロ。熱転写式プリンター内蔵で、液晶画面は驚くほど小さく、一
度に一文字ずつしか漢字変換できないタイプ(単漢字変換方式)。
印刷の精度は16ドットで、なんともギザギザした文字だった。


その後に買ってもらったのがEPSONのワープロ。
画面が大きくて、文節変換ができて、印刷した文字も24ドットでキレイだった。
文書は3.5インチのフロッピーディスクに保存していた。
学校の宿題からレポートまで、全部ワープロで打って、印刷して、文書は大量の
フロッピーに保存していた。
そうやって溜まっていったフロッピーは大切な宝物だった。


だが、その当時(私が高校生の頃)、近所のK君はもっと先を行っていた。


PC-8801と大量のソフトを持っていた。
ありとあらゆるゲームソフト。
ワープロソフトもあって、ワープロ専用機よりも豊富な機能、しかも自分だけの
漢字変換辞書を育てられる・・・。


欲しい!と思った。


だが彼は早まるな、と言う。
しばらくすると彼は、上位機種のPC-9801を使い始めた。
ソフトはPC-8801より少ないが、ワープロソフトの画面表示がキレイで見やすか
った。
彼は、同人誌などを発行するサークルに所属していて、パソコンを使って文章を
入力し、印刷していた。
初歩的なDTPである。
それでも「スゴイ」と思った。
一般人が小冊子を作れるのだ。

目標は決まった。
PC-9801を買うぞ。

<その2に続く>

2008年8月14日木曜日

やっと落ち着いたところです

昨夜、Windowsが起動しなくなり途方に暮れておりました。


原因はおそらくウイルス。
検出率が評判の某ワクチンソフトをインストールしておいたのですが、ダメでし
たね。
仕方がないので再インストールです。

一応、仕事ができる環境まで復旧させたので、明日あたりGhostでバックアップ
を取っておこうと思います。

さて、明日は早いので寝るとしよう。

2008年8月12日火曜日

オリンピックのことを書こうかな、と

オリンピックのことを書こうかな、と思う。


マイミクさんからのリクエストだ。


実は、オリンピックは開会式の最初の一時間しか見ていない。
妻が一緒に観ようよ、と言うので仕方なく観たというのが実情だ。
(その頃、私は仕事&パソコンの復旧作業で追われていた)


開会式、観ていて鳥肌が立った。
太鼓を電光掲示板と融合させたマスゲームの迫力には圧倒された。
日本だったらまず無理。
あれだけの人数の演技者を用意できないし、ましては統率できないだろう。


巨大な巻物のディスプレイもすごい仕掛けだなと思った。
巻き取れるという素材であること、人が上に乗っても大丈夫な耐久性には感心す
る。そしてなによりスゴイのは、あれだけの超大型画面を制御する技術である。
おそらくLED(発光ダイオード)で構成されたディスプレイだと思われるが、画
面が大型化すると、各区画ごとに画面を分けて、それぞれを発色させるわけだが、
全区画を総合的に管理制御するシステムを構築して、なおかつ高精細度の動画を
スムーズに表示させるというのは、本当に高度な技術なのだ。


大きな印鑑が、ニョキニョキと飛び出ていろいろな三次元的な形を見せる演目も
ユニークだった。しかも最後に種明かしで、中にたくさんの人が入っていたを見
せられると、「えっ?あれは人が集まって動かしてたのか?」とびっくりさせら
れた。日本なら電気仕掛けでやってしまうところだろう。


なかなかすごい演目が続いた開会式だったが、花火だけは日本の花火職人にやっ
てもらえば良かったように思う。
花火が爆発して光の束が開くとき、あまりキレイに開いていなかった。
日本の花火では、均一に、美しく開く。
花火はキレイに開いてナンボ。
「ウチにやらしてくれれば、もっといいヤツ作ってあげたのに・・・」
と思っている日本の花火職人は少なくないだろう。


2016年には、ぜひ日本でオリンピックを開催してもらいたいものである。

2008年8月11日月曜日

とりあえず仕事ができるようにした

PC復旧の話。


メールの文章入力している際、「元」を「間」などと変換するIME。
しかも毎回繰り返す。学習機能がちゃんと働いていない様子。
まったくもってけしからんので、さっさとATOKをインストールした。


面倒だなぁ、やだなぁ、と思っていたPCの復旧作業だが、ATOKを入れてから勢い
がついて、Office、Photoshop、Illustrator、フォントを一気にインストール。
これでなんとか仕事ができるようになった。


すでにこの時点で結構な量のソフトがインストールされているのだが、動きは快
適だ。おニューのハードディスクということが一番大きな理由だろうが、なんと
かこの状態を維持したいものである。

2008年8月9日土曜日

まだまだ復活までの道のりは長い

一応、ブログを再開。


PCのハードディスク交換はできた。
だがハードディスク中の情報まではうまくコピーできなかった。
結局Windowsを再インストールした。
今日はセキュリティソフトとGreenBrowserとメールソフト、圧縮解凍ソフトを入
れた。
一応、ネットが見られて、メールの送受信ができるところまで出来た。


これからが大変。
PhotoshopとIllustrator入れないと仕事ができない。


こんな時に限って外出しなきゃならない急ぎの仕事が多い。
いったいいつになったらPCは復活できるのだろうか。


ちなみに、新しいハードディスクなおかつアプリケーションがスカスカの状態な
ので、実に動作が快適。
キビキビしている。


明日も市内で仕事。
日曜日だが休み無し。

2008年8月7日木曜日

ハードディスクの寿命

「遅延書き込みデータの紛失」エラーが頻発している。


外付けハードディスクならば、ケーブルの接触不良などが疑わしいのだが、内蔵
のハードディスク、2004年度生産のノートPC、とくれば、「寿命」に間違いない。


仕事やプライベートで酷使しているPCだから、Windowsが起動するうちに(中の
データを救い出せるうちに)ハードディスクを交換するに限る。


というわけで、今から電子城へ行ってきます。


OSの再インストールだけでもおっくうなのに、さまざまなソフトをインストール
(仕事のできる環境を再構築する)のを考えると、嫌になる・・・。
一応Norton Ghost(ハードディスクのお引っ越しソフト)も試してみますが、過
去仕事関係で何度かトライして上手くいった試しなし・・・。


めんどくさ・・・

さっそく試してみた

グーグル・マップ
http://maps.google.co.jp/maps

グーグルマップのストリートビュー機能。

とりあえず思いついたのは実家。
車庫にクルマが無いので、おそらく親父が出かけているときにGoogleカーがやっ
てきたらしい。
ウチの実家のポストになにやらチラシを入れようとしているおばちゃんが写って
いる。
しばらく先へ進めると、道端でおしゃべりしているご近所さんが二人。


次に見たのは昔通っていた高校。
当時は広い敷地の中に高校・中学の校舎と校庭、それと大学用の運動場やラグ
ビー・サッカー場があったのだが・・・
大学用の運動場関係の敷地はすべてマンションになっていた・・・。
私立学校への国からの助成金が削減されたことで、経営が苦しくなって土地を売
ったのだろうか・・・。


過去の探索にもってこいのツールだが、初めて行く場所を確認するのにも便利だ。
今度、日本へ帰国した際、東京や埼玉のあちこちへ行かなければならないので、
これで事前にチェックしておこうと思う。


便利な世の中になったもんだ。

2008年8月6日水曜日

中国の薬

中国の風邪薬はよく効く。


現在、特に風邪をひいているわけではないが、書いてみた。
日本にいる時も、年に二〜三度は風邪をひいていた。その都度医者で薬を処方し
てもらっていたが、それには理由があった。
市販の風邪薬がちっとも効かないためだ。
医者でもらった薬のほうがまだ効く。理由はそれだけだ。


中国に来てからも同じように風邪をひいている。
だが、中国の場合、市販の風邪薬がよく効く。
日本の医者で処方される薬よりもよく効く。
中国では効かない薬は売れない。
薬は効いて当たり前という考え。


たぶん日本の薬よりも薬効は強いはず。
例えば、風邪薬は飲むとやたらと眠くなる。
頭もボーッとして、なんかものすごく馬鹿になったような気分。
なんかヤバイ成分が入っているのかも知れない。
だが、鼻や咽は楽になる。


町医者は気軽に点滴をしてくれる。
点滴は本当によく効く。即効性がある。
高熱を出していても、下痢をしていても二日で治る(経験談)。


中国の医療は世界的に見ても高度だそうな。
日本の医療は一見高度に見えるが、さまざまな規制があり、思い切った事ができ
ない。


もし貴方が難病にかかってしまったとする。先進的な治療を受けたいのなら日本
ではダメだ。難病の場合、なにもしない、あるいは積極的な治療をしなければ確
実に死が待っている。そんな時、少しでも助かる可能性があるのならば、まだ使
われていない新薬でも試してみたいのが、患者や家族の本音ではないだろうか。
漫画「ブラックジャックによろしく」にもあったように、現在の日本の医療現場
では、あまりにも保守的で、いちかばちかの思い切った治療ができない。


だが、海外ならそれができる。
米国では先進的な医療が行われているが、実は中国でもそうだ。極めて高度な治
療を受けられるのである。
ただしお金さえ積めば、という条件があるが・・・。


まぁ、庶民の私では、せいぜい点滴するのが関の山。
でも、それですぐ風邪が治るんだから良いんじゃないのかな。

2008年8月3日日曜日

久しぶりに息子の話題

毎日外へ出かけているので真っ黒に日焼けしている。
同い年の赤ちゃんに比べると、ちょっと痩せている感じ。
というか、他の赤ちゃんがコロコロと太っているのだが・・・。


ちょっと他の赤ちゃんを抱かせてもらうと、かなりズッシリくる。
息子よりも年下、9ヶ月ぐらいなのに、もう歯が8本ぐらい生えていて、体重も
15kgぐらいありそうだ。
ウチの息子はちっちゃいなぁ、と、少々心配するのだが、それでも他の中国人の
赤ちゃんに比べて一つだけ自慢できることがある。


ちんちんの大きさだ。


いや、息子のは普通の日本人の赤ちゃんとしては一般的な大きさなのだが、まわ
りの中国人の赤ちゃんのちんちんは何故か小さい。
とんがりコーンの先っぽをちょん切った感じぐらいの大きさぐらいしかないのだ。
大人のチンチンは見たことないので分からないが、まぁ、子供の頃は特殊なのか
も知れない。


中国では股割れズボンで育てるので、普段はちんちんが露出している。
だから、息子は暇があると、自分のちんちんの皮を引っ張っている。
オモチャじゃないんだから遊んじゃダメッ!と怒っているのだが、言うことをき
かない。


いろんな意味で将来が楽しみな息子である(ぉぃぉぃ!)。

【ニュースコメント】マイバッグ 万引きに悪用相次ぐ

マイバッグ 万引きに悪用相次ぐ
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080731-OYT8T00701.htm


やっぱりね、という感じ。


一度、商品を買って、その商品を店の外の自分の車に置いてきて、同じ商品を万
引きする奴もいるらしい。
買った時のレシートが残っているから、仮に店員や警備員に呼び止められても、
レシートを見せて、さっき買った商品だ、と言い逃れる。
なんとも手口が巧妙だ。


店側は警備員を増やして対応、人件費が増えて、結局、コンビニ袋を無料で付け
ていた時の方が儲けが多かったんじゃなかろうか。
「環境にやさしい」「エコロジー」などという利権屋の詭弁に従った結果がコレ
である。


コンビニ袋だって、確か放っておいても生分解する環境にやさしい素材を使って
いたんじゃなかったっけ?


一方の中国はどうかというと、先日から日本と同じようにコンビニ袋はいっせい
に有料になった。小売店で提供するコンビニ袋は無料で提供してはならない、と
いう法律だ。
もちろん主婦たちはマイバッグをさっそく利用している。
で、マイバッグを使った万引きが社会問題になっているかというと、そんなこと
は無い。


例えば、開発区の大型スーパーでは、入場前のセキュリティチェックで他店や当
店で購入済みの商品を持った客は、すべて備え付けの無料ロッカーに預けるよう
強制される。預けない客は入場できない仕組みだ。
持ち込めるのは小さなカバン類一つだけ。手提げ袋などはダメである。
もちろん店内の万引きされやすい小さな商品には、すべてセキュリティのタグ
(センサー)が付いている。タグの付けられない商品の売り場には、十分な数の
スタッフがいて、客の後ろにぴったり付いて見張っている。
人件費の安い中国では、このような人海戦術が可能だ。


なによりも、中国は「他人を信用しない」という文化の国だ。というか人を信用
し過ぎる日本が世界的に見ても特殊なのだろう。
他人を信用しない、という前提に立てば、おのずとセキュリティでしっかり対策
をするのが当然だ。


私もいつのまにか、古き良き時代の日本を知っている年寄りになってしまった。
いまさら昔に戻れないことは十分に理解している。
それならば、できることをやるしかないだろう。
日本はもはや昔の日本ではない。哀しいことだが「他人は信用できない」という
前提の下で、セキュリティをより強化するしかないのではなかろうか。

最近やたらと停電が多い

節電ということで昼間によく停電する。


停電には二種類あって、一つはマンションのビル単位での停電。
エレベータの工事をするから、水道管の工事をするから、などさまざまな理由で
停電する。マンションには掲示板が見あたらなくて、この手の停電の予告を見た
ことがない。
大事な掲示物は、よくエレベータの一階入口のところや、エレベータの中に張り
出してあるが、それでも停電のお知らせは見たことがない。
あらかじめ予告されているのなら、仕方がないなぁということであきらめもつく
のだが、そういう予告なしでやられると腹が立つ。妻に聞いても知らないと言う
し・・・。


もう一つの停電は地区単位での停電だ。
この間、夜中の雷の翌朝の停電がこれだった。
桃園地区一帯が停電。
エレベータが停まっているので、市場に食料を買いに行っても戻るわけにもいか
ず、妻と息子の三人で近所の食堂まで外食しに行った。
食堂でももちろん停電で、ご飯の保温ができないので、冷や飯でもいいか?と聞
かれたが、それなら炒飯にしてくれ、ということで落ち着いた。


ふと気づいたのだが、これだけ停電していて、どうして人がエレベータに閉じこ
められないのだろう?
おそらくマンションの保安隊にはあらかじめ停電の連絡が行っているんだろうな。
だから、先に人が乗っていないことを確認してエレベータを停めてしまう。
妻は息子を連れて「広場デビュー」をしたことから、最近、保安チーフと知り合
いになったそうだ。今度、停電のあるときは前もって教えてくれるよう頼んでも
らうとしよう。


計画停電は大連の市内・開発区を問わず実施されている。
なにしろ地区単位で停電するから、工場の操業が停まってしまう。
製造業にとって停電は致命的。ホントに迷惑な話である。


だが、前もって連絡されるので、考えようによっては良い面もある。
それは「大手を振って休める」ということだ。
電気がなければ操業できないから、工場全体を一日休みにしてしまう。
従業員は安心して休めるし、管理職や役員だって休みだ。
冷凍品を扱う業種は大変だろうが(自家発電機を用意したり)、それ以外の工場
は、まぁ、停電前の準備と、停電明けの立ち上げでちょっと手間がかかるかも知
れないが、停電中は業務らしい業務はできないので休んでしまうのが正解だ。


中国事情を知らない日本の本社からは突き上げを食らうだろうが、「中国政府が
決めたことなので、しかたがないっスよ」と言えば済む。
日本ではあり得ない障害(リスク)も承知した上で日本の本社は中国進出を決め
たのだから、ここは諦めてもらうしかない。


とは言うものの、マンションの停電は本当に困る。
14階まで階段を上っていくのは正気の沙汰ではない。
高層階は眺めが良くて、夏場でも窓を開けておけば、涼しいのがメリットである
が、停電したときは地獄だ。


日本で計画停電なんかやろうとしたら、市民や企業から猛反対されるに違いない。
うっかり停電でもしようものなら、市民やマスコミからの突き上げを食らって、
後で関係者が処分されたりするに違いない。
その点、中国はあっさりと実行してしまうところがスゴイと思う。


結局、自分はやっぱり恵まれた世代の日本人なのだということを再認識させられ
たような気がする。
そう、今の日本人にとっては、停電しないことが当然なのだ、ということ。


停電して初めて分かる電気のありがたさ・・・いやはや・・・

2008年8月1日金曜日

日本での常識が覆された瞬間・・・

たいそうなタイトルだが、それほどたいした事でもなかったりする。


開発区のとあるスーパーの一階にコピー&カラープリント屋さんがある。
会社のプリンタはA4サイズまでしか印刷できないので、わざわざ開発区まで出向
いた次第だ。


そのお店では写真やポスターなどのプリントアウトができる。
今回は商品の箱サンプルを作るという仕事で、箱の展開図はA4サイズに収まらな
かった。そこでお店のA3サイズのプリンタで印刷してもらった。


プリンタはEPSON製。
蓋が開いた状態で印刷をしていて、というか、蓋が無い。
よく見ると、インクカートリッジから数本のチューブが伸びていて、その先には
大型のインクタンクがあった。


いわゆる「改造」である。


この手の店は大量の写真を印刷する。
まともにエプソン純正のインクカートリッジを使っていたら、そのコストは大変
な金額になる。
改造して大型のインクタンクを取り付ければ、そう簡単にはインクはなくならな
いし、なくなっても瓶買いしているインクを注ぎ足せばいい。
こういう経営努力をしているおかげで、A3の光沢紙いっぱいに写真を印刷しても、
わずか10元(150円)というリーズナブルな価格で提供できるのである。
もし純正のインクカートリッジを使っていたら、下手するともう一桁上の価格に
なるかもしれない。


今、エプソンやキャノンは互換インクメーカーに対して訴訟を起こしているが、
それは消耗品であるインクカートリッジで儲ける、というビジネスモデルを邪魔
されるのが嫌だからだ。


「純正インクでないと目詰まりする」


「純正インクでなければ印刷したものの仕上がりが悪い」


「互換インクを使って故障した場合は、保証期間中でも修理は有償になります」


いろいろもっともらしいことをエプソンやキャノンは言ってくるが、本音は売り
上げが減るから嫌なだけだ。
「目詰まり」や「印刷の質の問題」でないことは、このお店の事例が証明してし
まっている。


中国で生活していると、かつて日本にいたときは「それが当たり前なんだ」「常
識なんだ」と思っていたことが、実はそうでなかったことを思い知らされること
が多い。
ブランド品だって、中国ではニセブランド品が多いが、正規品でも中国で生産し
ている。本当によくできたニセモノは素人目にはホンモノと見分けがつかない。
モノによってはホンモノよりも仕上がりが丁寧なぐらいだ。


中国に来てから、物事の本質を見極める能力が向上したように思う。
他の人の言うことは参考にはするが、結局最後は自分の目で判断することが大切
であるということだ。

【ニュースコメント】中国:五輪開催前にネット規制…批判高まる

中国:五輪開催前にネット規制…批判高まる
http://mainichi.jp/select/world/news/20080801k0000e030031000c.html


記事によれば、北京に来た記者たちが人権団体のサイトや中国の某宗教団体のサ
イトが見られない!と騒いでおりますな。


オリンピックの報道をするために、その手のサイトを見る必要があるんですか
ね?
全く関係無いと思うのだが・・・。


オリンピックと関係の無い報道をしたいのなら、自分の国に帰ってからしたらど
うだろうか。どの国でも報道には何らかの制限事項(ルール)がある。外国人はあ
くまでもビジター(訪問者)であるわけだから、その国の報道ルールを守るのが
筋だろう。
中国では政治・軍事・宗教の報道はタブーなのだ。それが守れないのなら中国に
来るべきではない。


別に中国政府の肩を持つわけではないが、インターネットの規制は欧米諸国でも
別の形で行われている。Google八分のように特定のサイトを検索できなくするな
ど、巧妙な技が使われており、たちが悪い。
むしろ中国のように「サイトに接続できないようにする」というのは誰にでもは
っきりと理解できる方法であり、ある意味いさぎよいとも言える。


「上に政策あれば、下に対策あり」とはよく言ったもので、サイトが見られない
のであれば、見られるようにする裏技を見つけ出すのが中国の人民だ。
中国の若者は本当にパソコンやインターネットに詳しい。
学校では高等教育が行われ、特にパソコンの取扱に関する教育は熱心だ。
彼らにとっては、インターネットの規制なんてものは、障害にすらならない。


記者の人たちは、もっと北京の街へ出て中国をエンジョイすべきだ。
外国人にとっては、それなりの制限はあるが、自国の生活よりもはるかに楽だ。
今の日本じゃ歩きタバコはできないし、ゴミを出すにも細かく分別しなければな
らない。「環境を守るため」ともっともらしい理由を掲げているが、実際にはそ
れにまつわる利権団体に便宜を図るためのルールに過ぎない。
中国でも利権でルールが新しく決まるが、日本のそれほど徹底していない。上が
何と言おうと庶民レベルで自分たちのしたいようにやる、というのが中国式だ。
何か問題が起これば、コネを使って解決する。
だから、中国は楽だなぁと思うのである。


ネットの規制ぐらいで騒ぐなんて本当に馬鹿馬鹿しいことだ。
(むしろそれを楽しむぐらいの余裕がないと)

2008年7月31日木曜日

こんな時間に帰宅

AM2:00だったりします。


市内からだと、やはり金州は遠い。
自家用車が必要だな、と痛感します。


明日は(いや、今日か)朝8時半にお客さんと打ち合わせ。
いろんな要素(停電とか、別件の仕事を無理矢理突っ込まれたりとか、暑さボケ
とか・・・)が重なって、こういうタイトなスケジュールになってしまっていま
す。
お腹が空いたので何か食べたかったのですが、夜中は遠距離タクシーがなかなか
つかまらないので、悠長に食事するわけにもいきません。
金州に戻っても、近所のスーパーはもう閉まってます。
家に帰って冷蔵庫の中をあさってみるものの、すぐ食べられるものは無し・・・。
仕方がないので水飲んで我慢します。


だいたい、中国でこんな時間まで仕事なんかするヤツいないよっ!
という声が聞こえそう。
昼間は暑いし、夏なんて大嫌いだっ!


というわけで、今日はもう寝ます。

2008年7月30日水曜日

今日も散々だったなぁ・・・

お客様からの電話。
品物が届いていないとのこと。
部下に任せていた件だ。


今日も朝から予定外の仕事が入る。
部下に電話。しかし電話の電源が切れている。
彼は二つ電話を持っているのだが、どちらも切れている。


仕方がないので会社まで行く。部下は会社で寝泊まりしているからだ。
会社に着いてみると彼は不在。
仕方がない、自分が行って対応するしかない。
社長に電話を入れて、自分が対応しますと連絡。
一応念のためもう一度電話をかけてみると、今度はつながった。
すぐ対応するように伝えて、とりあえず一安心。
しかし、朝片付ける予定だった仕事はまだ終わっていない。
完全に予定を狂わされた。


昨晩社長から言われていたお客さまからのFAXが届いていない。
お客さまに電話をかけるが、閉机(電話が切られている)。
仕方がないのでメールを入れておく。
朝方やるはずだった仕事を片付ける。
気がついたら午后をだいぶまわっていた。


発注のために取引先の工場へ行く。
今日に限って担当者が休み・・・。
彼が見積した物件なので、他の人はちんぷんかんぷんだ。
仕方がないので工場長に事情を説明して、なんとか発注手続きをしてもらう。
電話が入った。
FAXが届いたそうだ。
急いでFAXを受け取りに行く。


FAXを見る。
デザインの修正指示だった。
ちょっと字が潰れて見づらい。
いずれにしても今日はこれから市内へ行くので対応は後だ。


市内へ行くリムジンバスへ乗る。
エアコンが効いて快適。
すぐ眠り込む。
途中、香炉磯の渋滞に巻き込まれる。
運転手は機転を利かせて、迂回路を走る。
開発区を5時に出発して6時に大連駅へ到着。


頼んでおいた品物を受け取りに友好広場近くの会社へ行く。
その後はデザイナーと待ち合わせて、後は彼にパンフレットのデザインをしても
らう・・・はずだった。
彼の事務所へ行って、いざカバンを開いてみると・・・。
持ち運び用のハードディスクがない・・・。
どうやら家に忘れてきたらしい・・・。
その中にはパンフレットで使用する写真素材が入っている。
写真素材が無くてはパンフレットのデザインは無理だ。
仕方がないので、今日はデザインをあきらめて帰宅することにした。


西の空で雷が光った。
どうやら雨が降りそうである。
一時間半かけて金州の家へ着いたとたん、どしゃぶりの雨。
今日も散々な一日だったが、最後にひとつだけラッキーだった。
もし、早く帰宅してなければ、ずぶ濡れになっていたところだ。
しかも、受け取っていた品物は出来上がったばかりのポスター。
雨に濡らしたら一大事である。


仕事はうまくいかなかったが、雨に濡れずに済んだ。
本当にラッキー。

2008年7月29日火曜日

散々な一日・・・

朝、部下からの電話で起こされる。
思えば、これがすべての始まりだった・・・

仕事で急に瓦房店へ行くことになったという。
そんなことは聞いてないぞ。何?今朝決まった?
取引先の社長から電話があって、今日瓦房店行けますか?と質問されて、ハイと
答えてしまったらしい。


なんで、上司に確認せず返事するかなぁ。


部下は、本日その同じ取引先へ大事な納品があったのだ。
私は部下に頼めない種類の仕事を抱えており、生産から納品までを彼に任してい
たのだ。
検品と発送・納品立会いはおそらく午後だろう。
工場へは別の用事で午後行くので、その時に対応するしかない。


今朝、一番に片付けなければならない仕事は日本のクライアントが要求してきた
資料を揃えて送ること。
クライアントは金曜の夜に要求してきて、月曜の朝に送って欲しいという。
無茶な話だ。
土曜日に取引先の工場へ行って、資料を用意して欲しいと頼む。
一部、コピーするには上司の許可が必要な資料があるとかで、月曜日の朝までに
用意してもらう約束をしていた。


タクシーに乗って工場へ到着。
すぐとんぼ返りするつもりでタクシーを待たせたままにしておく。
出がけに電話を入れておいて「今から行くから」と言っておいたにも関わらず担
当者が不在・・・。
しばらく待っていると担当者がやってきた。
頼んでおいた資料は?
要求しておいた半分しか用意されていない。
今、ファックスで送られてくるから、ちょっと待ってください、とのこと。


もうすぐ10時である。約束したのは「月曜日の朝まで」だったはずだ。
クライアントからの電話。
もうすぐ送りますから、少々お待ち下さい・・・
タクシーの運転手も待たされて不機嫌だ。
部下からの電話。
10時頃に納品されるとのこと。
なんだ?どういうこと?
トラックがもう工場を出たそうだ。
いかん。このままでは納品に立ち会えない。
というか、部下は出荷に立ち会っていないわけで、数量とか大丈夫なのだろう
か?一抹の不安がよぎる。
とにかくできる限り急いで納品先まで行くと伝える。


やっと来た。
急いでタクシーに乗り込む。
結局、タクシーのメーターによれば、18分間停車してことになる。
当然、停車時間も課金されている。
急いで、家に戻る。


資料を各ページすべてデジカメで撮影し、Photoshopで常識的なファイルサイズ
に縮小する。
出来上がったら、メール送信開始!


ストンッ。


不気味な音。
停電である・・・


マジで勘弁して欲しい。
いわゆるオリンピック停電というやつ。
メールが送れないではないかっ!
クライアントが待っているのに!


クライアントからの電話。
事情を説明。
ネットカフェからでもメール送信しますので、もうちょっとだけ待ってください、
と伝える。
本当は地区まるごと停電しているので、近所のネットカフェは使えない。
どうする?


そうだ!納品先のお客さまの工場からメールさせていただこう。
納品も立ち会えて一石二鳥である。


さっそく、開発区の工場へ向かう。
が、停電だということを忘れていた。
14階からの階段を一生懸命下りていく。


寄る年波には勝てない。
下り終わった足が笑っている。


案の定、納品は既に終わっていた。
数量や品質は問題なさそうだが、中敷きの用紙を忘れていたそうだ。
忘れやすい材料だから、わざわざ契約書にも明記したのにコレである。
生産現場、出荷時、納品時とすべて立ち会わないとこういうミスが必ず起こる。
本当に中国でのビジネスは難しいと痛感させられる瞬間である。
部下に翌朝の納品の指示を出す。


お客様に頼んでメールをさせてもらう。
メールを送り終わった頃に、日本のクライアントから電話。
送り終わったことを告げる。


急いで家に戻る。
午后、契約をしなければならない商品サンプルの設計図を書かなければならない。
急ぎのサンプルだ。


一時間で仕上げた後、今度は市内へ向かう。
なんとか夕方4時前に到着したが、例によって総経理室で結構待たされる。
やっと順番がやってきて、総経理に私のつたない中国語で要求事項を説明する。
説明をしている途中でも電話の邪魔が入る。
相手の電話だから、私がどうこう言える問題ではない。


電話が終わったところで説明を再開。
やっと契約手続きに入る。
契約書を書いているところで、また邪魔が入る。
従業員だ。
領収書にサインを欲しいらしい。
日本では、客がいる場所で割り込むのは、余程急を要する事だけだが、中国では
おかまいなしである。


領収書が終わったと思ったら、今度は別の客が来た。
総経理が招き入れる。
一応向こうはお客がいるから、と遠慮する。
だが、余程大事な顧客なのだろう、総経理は没問題と言いながら客を招き入れる。
どうせオレは大事な客じゃないですよ・・・


なにやら領収書らしきものを出している。
つまり客が代金を支払いに来たということだ。
それは確かに大事なことだ。
なにしろもうすぐ退社時刻である。経理担当者が帰ってしまってからでは小切手
が切れない。
中国で仕事をしていると、商業習慣というか一連のやり方というのがだんだんわ
かってくる。そういう事情を理解しているから、割り込まれても腹は立たない。
日本からの出張者だったら立腹するケースだろうか。


いや、客にちゃんと説明すればいいのだ。
こうこう、こういう事情でこちらのお客様を先に対応させていただきます、と言
えば、わかりました、どうぞどうぞ、と簡単に済む話だ。
だが、その総経理は全く説明しない。
説明しても私の中国語能力では聞き取れないと思ったのか?それとも、これぐら
いのこと、いちいち説明せんでもわかるだろう?とでも思ったのか。


やっと契約手続きが完了。
それで、いさ設計図を渡そうとデザインルームに行くと、スタッフが誰もいない。
全員仕事を終えて退社してしまった・・・
おいおいどうするんだよ〜


結局、設計図は担当者へメールで送ることにした。
でも、出来上がりは明後日になるという。
あーぁ、お客さんにまた謝らなきゃ・・・。(向こうの希望納期は明日だった)


次はポスター屋さんに向かう。
頼んでいたポスターの印刷ができあがっているハズ。
それと、新たに印刷物を頼まないといけない。
パラパラと雨が降っている。これじゃポスター持って帰れないな・・・。


着いてみると、担当者の部長さんがいない。
しかたがないので昨日会った女の子に新しい印刷物のことを説明し、データを見
てもらう。おおよその見積を出してもらい、あとは明日の午后に取りに来るから
と言って、おまかせする。


外へ出て食事。ラーメンを食べる。


さて、この後の行動予定を考えてみる。
そうしたら大事なことに気がついた。


お金が足らない・・・


もし、この後、夜から開始する設計の仕事に立ち会っていたら、確実に夜10過ぎ
に市内を出発する。
そして金州まで帰るとなれば・・・、全線タクシーだ。
軽く100元は超える。
だが、持ち合わせは100元。


こりゃダメだ・・・・


そんなわけで、設計師に電話を入れ、今夜の仕事をキャンセルと漣拓。
バスに乗って開発区まで戻ってきた。


いったい何のために市内へ行ったのだろう・・・。


本当に散々な一日だった

2008年7月26日土曜日

仕事が思うようにいかない・・・

最近、週末がよく潰れる。


毎週土曜日に中国語のレッスンがあるのだが、先週、先々週と2回休んだ。
今日ぐらい出席したかったのだが、仕事が入り、明日に振り替えてもらった。


ここ連日、深夜帰宅が続いている。
接待や印刷の立ち会いで帰宅が遅くなるのだ。


接待でお酒を呑んでいる時はそれなりに楽しいが、連日では体が保たない。
工場での立ち会いが深夜になるのは、オリンピックを原因とする昼間の停電のせ
いだ。
いきなり予告もなく停電するので、工場の生産計画が立たない。
納期があるから、こちらは直接出向いて、深夜でも立ち会うから印刷してくれ、
と頼む。電話で頼んでいたのでは優先順位は上がらない。


通常の生産業務をこなすだけでも大変なのに、割り込みで特急の仕事が入ってく
る。しかも週末の金曜の夜に言ってくる。
中国の工場だって週末は休む。週末は何もできないのに、月曜日に結果を報告し
て欲しいと言う。送られてきたデータは不完全で、そのまま作ったらおかしな商
品になりますが?と誤りを指摘しても締め切りは延ばしてはもらえない。
日本側の仕事が中途半端なのに、中国側は短時間での納期と完璧な品質を求めら
れる。
マジでキレそうになる。


私の体は一つしかないし、私が仕事に関われる時間だって限られている。
だから休みの日でも仕事をしなければならない。
客は気軽に口頭で仕様を説明するが、こちらはそれを図面に起こして一度確認す
る。確認をせずに先方の意向と違うモノを生産してしまったら全部返品される。
言うのは簡単。それを現実の商品に仕立てるには時間がかかる。その時間すら十
分にもらえない。いったいどうしろと言うのだ?


ストレスで怒りっぽくなっている。いや怒っていると言っていいだろう。
前回、妻に当たってケンカになってしまったので、今回は気をつけている。


「仕事の圧力で精神不好。しばらく別関我。頼むから。」


妻にはこう言って、離れてもらっている。


たまった怒りはモノに当たって(ベッドやまくらを殴って)一時的に発散させて
いる。
本当は携帯電話をたたき壊したい。だが、壊したら困るので、なんとか我慢して
いる。


どなたか効果的なストレス発散法を教えていただけないだろうか。

2008年7月24日木曜日

トヨタの販売数が世界一になったのだそうだ

トヨタ、再びGM上回る 上期世界販売27万台差
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?site=MARKET&genre=c1&id=AS1D2306L%2023072008


日本にいるときは2台続けてトヨタに乗ってた。
大連に来てからは、当然運転しないので、もっぱら後部座席か助手席に座ること
になる。


高級車ブランドのレクサスは、いくつか乗る機会があったが、やはりベンツのS
シリーズのほうが個人的には好き。理由は後部座席の広さと安定感。ただしエン
ジン音はレクサスより大きい。
自分で運転するならレクサスのほうが楽しそう。いろいろ便利な装備が付いてる。
コレは何?アレは何?とあちこち押してみる子供の気分だ。
ただし、最新のレクサス460Lみたいな後部座席を拡張したタイプは乗ったこ
とがないのでベンツとの比較は公平ではないことは承知している。


クラウンやマークX、カムリなどはそつが無い作り。
だがレクサスに比べると中途半端な感は否めない。
中国でクラウンクラスを買うなら、もう何十万元という単位だから、それなら一
気にレクサス行けばいいのに、という感じ。
ちなみにクラウンは大連でも人気車だ。
自分で運転するにはいいが、後部座席は広くはない。


そして、トヨタの戦略車であるカローラだが、大連では大変な人気車でもある。
取引先の中国企業では役員全員がカローラに乗っていた。
街でもよく見かける。
サンタナ・タクシーに乗り慣れた私からすると、カローラはとにかく静粛で安定
感がある。広さは同じぐらいで装備は圧倒的に充実している。低コストでこうい
う車を作れる日本は確かにすごい。
日本にいる時にも乗ったことがあるが、見た目は地味でつまらないのに、運転し
てみると実に快適。なんとも不思議なクルマというのが私のカローラへの印象だ。


日本では見られないブランドとして、GMのビュイックがある。中国では人気の
あるブランド。とある工場の役員の方(中国人)のクルマ(2リッタークラスの
セダン)に乗せてもらったが、実に快適だった。本気で欲しいと思った。


チェリーという中国ブランド。QQという小型車が有名。
QQと1.3リッターぐらいのセダンに乗ったが、自分では決して買わないだろ
うという感じ。チェリーは大型セダンも出しているが乗ったことがないので多少
興味はある。


中国国産車で欲しいな、と思ったのは「中華」のセダン。
まずデザインが気に入っている。十分世界的に通用する高速道路でも存在感のあ
るデザイン(遠くからでも識別できるデザインということ)。
後部座席に乗る機会があったが、結構静かで安定感がある。ビュイックのセダン
に乗っているような感じ。フォードのOEM生産をやっている工場で作っている
らしい。


韓国車も大変よく見かける。が、まだ乗ったことはない。
北米ではソナタが売れているらしい。
日本では韓国車は大苦戦してるようだが、中国では大変人気がある。
今度機会があったらぜひ乗ってみたい。


中国の場合、遠乗りが多いので、運転していて疲れにくいクルマ選びが重要にな
ってくる。
私はマニュアル・ミッション派なのだが、遠乗りに関してはさすがにオートマの
方が楽。だが、中国ではマニュアル車が実に多い。
なんでかなー。


まぁ、いろいろクルマについて書いていても、現在のウチの家計で買えるのは中
古のサンタナがいいところ。まずは生活のための「足」を手に入れることが目標。
新車が買えるのはいつのことやら・・・。

2008年7月19日土曜日

てめぇ、ふざけんなよ!・・・・・・って感じ

市内での仕事を終え開発区までバスで戻ってきた。


3.5元のリムジンバス。冷房も効いて快適。
熟睡して乗り過ごした。
仕方がないので安盛前で降りる。


気分的にマイクロバス乗りたくなかったのでタクシーを止める。


私 「桃園まで」


運転手A「15元」


私 「不用了!」


メーターなら10元で着く。
値段を交渉しなきゃならない時点で、そのタクシーには乗りたくない。


次のタクシーを止める。


「桃園」と言ったら、手を振って"ダメだ"のサイン。


もう一台タクシーを止める。
今度は20元と言ってきやがった・・・。


赤文字で「開発区・金州」と表示のあるタクシーがやってきた。
あれなら大丈夫だろう。


おばちゃん(たぶん私より若い)が運転している。
助手席に座ってから「桃園」と告げる。


おばちゃん「10元でいいかい??」
私 「いいよ」


金州のタクシーの運転手は当然、相場をわかっている。


おばちゃんに「他のタクシーはどうして桃園に行きたがらないのか?」と訊ねた。
行きはいいが、帰りに客を拾えないから嫌なんだそうだ。
自分は金州のタクシーなので桃園は通り道だから問題ない、とのこと。


家へ帰るだけなのに、相場の倍も払えるかっつーの。
まったく客を舐めた話だ・・・。

竹島問題、韓国で過激な抗議行動 キジも犠牲に

竹島問題、韓国で過激な抗議行動 キジも犠牲に
http://www.afpbb.com/article/politics/2419347/3140551


これはちょっとな〜・・・という行動。


なぜか大手新聞社ではコレ、ニュースになっていない・・・。
どうでも良いニュースはたくさん報道するくせに・・・。
へんなの・・・

香炉磯の渋滞

香炉磯の渋滞1
http://www.flickr.com/photos/22492666@N03/2679362351/


香炉磯の渋滞2
http://www.flickr.com/photos/22492666@N03/2679362441/


香炉磯の渋滞3
http://www.flickr.com/photos/22492666@N03/2679362521/


仕事帰りにバスに乗ろうと歩いて工人村の橋を渡っていたら、真下の道路が大渋
滞している。
香炉磯へ向かう渋滞した車の列は開発区方面の対向車線にまではみ出し、対向車
はまったく走れない状態になっていた。
この様子を見た部下が「バスは諦めて軽軌に乗りましょう」と言うので、香炉磯
駅まで向かう。


通常であれば、香炉磯駅行きのバスに乗るところなのだが、駅までの道路は完璧
に渋滞している。というわけで二人して徒歩で駅まで向かった次第である。


この渋滞の原因はおそらく道路建設工事のためである。
渋滞を緩和するための道路工事でこれほどまでの規模の大渋滞を引き起こしてい
る。なんとも皮肉な話だ。
工事をしなければならない事情は理解できるのだが、やはり公共交通機関が身動
きとれないのはマズイだろう。
バスとタクシー以外の通行を遮断するなどの思い切った方策をとる必要があるの
ではないだろうか。

2008年7月16日水曜日

毎日暑いですね

あの後すぐに妻とは仲直りしました。
仕事のストレスで苛立っていた私がいけないので、


夜はさっさと寝る


怒らない


という方向で家庭円満を図ろうという次第です。

さて、最近昼間はかなり暑いです。


昨晩、五彩城のとあるお店で食事をしていると、ダークスーツをしっかり着た日
本人男性がやってきました。
暑いのにお疲れ様です。
こっちはお気楽なポロシャツ姿で仕事してます。
夜、社長に誘われ、久しぶりに日式カラオケに行ったら、女の子に


「アナタ、中国人みたいな格好だね」


と言われ、ちょっとうれしい花花です。


毎日、地道に仕事しています。
出張ベースで大連に来てた頃は、本当に「何も見えてなかった」としみじみ思い
ます。
通訳を通じて中国人スタッフに仕事をお願いしていたのは遠い昔。
あの頃は、本当の意味での仕事はできてなかったように思います。
今は、直接交渉もするし、自分で設計もします。
ものづくりの仕事は、日本でやっていても面白いと思いますが、中国では言葉の
壁や文化・考え方の違いがあるので、うまくモノが作れた時の感激はまたひとし
おです。


そんなわけで今日は早めに寝ます。
おやすみなさい。

2008年7月14日月曜日

暑い一日だった

予定外の事が多くて、仕事がちっとも片づかない。


本日は市内まで届け物。往復3時間。
帰ってきて、妻とケンカ。


昼間、妻から電話があった。


妻:何時に帰ってくる?

私:わからない。わかったら電話する。


その後、市内での仕事を終え、電話。家の電話と携帯両方に電話するも、どちら
も出ず。


バスで寝ていると電話がかかってくる。
(やれやれ・・・、せっかく気持ちよく寝てたのに・・・)


あと一時間ぐらいで帰ると伝える。


だが、乗り換えた金州行きのバスはマブチモーターの前で長時間停車。
やっと出発したと思ったら十里崗でも長時間停車。
頭に来て降りてしまう乗客がちらほら。


やっと桃園のマンションの下に到着した時、妻からお叱りの電話。
こっちもキレる。


中国の交通事情は不確定だ。
時間通りに到着するかどうかわからないし、仕事の都合で急に予定が変更するか
も知れない。だから何時に帰るという約束は正直したくないし、意味がない。
仕事で立て込んでいれば電話もできないし、同じくバスが混み合っていれば、や
はり電話にも出られないことだってある。


何時に帰るだろう、と期待するから相手も怒る。
こっちは何時になるからわからないから、先に食べててと言うのだが、妻は待っ
ている。ありがたいと思うが、それなら怒らないで欲しい。

今、十時をまわっているが、妻は友達へグチを言いに外出したようだ。
携帯電話は持って行っていない。
息子が夜泣きしたらどうする。


とりあえず妻が帰ってくるまで寝ずに待つことにする。

私も広場デビュー?

昨日の日曜日の朝、部屋を掃除するので、子供を連れて下を散歩してきて、と言
われた。


我が家のマンションの下には広場があって、道路側に丸くて大きな噴水がある。
セキュリティーゲートの前まで、照明代わりのポール(柱)がずらっと並んでい
て、なにやらローマ宮殿の遺跡みたいな雰囲気。
そのポールとポールの間にベンチがあって、住民はそこへ腰掛けながら目の届く
範囲で子供を遊ばせるのが日課だ。


空いたベンチに腰掛け、息子を適当にあやしていると、知らないおじさんが小さ
な娘を連れてベンチに腰掛けてきた。
さっそくいろいろと話しかけられる。


<男>韓国人か?
<男>どこで働いている?
<男>どんな仕事だ?
<男>給料はいくら?


こんな感じに質問攻めである。
はっきり言ってうざい。
妻が広場デビューしているのは知っていたので、「オレにかまうな!ほっといて
くれ!」とは言えない。
あの日本人は人付き合いが悪い、などと変な噂がたって妻が仲間はずれにされた
ら困る。


息子がおしっこをしたのを機会に、部屋へ戻ることにする。
エレベータが降りてきたら妻が乗っていた。
再び外へ。
何やら別棟へ連れて行かれる。友達の家へ行くのだろう。


案内されたのは健康食品販売をやっている主婦の家。
我が家より広い80平米の部屋。
窓から軽軌と山の景色が見える。
オシャレな部屋のテレビの横に、何故かそぐわないものが置いてある。


顕微鏡だ。


なんだろうと不思議に思っていると、何やら妻の血液を検査することになった。
右手の小指を出す。
アルコールを含ませた綿棒で念入りに消毒。
カートリッジ式の針を取り付けたペンのような器具を小指に当ててボタンを押す
と「パチン」と音がして指先に小さな穴が空く。小指を少々つまむと玉粒のよう
な血が出てくる。ガラス板を指に押しつけて血液サンプルを取る。
それを顕微鏡にかけて見る。
顕微鏡にはカメラが内蔵されていて、映像を隣のテレビに映し出す。


赤血球の粒が見事に映し出された。
「粘」とか言っている。粘り気が強いということらしいが、いわゆる「血液ドロ
ドロ商法」だろうか?
水分をもっと採ったほうがいいとか言っているな。
まぁ、その後に続くのは健康食品のセールスなのだろう。
血液検査をやるという点で説得力が増す。なるほど。ちょっと感心した。


ついでに私も血液検査してもらった。
これと言って大きな異常はないらしい。
妻が子供のための健康食品を予約してあったので、それを受け取ってから帰宅。


外は暑かった。
なんだか気疲れしたので昼寝をする。
まだ午前10時だった。
なんだか長い日曜日を過ごすことになりそうだった。

2008年7月12日土曜日

【ニュースコメント】路上コーヒー販売で書類送検

路上コーヒー販売で書類送検=売上1000万円、元喫茶店夫婦ら−大阪
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=544938&media_id=4&m=2&ref=news%3Aright%3Apickup


世知辛い話題だな・・・。
こういう記事を見ると、日本てもうダメだな・・・と思う。


なにをやるにしても許可申請が必要。
こういう隙間ニーズ的なアイデア商売は、たぶん簡単には許可が下りない。
昔はこんなんじゃなかったのにねぇ。
商売なんてやってみなけりゃわからないでしょうに。


中国で生活していると、本当にいろいろな細かい商売があると実感する。
その中でも特に目を引くのは廃品回収系の商売だ。
リヤカーやフロントカー(リヤカーの逆の形の自転車)で様々な廃品を回収する。
お金になるのは金属やビニール・プラスチックなど。ペットボトルは1本0.1元
で引き取ってくれる。
最近、ペットボトル回収のおじさんと友達になった。
顔を見かけると「こんにちは。今日はペットボトルあるかい?」と声をかけてく
れる。


開発区にある工業区では、よくロバの馬車をみかける。残飯を集めている馬車だ。
残飯を集めて、その後どうするのだろう?やはり肥料を作るのだろうか。


彼らは生活のために廃品や残飯を回収する。毎日やっているのだから、それで生
活が成り立っているのだろう。立派な商売である。
あれもダメ、これもダメと何もできない日本より、どんなことでも商売にしてた
くましく生活している中国のほうがはるかに自由だと感じるのは私だけだろうか。

2008年7月11日金曜日

今日も点滴

最近、マンションの外壁が塗装し直された。
ロープを2本垂らしてベンチに座って塗装する職人技である。
以前の色は深緑だったが、今度のは濃いグレー。
さび止め材なら赤色だから、たぶんこのまま濃いグレーのままなんだろうな。
前の深緑のほうが好きだったのに・・・。


そんなアンニュイな木曜日。
風邪は少しは良くなっていたが、あいかわらず体はだるくベッドで横になる。
途中仕事の電話を2本こなし、あとは家でのんびり過ごす。


夕飯の後、ふたたび点滴しに行く。
昨日と同じ。2本。
終わったら23時をまわっていた。


昨夜は薬のせいか、一晩中眠れなかったのだが、今夜は大丈夫だろうか?


こんな時間(0時近い)なのに、外で花火をしているヤツがいる。
打ち上げ花火じゃないだけマシだが、早く寝ろよ、と言いたい。

2008年7月9日水曜日

例によって点滴

風邪が悪化してきたので、妻に同行してもらって町医者のところへ行く。


近所のお友達オススメの町医者だが満員。
点滴受けるまで30分は待たされるということなので諦めた。


結局、桃園の評判はいまいちの町医者へ行く。
女医が一人だけ。他に誰もいない。
妻が話をして点滴することに。瓶が2本ぶら下がる。


心身共に疲れていたので、寝る。
ひたすら寝る。


気がつくと、がやがやと声がする。
「感冒了」と言ってる。風邪を引いたらしい。
55歳のおじちゃんが隣のベッドに横たわる。
奥さんや娘や息子が心配そうに付きそう。
会話の内容が聞き取れない。
ハングル語みたいだ。おそらく朝鮮族なのだろう。


朝鮮族だからずっと朝鮮語を話しているのかと思えば、時より中国語がでてくる。


すごいなぁ、この人たちは普段からバイリンガルなんだ・・・。


彼らに比べれば私の中国語なんてまだまだ・・・。


身近に理解できない言語を話す人がいれば、なんとかしてそれを理解したいと思
う。もし、韓国や北朝鮮で生活するならば必死になってハングルを覚えたはずだ。
もっと若い頃から語学を勉強しておけばよかった、と思う。
だが、その時は「別に必要ないじゃん。日本で生活してるんだし」で済ませてい
た。島国根性というか、全く国際感覚を持っていない一人の日本人だった。
いい年のおっさんになってから、ハングルに興味を持っている。
そういえば、もうすぐインテルが大連に進出してくる。そうなれば英語も話す機
会が増えそう。


先日、市内からの帰り道、2元バスの車内で、一生懸命英語のスピーチの暗記を
しているおにーちゃんがいた。見ると履歴書がはさんである。
なるほど、面接か。
仕事や収入に直接影響するから彼も必死だ。
日本にいるときは中学高校大学と8年間も英語を勉強してきたが、将来絶対に必
要になる、という危機感が無かった。だからまともに話せない。
それでも8年間はまったく無駄だったわけでもない。
少なくとも文法とか単語とかはゼロから勉強し直さなくて済む。


そんなことを考えていたら点滴が終わっていた。
点滴する前は意識がもうろうとして「どうでもいいよ・・・」という感じで元気
がなかったが、点滴後は明日からまた頑張ろう、というやる気が出てきているか
ら不思議だ。


やっぱり健康は大事だね。
明日も念のため点滴する予定。
ぶっ倒れている場合じゃないよ。

2008年7月8日火曜日

お誕生日おめでとう

今日は息子の誕生日。


さまざまな方からプレゼントをいただいて幸せ者です。
皆さんありがとうございます。


旧暦にお祝いしたので、今日はケーキ無し。
その代わり妻が洋服をたくさん買ってきました。
成長が早いので、どうせすぐ着られなくなるのでしょうが、古着はどんどん妻の
実家に送ってます。親戚同士でリサイクルです。


下痢はもう完全に治ったけど、今度は私が風邪をひいた。
妻の風邪が感染ったらしい。
薬を飲んで今日は早めに寝ることにします。

大連のガソリンスタンドにトラック長蛇の列

朝の8時ぐらいに開発区へ行くためにタクシーに乗る。


丹大高速道路のあたりからものすごい渋滞に出くわす。
誰もが先を急ぐ。金州と開発区を結ぶマイクロバスは歩道をぐんぐん走っていく。
いつもなら一瞬で走り抜ける距離を10分ぐらいかかって十里崗にたどり着く
と・・・


トラック長蛇の列・・・
彼らの目指すところは十里崗交差点角の中国石油ガソリンスタンド。
給油のために列を作っているのだ。


聞くところによれば、柴油(軽油)が不足しており、トラックの大きさによって
最大でも一台につき200元分までしか給油できないという給油制限があるらしい。
柴油の現在の相場が1リットルだいたい6元として、200元だと約33リットル。大
型トラックの燃料タンクの容量が300リットルとして、10分の1しか給油できな
い計算です。


これじゃあ行列を作るわけだ・・・


行列のせいで道路は大渋滞。
ちなみに金州と開発区を結ぶ道路は片側3〜4車線もある広い道路です。
それが渋滞するのだから本当に大変。


なぜ柴油不足になっているかというと、中国はアジア地域では最も軽油が安いそ
うです。軽油というのは実は航空燃料と同じで、日本などにやってくる旅客機は
中国に立ち寄って給油していくのだとか。
中国は国策で航空燃料(軽油)を優先的に売って外貨を稼いでいるので、民間向
けの柴油が不足している、という次第。


家の近所にも一軒ガソリンスタンドがあるのですが、そこでは柴油は売ってませ
ん。ガソリンだけです。
こんな状態では、国内流通に無茶苦茶悪影響があると思うのですが、大丈夫なん
かな・・・。

2008年7月6日日曜日

ひたすらよく寝た休日

大連はよく晴れて暑い一日だった。


二つあった用事が無くなったので完全な休日になった。
暑くて何もする気がおきない。
最近、疲れが溜まっていたので、体がだるい。こういう時は昼寝に限る。


ひたすら寝た。
昼ご飯を食べて、また寝た。
夕方6時に起こされた。


家族三人で市場へお買い物。
今晩は私が料理する。
チンジャオルースー。ただし豚肉を使って生姜焼き風味にする。
日本酒やみりんが無いので、醤油を水で割って、味の素を入れてごまかす。
ご飯が炊きあがるまでタレに豚肉を漬けておく。


原材料費。お肉9元、大きいピーマン2個1元。
サラダ代わりにキュウリを千切りして香菜を乗せマヨネーズをかける。
調味料に恵まれないながらも、味はまぁまぁ。
妻は美味しいと言ってくれた。


夜9時過ぎに、向かいのマンションの妻の友達が子連れで遊びにきた。
今夜は一緒に泊まるそうだ。