近所のお友達オススメの町医者だが満員。
点滴受けるまで30分は待たされるということなので諦めた。
結局、桃園の評判はいまいちの町医者へ行く。
女医が一人だけ。他に誰もいない。
妻が話をして点滴することに。瓶が2本ぶら下がる。
心身共に疲れていたので、寝る。
ひたすら寝る。
気がつくと、がやがやと声がする。
「感冒了」と言ってる。風邪を引いたらしい。
55歳のおじちゃんが隣のベッドに横たわる。
奥さんや娘や息子が心配そうに付きそう。
会話の内容が聞き取れない。
ハングル語みたいだ。おそらく朝鮮族なのだろう。
朝鮮族だからずっと朝鮮語を話しているのかと思えば、時より中国語がでてくる。
すごいなぁ、この人たちは普段からバイリンガルなんだ・・・。
彼らに比べれば私の中国語なんてまだまだ・・・。
身近に理解できない言語を話す人がいれば、なんとかしてそれを理解したいと思
う。もし、韓国や北朝鮮で生活するならば必死になってハングルを覚えたはずだ。
もっと若い頃から語学を勉強しておけばよかった、と思う。
だが、その時は「別に必要ないじゃん。日本で生活してるんだし」で済ませてい
た。島国根性というか、全く国際感覚を持っていない一人の日本人だった。
いい年のおっさんになってから、ハングルに興味を持っている。
そういえば、もうすぐインテルが大連に進出してくる。そうなれば英語も話す機
会が増えそう。
先日、市内からの帰り道、2元バスの車内で、一生懸命英語のスピーチの暗記を
しているおにーちゃんがいた。見ると履歴書がはさんである。
なるほど、面接か。
仕事や収入に直接影響するから彼も必死だ。
日本にいるときは中学高校大学と8年間も英語を勉強してきたが、将来絶対に必
要になる、という危機感が無かった。だからまともに話せない。
それでも8年間はまったく無駄だったわけでもない。
少なくとも文法とか単語とかはゼロから勉強し直さなくて済む。
そんなことを考えていたら点滴が終わっていた。
点滴する前は意識がもうろうとして「どうでもいいよ・・・」という感じで元気
がなかったが、点滴後は明日からまた頑張ろう、というやる気が出てきているか
ら不思議だ。
やっぱり健康は大事だね。
明日も念のため点滴する予定。
ぶっ倒れている場合じゃないよ。
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