仕事柄、いろいろなフォントをインストールしてあるが、適当にフィーリングで
選んで使っているのが現状。
基本的に印刷の仕事はデータ提供。DTP用のデータは大抵がイラストレータ形式。
こちらでデザインする場合でも、キーとなる部分(ロゴマークとか商品写真・イ
ラストなど)はデータがあるのが普通。
たまにロゴをトレースする仕事もある。
トレースとはいわゆる形をなぞる作業。
これが結構楽しかったりする。
上手になぞれた時はある種の感動がある。
版下データが無いのに全く同じような版下を作らなきゃならない場合、ロゴなど
はトレースするが、文章の文字までは一文字ずつトレースしてたら日が暮れるの
で、似たようなフォントを探すことになる。
今日やったのがまさしくその作業。
夕食をはさんで2時間ぐらい格闘した結果、モリサワの新ゴPro BoldとHelvetica
Boldが使われていることが判明。Macintoshなら普通ヒラギノだが、決め手は
「ダ」の字の濁音記号(てんてん)が「タ」の上に重なっていたこと。
Helvetica Boldは「0」と「1」の形が決め手となった。
やっていることはジグソーパズルみたいな感じ。
パクるのにも技術が必要なんだよ、というお話。
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