2010年5月2日日曜日

趣味を再開

友人に頼んでtaobao.comで、あるモノを買ってもらった。


ミキサー。
と言っても、オレンジジュースとかを作る、あのミキサーではない。
中国語では「調音台」と言う。
こっちのほうがわかりやすい。要するに音楽を制作する時に使うあのミキサーで
ある。
日本を発つ前に楽器関係は全部処分したので、そんなに大げさなミキサーは必要
無い。
PCに接続するヘッドホンアンプとして手頃なミキサーが欲しかっただけ。


PCに直接ヘッドホンをつなぐことはできる。でもソフトウェアによってはボ
リュームを勝手にリセットするので、破壊的な音量で音楽が鳴り出したりして心
臓に悪い。
また、音にこだわりがある人なら、サウンドボードやサウンドインターフェース
を使う。
そういう時は大抵ミキサーやヘッドホンアンプを用意する。


最新型のサウンドインターフェースであれば、ヘッドホン端子もついていて便利
なのだが、日本円で1万円以上の買い物は妻からまた怒られる。
というワケで、とりあえずあるモノ(昔使っていたサウンドカード)を利用する
方向で最低限の出費(300元)でミキサーを購入した次第だ。


たまたまお隣の普蘭店の人が出展者だったので、注文から3日で商品が到着。
宅配業者の人を待たせて、その場で通電チェック。問題なさそうだったので、受
け取り票にサインする。
中国では商品が届いたらその場で品質チェックをするのが基本だ。


家に帰ってからさっそくセットアップ。
USB端子にサウンドインターフェースを接続して、出力端子からミキサーにケー
ブルを接続。
ヘッドホンをつないで音楽を再生すると、ちゃんと鳴りました。
音が若干左に寄ってる。
ミキサーが原因か?それともサウンドインターフェース?ヘッドホンも古いし
なぁ・・・(10年以上使ってるし)。
まぁ、そういう時のためのミキサー。パンポットをいじって音が真ん中になるよ
うに調整する。


二〜三日は、そんな感じで音楽を楽しんでいたが、どうも高音のチャリチャリし
た感じが耳につく。
あぁ、そういえば、このサウンドインターフェースはこういう音のクセがあっ
たっけ、と思い出す。
やはり安物はダメだなぁ。(当時4000円ぐらいだった)


そこで、日本から持ち込んだプロ用のサウンドカードを取り出す。
PCのケースを開けて、サウンドカードをセット!
といきたいところだが、カードがはまらない!
カードのスロットの開口口が小さくてつっかえている。
仕方ないので、マザーボードを固定しているネジを取り外し、マザーボードを横
にずらしてサウンドカードをセット。その後マザーボードを元の位置に戻す。


PCを起動して、サウンドカードのドライバーをインストール。


あ、Windows7用のドライバーが無い!


メーカーのホームページを見ても、サウンドカードのポータルサイトで調べて
も、Windows7用、Vista用のドライバが無い!
あるのはXP用まで・・・。
無理やりXP用のドライバーをインストールしたけどダメ・・・。
同じメーカーの似た商品のドライバーをインストールしても認識されない・・・。
まぁ、古いサウンドカードだしなぁ・・・(2002年製)。


諦めました・・・
いずれ古いPCで使うとしましょう。


で、結局サウンドインターフェースの問題はどうしたかというと、マザーボード
のサウンドインターフェース機能を利用することにしました。
プロ用のサウンド編集ソフトで使えるように、「ASIO4ALL」というソフトをイン
ストール。
そうするとプロ用のオーディオ規格「ASIO」で動作するようになって、内部の複
雑なミキシング機能をスルー(通過)するので音質もUPします。
USBのサウンドインターフェースで発生していたチャラチャラした高音も無くな
りました。
オンボードのサウンド機能ということでノイズが心配だったけど、最近のオン
ボード・サウンドチップはすごいね。耳壊れるぐらいの殺人的な音量までボ
リュームを上げて、やっと「ジー」というノイズが聞こえる程度。


なんだ・・・、オンボードのやつで十分じゃん・・・


このGWはウォークマン用にMP3をマスタリングしまくります。


最近のPCは高性能ですな。
Core2Duo 2.5GHzで、音声ファイルのレンダリング(マスタリング)してもCPU負
荷10%って・・・
来年は楽器買ってレコーディングするぞー!

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