安盛地下の好又多(スーパーマーケット)で子供の紙おむつを買う。99元なり。
レジの店員が「レシートをあそこへ持って行くと6元の金券をくれる」という。
6元と言えば、お昼ご飯一回分である。これはもらわねばなるまい。
しかし並んでいる列の多さを見て断念。
私は二週間休み無しで疲れているのだ。6元のために並びたくはない・・・。
自宅へ帰って妻にレシートのことを話すと「私が行ってくるから子供看てて!」。
やはり主婦は強い。
生後三ヶ月になる息子はベッドの上に敷かれた専用のミニ布団の上でもぞもぞと
動いている。
私はネットニュースを読んでいたが、そのうち不満そうな「ウー、ウー」という
声を発し始めた。
息子の傍に移動してあやす。効果はあったようだが、また不満そうな声を上げ始
めた。
こうなると「だっこ」しかない。
生後三ヶ月ともなると8kgを超えて、かなり重い。
だっこには大きく分けて二種類ある。
左手でお腹のあたりを軽く押さえ、右手でおしりの辺りを持ち上げて私の胸に背
中をくっつける。
ちょこん、と私の前に座った感じのだっこだ。
このだっこは起きている際の彼の一番のお気に入りのスタイルだ。
だが今回は寝かしつけるためのだっこが必要だ。
左うでを首の肩の間に置いて、右腕はおしりのあたりに置く。あとは両手で落ち
ないように軽くホールドした状態で抱き上げる。この状態で軽く上下に揺らすと
心地よい揺れで眠りにつく。というのが通常の赤ちゃん。しかしウチの息子はそ
う甘くはない。だっこしまま部屋の中を私があちこち動き回らないといけない。
動き回る時の揺れは、一箇所にとどまって上下に揺らすのとは具合が違うらし
い・・・。
最初のうちは楽勝だ。しかし、なかなか息子は寝付かない。15分もだっこしたま
ま部屋の中をうろうろ動いていると腕がしびれてきた。やはり8kgは堪える。
部屋の薄暗いエリアでうろうろしていると、だんだん目を閉じてきた。よし、も
うすぐである。
その後部屋の中を2往復して完全に眠った。ベッドの上に戻し、布団をかけて、
カーテンを引く。
やっと一息つけた。
妻が買い物で留守だと、落ち着かない。
最近は痛かったり、怖かったり、ひどくお腹がへった時以外は泣かない。
だから、以前のようにちょっとしたことでも泣きやまなくて困る、ということは
ないが、それでも自分だけで面倒を看るのは不安である。
息子よ。妻が帰るまでしっかり寝ててくれ。
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