いつもならバスや電車へ市内へ向かうわけだが、あいにくの雨。しかも大雨。
傘をさしていても駅まで歩いている間に濡れるのは必至。冗談ではない(byシャ
ア・アズナブル)。
こういう時は迷わずタクシーを使う。濡れて風邪でもひいたら仕事に支障が出る。
それでなくとも今月も何かと忙しいのだ。迷わずタクシーを使う。
ただし、雨の日はタクシーがなかなかつかまらない。
安盛デパートの前の乗り合いタクシーが集まる場所へ行く。
いたいた。運転手に「中山広場まで」と伝える。
「20元だ」
ん?15元じゃないのか?雨だから割り増しだそうだ。
ま、それでも一人で乗るよりは安い。仕方がないだろう。
後ろの座席に座った。
高校生らしき白のジャージを着た学生が乗り込んできた。
私より体格が大きい。後ろの座席の三人乗りは窮屈である。
最後に乗ってきた学生が運転手と目的地についてやりとりしている。
どうやら開発区→市内のルートからは外れた場所らしい。運転手はにべもなく
「ダメだ。途中で普通のタクシーに乗り換えろ。」と言っている。
開発区と市内を往復する乗り合いタクシーではあまり細かい注文は付けられない。
全線高速路線を使うルートと、バスが使うルートの二つが基本ルートである。こ
れを著しく外れる目的地は原則として断られてしまう。
香炉磯まで走ったところで運転手は左隣の空車のタクシーに大声をかけて停車さ
せ、学生のあんちゃんに「降りて乗り換えろ」と伝えていた。強引だが親切な運
ちゃんである。
私の目的地は中山広場。運転手が「中山広場のどこだ?」と聞くので、ちょっと
考えた。
「人民路で降ろしてください」と伝えた。誰でも知ってるような場所を指定する
のがコツだ。「何々ビル」と言ったところで先ほどの学生のあんちゃんと同じ状
態になるのは目に見えている。
幸い市内は雨は小降りだった。
人民路から少しだけ歩いて目的のビルに到着。20元で移動できた。
タクシー>電車>タクシーで乗り継いだ場合よりも若干安い。
雨の日のタクシーがつかまらないことを考えれば、賢い選択だったと思われる
(自画自賛)。
0 件のコメント:
コメントを投稿