2007年10月10日水曜日

イベントやります

今月の21日に勝利広場でイベントをやります。
内容は「極真カラテ」の実演。

当日、私は音効&映像を担当するんですが、本日はその音響屋さんとの打ち合わ
せ&契約。
失敗は許されないイベントなので、あらかじめ発注通りの機材が存在するかどう
か社長夫人と確認しに行った次第。
タクシーで移動したので詳しい場所はちょっとわからないんだけど、たぶん動物
園の近くっぽい。山の方です。
とりあえずは事務所で照明器具を確認。その後は音響機器を確認しに別の場所へ
移動。
3F建ての古いアパート。てっきりアパートの1Fかと思いきや、アパートの前の
煉瓦積みの小屋へ連れて行かれる。
とても倉庫とは言えないような建物。ベニアのドアに南京錠がかかってる。それ
を開けると中にスピーカーが山のように積まれていた。
照明は無し。夜とかどうすんだろ。薄暗くてよく見えないのでデジカメでフラッ
シュをたいて撮影する。

隣の灯りが点いた部屋では5〜6人いて、麻雀を打ったり新聞を読んだりしてい
る。
怪しい。怪し過ぎる。
その部屋の脇にミキサーなどの音響機材がケースに入って積まれていた。
日本にいる皆さんは中国を発展途上国のように誤解しがちであるが、中国ではパ
ソコンなど仕事に使う機材は一流のものを用意している。車だって高級車が多い。
面子の国だから目に見えるものにはとことんお金をかけるのが中国式である。そ
んな訳で、この会社の音響機材も一流のものばかりだった。
これならイベント当日も問題ないだろう。

これだけの機材をこんなボロ(失礼)な倉庫に保管していて大丈夫なんかいな?
と一瞬心配してしまったが、中国では事務所とか倉庫など「人が住んでいる」こ
とが多く、夜間のセキュリティは万全である。とは言うものの、武装した集団に
襲われたらどうしようもないが・・・。

勝利広場のイベントに先立って今週の土曜日、スイスホテルで関係者を集めた
パーティがある。そのパーティ会場でも音効と映像を担当するのだけれど、機材
が足りないので貸して欲しいとお願いしてみた。
向こうの仲介者は同業者同士、KTVで無茶な遊びをしたぐらいの気心の知れた朋
友なので、今日持って行っていいよ、と機材を貸してくれた。
1UサイズのSONYのMDデッキ。むき出しである・・・。

いや、あのね。使うときはコレでもいいんだけど、普通ハードケースに入れた状
態で持ってこないの?
ハンドキャリーできるハードケースは無いという。
やっぱむき出しはマズイからさぁ、と言うと、今度はスーパーのマイバッグ(布
製)みたいなものに入れてきた。YAMAHAと書いてある。
多少ましにはなったが、取っ手の部分が片方ちぎれている・・・。

軽軌道(近郊型電車)に機材を持って乗り込んだら、周りの人から熱い視線を感
じた。まったく冗談ではない。
今後もこんなことがあるようなら、ハンドキャリー用に2Uサイズのハードケー
スを買わねばなるまい・・・。

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