特定のフォルダを開くとエラー表示、エクスプローラを終了せざるを得なくなる
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Cドライブの空き容量が5GBぐらいになっていたので、ハードディスクの掃除を開
始。
テンポラリファイルはすべてCFカードのRAMディスク上だし、いわゆる「消して
もOKなファイル」がほとんどない。
仕方がないので外付けハードディスクドライブにデータファイルを移動すること
にした。
現在、私のノートパソコンのハードディスクを圧迫しているのは、P2Pで下載し
ているファイルと極真カラテの動画ファイルやBGMファイルだ。
極真関係は来週のイベントが終わるまでは移動できない。なのでいろいろ下載し
た「怪しい」ファイルを移動することにする。
さていつものように外付けハードディスクドライブのアイコンをクリック。フォ
ルダのアイコンが次々と表示されていく。
しかし、突然エクスプローラが「エラーが出たので終了します。」みたいなメッ
セージが表示される。
マイクロソフトにエラーの状況を送信するかしないかというボタンがある。
通常は「報告しない」のボタンを押している。するとエクスプローラが再起動。
もう一度最初から操作のやり直しである。
だが、外付けハードディスクドライブのアイコンをクリックして中身を見ようと
すると、また同じところでエラー表示。
エラー状況を送信するかしないかのボタンを押すと、またエクスプローラーが再
起動。
きりがない。
この症状は以前にも経験した。
あの時は一部の動画ファイルのアイコンを表示させるとエラーが出てエクスプ
ローラが再起動していた。
このままではどうしようもないので、エラーメッセージの詳細を表示。
すると「xvid.dll」というファイルがエラーに関係しているらしいことが読み取
れた。
「xvid」というのはMPEG4系の動画ファイルのコーデックだ。ネットで出回って
いる動画では結構この方式のものが多い。
さっそくgoogleで調べてみる。
真っ先に目に入ったのは「ウイルス」「マルウェア」という言葉。
そのページをクリックして詳しく読んでみる。
記載内容に沿ってハードディスクを調べてみるが、どうやらウイルスではなさそ
うだ。
次に見たのは「再生できない動画ファイルがあって、xvid.dllをごみ箱に捨てた
ら再生できるようになった」という報告。
「xvid.dll」は通常c:\windows\system32のフォルダ内にある。いきなりごみ箱
に捨てるのも気が引けたので、とりあえずデスクトップに移動してみた。
するとどうだろう、外付けハードディスクドライブのアイコンを開いてもエラー
表示は出なくなった。ちゃんと中身のフォルダアイコンが表示されている。
パソコンのトラブルの原因のベスト3は「使い方」「ウイルス」「スパイウェ
ア」である。
無茶な使い方は大抵一見してわかる。
ウイルス、スパイウェアは最新のワクチンソフトを使えば治療できる。
やっかいなのは今回のようなワクチンソフトに引っかからないようなものだ。
パソコンの使用に非常に支障をきたしているにもかかわらず、ワクチンソフトで
は特に異常がないと診断されている。
買ったばかりのパソコンやハードディスクならば原因追及するのは面倒なので再
初期化してしまうケースかも知れない。
「xvid.dll」なるファイルがインストールされている原因は明らかである。多量
に下載した動画ファイルの中で再生できないものがあって、それを再生できるよ
うにするためにいろいろなコーデック(プログラム)をインストールしたのだ。
怪しい動画を見るために自らやったことである。これを「自業自得」と言う。
とは言え、「私はそんな怪しい動画見ようとしないから関係ないし」と皆さんも
油断することなかれ。
貴方の子供はネットでいろいろなファイルを下載してるかも知れない。
友人や仕事の関係で渡されたファイルの中に動画ファイルがあって、一緒にxvid.
dllのプログラムも入っていて、それをインストールしないと見られないように
なっていたり、とか・・・。
結局、自分の与り知らぬところでも事は起きてしまうのだ。
(単に「自己弁護」してるだけでは・・・)
まぁ、とにかく気をつけましょうね、ということで。
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