夜8時の列車に乗るためにタクシーへ金州まで移動。
約30分で30元。
マイクロバスもあるんだけど、列車の時間に間に合わないとマズイのでタクシー
を使う。
軽軌道が開通すれば安くて快適になるんだろうなぁ。
金州駅前はとにかく広かった。
文字通りの広場。
人がたくさん集まっていて、周りを散歩してた。
荷物を持って駅舎の中へ。
中は古くて薄暗かった。
X線の機械に荷物を通す。中国の人たちはとにかくたくさんの荷物を持ち込んで
くる。衣服とか農産物とかいろいろあるんだろうけど、危険物は困るわけで(ダ
イナマイトを大量に持ち込もうとするとか)、ちゃんとチェックしなきゃいけな
い。
アナウンスがあってまもなく列車が到着するとのこと。
改札口が開く。続々と乗客がホームへ移動する。
妻はもちろん乗車券を持っているが、私は入場券を買っている暇はないので、駅
員に言ってそのまま中へ入れてもらう。駅員に後で出てくるときに1元払うよう
に言われる。
列車は16両編成。妻が乗るのは後ろの方。
子供の衣服やらタオルやらたくさん詰め込んだ巨大な荷物を抱えながらホームを
ひたすら歩く。
列車がやって来た。
目の前でピタリと停車。
なかなか停車位置は正確だ。
4号車の車掌が下りてきた。乗客の切符を確認する。
ここでも車掌に「付き添いです」と言って中に入れてもらう。
出発まで20分間あるので大丈夫だ。
妻の寝台席まで荷物を運ぶ。
乗客で通路はごった返していたので、長居は無用。
適当に妻に挨拶をしてその場を離れる。
ホームをひたすら歩いて戻る。
途中で尿意を覚えたのでトイレを探す。
うーむ、見あたらない。
改札口まできてしまった。
駅員に1元を渡して改札口を出る。
駅舎の中をうろうろしてトイレを探す。
待合室は次の列車の乗客でいっぱいだった。
トイレが見あたらない。
仕方がないので外へ出る。
あった。
公衆便所だ。
中国の公衆便所は基本的に有料である。
窓口があって、服務員のおばさんに「いくら?」と訊ねる。
「5毛(0.5元)」
5角(0.5元)を払って中に入る。
予想はしていたが、かなり汚い。
大便器は囲い無しである。いわゆるニーハオトイレだ。
小用をたして、さっさとその場を後にする。
タクシーがなかなか捕まらない。
やっと着たタクシーも別の人に先乗りされた。
しかし運転手は商売熱心で
「どこまでだ?」「開発区。」
「相乗りするか?」「OK」
地方では相乗りは日常茶飯事である。
先客の目的地に到着。前のお客が下りてから運転手と値段交渉をする。普通に
メーターを動かしていたのでは不利になるからだ。
30元で合意。一路開発区へ。
途中信号で前の車が全く動かない。
よく見ると交差点のところでパトカーが止まっている。
事故だろうか?
それにしても三車線止めるというのは解せない。
事故なら一車線ぐらいは通行出来るはずだからだ。
答えはすぐに判明。
白いフルサイズコンテナを積んだトレーラーが何台もやってきた。
彼らを先に行かせるために交通規制しているらしい。
真っ白なコンテナ。真っ赤な赤十字のマーク。
なんだろう?
仮設診療所だろうか?
それにしてもすごい台数だ。
40台ぐらい通過したんじゃないだろうか。
これから港へ行くのかな。
最後のトレーラーが通過した後、交通規制は解除された。
でも、トレーラーはゆっくりと走っていて大渋滞。
右脇を別のタクシーが走り抜ける。
なんと歩道を走行していた。
負けずと私の乗ってるタクシーも歩道を走行。
皆で走れば怖くない状態である。
まぁ、事故もなく家に帰れたから没問題だ。
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