E-inkということで、画面に欧米の作家の肖像画が表示されたままで送られてき
ました。
ユニークですね。
■主な仕様
・寸法(高さ×幅×奥行):162×125×12mm
・重さ:約212g
・OS:Android 2.1をベース
・CPU:TI OMAP3プロセッサ 800MHz
・ディスプレイ:6インチE Ink Pearlディスプレイ
・解像度:800×600ピクセル 16階調グレースケール可
・ネットワーク:IEEE802.11 b/g/n(Wi-Fi)
・ストレージ:内部:2GB 外部:MicroSDカード(最大32GBまで認識)
・端子:MicroUSB (miniUSBじゃないので注意)
・対応形式:JPG/GIF/PNG/BMP/EPUB/PDF
メニューはもちろん英語表示。
店で事前にroot化(いわゆる改造)してあるので、アンドロイドのアイコン一覧画
面が表示されます。
ではさっそく青空文庫の書籍からPDFを作成して本体にコピーします。
メモリは2GBあるのですが、自分で作ったPDFを保存できるエリアは最大256MBま
でです。
小さいようですが、OCRでテキスト化した文庫本は挿絵を含めても1冊5MBぐらい
なので、50冊ぐらいは余裕で保存できます。本体メモリには 256MBまでですが、
外部カード(MicroSDカード)を利用すれば差したカードの容量分だけ保存できま
す。私の場合4GBのカードを差して いますので、それこそ読み切れないほど本を
保存できますね。
台電の電子ブックリーダーとは違い、外部カードはしっかり内部に差し込んでカ
バーキャップをかぶせれば本体の中に完全に収納されて邪魔になりませ ん。携
帯電話と同じ設計思想です。
台電のやつは、カードが突出していて、しかもカードを差したまま電源を入れる
と、前回まで読んでいたファイルが呼び出されないという使いづらい仕 様でし
た。(その分、本体メモリが4GBまるまる使えるので、すべてのファイルを本体
メモリに保存しても余裕でしたが)
表示させた文字は、さすがにE-inkだけあってキレイで読みやすいですね。
さすがに夜の暗いバスの中では無理かな。
寝床でも照明なしでは読めません。
それ以外の場所、特に昼間は、K5やK8といった液晶ディスプレイの電子ブック
リーダーより圧倒的に見やすいです。(液晶ディスプレイは昼間だと 文字が薄
く表示されてしまう。すごく見れる角度が限定されてしまいます。)
ページ送りはハードウェアボタンとページのタッチ、両方に対応しています。
画面右はじをタッチすればページが送られ、左はじならばページが戻ります。
あぁ、言い忘れましたが、青PやChainLPなどの青空文庫をPDF化するプログラム
を利用して、フォントを埋め込んだ縦書き日本語のPDF ファイルを読み込ませて
みましたが、特に問題なく指定フォントで縦書き表示されました。
以上から、日本人が使う電子ブックリーダーとしては、基本的な機能は充分満た
していると言えるでしょう。
さて、期待のアンドロイド機能ですが、「設定」でメニュー表示を日本語に切り
替えられません。
この時点で「simeji」は諦めです。
となると、文章作成系のアプリは入れても無意味です。
お絵かき系はたぶんいけるんじゃないかと思いますが、まだ試してみていません。
一番期待のバッテリーの保ち具合ですが、本日届いた時点で残量約40%。
そのあと色々遊んで、電源入れっぱなしのままカバンに入れて、現在残り33%。
しばらく本を読むことだけに特化して利用するつもりなので、バッテリーの保ち
具合をチェックしたいと思います。
残念だったのはコネクタの形状がMicroUSBだったこと。
中国で一番普及しているのはminiUSBなので、MicroUSBケーブルを探してこない
といけません。
1本だけだと絶対なくしたり壊れたりするので・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿