2008年1月6日日曜日

夕方の出来事。

息子がボーロを食べている。
小麦粉を練って小さく丸めて焼いたお菓子。
もちろん市販のモノ。


昔、おばあちゃんがボーロをよくくれたなぁ、と小さい頃の事を思い出した。
「子供の頃、それ大好きでよく食べてたんだよ」と妻に話すと
「私は子供の頃、コレ食べたことない。高かったから。」


妻は農村生まれの次女であるから、お菓子を買うなんて贅沢は許されなかったの
かも知れない。
ボーロが食べられないからといって不幸だったかと思えば、そうではない。
私が中国で生活する前に食べたことがないものを、彼女は食べていたのである。

文化の違い、環境の違いと言ってしまえばそれまでだが、中国にはまだまだ我々
日本人が知らないような料理や食べ物がたくさんある。
これから春節を迎えるが、春節には彼女の実家へ行く。たぶんいろいろなお正月
料理が食べられると思う。
今から楽しみである。

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