2008年1月24日木曜日

かなりヤバかった・・・

昨日は夜8時から市内での仕事があった。
6時半頃、開発区を出発。いつものように乗合タクシーを使う。
既に3人の乗客が居て私が最後。
しかし、タクシーは市内と反対方向に向かう。
何か荷物でも積むのだろうか・・・。


出口加工区の辺りまで来て一人下車。一人足りなくなった。
なんだよ、妙な仕切り方する運転手だな・・・。
電話で既に確認してあったのか、次なる乗客を拾いにタクシーは一目散に走る。
徐行しているとカップルが近づいてきた。
彼氏が彼女を見送りに来たのか、と思いきや二人共乗り込んできた。
後部座席に4人乗り状態である!
私は窮屈な体勢で後部座席の真ん中に座るハメになった。
おいおい、勘弁してくれよ。


安盛デパートの前で彼氏が降りた。
やっと市内へ向けて出発である。


大連湾を過ぎたあたりで急激な便意に襲われた。
昼間、ひどい下痢で3度ほどトイレに行っていた。
バスや電車では長い時間がかかると思いタクシーにしたのだが裏目に出た。
まさか開発区内でこれほど時間をロスするとは思わなかったのだ。
さらに後部座席中央での無理な体勢である。腸に重く負担がのしかかる。


トンネルを通り過ぎる頃には真っ白に燃え尽きそうになっていた・・・。
もはや人間としてのメンツの闘いである。


香炉磯に着く頃にはいったん落ち着いていた。
一瞬、香炉磯駅の近くで降ろしてもらおうかという考えがよぎったが、香炉磯周
辺は渋滞する。
車が身動きできなくなるのはなんとしても避けなければならない。
なんとか耐えられそうなので香炉磯はスルーした。


しかし、腸内の繊毛運動は非情である。香炉磯をちょっと過ぎたあたりから「セ
カンド・インパクト」がやってきた・・・。
もはや形容しがたい苦しみ。頭の中は肛門の筋肉を制御することだけでいっぱい
になっている。
追い打ちを掛けるように車は港湾広場方面へ向かう。私の目的地である友好広場
は後回しだ。
二七広場で降りる乗客がいるのだ。
こうなったら手近なホテルで降ろしてもらおう。フラマでいいや。でもフラマの
1F、どこにトイレあったっけ?


二七広場に着いた。
目の前に大衆食堂を発見。運転手に「降りる」と告げる。15元渡して車を降りた。
冷静にかつ迅速に食堂に入る。
食堂内を一瞥し、トイレの場所を確認。先客アリの可能性も考え、必要以上の期
待をせずにトイレへと歩く。
二つある個室の内一つは故障中。残りの一つは空室だった。
この時ばかりは神に大いなる感謝を捧げた。


用を足した後、店内へ戻る。
もう夕食の時間である。何か食べていこう。
料理を見る。いわゆるバイキング形式。
正直、あまり食べたいと思う料理が見あたらない。
それほど空腹でもないし・・・、なにより極度の緊張状態から解放されて足腰が
ふらついている。
申し訳ないなと思いつつ、店を出た。


今度は普通のタクシーに乗って目的地の友好広場へと向かう。
結果的に8元の浪費だがメンツを失うよりはマシである。

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