2008年1月10日木曜日

同性の立場で見てどうよ?

今月は社長が忙しいので雑誌の記事以外に広告制作も手伝っている。
私の仕事は写真の撮影と広告の編集指示出しだ。
日式カラオケの広告も作っている。
クライアント(広告主)の要望はセクシーな感じ・・・。


中国の写真素材集の中からセクシー美女を捜す。中国語で「セクシーな美女」は
「性感美女」と言うそうな。
山のようにある写真の中から2〜3枚選び出す。
それを元に編集する女の子のデザイナー。
(男の人ってホント、スケベだよねぇ・・・)と思っているに違いない。
同性の立場から見て、露出の多い女性の写真を加工するのって、いったいどんな
気持ちなんだろうねぇ・・・?


なんてことを思っていたらホストクラブの写真撮影という仕事がやってきた。
因果応報というやつである。
紫のシャツに黒っぽいスーツでバッチリと決めた「いかにもホスト」というのが
店長さん。
髪の毛をオッ立てたパンク風の男の子もいれば、角刈り風の真面目そうな青年も
いる。
日本のホストは見てくれよりも会話術という印象を私は持っているが、大連の彼
らはどうなのだろう?


モデルのように格好良く撮ってあげようと努力しているが、やはり野郎の撮影は
面白くもなんともない。
いろいろ注文もうるさいし。撮った後の確認「見せて見せて」がうざったい。
妙なポーズもやめれ・・・。
女性の方たちはホストの男の子と一緒にお酒飲んで楽しいんスかねぇ?
ちなみに大連のホストクラブの主なお客様は日式カラオケのママさんやチーママ
さんである。
くどくてしつこい日本人オヤジを相手にするには相当ストレスが溜まるのだろう。
で、ホストクラブで男の子にグチったり、ちょっとからかったりしてストレス発
散したりすんのかな?
まぁ、よくわかんないけどさ。


こっちも一応プロなんで、それなりに良い感じの写真が撮れた。
写真館のような「あんた誰?」みたいなやりすぎPhotoshop修正はしないので、
まぁ普通っちゃぁ普通。
あとはデザイナーにお任せ。


結論。
撮影は、やっぱ女の子のほうが楽しい。(やっぱ、そうだろう)

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