2007年11月29日木曜日

痛たたた・・・

友誼商城の前でコケた。
寒さで足が持ち上がらず、段差に足をとられた。
とっさに手をついたので大事には至らなかったが、もう少しでノートPCを壊すと
ころだった。


日中、事務所のあるビルのエレベータがなかなか降りてこないので、階段を4階
まで一気に上ったのが良くなかった。
足に力が入らない状態だったのだろう。いつもなら踏ん張れるハズが踏ん張れな
い。これが「老い」というやつか?


なんか一気にすさんだ気持ちになったので、こういう時は吉牛でヤケ食いだ。
今日は朝マックに始まり、昼は拉面。三食全部外食。
ま、こういう日もあるさ。

2007年11月28日水曜日

寝足りない・・・

25日は夜中の3時まで市内で仕事して、包車(乗り合いタクシーを貸し切る)で
開発区へ帰る際、30分仮眠。
家着いてシャワーして寝たのが4時。
5時半に脳の中をドリルでかき回される夢を見た。携帯のバイブ音だった。
着替えて支度して外出。24時間営業のマクドで朝ご飯を食べる。


またもや包車で空港へ向かう。
タクシーの中で仮眠。
空港へ着いてすぐにチェックイン。
搭乗ゲートに着いて、PCを広げてブログの文章を書く。
書き終わったとほぼ同時に搭乗開始。


霧も無く予定通りの離陸。
機内朝食はサンドイッチとみかんとヤクルトみたいな飲みもの。
しっかり朝マックしてきたからよかったものの、これだけだったら絶対足りなか
ったに違いない。
食ったら寝る。あと20分で北京へ着くけど寝られる時に寝る。


北京空港へ到着。
タキシング(地上滑走)がやたら長い。
なんか滑走路東北の端から南西のターミナルまで5kmぐらい離れてるんじゃな
いのか?
移動に10分ぐらいかかっているような気がする。


ターミナルに着いて到着ロビーで迎えに来るはずの人の電話を待つ。
20分ほど待たされて、やっと電話。
2Fの出発ロビーに車を着けるから、そこで待てと言われた。
2Fに上がり、外へ出る。
寒くない。大連とはえらい違いだ。


ホンダのFitが到着。
後部席に乗る。
疲れたので寝る。ひたすら寝る。
北京市内はひどい渋滞。クルマ大過ぎ。


午前中で仕事は終わり。
同僚は別の仕事があると言うのでそこで解散、一人で昼飯を食いに出かける。
一時間半かけて、ゆっくりと飯を食う。
和食の食べ放題コース。68元なり。味はまぁまぁ。


買い物に出かける。
今回の目的はルートビア。
欧米人がよく出入りするスーパーをいくつか教えてもらった。
一つめはホリデイ・イン横のスーパー。
店内を隅々まで見る。目的のブツは無し。


しばらくホテルの近所をぶらぶらと歩く。
歩道の右側を歩いていたら、前から同い年ぐらいの白人女性がやってきた。
進路を妨害されたので(というか向こうが歩道の左側歩いてるのが悪い)、立ち
止まる。
なにか言ってたが英語じゃなさそう。別に怒っちゃいなかったが自分が退くのが
不満な様子。
おばちゃん、中国は右側通行ですよ。


欧米人が出入りしているスーパーを発見。
JENNY'S SHOP
中に入って物色していると、おぉ!ルートビア発見。
一缶7元ぐらい。
4缶買う。


店を出て、さっそく一缶飲んでみた。
お〜、薬臭い。コレコレ、これだよ。まさしくルートビア。
もう一缶(別の味らしい)はどうかな。
最初に飲んだやつよりもマイルド。これなら一般の人でも大丈夫っぽい。
お腹ガボガボの状態で北京の街をぶらぶらと散策。
友人から電話。落ち合ってPCのセッティング開始。
なんか友人iPhone持ってるし・・・。中国ではAppleサービスまだ開始してない
だろうに・・・。
はじめてiPhoneの実物を見る。
結構デカイ。
画面もデカイ。
動きがスムーズ。こういう細かい演出はAppleうまいよなぁ。


おっと、そろそろ空港へ行かないと。夕方はまた渋滞するから。
タクシーに乗る。
そう言えば北京のタクシーはヒュンダイ製。
中がキレイ。何も言わずとも領収書発行するし(おそらくデフォの仕様)。大連
とはエライ違いだ。


空港へ着く。
チェックインもスムーズ。
しかしセキュリティでルートビアがひっかかる。
係員が「開封して飲んで見せてください。」
ペットボトルじゃないんだぞ。缶ジュースだぞ。
言い争っても仕方ないので開けて飲んでみせた。
開封済みの2缶のルートビア。
どうすんだよ。


しかたないので飲んだ。
結局大連へのおみやげにはできず。


機内では運悪く窓側の席。
当然のことながら水分の摂りすぎで、トイレに行きたくなる。
我慢の限界のところで、隣の男性二人にトイレに行きたいと告げる。
トイレに行った後、二人は座席を移動していてくれた。嬉しい配慮である。


大連に到着。
タクシーに乗り込み。開発区へ。
タクシーの中でひたすら寝る。


帰宅して食事してシャワーして、すぐ寝る。
あとはひたすら朝まで熟睡。
子供が泣きわめこうが知らない。ひたすら寝た。

2007年11月25日日曜日

よし、あと一つだけだ

雑誌の企業紹介記事を全部書き終わった。
残るはCM編集だけである。


明日は遅めに起床するとしよう。
子供が泣かなければ・・・だが

さて、寝るぞ。

2007年11月24日土曜日

Intelにぜひ連れてきて欲しいもの

朝方、子供の予防注射で病院に行ってきた。
待合室で若い女性に子供の英会話教室を勧められた。


開発区の奥の方では、今、急ピッチで工場建設の工事が進められている。
2010年にIntelが開発区にやってくるわけだが、米国人1000人の従業員がや
ってくる。
その家族も含めれば3000人規模。一つのアメリカ村が出来上がるわけだ。
さらに1万人の中国人従業員の雇用が生まれるそうで、大連市政府としては超大
型の企業誘致であり、オリンピック後の開発区は大きく様変わりしそうだ。楽し
みである。


米国人が増えれば、おのずと英語を話す機会も増えるわけで、とにかく街中で英
語が通じない大連の状況が多少改善されるかも知れない。出張で初めて中国に来
る日本人出張者には朗報だろう。
カラオケクラブの女の子たちは英語を話しはじめ、日式カラオケは間違いなく数
が減るだろうと思われる。
食生活の面でも米国式スタイルのレストランやジャンクフード店が増えるはずだ。
とてもマクドナルドやKFCだけでは足りない。


そこでIntelの方々に二つお願いがある。
米国から大連に連れてきて欲しいのだ。


一つは「バーガーキング」。
上海や北京には進出しているハズ。
以前、カルフォルニアに行ったとき、ハンバーガーと言えばマクドナルドぐらい
しか知らなかった私にとってバーガーキングのボリュームのすごさとおいしさは
衝撃的だった。
大連は東北地方ということで、やたらと料理の量が多いし、バーガーキングのボ
リュームは東北人受けするのではないか。
もう一度、あのハンバーガーが食べたいのだ。


もう一つは「ルートビア」。
これもバーガーキングで出されていた清涼飲料水である。
元々は薬として作られた飲み物であり、なんとも形容しがたい独特の味がする。
米国ではコカコーラ、ペプシコーラの次ぐらいにメジャーな清涼飲料水だ。
市内の大型スーパーを見て回ったのだがルートビアはついに見つけられなかった。
米国人が3000人も開発区に来るのだから、ルートビアを連れてこないわけにはい
くまい。
ぜひ期待している。


で、とりあえずは、27日に北京へ行くのでバーガーキングに行ってみようと思う。
ついでにルートビアも入手できるといいのだが・・・。

仕事が終わらない・・・

企業紹介の原稿が一つ上がった。
でもまだもう一つある。明日の午前中にやるしかない。
午後は企業の取材。その後原稿作成。
本当は明日CMの編集やんなくちゃいけないんだけど・・・。


子供がよく泣く。
妻は入浴中。
子供をあやす。
考えていた文章が頭から消えた。
仕事にならない。


独身の時は何事にも邪魔されることなく徹夜してでも仕事を仕上げた。
今はそういうわけにはいかない。
昔ならキレてしまうところだが、不思議と冷静だ。
子供に優しい声をかけながら、「ま、なんとかなるだろ・・・」なんて思ってる。


仕事があって、生活もできている。
妻と子がいて幸せな家庭。
ただ仕事が忙しいだけ。文句を言ったらバチが当たる。
今日はもう寝る。
今から徹夜しても良い文章は浮かぶまい。

2007年11月23日金曜日

もっと余裕を持って仕事をしたいのだが・・・

二つの大きな仕事の締め切りが重なった。


一つは雑誌の記事。
通常の記事以外に今回は8ページ使って4つの大連の企業を紹介する。
企業の名前は知っていても、実際にどんなことをやっているかまでは一般の人は
ほとんど知らない。
専門的な技術を一般の読者の人にわかりやすく記事で説明するというのは大変な
ことなのだ。
インタビューと写真撮影、原稿作成、DTP、全部一人でやる。
締め切りは26日。1社できた。あと3社。そのうち1社は明日の取材。


もう一つの大きな仕事はテレビCMの編集。
30秒CMを3つぐらい作る予定。
日本の実家にある高機能なデスクトップパソコンなら一日いじくりまわしていれ
ば比較的簡単にできるのだろうが、手元にあるのは非力なIBMのノートPC。我な
がらよくこの環境で動画編集なんてやってるよ、と思う。
締め切りは同じく26日。
たぶん25日の夜は徹夜だろうなぁ。


こういう時間のかかる仕事は自宅でやる。仕事場との移動が面倒だし、食事の心
配もいらないから。
しかし、赤ん坊がいるので時々仕事を中断させられる。
妻が買い物に行っているときは子供の面倒を見る。
泣き声に邪魔されて記事の文章に集中できないのがつらい。
これは子育てをしているライターの皆さん共通の悩みかも知れないけど。


今日は夕方から中国語教室がある。
本当は行ってる暇も惜しいのだが、行かなくても授業料は発生するので、行かな
いわけには行かない(変な日本語)。


怒濤の26日の締め切りを乗り越えたら、翌日の27日は北京へ行かないといけな
い。
先日送られてきた書類にサインをして郵便で送ったのだが2週間経っても届かな
かったそうだ。
もう時間が無いので直接行って書類にサインしないといけない。


毎晩遅くまで仕事をしているので、妻が心配して「もう寝なよ」と優しい言葉を
かけてくれる。
でも、終わってないのに寝たら仕事間に合わないから・・・。仕事できなかった
ら来月から私たち路頭に迷うし・・・。
日本であれば雑誌の編集やCMの制作のできる人材はいくらでも代わりがいる。
大連だとそういう人材はまれだし、関係者との意思疎通に中国語能力は欠かせな
い。
自分で言うのも何だが特殊な人材なのだ。
だから仕事になる。


とは言うものの、一人でさばける仕事にも限界があるわけで、もう少しスケジ
ュールに余裕を持って仕事をしたいのが本音だ。
それと溜まったストレスをどう発散するか・・・。なんか考えないとなぁ・・・。

2007年11月22日木曜日

意外な実態

「ブラウザの文字サイズ最大」が半数以上——家庭用PC
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0709/13/news036.html


上の記事によると、家庭用PCのディスプレイサイズは14〜15インチが半数以上で、
しかもブラウザの文字サイズを最大にして表示しているそうです。
14〜15インチというのはノートPCの標準的なディスプレイサイズだから、ノート
PCの普及している日本では良く理解できるとしても、文字サイズを最大ってのは
意外だった。文字が小さすぎて見えにくいのかなぁ・・・。
ブラウザの文字サイズを最大にされちゃうとレイアウト崩れまくりになるのにね
ぇ・・・。
ホームページ制作会社の人たちも大変だ。


ちなみにウチはノートPCで15インチ1400×1050ドットの液晶画面。文字の大きさ
は標準の「中」。
14インチの普通のノートPCより文字小さいけど見やすいですよ。(ただし眼鏡を
かけてないと文字がぼやけて見える)


デスクトップPCを購入の際には、今よりも大きくて細かい液晶画面にするつもり。
DTPで使うから。


そう言えばウチの社長がDTPでもビデオ編集でも使える最高スペックのPC買う
ぞ!って言ってたけど本当かなぁ?
DTPは楽勝だろうけど、ビデオはやっぱりハイビジョン対応だよねぇ。ハイビジ
ョン対応のビデオカードとか大連で売ってるのかなぁ・・・。メディアの書き出
しもどうすんだろ。ブルーレイ?HDVD?
疑問は尽きないのであった。

2007年11月21日水曜日

風邪その後

頭痛は直ったが鼻水がまだ少々。咳も少し。
今日はさすがに仕事があるので、日中、もう一度点滴。
終わったら家に戻って原稿作成の仕事。


家に戻るついでにKEIのパンを買う。
なんか小腹が空くんだよね。
あと大量のミネラウウォーターを購入。
なんか喉乾くんだよね。


明日は午前中から取材の仕事が一つ。
それが終わったら家に戻って再び原稿作成。
忙しいねぇ・・・。
ゆっくり風邪もひいてられない。

2007年11月19日月曜日

風邪をひいた

薬を飲んでやり過ごせるかと思ったのだが昨夜帰宅してからひどい頭痛と鼻水で
一晩中眠れなかった。
今朝はすぐに病院へ直行。点滴を2本打つ。
この点滴というやつは本当にすぐ効く。
頭痛が消え、鼻水がピタッと止まる。


3時間の点滴を終えて帰宅。
食欲も出てきたのでブランチを食べる。
食べたら眠くなったのでひたすら昼寝。
頭痛と鼻水が止まっているのでよく眠れた。


夕方に目が覚めて、ボーとした頭でネットサーフィン。
点滴でだいぶ回復したとはいえ、まだ本調子ではない。
処方された風邪薬を飲む。


昨日は本当にしんどかった。
今月いっぱいは仕事が目白押しで気が抜けない。
風邪で寝込んでいる場合ではない。
本当に街のお医者さんに感謝である。

2007年11月18日日曜日

まったくもぉ

CMの撮影の仕事を終えて帰宅する際の出来事。
社長に報告の連絡を入れて、さて15元タクシーを呼ぼうとしたら携帯のバッテ
リー切れ。
予備のバッテリーは持っていない。
軽軌は終わり、もちろん2元バスも無い。
家に帰るコールもできない。


携帯のバッテリー持続時間短すぎ。一日も保たないとは・・・。
今度買うときは長い奴にしよう・・・。


結局普通のタクシーで開発区まで帰ることに。


もし中国へ初めて出張に来ていて、しかも中国語が話せなかったら、途方に暮れ
てただろうなぁ。
携帯電話のありがたさが身にしみた夜だった。

2007年11月17日土曜日

写真とお仕事

先日、仕事を終えて帰宅するときの出来事。
マイカルの脇の階段で、20代ぐらいの男の子が同い年ぐらいの女の子を階段に座
らせて写真を撮っていた。
カメラには200mmぐらいはありそうな望遠レンズを装着していたが三脚は使って
いない。
夕方で辺りは薄暗いし三脚無しじゃちゃんと写せないないぞ・・・と思いつつも
脇を通り過ぎた。
モデルの女の子もニキビがたくさんあった。Photoshopでの修正が大変そ
う・・・。


Photoshopでの修正と言えば、広告や記事の取材などで撮影した写真の修正は日
常茶飯事である。
日常茶飯事であるからして、時間の足りない時や、お腹が空いた時は、お仕事を
テイクアウトする。
ただし、自宅ではできない写真編集がある。
それは「若い女性」の写真だ。


妻が横から見ていて、「その人誰?」「どんな仕事してるの?」などいろいろ質
問してくるのだ。
私は写真の専門家ではないが、一応テレビ関係の仕事をしていたわけで「ベスト
ショット」の感覚はある。
広告や記事で使われるのであるから「無表情な写真」では困る。
当然、撮影の時工夫してカメラに目線を向けたニッコリとした笑顔を撮るわけだ。
で、見知らぬ若い女性の写真というものは妻にとって警戒心をいだかせるものら
しい・・・。


デジカメの普及によって写真のトリミング(修正)は本当に簡単になった。
電柱や電線を消すのは当たり前。壁のひびやシミもキレイに消すことができる。
空は「あり得ない」ぐらい蒼くできる。
いずれもPhotoshopの初級テクニックだ。
このテクニックは人物へも応用できる。
それなりのカメラで撮影した写真ならば、Photoshopの加工で「素人女性」が
「セレブなモデル」に生まれ変わる。
もちろん「センス」が必要だけど。


最近、子供の写真を街のプリント屋さんに出している。
この間、妻と子供の2ショット写真が良い感じに撮れたので、更にちょっと修正
してみた。
肌を白くして、シミを消して・・・。
妻がえらく喜んでくれた。この程度で喜んでもらえるならお安いご用である。
たまには家族サービスしないといけないな・・・。

半袖に短パン

15日から「ぬあんちー」が開始。
いわゆる温水暖房。
ウチの部屋は床下温水パイプがあるらしい。


床の所々が暖かい。
妻が洗った衣服を床に並べている。
一晩で乾くそうだ。


乾燥気味で喉が痛い。
と思ったら風邪だった。
風邪薬を飲む。すぐ眠たくなる。
こりゃ仕事にならんなぁ・・・。


今夜、帰宅して食事をしたら暑くてたまらない。
暖房効き過ぎ。
半袖のTシャツと短パンに着替える。
気分はトロピカル。

2007年11月15日木曜日

おいっ、これが普通なのか?

昨夜の出来事。
8時を過ぎて軽軌が無くなったので2元バスに乗る。
現在の2元バス乗り場は閉店したvivoの前。
始発なので当然座れる。


仕事の疲れとバスの揺れでウトウトしてきた。
香炉磯を過ぎて10分ほど走っただろうか・・・、バスが停車したまま動かない
ので目が覚めた。
なんだろう?渋滞か?事故でもあったのだろうか?
外を見ると・・・


ん?ガソリンスタンド?


運転手が居ない。
外で給油しているようだ。


車内の乗客は平然としている。
誰もうろたえてはいない。
ここはガソリンスタンドだぞ。「中国石化」って書いてある。
普通のガソリンスタンドに路線バスが止まって給油してるんだぞ。


そりゃ、バスだって給油は必要だ。
でも乗客が乗っている時にやるか?普通?
回送の途中とか営業所でやるもんじゃないのか?


5分後、運転手が戻ってきて出発。


もはや完全に目が覚めてしまった。

2007年11月14日水曜日

最近、市内へよく行くなぁ・・・

電話がかかってきて昼過ぎから市内の工場で立ち会い。
初めての工場なので案内してもらう。
勝利広場前の停留所からバスに乗ること20分ほど・・・。
なにやら坂を登ってどんどん寂しいところへ連れて行かれる。
バス停で降りてから歩くこと10分。
工場は更に上へ登った所だそうで、車で迎えに来てくれるそうだ。
待ち合わせ場所に着いたので同僚が電話する。
(10分ほど待ってくれと言われる)


待つ・・・


じっと待つ・・・


ひたすら待つ・・・


すでに20分は経過している。
再び電話。同僚の口調も荒くなる。早く来てよ。今日は寒いんだからさぁ。それ
でなくとも山の中腹で吹きさらしで寒いのに。


待つ・・・


じっと待つ・・・


ひたすら待つ・・・


同僚が怒りの電話を入れる。どうやら私らを見つけられないでいるらしい。
こんな山の上で車も乗らずに歩いている3人連れなんて他に居るまいに・・・。


やっと来た。待ち合わせの時間から40分は経過していた。


工場は本当に山の上だった。
徒歩で行けなくもない距離だったが高低を考えるとやはりきつい。
本当に操業してるのか?と思えるぐらい廃れた感じの工場だった。
番犬のシェパードが吠える吠える・・・。


さっそくお仕事。
製品の加工をやってもらう。
隣ですぐ検品。OK。問題無し。
検品して箱詰め。この繰り返し。


うっ・・・


こんな時に便意が・・・


しばらく我慢しながら作業していたものの、耐えきれずトイレへ・・・。
工場の人にトイレの場所を訊く。
犬の前のドアを入ったところだそうだ。やだなぁ・・・犬苦手なのに。


犬をなんとかクリアした後、ドアを開ける。
建物の古さに「嫌な予感」が・・・。


あぁ、やっぱり!
「ニーハオ」トイレだった・・・。
トイレのドアが無いやつ。
ま、いいや。他に人も居ないし。


用を足して、水を流すボタンを押す。
案の定流れない。大連の水洗トイレはかなりの確率で水が流れない。
どうしてなんだろうねぇ。
あわてずさわがず、こういう時は近くに水がめを探す。
あった・・・。
水がめの中の手しゃくで水を汲んで便器に流す。
一回じゃ無理だから2〜3回繰り返す。


ここは水があるだけまだ文明的。
田舎行くと穴掘って木の板2枚渡しただけですから・・・。


作業に戻る。ちゃんと水道で手を洗って、と・・・。

**** ひらすらお仕事 ****

結局、今日は作業が終わらなかった。
明日もここへ来るのかぁ。大変だなぁ・・・。

いきなり切るし・・・

朝食を食べながらネットサーフィン中に停電。
パソコンの画面と部屋の照明が消えた・・・。


と思ったら電源が入る。


あ、また消えた。


なにやら廊下でカチカチとスイッチを入り切りする音が聞こえる。
ドアを開けて首だけ出して廊下を見渡す。
暗がりの中男性が4〜5人集まって配電盤の前でなにやらしている。


修理らしい・・・。


断りもなしにいきなり電源切るなよなぁ・・・。
仕事でPC使ってたら目も当てられない。


家ではノートPCを使っているのだが、ずっと据え置きで使っているため、バッテ
リーパックは取り外してある。
(バッテリーパックは使わない時は過充電防止のため取り外しておいたほうが長
持ちする)
日本なら雷など不測の事態でしか予期せぬ停電はあり得ない。前のマンションで
もそうだったが、中国、いや大連ではこの手のことが多すぎる。
仕事で本格的にPCを使うのであればUPS(無停電電源装置)の設置を真面目に検
討したほうが良さそうだ。

2007年11月13日火曜日

耳掃除

夜、寝る前、妻に耳掃除をしてもらう。
手元には日本から持ち込んだ竹製の耳かきがある。
なんだかんだでもう2年以上使っている。


普段はネットサーフィンをしながら私が自分で耳をほじっている。
私の耳垢は水性なので耳かきだけではキレイにとれない。
そこで綿棒の出番である。


綿棒にはこだわりがある。
100円ショップの綿棒はNG。理由は棒がプラスチック製だから。
薬局などで売っているジョンソン綿棒がお気に入り。棒の部分が紙製。
本当は棒が木製のやつが一番良い。
日本に居たときはなかなか木製のやつにお目にかかれなかったが、中国ではほと
んどが木製。これはラッキー。


ひざ枕で妻に耳掃除をしてもらう。もちろん木製の綿棒を使う。
妻はマッサージ師なので耳掃除はお手の物。
耳掃除だけならすぐ終わってしまうのだが、念入りにコチョコチョとやってもら
う。


耳掃除、実は耳マッサージである。
大連の金百合というサウナでは「耳マッサージ」というサービスがある。
竹製の耳かきで普通にかきだした後、ぽんぽんの側でキレイにする。
ここまでは普通の耳掃除。
この後、「こより」あるいは「ひげ」のようなもので耳道をこちょこちょと刺激
する。
これが筆舌しがたいほど気持ちよい。
一度体験すると「やみつき」になるサービスだ。
機会があったらぜひ体験されることをお薦めする。

寝過ごした・・・

市内の工場での生産立ち会いがあるので昼前に開発区を出発。
2元バスに乗ろうとしたが例によって混んでいる。座れそうもない。
バスの中で一時間以上立っているのは正直つらい。
時間に追われている時ならば迷わず乗り合いタクシーを利用するのだが、本日の
仕事はこれだけ、しかも午後から。
だから可能な限り経済的な方法で行くしかない。
同僚と相談の結果、軽軌で行くことに決定。


この時間帯の軽軌はたいてい座れる。後ろの車両が狙い目だ。
駅へ着くと5分ほどで列車が到着。
予想通り座れた。やはり軽軌に乗って正解だった。
MP3プレイヤーを取り出し音楽を聴きながら居眠り。


気がついたら大連駅に到着するところだった。


寝過ごした・・・。


本当は香炉磯で降りるはずだったのだ。
同僚も気がつかなかった。二人して寝過ごすとは・・・。


大連駅でいったん列車を降りて、階段を下ってエスカレータを登って向こう側の
ホームに行く。
そして今降りたばかりの列車に乗る。
大勢の人が並んでいる。今度は間違いなく座れない。どうせ次の駅で降りるから
座れなくとも問題ない。
5分ほどして列車は出発して次の駅「香炉磯」で降りる。


香炉磯からはバスに乗り換える。
始発のバスなので確実に座れる。
バスは列車の窓から見た時からずっと停車していた。
私たち二人が最後の乗客らしい。発車のベルが鳴ってエンジン始動。バスが動き
出す。
揺れが心地よい。寝てしまいそう・・・。
いや、寝ちゃいかん。
また乗り過ごしたらどうするよ。


しばらくしてバスを降りてちょっと歩くと目的地の工場へ到着。
工場長に確認したら、そろそろ生産が始まるらしい。
おー、グッドタイミングとはこのことだ。


三時間で生産終了。社長に報告したら今日はもう上がって良いとのこと。
夕方5時に帰宅。子供がニコニコ顔でお出迎え。
たまにはこんな日もあるんだなぁ。

オフラインのウイルス駆除ソフト、意外と無いもんだね・・・

オフラインのウイルス駆除ソフト、意外と無いもんだね・・・


外注で使っているデザイナーのパソコンがウイルスに感染した。
前にも同じことがあって、OSの再インストールをしたそうだ。
彼の自宅兼作業場にはネット環境が無い。
ウイルスは大抵ネット経由で進入してくるから、「ネットにつながない」という
のはある意味正しい対応だ。日本の知り合いのデザイナーも敢えてネットにつな
がず仕事をしている。


ところがウイルスの進入はネットばかりとは限らない。
CD-RやDVD-R、USBメモリや持ち運び用ハードディスクドライブなど、デザイン素
材はさまざまなメディアで持ち込まれる。
もちろんデザイナーが使っているパソコンには強力なウイルス駆除ソフトがイン
ストールされているのだが、私の持ち込んだ移動用ハードディスクドライブは感
染してしまった。


なぜこういうことが起こるのだろうか。
ウイルスは日進月歩で進化しているプログラムである。
OSやウイルス駆除ソフトのセキュリティの甘い所を見つけては、次々と新しいウ
イルスが開発される。
ウイルス駆除ソフトは最新のウイルスに対抗するためには、最新の「定義ファイ
ル」を必要とする。
最新の定義ファイルがあれば、新種のウイルスでも駆除できる。


ここで問題なのは新種の定義ファイルはネットワークにつないだ状態でないと供
給されないという点だ。
つまりオフラインのパソコンでは定義ファイルが更新されていないので最新のウ
イルスに対して無防備である。
デザイナーのパソコンがウイルスに感染してしまっていたのはこのためである。


一度感染してしまったパソコンはネットにつながないとウイルスを駆除できない。
なんとも皮肉な話である。
ネットにつながなくともオフラインでウイルスを駆除する方法はないものか?
究極の手段はハードディスクの初期化&OSとソフトウェアの再インストールであ
る。
しかし、それでは時間がかかりすぎて面倒だ。
別の場所で最新の定義ファイルだけをダウンロードして、USBメモリ等からそれ
を問題のパソコンにインストールできないものだろうか?ウイルス駆除ソフトの
種類によっては定義ファイルだけあとからロードさせることができるものもある。
しかし、世はネット時代。オンラインでないと正しく定義ファイルをロードでき
ないウイルス駆除ソフトが多い。


去年までは「Antidote」と呼ばれるオフラインでも使用できるウイルス駆除ソフ
トがあった。
しかし、現在は更新が止まってしまっている状態だ。これでは最新のウイルスに
対応できない。
唯一ましかなと思ったのがマカフィーのStingerというソフト。


http://www.mcafee.com/japan/security/stinger.asp


流行っているウイルスのみに対応した駆除ソフトだ。
これをオンラインのパソコンでダウンロードして、USBメモリ経由で問題のオフ
ラインのパソコンにインストールする。既にインストールされている駆除ソフト
と組み合わせて使えば、万全とは言えないまでも、相当数のウイルスを駆除でき
ると思われる。
今度、仕事の時はコレを持っていってみるとしよう。

2007年11月11日日曜日

日曜日は市内でお買い物

まずは大商へ向かう。
もちろん乗り合いタクシーを使う。
やはり便利だ。
子供が生まれてからは、なまじ日本で使っていたためにマイカーの必要性を痛切
に感じるが、郊外のショッピングセンターならいざ知らず、市街地のど真ん中で
ある大商みたいな場所へ行く場合は、マイカーをどこに駐車するのか?という問
題がつきまとう。
たくさんの買い物をしたとき、マイカーならたくさん積めて便利、という意見も
あるだろうが、タクシーだってトランクにたくさん荷物を積めるし、アパートの
下に車を停めて荷物を部屋まで持っていくという点ではマイカーだろうがタク
シーだろうが条件は同じである。
日本のように一戸建ての我が家の車庫へ停める、あるいは、マンションの地下の
駐車場に止めて、マイカーからおもむろにカートを出して、エレベータまで荷物
を運ぶ、といったようなハイソな環境でもない限りマイカーのメリットは享受し
にくい。


マイカーがあったら便利だと思うのは春節の帰省時だ。
列車の切符は取るのが大変で、仮に取れたとしても狭い寝台で半日我慢しなけれ
ばならない。
子供が泣き出したらどうしたもんだろう。
バスは論外。
飛行機は速いけど航空券は安くない。
マイカーなら妻の実家まで8時間ぐらいである。
8時間の運転というのは日本に居たときも実家までの帰省でやった経験が何度も
ある。
途中でしっかり休憩すればできない話じゃない。長距離バスの運転手だってでき
てることじゃないか。


しかし、実家への帰省のためだけにマイカー購入というのは無理。
日常的にニーズがないと。あるいは部屋を購入したあとでお金が余っている状態
でもないと・・・。
年収の30%ぐらいが適正な購入価格らしい。とすると車種は極めて限定されて
くる・・・。
(買うつもりでいるし・・・)


話を戻そう。
大商で買ったのは金の腕輪。
縁起物、というか結婚する女性にプレゼントするものらしい。妻が自分の古い金
のネックレスを下取りに出して、若干の差額を払って購入した。本当は子供の腕
輪も購入したかったのだが、高いので今日は見送り。買うのは次回かな。


目的その2はカメラバッグ。
母親からカメラをプレゼントされて大喜びしたのはいいが、以前のバッグでは手
狭になってしまった。
キャノンのカメラを使ってるのにバッグはニコンなのも「なんだかなー」だった
のでキャノンバッグを買うのが目的。
大商の貴金属売り場のすぐ近くにデジカメショップがあって、そこでバッグを見
せてもらった。
一眼レフカメラ2台とハンディカム1台を同時に収納できるバッグは無いとのこ
と。バラバラに3つ買うことになる。3つで500元。即座に妻が却下。


友好広場近くのキャノンショップへ移動。
ここは大連でも有名な(というか唯一の)キャノンショップ。お店の2Fに行く
とバッグや三脚が並んでいる。
以前三脚を買うのに電子城めぐりをして苦労したが、初めからここへ来ればよか
った。
カウンターのおじさんにカメラ3台を見せて、これを全部収納できるバッグを探
してもらう。
2台までは同時に収納できるバッグはあるのだが、3台一緒にとなるとなかなか
見つからない。
するとおじさん『Canon』とロゴの入ったリュックサックを出してきて、「これ
でもいいか?」と訊ねる。
「看一下」実際にカメラを収納してみる。
おー、入ったじゃん。


価格は160元。さっきのざっと3分の1だ。
妻が横から一言。「ハンディカムが入る小さいバッグも欲しい」
ハンディカムだけでも持ち歩きたいこともあるから妻の言い分もごもっとも。
棚から小さなバッグが出てきた。
ハンディカムがすっぽりと入る。良い感じだ。
値段は80元。
ここからは妻の出番だ。
一緒に二つ買うから安くして、と交渉。
二つで200元ということで話がついた。


これで撮影の仕事の際の準備は完璧だ。
一眼レフ2台とハンディカムを持ち歩くのは日本のカメラマンなら普通(あるい
は機材としては少ない)かも知れないが、大連でそういうことやっている人はそ
うそう居ないだろう。別に機材の数で仕事の出来が大きく変わるわけでもないが、
仕事というのは失敗できないわけで、予備の機材があるというのは安心感につな
がる。
先月、デジカメが一台壊れた時は本当に苦労させられた。


失敗から学ぶのが人間だ。転ばぬ先の杖。

2007年11月10日土曜日

車購入の際注意

父母が来連中の出来事。
母の友人でWさんという男性がいる。私と同じぐらいの年齢。
星海広場近くでお土産屋さんを経営。
彼は商業車を持っている。SUZUKIの軽のワンボックスカー。中古で1万元で買っ
たそうだ。


「車買ったんだ。すごいねぇ。これでどこでも行けるねぇ。」


そうお気楽な話でもないらしい・・・。


大連の場合、軽自動車は特定区域を走行できないそうだ。
例えば中山広場外輪の道路、人民路など。
そんな馬鹿な?とお思いだろうが事実である。
大連市内で中山広場を通れないのは厳しい。
あの広場から放射状に大連各市内へ道が延びている。


彼の車で市内を移動するには要所要所を大きく迂回しなければならない。
彼は大連人で道路をよく知っているから器用に裏道を抜けていくが、さすがに父
母が宿泊しているホテルには車を横付けできなかった。だから友好広場の近くへ
駐車し、ホテルへは歩いて行った。


以前、私が市内から開発区へ引っ越した際にもトラックの乗り入れ規制の事を書
いたように思う。
トラックについてはより厳しい規制がある。商業地域で荷台が剥き出しのトラッ
クをあまり見かけないのはこのためだと思われる。


大連での生活が長くなれば、自家用車を購入したいと思う方々もいらっしゃるだ
ろう。
その場合、いくら安くても軽自動車だけは手を出してはならない。
走行できる場所が限られるからだ。
知らずに走行禁止区域に入ってしまったら公安警察のお世話になることになる。


というわけで、最低でもサンタナクラスの普通車を買いましょう。

誤解ですって・・・

昨晩、中国語教室に遅刻しそう(というか既に遅刻状態)だったので、マンショ
ンの前からタクシーを拾おうとしたときの出来事。
普通タクシーを拾う時は日本なら手を上に挙げる。
中国式では手を水平に出す。


空車のタクシーを見つけたので勢いよく手を水平に出した。
その時、ロシア人らしきお姉さんの胸に触ってしまった・・・。
お姉さんは小さな悲鳴を上げて、私を「キッ」と睨む。


私「不好意思・・・」


お姉さんは行ってしまった。


タクシーに気を取られて周りを確認しなかった私も悪いけど、歩道があるのに道
路の端を歩いている貴女もどうかと思うよ。

2007年11月9日金曜日

重い・・・

本来なら結婚育児のブログのほうへ書くべきですが、時間軸をいきなり飛び越し
た話なので、こちらに書きます。


タイトルの通りで、子供を抱っこすると重い・・・。ずしりときます。
現在生後四ヶ月。先月予防注射をした時に体重を量ったら8kgだった。もう1
kg増えているかも知れない。
昨夜は両親へのプレゼントを買いに近くのデパートへ家族皆で行きました
私が息子をずっと抱っこしてたのですが15分以上の抱っこは初経験。
汗だくになりながら歩きました。


本日両腕は筋肉痛でえらいことになっています。
妻に「抱っこするための帯を買ってくれ」と言いました。
今日買ってくれているといいのですが・・・。
日本なら外へ行くとき乳母車なのでしょうが、大連はこれから本格的な冬がやっ
てきます。
零下の日に子供を乳母車に乗せて出かけるなど自殺行為に等しい。(やってる人
見かけるけど)
子供を布団にくるんで春巻き状態にして、電話で予約したタクシーに素早く乗り
込む、これに尽きます。


妻の母乳の出が良いせいか子供の成長は順調です。
生後三ヶ月にしてもう歯が一本生えてきました。
四ヶ月の現在は自分で寝返りもできます。
表情も豊かになりました。私が笑いかけると一緒に笑うし、妻が怒ると不満そう
に泣き出します。親の感情をしっかり理解できているようです。


唯一の問題はお腹がゆるいこと。いつも下痢をしています。
これは私譲りですから仕方ないでしょう。もちろんお医者さんにも診てもらい、
さまざまな薬を処方してもらいましたが、完璧には治りません。下痢がひどくて
お腹が痛いときは泣きますので、そのときだけは薬を飲ませています。
(前も書いたな、これ)


ここ二日ばかり父母が来た関係で外へ連れ出してますが、タクシーに乗ると運転
手が大きな声で無線交信してたり(仕事なのはわかるけど、少し声を小さくして
くれと言ってみた)、買い物でデパートに行けばたくさんの人がいるので目移り
したりで、夜になるとその反動が来ます。何も無いのに急に泣き出したりと
か・・・。
まぁ、普段は妻と私とお手伝いさんの顔ぐらいしか見てないわけで、急に環境が
変わればビックリするのも当然・・・。
徐々に慣らしていくしかないようです。

モバイル到来

ただいま来連中の父母であるが、さすがに毎日アテンドするわけにもいかず、本
日は大連に住んでいる母の友人にバトンタッチ。仕事中の私は市内の印刷工場で
この文章を書いている。
普段使っているパソコンは2台ともノートPCなので、出先に持ち運べないことも
ない。が、デジカメや資料その他と一緒に持ち運ぶには少々(いや、かなり)重
いので、今までは手帳にメモ書きしていた。


ところがそんな私にもモバイルが到来。
母がB5サイズのノートPCを持ってきてくれた。もちろん中古だが使えればそれで
いい。
何よりも軽いのが良い。1kgぐらいだと思う。
さっそく外へ持ち出す。
ハードカバーのハリーポッター本を持ち歩いていた時より若干軽い気がする。
あの頃は方にズシリと食い込む感じがあった。
もっとも今は寒くなってきたので着込んでいるから肩への食い込みも緩和されて
いるのかも知れないが。


メモリが256MBしかないので電子城へ増設しに行った。
残念ながらMicroDIMMというメモリだったので在庫無し。512MBのものを注文して
きた。
メモリ増設が終わったらPhotoshopやIllustratorなどをインストールするとしよ
う。そうすれば出先でも写真のトリミングや原稿作成ができる(出先でそんなこ
とやりたくないけど・・・)。


最近は大連でも喫茶店などで無料で使える無線LANのアクセスポイントが増えて
きた。
打ち合わせなどで喫茶店を利用することは多いが、忘れた資料などをメールで送
ってもらい、すぐその場で確認するなんて芸当ができるわけで、結構便利だと思
われる。またコーヒー一杯で何時間もネットサーフィンしているツワモノも見か
けるが、ウチの会社の場合、事務所はいつも一人か二人しかいないのでネット
サーフィンし放題だ。(しかしなんだかんだで仕事が忙しくてネットサーフィン
し放題なんてめったにないが)


モバイルで外に持ち出せるとなれば、さっそくインストールしたのがスケジュー
ル管理ソフト。
「スケジュールウォッチ」というフリーウェア。壁掛けカレンダーみたいな画面
にひたすらスケジュールを書き込むソフトで、時間がくればお知らせしてくれる。
以前はGoogleカレンダーを利用していたのだが、どうもWeb2.0というやつは苦手。
たまにネットがつながらなかったりして、そうすると「後で書き込めばいいや」
で、結局後で忘れてしまう。この手のスケジュール管理ソフトは思い立った時に
すぐ使えないとダメ。社長はB5サイズのスケジュール帳を持って歩いている。し
ばらくパソコンでスケジュール管理してみて、面倒だと感じたら社長の真似する
かも知れない。


持ち歩くPCの環境はできるだけ軽くするつもり。
重量級ソフトを動かす仕事はたいていじっくり腰をすえてかからないといけない
から、そういうのは事務所や自宅でやる。本当はPhotoshopやIllustratorもイン
ストールしたくないのだけれど、印刷所などで素材確認とかちょっとした修正を
したい時に便利だから入れておかないと・・・。


さて、文字をいっぱい打っているうちに印刷準備ができたらしい。
お仕事しないとね。

2007年11月6日火曜日

父母来連

父と母が孫を見に大連へやって来た。
さっそく家族揃って空港でお出迎え。
予定より20分早く飛行機が到着。感動のご対面。
とは言うものの旅行会社のツアーで来ているので、あまり長いこと空港にも居ら
れない。
父母は旅行会社がチャーターした車でホテルへ、私たちもタクシーでホテルへ向
かう。


普通のタクシーは信号の少ない高架道路のルートで市内へ向かう。
ところが私たちの乗ったタクシーは市街地を突っ切るルートを通った。
このルートは距離が短い分料金が若干安めだが、時間が多少かかる。
まぁ、父母はチェックインとか手続きがあるので先に着いていても問題無い。


私たちが着いた頃にはチェックインが終わっていた。
5人で部屋へ移動する。
通常のツインルームが満室とかで、スイートルームが用意された。
ラマダホテルの部屋は初めて見るが実に広々としてキレイ。スイートルームの作
りは申し分ない。
快適に過ごしてもらえるだろうと思う。


しばらくしてから家族五人で開発区へ移動。
タクシーをチャーターする。
ここで妻がちょっとした裏技を使った。
乗り合いタクシーを一台まるごとチャーターしたのだ。
ご存じのように乗り合いタクシーは4人の乗客が集まると出発する。
一人15元で4人で60元。この理屈からすれば60元払えば車をまるごと貸し切れる
のだ。
日中であればラマダから開発区中心街までは64元ほど。4元の節約にもなる。
夜でも60元だから絶対タクシーをチャーターしたほうが良い。
これは今度社長にも教えておこう。


開発区へ到着してからは、しばらく孫とたわむれる。
その後、妻が晩ご飯を作るというので、その間、すぐ近くの安盛デパートへウイ
ンドショッピングに行く。
小一時間ほどして妻から電話。家に戻って一家団欒。
食事が終わって気がついたらもう夜の8時。
また乗り合いタクシーをチャーターして父母と私の三人でホテルへ戻る。
父母をホテルで降ろして私は開発区へ。


自宅へ帰ると息子がうなされて寝ていた。
今日は空港でたくさんの人を見たしなぁ。タクシーの中もやかましかったし。
普段は家で安静な生活。いつもと違う一日。そりゃストレスも溜まるだろう。
明日は基本的には家の中にいる。夕方には会社の社長と一緒に食事。
というわけでお休みなさいm(_ _)m。

2007年11月5日月曜日

serial99.comって何だよ!

Googleで検索しようと「www.google.co.jp」と入力。
なぜか「serial99.com」というページへ飛ばされる。
「www.baidu.com」と入力。
やっぱり「serial99.com」へ飛ばされる。


一瞬、グレートウォール(中国の検閲サーバー)のせい?と思ったが、飛ばされ
る先がアングラサイトというのは解せない。
おそらくスパイウェアが入り込んだのだろう。スパイウェア対策は二重にしてあ
るのだが、ダメなときはダメだ。
PC-Cleanで調べてみると「URLSearchHook」というやつに感染していた。なるほ
どサーチエンジンのURLをHook(引っかける)して自分のサイトへ誘導するわけ
か。まったくはた迷惑なスパイウェアだ。
有無を言わせず削除!


Sleipnirを起動。百度のURLを入力。
むむっ!また「serial99.com」へ飛ばされる。
駆除できてないじゃん!


幸いSleipnirの検索窓は使えたので、「URLSearchHook」で検索。
駆除ソフトが見つかった。

「Symantec Adware.NetOptimizer Removal Tool」

ノートンの会社である。
ダウンロードして実行。ハードディスクの全体をスキャンして駆除するのでえら
く時間がかかる。
4時間以上やってた。
スキャンしている間に標準でインストールいるウイルススキャンソフトがウイル
スを発見。
WinAntiVirusというやつ。ウイルススキャンソフトを語った詐欺ソフトで個人情
報をどんどん流出させるというとんでもないプログラム。こんなものインストー
ルした覚えはない。
Program Filesフォルダの中に「WinAntiVirus Pro 2006」なんてフォルダが作ら
れていた。しかも日付は今日。このプログラムはYouTubeを見て感染した例が報
告されている。
まったく油断も隙もない。


ウイルススキャンソフトの警告画面で「Delete」ボタンを押していたのだが、何
回も表示されるので面倒になってきた。「WinAintiVirus Pro 2006」フォルダ毎
削除。これですっきりした。


最後にSpybot Search & Destroyでスパイウェアを削除。
元の健康なPCに戻った。


仕事で使うPCなので健康状態には気を遣う。
壊れたりしたらシャレにならないし・・・。

2007年11月4日日曜日

デジカメ、お帰り

先日のイベントの際、デジカメが壊れた。
壊れ方が以前使っていたCASIOのデジカメと一緒。
液晶画面が真っ暗になって、何を撮影しても真っ暗なまま。
ネットで調べてみると光学センサが逝ってしまったっぽい。
CCDとかCMOSなどと呼ばれるモノで、デジカメの心臓部とも言える重要部品であ
る。


CASIOのデジカメは買ってもう3〜4年。300万画素という旧製品だ。
流行のデジカメとは違い、普通のスチルカメラのような大きさ。
私は、このいかにも「カメラ」という「ごつさ」が好きだった。だから修理しよ
うと電子城に持ち込んだが、500元以上かかるらしい。
案の定、妻から止められた。
当時はまだ子供が妻のお腹の中にいる頃。生まれてくる子供を撮りたいというの
は自然な発想なわけで、じゃあ、生まれる前に新しいのを買おうということでそ
の時は決着した。
その後、母親と国際電話で「お腹の様子はどぉ?」なんて会話をしているときに、
「出産祝いをくれる」という話になり、「何が欲しい?」と訊かれたので「デジ
カメ」と言ったら、EMSで送ってくれた。お母さんありがとう。


以上は昨年の12月の話。で、今回壊れたデジカメというのが、その時母が送って
くれたCanonのデジカメ。
買って一年以内なので保証が利くのだが、それは日本国内での話。Canonのお店
へ持ち込んだところ、修理に420元かかると言う。
新品で同じのを買うと1500元するから、今回は妻も同意。


デジカメと言えば私が初めて目にしたのはSonyのマビカというやつ。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2007/10/22/7255.html

1981年、フロッピーディスクに記録できるカメラとして新聞で大きく取り上げら
れていた。
ロサンゼルス五輪で使われ、新聞にもその画像が載った。
記録サイズは640×480ピクセル。当時のパソコンの画面サイズである。
厳密にはこの初期型のマビカはデジカメとは言わないらしい。
映像をアナログ方式で記録していたからだ。だからデジカメではなく電子スチル
カメラと言う。


世界初のデジカメとされているのが1988年に発売された富士フイルムのDS-1P。

http://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/114682-7255-3-1.html

40万画素。メモリーカードに画像を記録する。
おそらくパソコンで編集できたのだろうが、当時はまだMS-DOS全盛の時代。たぶ
ん専用ソフトだったのだろうと思われる。
まさか撮って保存して終わり・・・?


修理に出してから一週間後、デジカメが直って戻ってきた。
(正確には、私が市内のCanonのお店まで取りに行ったのだが)
今や主流は800万画素を超える機種が主流・・・。ウチのデジカメは700万画素。
これでも仕事で使うには十分すぎるクオリティだ。
デジカメは画素数や画質がとやかく言われるが、500万画素を超えたあたりから
は、ほとんど撮影後の加工処理がものを言う。
多少暗かったり、色が変でもPhotoshopで処理すれば好看な写真に変身。
印刷の仕事柄、いろいろなデザイナーの写真加工のやり方を見ているので自分で
加工するのもお手の物。
以前、テレビ番組やCM作りの仕事をしていたから、コマ割りの感覚をそのまま写
真にも転用。
テレビの画素数は写真より粗いし、表示できる色の範囲も狭い。
そういう制限の中でキレイに見せるテクニックは印刷物でも通用するんだなと実
感した次第。


母からもらった中古の一眼レフデジカメがあるのだが、重くてかさばるのであま
り出番が無い。
たまに広告の撮影で使ったりするが、あくまでも「見せカメ」。
実際に使うのは700万画素の小型デジカメ。
母も同じようなこと言ってたな。一眼レフはますますマニアのカメラになってい
く。
今度、休みの時に一眼レフで何か撮ってこようかな・・・。

2007年11月3日土曜日

Subway

地下鉄じゃなくてサンドイッチの店のほう。
友好広場近くでの仕事が終わった後、いつもなら吉野家へ行くのだが、さすがに
最近続けて行ってるなぁと思い、向かいのSubwayでサンドイッチを買う。


サービス券に印刷されていた12インチ30元のメニューを選んだ。
たまたま前に居たお姉さんが日本語を話す人で、店員が私に質問している時に通
訳してくれた。
ありがとう、とお礼を言う。でも、さすがに買い物だけは自分でなんとかなる。
連れの男性はネイティブな中国語を話していた。台湾人か朝鮮族の人かも知れな
い。
日本人のおじさんが小姐連れてSubway、というパターンではなかったのでホッと
する。


サンドイッチはテイクアウトする。すぐ市内の別の場所でもう一つの仕事がある。
タクシーの中で買ったばかりのサンドイッチを食べる。
んー、あまりおいしくない。
牛肉とチーズのサンドイッチなのだが、どうやらハズレらしい。
これならツナサンドにしておけばよかった・・・。


目的地に到着。
取引先はまだ着いていない。
もうひとつのサンドイッチを食べる。
食べていたら白い野良猫が寄ってきた。
お腹が空いているのだろう。サンドイッチの牛肉を分けてあげた。
待ち人、来たらず。


仕方ないので近くのコンビニへ買い物へ行く。
ミネラルウォーターとソーセージ、ひまわりの種を購入。
外で待つこと10分。待ち人が到着。
事務所へ移動してお仕事開始。
相手が作業中に失礼してソーセージをかじる。
Subwayよりおいしいかも・・・。
3元のソーセージに負けちゃダメじゃん・・・。

2007年11月1日木曜日

PCの動作が重いと感じたら・・・

先月のGIGAZINEの記事


何のソフトを入れているとWindowsが重くなるのかリスト
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20060911_system_delay/


Norton Internet Securityが堂々のNo.1。
とにかくNortonは重いです。
このソフトをアンインストールするだけで、PCは見違えるほど早くなります。
代わりにどんなセキュリティソフトをインストールするかですが、Nortonより高
性能とされているのが3位のKaspersky。
3番目に重たいソフトとされていますが、それでもNortonに比べれば3分の1以
下の重さ。
若干セキュリティ的には甘くなりますが、23位のBitDifenderもお薦めです。
Nortonの15分の1の軽さです。


出版や印刷関係の仕事をしているためフォントは普通の人の倍ぐらいインストー
ルされているのですが、この順位を見てからは使用頻度の高いフォントだけ残し
て後はアンインストールしました。
QuickTimeは常駐切ってあります。JavaのRuntimeは入れておかないと一部ソフト
が動作しないので切れません。


とにかく「Nortonはやめておけ」です。
Nortonインストールするぐらいなら、まだKasperskyのほうがまし。
んでもって、フォントはあれもこれも入れないこと。
Windows標準フォント+よく使うフォントだけインストールしておくこと。


皆様、お気を付けを。