かねてから噂になっていた、アマゾンのタブレットPCが発表されました。
engadget日本版 速報'Amazon.com プレスカンファレンス
http://japanese.engadget.com/2011/09/28/amazon-com/
タブレットPCの名前は「Kindle Fire」。
7インチワイドタイプの液晶ディスプレイ、デュアルコアプロセッサ、Android
搭載、約410g。
10万本の映画やテレビ番組、1700万曲の音楽、Androidアプリ、Kindle電子書籍
に対応。
これらのコンテンツはすべてアマゾンのクラウドに保存されるとのこと。
つまりコンテンツはいつでも入手して、いらなくなったら消去でき、必要なら最
入手できる。
Kindleで「ここまで読んだ」という情報を同期できる。映画も「ここまで観た」
をクラウド上に保存して、自宅のPCで続きを観られる。
価格は$199。今のレートだと15300円ぐらい。
ちなみにiPad2は$499。
Amazonがマジで勝負を仕掛けてきました。
オンライン会員の多さとKindleでの電子出版のシェアだけでも充分Appleに対向
できるでしょうに、タブレットPCと端末としてクラウドと 組み合わせて積極的
に活用するスタイルを持ちだしてくるとは・・・。
やっぱり流通最大手の考えることはスケールが大きいですな。
「本を読む」のと「音楽を聴く」だけなれば、従来のKindleでもできたわけです
が、「映画やビデオを観る」となるとカラー液晶でなければなり ません。映像
を観るということならば、従来のiPodやウォークマンでもできたのですが、いか
んせん画面が小さすぎる。
そこへiPadが出てきたわけですが、画面は大きいけれどもコンテンツは自炊する
しかない?
でもアマゾンの回答は「クラウド」です。
実は動画再生に必要なネット帯域はそれほど広く必要としません。
中国でtudouとかYoukuとか動画サイトが人気ですが、中国の一般家庭の帯域は
1MBPSとか良くても2MBPSです。ベストエフォートで すから、これの10分の1が
実際の通信速度です。
それでも実用的に動画が再生できてしまいます。
3Gで実施されるかどうかはわかりませんが、空いた時間を狙って、コンテンツそ
のものをFireに送り込む手もあります。
ですから、アマゾンのクラウドで動画コンテンツを提供、は充分アリなのです。
このFireだけでも充分魅力的ですが、会場では他にKindle Touchと新Kindleの発
表がありました。
Kindle TouchはまさしくNook Touchへの対抗馬です。価格は$100。(3G版
は$149)Nook以上のどんな機能が搭載されているのか、今後のネットニュースに
要注目です。
新Kindleは$79。安い!本気で電子ブックを普及させるには気軽に買える価格で
提供するしかない。それを地でいっています。こちらも詳細な スペックは今後
のネットニュースに注目。
個人的には、どれも欲しいですw。
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