2台は乗車拒否。「オレは西崗区のタクシーだからダメ」みたいなことを言われ
た。
いわゆる「所轄」(なわばり)というやつ?
3台目は地名を言ったところ「20元」と言われた。
「どうして?」と言ったら、そのまま走り去った。
ちなみに開発区商城から桃園まではメーターで12〜13元である。
仕方がないので安盛の前まで歩く。マイクロバスに乗るしかないのか・・・。
安盛の対面にタクシーを一台発見。
「開発区−金州」の表示。これなら大丈夫だろう。
運転手に「桃園」と告げる。
OK。ただしもう一人来るので、しばらく待ってくれという。
別に急いでいないので同意。
相乗りということは、乗合タクシーか?運転手に尋ねる。
その通りだそうな。
金州までは一人10元。
桃園までも10元。
普通に乗るより若干安い。
運転手にタバコを差し出されたので、お礼を言い一服する。
私はなぜかよくタバコを勧められる。よっぽどのことがない限り、勧められたタ
バコは断らない。相手の面子を重んじるから。
もう一人の乗客がやってきた。
すぐに出発。
めずらしく運転手と世間話をする。
今日は仕事も終わったし、あとは家に帰るだけ。
ぼーっとしているうちに桃園に着いた。
10元払ってタクシーを降りる。
ん?なぜか股の間が冷たい。
あっ、濡れてる!
原因は開発区商城で買ったお豆腐だった。
袋を二重にしておかなかったので破れたのだ。
股の間だけでなくお尻のほうまで濡れている。
ジーパン生地のスラックスなので、濡れた場所はハッキリと見える。
これではまるで私がお漏らししたようではないか。
まだ日が明るいので人目につく。
仕方ないので建設中の軽軌の高架橋の柱の隣に立つ。
風が強いのでもしかしたら、すぐ乾燥させられるんじゃないのか?
タバコをつける。
あ、そういえば、あのタクシーの助手席も濡らしてしまったな・・・。
今頃大丈夫だろうか・・・
いつまでも柱の前に立っているわけにはいかない。
妻に電話して迎えにきてもらった。
もちろん息子を抱えてである。
私が息子をダッコし、道路を横断。
息子がオシッコをひっかけた、というシチュエーション。
すまん息子よ!
妻には、以後、明るい生地のズボンは買わなくていいからと言っておいた。
私が黒や紺のズボンを好んで履いているのは、汚れたり濡れたりしても目立たな
いからだ。仕事上、汚れやすい工場へ行くのだから、これでいいのだ。
まったく、一日の最後に散々な目に遭ってしまった・・・
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