−フォノイコライザ搭載。約150ドル
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080226/sony1.htm
レコードからCDに変換とかよくやってたっけ。
この場合「USB接続」っていうのがミソ。
そういえば最近、中国の携帯電話でもUSBミニ端子付きのが増えてきた。
これPCで充電できるから楽なんだよね。
USBケーブルならいつも持ち歩いてるし、仮に忘れても電子城ですぐ買える。
ややこしいACアダプター持ち歩かなくていいのが嬉しい。
中国・大連の開発区に住む筆者が中国での生活を紹介。 中国の日常は、日本での非・日常。だから面白い。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080226/sony1.htm
レコードからCDに変換とかよくやってたっけ。
この場合「USB接続」っていうのがミソ。
そういえば最近、中国の携帯電話でもUSBミニ端子付きのが増えてきた。
これPCで充電できるから楽なんだよね。
USBケーブルならいつも持ち歩いてるし、仮に忘れても電子城ですぐ買える。
ややこしいACアダプター持ち歩かなくていいのが嬉しい。
でも、結局見送り。
中古なら1〜2万元の貨物車、決して買えないわけじゃない。
理由は簡単。毎月の経費に見合わないからだ。
例えば1tぐらいのトラック一台借り切って、ちょっと納品に利用したとする。
開発区←→保税区なら20元ぐらいだ。
2〜3箱ならタクシーでも運べる。
車は便利だが維持費がかかる。
保険やら整備費やらガソリン代やらで500〜1000元ぐらいはいくのではないだろ
うか。
人や物を運ぶ際、その都度お金を支払ってもたかが知れている。
市内へ移動するのも乗合タクシーならば15元。
包車しても50元。
一方会社の車があったらどうだろうか?
たしかに移動は便利だ。
だが、市内での駐車場所はどうする?駐禁取られたらたまったものではない。
事故のリスクはまぁ、人の車に乗るにしろ、自分で運転するにしろ、事故に遭う
ときは遭う。
だから心配しても仕方がない。
しかし、お金の問題は重要だ。
仮に事故に遭っても、タクシーやレンタルしたトラックならば、それは運転手の
問題だ。
乗客(荷主)である我々は、次のタクシーなりトラックを手配して移動すればい
い。それだけのことだ。
毎日納品なんてあり得ないわけで、多くてもせいぜい月に10回ぐらい。
トラック使っても200元。市内の往復も、毎日ってわけじゃなくて、結局毎月5
〜600元。
なんだ社有車いらないじゃん・・・という結論に至った次第。
人の運転ならば移動中に寝ていられるし楽ちん。
でも自家用車は欲しいのよねぇ・・・・
ちょうど2週間。
次々と納期がやってくるので、気が抜けない。
何か一つ失敗しても、取り返しのつかない状態になる。
そういうプレッシャーの中での仕事の連続。
さっき日本の取引先にメールでデータを送って、本日の仕事は完了。
明日はEMSを発送するだけ。二週間ぶりの休みである。
ただでさえ仕事で忙しいのに、子供が熱を出したりして、文字通り大変だった。
2回の点滴で熱は下がり、現在はいたって健康である。
実は一昨日、納期に追われて、一分一秒を争う状況下、マジギレした。
パンフレットのデザイン修正。たった一箇所の修正。
取引先の担当者が下班するまであと20分。
データを修正してから会社でA4・4ページの印刷をしないといけない。
デザインデータを開くのに3分。
修正に5秒。
保存に5分。
プリントアウト用データの保存に更に5分。
あまりのパソコンの処理の遅さにキレた。
壁を叩き、床を蹴る。スリッパを脱ぎ床に叩きつける。
かろうじてパソコンをたたき壊すことだけは避けた。
妻が驚いている。幸い息子は眠っていた。
妻「どうしたの?」
私「時間が足りない!」
会社までわずか1ブロックの距離をタクシーに乗る。
2分で到着。
エレベータが降りてくるまで2分。
事務所に入ってプリントアウト開始。
もう約束の時間に間に合わないのはわかっていたから、担当者に電話で遅れる旨
伝える。
プリントアウトに10分。
インクがちょっとはみ出ていたが、再プリントしている暇はない。
エレベータを待っていられず階段を駆け下りる。
タクシーに飛び乗る。
相手の会社に到着。
担当者と管理職の皆さん、社長さん、皆事務所で待っていた。
ゲゲゲッ・・・
まぁ、デザインでは致命的なミスも無く、大丈夫だったのだが、改めて自宅パソ
コンの処理能力の限界を感じた。
新しいパソコンを買いたいと妻に言ったが当然許可は下りず・・・
せめて日本の実家のデスクトップパソコンがあればなぁ・・・
今年の年末に一時帰国する際、ハンドキャリーで持ってこようと画策中。
あと10ヶ月。それまで私は何度キレるのだろう・・・。
38度を超えた時点で病院に連れて行って診察。
昨日は近所の児童病院と開発区医院の二つに行ってきた。
たくさんの薬を処方され、嫌がる息子をなだめながら座薬を入れてみたり、もち
ろん飲み薬も与えてみるも・・・、なかなか熱が下がらない。
今朝、熱を測ってみると39度。
こりゃヤバイと、近所の児童病院へ行き、点滴することを決断。
赤ちゃんの場合、大人のように腕から点滴するわけにはいかない。理由は血管が
細すぎるから。
ではどうするか?と言うと、頭の血管から点滴するのだ。
病院では生後数ヶ月の赤ちゃん数人が頭から点滴を受けていた。
頭に針を刺す場合は看護婦さん二人がかり。
一人は頭を動かさないようにしっかり押さえつける。
万が一刺し間違えたらシャレにならないから当然だ。
「チクッ」とするから当然子供は泣き出す。
我慢してもらうしかない。高熱が続けば命にかかわる。解熱しないとね。
点滴は3本。
長い時間がかかるので、妻に携帯電話を渡し、帰宅する時はお手伝いさんを呼ぶ
ように言付けた。
私は市内の工場へ向かう。
本当は付き添っていてあげたいのだが、仕事の納期が迫っている。いつもなら部
下にまかせられる内容の仕事だが、部下は別の工場での検品作業に行っている。
私が行くしかない。
以前、妻から半分冗談でこんな質問を受けた。
「仕事と家庭、どっちが大事なの?」
「どちらも重要だ」と答えたら「どうしてもどちらか選べ」と言われた。
世の女性の皆さんに言いたいのだが、この質問は卑怯である。
もし仕事が無くても暮らしていけるだけの財産があるなら迷わず「家庭」と答え
られる。
しかし、そうでない場合、特に大事な局面で家庭を優先し仕事を放棄したら、た
ぶん職を失う。
職を失うということは家庭を維持することができなくなるということでもある。
今の日本では、一時でも家庭の事情で仕事を放棄したら、解雇されても仕方がな
いというせっぱ詰まった雰囲気がある。
一度職を失ったら、以前の生活を維持していけるだけの仕事に就くのは容易なこ
とではない。
だから、「仕事と家庭、どっちが大事なの?」という質問は男性にとって非常に
酷なのだ。
結局私はその質問に対して「家庭」と答えた。
日本での様々な経験と、中国へ来てからの経験、現在の中国語能力を持ってすれ
ば、今の生活を維持していけるだけの仕事に就くことは容易いと思えたからだ。
幸い、現在の会社の社長は理解がある方で、仕事のやり方に関しては、かなりの
裁量をいただいている。
また、毎日料理を作ってくれるお手伝いさんや、私や妻の友人がいろいろと助け
てくれるので、これから起こるかも知れない様々な問題にも対処できるという自
信が持てた。
とは言うものの、妻には今回の貿易が成功すれば、会社はより安定し、私たちの
生活も安定するから、もう少し辛抱して欲しいと伝えておいた。
昨夜も市内での仕事があり、家に戻ったのは深夜2時。
一昨日から子供が熱を出しており、プライベートでも忙しい。
ただ今、抱えている仕事が多くて、しかも比較的に納期が迫っていて、毎日いろ
いろこなさなければならない。
仕事というのは結果がすべてで、途中経過というのはあまり重要視されない。
最近「理不尽」というか「やってらんねーよっ!」的な仕事が二つあった。
日本で作ったデザインデータを渡されて、それを元に中文版を作る、という仕事
なのだが、だいたいエライ人たちは現場の事情とか知らない。
DTPのデータというのは環境(パソコンやソフトウェア)が違うと激しく互換性が
無いのだ。
まず渡されたメディアがMO(光磁気ディスク)という点で既に終わっている。
私が最後にMOを見たのは5年前だ。中国のデザイン会社ではもう使われていない。
現在、デザインデータは「DVD-R」「USBメモリ」「外付けハードディスクドライ
ブ」のいずれかでやりとりされる。
各ファイル名に日本語や2バイト系(全角)の数字を使っているのは致命的だった。
パソコン全般に言えることだが、ファイル名はASCII(半角英数文字)で入力する
のは基本中の基本である。
デザイン会社のマックでフォルダを開いたところ、見事に各ファイル名の日本語
は化けまくっていた。
ファイル名が化けるとどうなるか。
Illustratorで読み込むべき写真ファイルとかが読み込めなくなる。
各ページに写真素材が10点ぐらいで合計32ページ。
半分ぐらいの写真はファイル名が文字化けしていてリンク切れ。行方不明。
こうなるとたちの悪いジグソーパズル状態である。
ジグソーパズルならまだいい。箱に完成した場合の写真の見本が載っている。
今回渡されたデータには各ページの完成JPGファイルが添付されていない。
もっと言うと、Illustratorのアウトライン取ったファイルも添付されていない。
完全に素人の仕事だ。
つまり完成した形がわからないジグソーパズルを解くような仕事だったのである。
一応社長にどれだけ大変だったかは説明したが、大事なことは日本から渡された
素材を使って、ちゃんと中文版が出来上がったという事実だ。
たぶん日本のデザイン会社なら普通にマックを使っていて、MOドライブも未だに
使ってたりして、今回のようなケースでもとりあえず素材は問題なく読み込める
のだろうが、中国語がからんできて、しかも中国という制限のある環境で「結果
を出す」というのがどれだけ大変なことか。
DTPを生業としている方ならご理解いただけると思うのだが・・・。
朝マックをしようと早めに家を出る。
が、エレベータがなかなか来ない。
1Fにいたエレベータは案の定15Fの最上階までのたのたと上がっていく。
途中の階で長い時間停まっている。おそらく人がたくさん降りているのだろう。
15Fまで行った後、13Fでやたら長い時間待たされる。まさか引越か?
おっ・・・。やっと降りてきた。
ドアが開く。満員だ。ちょっと強引に乗り込む。ブザーは鳴らない。大丈夫だ。
1Fに到着。さっさとマンションの外へ出る。
一昨日の晩、火事で焼失した小屋はもう復活していた。
こういうのは仕事が早いなぁ。
マックに到着。
エレベータで時間をロスしたので、店内で食べている時間は無い。
朝の混み合う時間帯に接客服務員はたったの二人。
ここでも時間をロス。
朝マックのセットを持って事務所へ到着。
あっ!事務所の前でお客さんが待っている。
ヤバッ。
「不好意思」と謝り、ドアを開ける。
お客さんはさっそく出荷準備に入る。
私は、失礼して朝マックさせていただく。
食べ終わった後、上楼のトイレへ。
トイレの後、詰め所(寮とも言う)を覗く。
ん?部下が寝ている。
あーっ!てめー今日は8時半から工場の検品立ち会いじゃなかったのかっ!
部下を起こす。
「すぐ工場へ行け!もう9時過ぎてるぞ!」
下に降りて、出荷準備作業開始。
前日加工した製品を一セットずつ透明のビニール袋で梱包する。
12セット(1ダース)を一つの段ボール箱に詰める。
合計10箱。
午後1時から中国語の授業と3時からは日本語の授業(これは私が教える)が連チ
ャンである。
だから午前中にすべての作業を終えなければならない。焦る、焦る。
11時に作業完了。お客さんは帰った。
開発区の佐川急便を呼ぶ。
運転手に連絡が取れないので、いつ荷物を取りに来られるかわからない、と言わ
れる。
冗談ではない。
「午後は外出で事務所に人は居ない。12時半までに必ず来てくれ。」
と言い放ち、同意させた。
いくらなんでも一時間以上連絡取れないないなんてこと無いだろう。
時間が空いてしまった。
しかたがない。授業の予習でもしておこう。
12時半が過ぎた。
佐川は来ない。
仕方がない。昼飯食って学校へ行くとしよう。
と、思ったら、佐川が到着。
彼は10箱の段ボール箱を見て、あわてて同僚を呼び出す。
私も事務所を閉めて、一緒に段ボールを運び出す。
残り20分。
急いで昼飯を食べなければ・・・。
さすがにまたマックというわけにはいかない。
隣の吉野家へ行く。
うーむ、レジに結構人が並んでいるな・・・。
ま、速攻で食えばいいか。
おとなしくレジの前に並ぶ。
・・・・・
なかなか人が減らない。
マクドナルドにしろKFCにしろ、大連のファーストフード店のレジはなんでこう
もトロいのだろうか。
もう一回社員教育徹底した方がいい。
あきらめて店を出る。
5分ロスした。
仕方がないのでマイカル地下で台湾風の餅を買う。(2個10元)
餅を焼いている時、店員から「服が破れてますよ」と指摘される。
あっ、ダウンコートの端から羽毛が飛び出している。
事務所での作業中にコートを椅子にかけておいて、寒いから電熱ストーブを付け
ていて、コートがストーブの近くにあって、そんで溶けた・・・。
餅を持って地上へ出る。
バス停へ向かう。
バスを待つ。
5分経った。
バスは来ない。
もうすぐ1時になってしまう。
仕方がないのでタクシーに乗った。
バスの一区間。あっと言う間に到着。
タクシーを降りる際、羽毛が舞う。運転手さん、ゴメンね。
学校に到着。
先生にお願いして授業をちょっとだけ待ってもらう。
その間に餅を食う。セロハンテープでコートを応急修理する。
二つの授業が終わった。
時計を見ると5時になっていた。
自宅に帰って、妻にコートを見せる。
案の定怒られる。
明日は市内で仕事があるから、新しいコートを買って欲しいと頼む。
「ジャンパーを着たら?」と言われる。
裏起毛のジャンパーは確かに暖かいのだが、フードが無い。
零下の気温で風の強い大連ではフード無しではきつい。
たとえタクシーを使うにしてもタクシーを待つ間、寒風にさらされることになる。
「風邪ひいたらどうすんの?2回点滴したら同じコート一着買えるよ」
と言い、妻を説得。
お手伝いさんに子供を預け、二人で安盛デパートへコートを買いに出かけた。
花花家では、この手の買い物の決定権は妻にある。
私の条件は二つ。
フード付きで、仕事用の手帳とケータイを内ポケットに収納できること。
なかなか妻のお眼鏡にかなうようなコートが見つからない。
デザインが良くても、私に合うサイズが無いとか(店に置いてあるのは皆大きす
ぎ)。
5〜6着試してみて、3つに絞った。
一つは紺色でポケットも多く価格も安め(300元ちょい)。
私はコレでいい、と言ったのだが、妻は「不好看」と言って同意しない。
色こそ紺色だが正面から見ると上下に4つのポケットがあって人民服みたいなの
がお気に召さないのだろう。
ポケットが多いといろいろ収納できて便利なんだけどなぁ・・・。
妻のお薦めは黒の前とほぼ同じデザインのやつ。
名牌(有名ブランド)(花花公子)だし、値段も400元ぐらいなのでいいじゃな
い、とのこと。
しかし、ぶら下がっている札は中国語で『花花公子』(プレイボーイの意)と書
いてあるが、コートに縫いつけてあるラベルは『PearBoy』になってる。
思いっきしパチモンやんっ!
いくら私でも明らかにパチモンは着用したくない。
小学生の頃、「adodis」と書かれたジャンパーを着ていたら友達に馬鹿にされて
トラウマになった経験がある。
(正式には「adidas」)
実は前のコートだって中国の有名ブランドだったのだが、私としてはひっかかる
ものがあった。
その有名ブランド名は
BSD
狂牛病の略称と同じってどうよ・・・。
結局、当初の予算を大幅にオーバーして(508元)、ピエール・カルダンのコート
を購入。
しっかりした素材で作られているので、たぶん本物だろう。広州の方には有名ブ
ランドの本物を製造している工場たくさんあるから。
コートを買った後、今度は地下で食料品の買い物。
すごい人混み。
必要最低限のモノだけカゴに入れて、レジに並ぶ。
子供がそろそろ泣き出す頃なので、妻を先に帰らせた。
レジの前には5人ぐらい並んでいる。
他のレジも同様だ。
待つこと10分ぐらい。
私の前の人がもうすぐ終わりそうだ。
ん?レジが反応しないみたいだ。
キーをいくら押してもレジが反応しない。
レジ服務員が係員を呼ぶ。
キーボードをつなぎ替えたりして試してみるも反応しない。
仕方がないのでレジを再起動する。
起動画面を眺めている。
OSは何だろう?Linuxかな?
再起動後もキー入力ができない。
レジは無情にも閉鎖された・・・
結局他の混んでいるレジに並び直す。
帰宅したのはそれから更に15分後。時計は7時を回っていた。
妻から「遅いじゃない。何してたの?」と言われる。
レジが壊れたことを説明。
お手伝いさんは既に帰っていた。
夜7時にバスが無くなってしまうためだ。
妻が料理する間、子供の相手をする。
妻のグチを聞きながら、子供をあやす。
いろいろあって疲れた。
ウトウトしていたら、お腹に生暖かい感触が・・・
息子にオシッコをかけられた・・・
お父さんはいろいろと大変なのである。
本来なら土曜日の9時は中国語のレッスンがあるのだが、日曜日に日本へ商品を
発送しなければならないため予定変更だ。
朝ご飯を食べ終わり、ダウンジャケットを着込んで部屋を出る。
エレベータの扉が開き、誰もいなかったのでそのまま乗り込む。
1Fのボタンを押して、扉が閉まる。
しかしエレベータは無情にも登っていく。
ちくしょう。上の階でも乗る奴がいたか・・・。
15Fで一人、14Fで一人乗り、エレベータはそのまま1Fへ降りていった。
扉を開けてマンションの外へ出る。あいかわらず寒い。
ん?
なんか様子が変だ。
見慣れた景色と違うような気がする。
あっ!交通警察の詰め所が無い!
よく見たら何やら燃えかすと骨組みが残っている。
うわっ、火事で燃えちゃったのか・・・。
仮にも公安警察の施設ですよ。路上駐車の料金を徴収する場所。
それが火事で無くなっちゃうなんて・・・。
原因は大体想像がつく。
爆竹や花火の不発弾にタバコの火が引火した・・・、そんなところだろう。
路上には真っ赤な爆竹や花火の残りかすが大量に固まりになっていたのだ。
いつかはこんなことが起こるとは思ったが・・・。
それにしても我々の住んでいるマンションのすぐ隣で詰め所が全焼するような火
事があったとは・・・。
マンションに燃え移っていたら・・・、と思うとゾッとする。
工場で検品。
時間は23時を過ぎている。
春節明け早々、加班(残業)である。
印刷工の皆さんはホントに働き者だ。
朝8時から出勤して、深夜24時まで働く。
年末年始の期間だけだが、この時期にこれだけのバックオーダーを抱えていると
いうこともスゴイ。
社長がやり手なんだろうなぁ。
突然、チャイナポップが大音量で鳴りだした。
眠気を覚ますためのBGMである。
夜は自分たちの他に人はいない。
要は仕事が出来ていれば良いのだ。
ネットラジオを聞きながら印刷機を動かす工員さん。
まだ若干20歳だそうだが、一ヶ月の給料は2000元を超える。
彼は携帯電話も2台持っている。
他の工員さんも結構高級な携帯電話を持っていた。
遊ぶ時間が少ないから、そういうモノにお金使っちゃうんだろうねぇ。
若いってスゴイなと思った。
それでも2006年の4月段階では8,700万件以上の契約者がいたそうで、とんでも
ない数である。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0417&f=it_0417_001.shtml
記事によればケータイは順調に新規契約数を伸ばしているのに対し、小霊通は
新規加入者数がマイナスになってしまったという。
このまま小霊通は日本のPHSと同じ運命をたどるのか?
小霊通のメリットは二つある。
「安い」と「音が良い」だ。
「安い」は本体価格。例えば300元くらいから電話機を買える。200元分の通話
料込みなので、実質本体価格は100元程度である。
通話料金も「安い」。1分0.1元以下。元々固定電話の延長用端末という位置づ
けだから、料金も安めに抑えられている。ちなみに普通の携帯電話は一番安い契
約でも1分0.2元である。
「音が良い」はもちろん通話音質のこと。夕方近くになると妻から電話がかか
ってくるが、自宅の固定電話からの通話は実にクリアで聞き取りやすい。大体工
場みたいな騒がしいところで電話を受けるのだが、普通の携帯電話では「えっ?
何?」と何度も聞き返すことが多かった。小霊通に換えてから、そういうことは
少なくなった。
もちろんデメリットもある。
エレベータの中では通話ができない。車や電車などでは会話が途切れることがあ
る。
しかし、私にとっては問題ない。そもそも移動中に電話は出ないようにしている。
と言うか、出られない状況の方が多い。
乗合タクシーでは後部座席でぎゅうぎゅう詰めに座っていて電話機を取り出せな
いし、バスや電車の中でも混み合っている時間帯に利用することが多いので電話
には出ない。電話機を取り出したり通話中に注意が散漫になる。そういう時、ス
リにやられるのだ。
混雑して無くて電話に出たとしても「今は移動中で込み入った話が無理なので、
後でかけなおします」と答えている。かかってくる電話のほとんどは仕事関係だ。
後で言った言わないのトラブルを避けるため、必ずメモを取るようにしている。
移動中などメモが取れない状況の場合は、ミスの元なので落ち着いて話せるよう
になってから折り返し電話する。
以前にもブログで書いたかも知れないが、私は電話が苦手だ。はっきり言って嫌
いである。
有無を言わせずかかってくる電話。出れば私の時間を束縛する。迷惑この上ない。
しかし、電話無しでは仕事が立ちゆかないのも事実だ。だとすれば出来る範囲で
電話の利用の仕方をコントロールするしかない。
私は携帯電話よりも小霊通の方が好きである。
上記のメリットの他に「通話しにくいエリアがある」というデメリットに付加価
値を見いだしているからだ。
そもそも電話なぞこちらから必要のあるときにだけかけられれば良いのだ。
小霊通はまさしくうってつけである。
おそらく中国も小霊通から第三世代携帯電話(3G)へとシフトしていくことになる
だろう。
そうなったら3Gを利用するまでだ。
どうせ通話とショートメールしか使わないのだから。
3Gになったら日本語メールとかできそうなので多少期待している。
それまではぜひ小霊通にがんばってもらいたいものだ。
もう中国だからさぁ、ちょっとやそっとのことでは動じなくなった。
どうせ友達同士で盛り上がってるだけなんだろう、と無視してたら、再び奇声。
なんだろう?と彼女の視線を追うと・・・
ネズミが一匹いた。
お世辞にもあんましキレイな外見とは言い難かったが、まぁ今年の干支だし、縁
起良いじゃん。
でも生理的に受け付けないんだろうねぇ、女の子の場合は。
今日、帰宅すると妻が「見て見て」と言う。
見ると・・・
息子がベッドの上で座っていた。
おぉ〜!
ついにこの日が来たか。
生後7ヶ月にしてお座りができるようになった。
以前はお風呂の際、寝かせる為のリクライニングシートみたいなものを使ってい
たのだが、最近は身長が大きくなってきたため、寝かせてお風呂入れるには狭く
なってきた。そこで一週間ほど前からリクライニングシートを止めて、直にたら
いに座らせるようにしたのだ。
たらいの縁に手を添えて自分で体を支えるようにした訓練が実を結んだらしい。
人間というのはホント神秘的である。
ちょっと座るだけでも腹筋や背筋、おしりの筋肉やふとももの筋肉、体中のあら
ゆる筋肉を駆使してバランスをとっている。
以前はこのバランスが取れなかったため、息子はすぐに倒れていた。
しかし、今は自分でバランスを取りながら、長時間座ったままができるようにな
った。感動モノである。
最後にもう一つ。
最近、部屋がオシッコ臭い。
息子の食生活が変化したせいだ。
もはや母乳だけでは足りなくて、最近はいろいろなものを食べている。
ビスケットや卵、粉ミルク、ごはん、ウインナー、普通のおかず、リンゴ、ミカ
ン、ぶどう、果物全般、アイス・・・。
こうなると当然、腸の動きも活発になってきて、驚くほど大きなオナラをする。
ニオイも強烈だ。
ウンチも普通の堅さで普通に臭い。
私も普段からオナラをよくするので、妻からは「ホントに似たもの親子だねぇ」
と呆れられている。
かつて放送の現場で編集の仕事やってたことがある。
ナレータは原稿に書かれたこと以外はしゃべらなくて編集楽。
タレントはアドリブでとりとめのない話をポンポン出してくるが、編集でつじつ
ま合わせをするのは私の仕事の一つだった。
で、ニュース記事には出てきてないけど、普通はマネージャーが編集の現場に立
ち会ってるわけで、ヤバそうな発言はカットの指示を出すのが当たり前だった。
今のマネージャーはそういうことにも気づかないのかなぁ・・・。
で、たまに出来の悪いマネージャーだったりすると、あとでこっちに責任なすり
つけられるのも困るから、「コレどうしますか?」「カットしましょうか?」っ
てこちらから確認してた。
「面白いから残しましょう」って言う場合もあったが、心配性な私は「視聴者か
ら*****っていう抗議入るかも知れませんよ」と指摘すると、「じゃ、やっ
ぱり止めときましょう」ということになる。
世渡りの上手なマネージャーの場合、「ヤバイ箇所あったら適当に編集しちゃっ
てください」って最初に言って、責任回避しちゃうんだよね。
そうすると私らは必死になって編集しなきゃならない。一言一句聞き漏らさず編
集したのを思い出した。
アイドルやタレントは周りのスタッフによって演出され創られたモノなのだ。
本当に楽な仕事なのは演歌歌手。
あの方々の実力は並大抵じゃない。
「こうして欲しい」という主張は的確で無理無駄がない。
アイドルやタレントには多くのスタッフが関わっている。
誰かがヘマをすれば皆が迷惑する。運命共同体だ。
結局は今回のこともスタッフに「想像力」「常識」「視聴者の感覚」が足りなか
ったことによる自業自得だと思う。
「誰かが止めるだろう」という無責任さもあったかも知れない。
「オマエが止めなければ、いったい誰が止めるんだ?」
って感じだけど。
NHKではまずこういうことは起こらない。
ドキュメンタリーのMA(音編集)での出来事。
プレビューではお偉いさん4〜5人が立ち会い、厳しいチェックが入る。
あら探しをするのが得意な人たちだ。
ただし皆さん現場からのたたき上げであるから理不尽な修正要求はない。
編集でどうしても切れないような箇所は、アナウンサーを再び連れてきて、その
場でディレクターに原稿を書かせ、読ませる。
OKが出たら録音。
出来上がった番組は本当に何回もの再放送に耐えうるしっかりしたものとなる。
結局大事なのは局内でのチェック体勢。
ディレクター一人に責任負わせて、本番放送前にノーチェックというのが間違っ
てる。
と、生放送嫌いな私が言ってみた・・・
やっと来た。
商談に行くと言う。
一緒について行く。
工場の前。
商談相手が道端に無造作に置かれた昔の小学校の木の机を一回り大きくしたよう
なヤツの前で座っている。
おかっぱ頭の若い女性。少女と言っても差し支えないくらい。
さっそく社長が商談に入る。
側でじっと聞き入る私。
突然一人の若いチンピラ風の男性がやってくる。
どうやら彼女の弟みたいだ。
借金取りに追われているらしい。
必死に助けてくれと彼女に懇願している。
商談どころではなくなった。
また日を改めて、ということでその場を去る私たち。
日が変わって、再び工場の前の道。
同じ木の机の前に例の女性が座っている。
商談を開始。
しばらくすると、社長のケータイに電話がかかってきた。
電話で話し込む社長。
商談の続きを頼む、と言われ、社長はどこかへ行ってしまった。
商談を再開。
すると、また例の弟クンがやってきた。
必死の形相である。
借金取りに追われていると泣いて訴える彼。
そこへ借金取りが現れた。
いかにもその筋の人という感じ。見ているこっちもびびる。
逃げようとする弟クン。それを引き留めるお姉さん。
ちゃんと話し合いましょ、と言ってる。
三人でなにやら話し合っている。
距離を置く私。
時折、借金取り男の怒声が聞こえる。
私も震え上がる。
埒のあかない話し合いに借金取り男がついにキレる。
何かを取り出した。
男の持つホースの先からチョロチョロと火が出ている。
たまたま目の前を子供と犬を連れて散歩している近所のお母さんが通りかかる。
借金取り男は狙いを定めて犬に火炎放射。
犬は一気に燃え上がり、形容しがたい断末魔の叫びを上げる。
それを見て、散り散りになって逃げる私たち。
マジでシャレにならん。
後ろで「ゴォォォ」「グォォォ」と火炎放射の恐ろしい音が聞こえる。
逃げまどう人々。
一緒に隠れた子供たちの泣き叫ぶ・・・
ほらっ。大きな声を出すと見つかるよ。泣いちゃダメだ。
と、子供たちをたしなめる私。
それでも子供たちは泣きやまない・・・
困った・・・。
このままではあの火炎放射男に見つかってしまう。
どうすればいい・・・。
子供たちの泣き声がリフレイン・・・
----------------------------------
と、ここで突然目覚める。
息子が泣いている。
時計を見ると朝の7時半。
もぞもぞと妻が起き出し、息子に授乳する。
そうか・・・。夢だったか・・・。
なんでこんな夢を見たんだろう。
昨夜の新年会でお客さんの一人が、現地の私たちでも行かないような裏通りの店
へ、夜遅く平気でぶらぶらと行ってきた話を聞いて、最近大連では夜遅く事件に
巻き込まれることが多いですから、そういう所へ行っちゃダメですよ、みたいな
事を言ってたんだよな。
日本の常識は中国では通用しないから、突然相手が豹変して信じられないような
行動をすることがある、みたいな話。
たぶん、コレが変な夢の原因。
私が窮地に立たされる時、社長が側にいないのはいつものこと(笑)。
人が大事な商談をしている時に、割り込んできて別の要件を話し始める客人。
印刷工場ではよくあること。
その辺、妙にリアリティがある。
せっかくの正月休みなのに仕事の夢見るなんて、なんか損した気分だ。
こんなの
http://www.cecile.co.jp/Page/CmdtyInfo/GenreSearch/Detail.aspx?a=203&f=LV&d=3&e=7A&b=8329490&c=0
皮と具をセットして閉じればキレイにギョーザが包まれるという仕掛け。
なんか昔見たお寿司作るヤツと似ている気がする。
たとえブサイクでも手で包んだギョーザのほうがいいのにねぇ。
日本人はほとんど焼き餃子だろうから、具は手作りでも皮は市販のものを買うこ
とになる。
水餃子なら皮から作れる。
大晦日の晩は私が自分で餃子を包んだ。
息子も餃子の皮だけ食べてる。
本日はこれから新年のあいさつに出かける。
妻と息子はお留守番。
で、この「福倒」をデザインしているわけだが、赤い地の上に金色のきらびやか
な模様を入れたりして飾り立てる。
更にイラストや文字を加えたりする。大抵は男の子と女の子だったり「恭喜発財
(儲かりますように)」の文字だったりするわけだ。
2008年の干支はネズミなので、立ち会いの客人はネズミのイラストを入れてくれ
と言っていた。
デザイナーが用意したのはM・マウス。そう、あのD社の有名キャラクターである。
お前ら絶対許可取ってないやろ・・・(^ ^;)
まだ目撃はしていないが、「とっとこハム太郎」とかも絶対あると思われ・・・。
そういえば、各飲食店やスーパーなどに貼られているサンタのキャラクターもど
こかで見たような感じなんだよなー。
何処のサンタだったかなぁ・・・。
さてこの爆竹だが、皆何処で買うのだろう?
先日、仕事で市内へ行った際、沢山の花火店を見かけた。
どうやらこの時期だけ臨時で開店しているらしい。
普段はおそらく空き屋かなんかだろう。
大連では日本では許可されないような大型花火がこの手の店で気軽に購入できる。
ロケットランチャーのように束ねられた大型打ち上げ花火は1セット900元ぐら
いらしい。
町内会でお金を出し合って共同購入したり、ビルならばオーナー会社が気前よく
お金を出して沢山の花火を用意する。
大型花火は道路の真ん中で打ち上げたりするのだが、周りはビルで囲まれている
ため、よく見ると開いた花火のかけらがビルにぶち当たったりしている。
たまに打ち上げた花火のコースが外れて、ビルの近くで爆発することもある。だ
から窓ガラスが割れたりする。
日本だったらあり得ないことだが、それでも中国の人々は毎年街中で花火を打ち
上げる。
で、何気に気づいたのだが・・・、窓ガラスをも破壊する強力な花火・・・、こ
れが街のいたるところにある臨時の花火屋さんに無造作かつ大量に在庫されてい
るというのは・・・・、うーむ、なんだかな〜。
タバコの火の不始末で一巻の終わりで間違いないだろう。
静電気でもヤバそうな気がする。
交通の妨げになるから、という理由で花火や爆竹は日時や場所を規制されてはい
るが、安全性という点では日本に比べて緩やかだ。
やはり素人が手を出すような代物ではないかも知れない。
この日は大晦日の前日ということで仕事は午前中で終わり。
老板(社長)から昼食に誘われた。もちろん二つ返事で快諾。
管理職らしき方が窓やドアに封印をしている。「2008年2月5日(封)」と
書かれた紙をセロテープで貼り付けているのだ。
この日は午後から春節休みに入る。以後は11日の出勤日まで誰も会社には来ない。
だから防犯の意味で出入り口や窓を封印するのだ。
こんなことをしても窓ガラスを割られればそれまでと思うのだが、彼らによれば、
そこまでして侵入しようとするどろぼうは少ないらしい。封印を見れば押し入る
のをとどまる、その程度の効果はあるようだ。
ただし、彼らの封印はセロテープで貼り付けているだけだった。これならちょっ
とうまくセロテープをはがせば侵入の痕跡は残らないような気がする。本来は糊
でしっかりと封印の札を貼り付けなければならない。
もちろんSECOM等の防犯設備は入っているのだが、昔ながらの封印のほうが効果
的というのはなんとも中国らしい。
で、餃子ですが、よく外食してます。
具が牡蠣とか微妙なモノでも平気で食べてます。
以前はかなりの高確率でお腹を壊していましたが、最近は大丈夫になりました。
おそらく餃子と一緒に生にんにくをたくさん食べるからじゃないかと、自分では
分析しています。
ラーメンも最近では必ず「酢」をたくさん入れます。
酸っぱい味のラーメンになりますが、クセになりました。
結構小汚い食堂で食べても「酢」と「生にんにく」を一緒に食べれば大丈夫。
つまり中国人のように行動すれば、大抵の食の問題は回避できるということです。
(もちろん毒物や劇物が混入してたら中国人でもひとたまりもないです
が・・・)
自宅でもよく生にんにくを食べます。
中国味噌があるので、それを付けて食べます。
にんにくは安いのでたくさん食べても安心。
というかせいぜい4〜5房がいいところですけどね。