実は暗号化されていない、というのご存知でしたでしょうか。
仕事でたくさんのメールをやり取りするのですが、メールのセキュリティの甘さ
については、だいぶ前から気になっていました。
取引先や日本の役員とは暗号化したメールでやり取りすべき、というのはわかっ
てはいるのです。
こちらはそのつもりでも、相手のネットスキルがそこまで追いついていません。
添付ファイルをZIP圧縮して、パスワード設定しておくなどの対策も試みました
が、連絡済みにもかかわらず、Skypeやメッセンジャーなどでパ スワードを訊い
てくる。
仕事になりません。
セキュリティ対策というものは、コンセンサスと実行が伴わなければなりません。
私の周りに関しては、これを実現するのは極めて困難、いやまず無理、と言わざ
るを得ません。
とは言え、毎日平文でメール送り続けるのはダメダメなので、昨年から、メイン
のメールをGmailに変えました。
Gmailだと、私のPCからGmailサーバーまでの間は暗号化されて通信されます。
ブラウザでアクセスしようが、メールソフトでアクセスしようが同様です。
メールサーバー間や相手のPCから相手のメールサーバーまでの経路のセキュリ
ティについては関知しません。
(ていうか、できませんので)
少なくとも、取引先に負担をかけない形で最小限度のセキュリティを確保してい
ますよ、というポーズです。
(そうと理解してくださる取引先は少ないですが・・・)
Gmailだからと言って、絶対安全というわけではありません。
中国政府の意向によっては、ある日突然、Gmailサーバーにアクセスできなくな
る、という可能性もありますし、リスクはあります。
でも、そこまで中国が緊張した状態に置かれる状況ならば、もはや中国でのビジ
ネスは難しいという状態ではないかな、と個人的には想像します。
ですから、今のビジネスをやっていけるうちはGmailで大丈夫、というのが私の
打算です。
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