2008年5月30日金曜日

地図サービス

E都市
http://dalian.edushi.com/


大連の街を三次元(っぽく)表示してくれる。
表示がメチャ重とか、路面電車の路線が表示されてないとか、公交捜索では正確
にバス停の名前を入れないと検索できないとかいろいろ問題はあるが、シムシテ
ィのような三次元っぽい町並みは見ているだけでも楽しい。
誰でも一度は思いつくアイデアなのだが、実際に作ってしまうところがさすが中
国である。(相当大変だと思うよ、コレ作るの)

MapABC
http://dalian.edushi.com/

いわゆる普通の平面地図なのだが、「公交査詢」のタブをクリックして出発地と
目的地を入力すると、バス路線を検索することができる。もちろんどこで乗り換
えるかも教えてくれる。
「E都市」よりもサクサクと表示されるし、「中山広場→中山公園」という検索
をしても、ちゃんと見つかった(E都市だと中山公園というバス停は無いので検
索できなかった)。路線の文字をクリックすると、ちゃんと路線が地図上にアニ
メーション表示される。実にわかりやすい。
大連「市内限定」だが、かなり実用的。


ぜひ一度お試しあれ。

金州ぶらり一人旅

金州の工場での仕事を終わりバスに乗る。


105路のバスはのんびりと走る。
私が降りるのは終点の桃園。
だが、この日のバスは桃園の手前で左折した。


しまった!乗り間違えた・・・


大連のバスは、たまに「加車」と表示したヤツがやってくる。
いわゆる「臨時のバス」だ。
「加車」はたいてい始発終着の停留所が正規のルートから外れている。
この日乗ったバスは105路の加車だった。
加車は朝晩の通勤時しか走らないと思っていたから油断した。


正規のルートを逸脱してから最初の停留所で降りればよかったのかも知れないが、
せっかくなので終点まで行ってみようと思った。
バスは荒野(荒れ地)の中を目の前の山に向かって走っていく。


突然左側の荒れ地に迷彩塗装された軍用車両が見えた。
指揮車みたいだ。上のほうにパラボラアンテナが付いている。
一台だけじゃない。ざっと見ても10台以上いる。
ネット(網)が被され、ニセの葉っぱでカモフラージュされている。
一般人が見られるようなところに指揮車ばかりが集中しているところを見ると、
秘密の施設ではなさそうだ。おそらく指揮車を使った訓練所なのだろう。


中国ではゴールデンタイムに軍隊モノのドラマが放送されている。
人民解放軍が協力している本格的なヤツだ。
いわゆるスポーツ根性モノなのだが、日本だったら「自衛隊を部隊にした連続ド
ラマ」なんてあり得ないから、「人民解放軍ってこんなんかな?」と想像できた
りしてなかなか興味深かった。


中国では人民解放軍は市民にとって身近なものになっている。
街のいたるところで緑色の軍服を着た兵士を見かける。
たいてい買い物をしているだけなのだが、非番でも軍服着用が義務づけられてい
るのだろうか?
軍用品を販売している店も多い。私はミリタリー・マニアではないので、ホンモ
ノかどうかは知らない。
街中で迷彩服を着て歩いている男性をよく見かけるが、アレは単なるファッショ
ンである。ホンモノの軍人ではない。
名前に「軍」の文字を使っている人も多い。男性だけでなく女性でも有る。
知り合いの男性は「軍」という名前だが、勇ましい名前とは関係なく、細くてき
ゃしゃな感じだ。
「軍」の名前を持つ女性もカワイイ人が多い。(あくまでも個人的な印象だが)
ウチの妻も昔は軍の芸術学校に通っていた。軍属のタレントを養成する学校であ
る。


中国の芸能界は大きく分けて二つある。民間と軍属である。
軍属の芸能人は男女に関わらず常に軍服を着て歌ったり踊ったりしているので、
すぐそれとわかる。初めて見たときは驚いたが、最近では慣れた。
軍でタレントをたくさん抱えて、軍専用の芸能界を構成できるのだから、人民解
放軍は本当に巨大な組織なのだなぁと思う。


バスは山のふもとの団地に到着した。
すぐ脇に丹大高速道路がある。
たぶん十里とかいう場所だ。
バスを降りて一服する。
ぼ〜っと景色を眺めていたらバスが出発してしまった。
次のバスは?と手書きの時刻表を見たら、30分後!
こんな何もないところで30分も待ってられない。


どうする?歩いていくか?
まぁ、いいや。もう一服しよう。


タバコを吸ってたらタクシーがやってきた。
当然、乗る。
さっき来た道を戻って家に帰った。
料金は9元。だいたい4kmぐらいの距離。


通い慣れた道から一歩外れるとそこから先は見知らぬ場所。
だから中国は面白い。

2008年5月28日水曜日

Windows XP SP3をインストールしてみた

まだインストールして一日しか経過していないが、特に問題は起きていない。
SP2は連続で一週間ぐらい使っていると動作が遅くなってくる。
SP3ではどうだろうか?楽しみである。


Windowsのバージョンアップによって動作がより安定してくれば、それだけ安心
して仕事に使えることができる。
Vistaは当分導入しないと思われる。

2008年5月27日火曜日

小3から英語必修化を=小中生の携帯「不所持」促す−教育再生懇

小3から英語必修化を=小中生の携帯「不所持」促す−教育再生懇
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&id=499112


確かにねぇ、中学・高校・大学と都合8年間英語勉強したけど、しゃべれなかっ
たしなぁ。
それを痛感したのは、初入社した会社で海外のマネージャーを迎えて企画会議や
った時。
会話は全部英語。私もその場に居るんだけどね、会議に参加できないの。
こりゃイカンと思って駅前留学・・・、はしなかった。
言葉って日常的にそれを使う環境でないと身につかないよ。
米国駐在員にでもなれば、否が応でも英語覚えたでしょうねぇ。


あれからもう15年以上経つけど、40過ぎて中国語覚えられたんだから英語なんて
楽勝、という妙な自信がある。仕事や生活でどうしても必要になれば覚えられる
さ。


小3から英語必修化するのはいいけどさ、やるならもっと徹底的に、夏休みの一
ヶ月半、全生徒でホームステイするとかね、英語を使わざるを得ないような状況
に長期間追い込むぐらいしないとダメだよ。
生活する(自分の希望を相手に伝える、買い物をする、乗り物に乗る・・・)た
めには言葉を覚えなきゃならない。そうすれば自然と話せるようになるだろうし。


携帯電話については別にいいんじゃないの?
学校へ子供向かえに行くとき、連絡取れないと困るし。
時代の流れとしてはSIMカード(Fomaカード)を使う携帯だから、小中学校指定モ
デルとか販売すればいいじゃん。メールと通話しかできないやつ。
学校にはそれしか持ち込んじゃダメとかルールを決めればいい。


ウチはちゃんと子供に英語習わすよ。
習わす以上、私も英語勉強せないかんけど。

2008年5月26日月曜日

最近の「MS-IME」は目に余る

最近の「MS-IME」は目に余る
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0805/22/news055.html


MS-IMEとはご存知のようにWindowsに標準でインストールされている日本語変換
プログラムである。
これがたまに妙な日本語変換をすることは皆さんご存知だろうと思う。


PC-9801でMS-DOSの時代からパソコンを使っていた私は、実にさまざまな日本語
変換プログラムを利用してきた。
ATOK、松茸、VJE、EG-Bridgeなどなど。
当時はワープロソフトと言えば「一太郎」。
一太郎に付属していた日本語変換プログラムが「ATOK(エイトック)」だった。
当時一番売れていたワープロソフトに付属していた日本語変換プログラムだけあ
って、どんどん改良が進み、実に使いやすかったのを覚えている。


だが、長いものに巻かれるのを嫌う私は、当時マイノリティであった「新松」と
いうワープロソフトを使っていた。新松が採用していた日本語変換プログラムが
「松茸」である。
松茸は新松と組み合わせて初めて威力を発揮するタイプの日本語変換プログラム
で、私はATOK風の操作キーに変更して使っていた。素直にATOKを使えばよかった
のだろうが、ATOK+新松ではいろいろと不具合があったのだ。
そして、パソコン通信をする際には、わざわざATOKに切り替えて使っていた。


当時の日本語変換プログラムの基本は「とにかく学習させる」ことだった。
ひたすら文章を打ち、自分がよく使う正しい変換結果を学習させる。
そうやって学習させた辞書データはフロッピーディスクに保存して常に持ち歩い
ていた。職場のパソコンでも使うためである。
他人が使っているパソコンの日本語辞書はちょっとクセがあって、一発目の変換
で自分が期待している単語が出てこない。そういうことが何度も続くとストレス
が溜まる。だからマイ辞書を常に持ち歩いていたのである。


MS-DOSからWindowsを使うようになって、とにかく困ったのが、いままで使って
いた辞書(ATOK)が使えなくなったこと。
しかもパソコンの処理速度の限界か、動作が妙に重たい。スペースキーを押して
から漢字が変換されるまで、ちょっと待たされる感じがある。


まぁ、この問題は時間が解決してくれた。
新しいパソコン、新しいWindowsが出て、いつの間にか変換もスムーズになった。
MS-IMEは、ほとんどATOKと同じ操作体系だったので、CTRLキーを使ったショート
カット機能を利用してカタカナ変換や半角変換、アルファベット変換などの小技
も使えた。
だが、MS-IMEはやはりATOKとは違っていた。


学習機能がうまく機能しないことがあったのである。
普通、日本語変換プログラムは使い込めば、操作者のクセを学習し、漢字変換の
際、第一候補に学習した結果の漢字を表示する。
ところが、MS-IMEでは何度学習させても意図しない誤変換を第一候補として表示
することが多発した。
あまりの馬鹿さ加減に嫌気がさし、再びATOKを使ってみようという気になったの
である。


Windows95、98の頃のATOKは、まだ完璧とは言えなかった。
学習させたハズなのに、お馬鹿な変換をすることがあった。それでもMS-IMEより
はマシだったので使い続けた。
その後のバージョンアップでどんどんATOKはまともになってきて、最近ではATOK
は手放せなくなっている。というかWindowsを再インストールする際、Officeの
次にインストールするのが私の中では標準になった。


出先などでどうしても自分以外のパソコンを使って文章を打たなければならない
時がある。その場合、MS-IMEを使うことになるのだが、入力時はもとより入力が
終わった後でも文章の校正は欠かせない。それぐらいMS-IMEは誤変換が多い。
中国語を入力するときもIMEのお世話になるのだが、予測変換機能が弱いように
感じる。もっと強力な中文IMEが欲しいのだが、時間があったらちょっと探して
みようと思う。

だれでもWikiサイトを構築できる「Google Sites」が正式提供

だれでもWikiサイトを構築できる「Google Sites」が正式提供
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20373802,00.htm


ホームページを気軽に作ることができるそうで、さっそくやってみた。


なんだ、ぜんぜん気楽じゃないじゃん・・・


記事タイトル通りのサービス。記事本文とはちょっと、いや、かなり違う。
つまり自分専用のWiki(辞典)を作ることができるだけ。
ページのタイトル部分に用語名を入力。その下に解説文を書き込む。写真や絵な
ども載せられる。
でも辞書作って何するよ・・・って感じ。


Googleのサービスだからアドセンスやったら儲かりそう、と思いきや、対応させ
てないそうな。意味ないじゃん・・・。
アドセンス対応させたら、一気にコンテンツ増えそうな気がするんだけどね
ぇ・・・。
(もしそうなったら、私はたくさんコンテンツ作ると思う)

2008年5月25日日曜日

マインドマップとタスク管理

いまの仕事は平行でさまざまなタスクをこなさないといけないことから、To Do
リスト(やらなければいけない仕事のリスト)を作って、終わったものから消し
ていくスタイルをとっていた。手帳やメモ用紙に書き込んでいくのだが、仕事が
次々と発生するので当然何ページにもなり、同時にスケジュール管理もしなけれ
ばならないので、やりかけの仕事を忘れて、そのままになっていた、という失敗
が結構ある。


そこで、Googleカレンダーや携帯電話のアラーム機能を使って、締め切りの管理
もどきをしていたのだが、データの入力が面倒で、結局使わなくなってしまった。


http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080523_mindmanager_lite/
本日見つけた記事。
マインドマップを作ってタスク管理をできるソフトらしい。名前を見た覚えがあ
るということは世界的にも結構有名なソフトなのだろう。
さっそく利用してみた。
なかなか面白そうである。
しばらく使ってみて、調子が良ければ電子城でソフトを買ってくるとしよう。

2008年5月24日土曜日

最近よく読んでいる小説

最近、西村京太郎にハマっている。


「○○殺人事件」
だいたい○○には地名や特急列車の名前が入る。


私は邦人の作家の作品はほとんど読まない人だった。
邦人作家の作品は当然日本を舞台とするわけで、ただでさえ日常生活でストレス
溜まっているのに、小説でも日常生活の延長のような、つまり自分が住んでいる
街や利用したことがある鉄道などを舞台とした物語の展開は、あまりにも身近す
ぎて余計ストレスが溜まる、というのが邦人作家の作品を嫌う理由だった。


以前も書いたかも知れないが、私は映画ならハリウッド、小説なら海外の作品が
大好きである。
理由は日常生活からかけ離れた場所が舞台となっているから、単純に「人ごと」
として客観的な目でリラックスして楽しめるのだ。


邦人作品を読むようになったのは、単に外国作品を多く読めない環境にあるから
である。
日本ならブックオフなどに行って、海外の小説を気軽に読むことができる。
だがここは中国大連だ。
日本語で書かれた小説に触れる場所は限られている。


私がよく利用しているのは毎週通っている中国語学校。
学校には日本の小説の単行本が数多く揃っている。
だから、毎週のようにいろいろな作品を借りているのだが、海外の作品はあっと
いう間に読破してしまった。
残るは邦人作家の作品だけである。
ならそれを読むしかない。


探偵推理小説が好きな私としては、とりあえずそのジャンルのものを選んで読ん
でみた。
そこで冒頭の話に戻るわけである。


お恥ずかしながら西村京太郎はよく目にする作家名というぐらいの認識であった。
かつて済んでいた北陸地方が舞台となる作品が多く、日常生活をエンタテイメン
トにリンクさせられることを嫌う私としては、もっとも苦手な作家、となるはず
であった。
ところが、日本を離れてもう3年近くが経ち、すっかり大連の生活に慣れた私に
とって、西村京太郎の作品の舞台は「外国ニッポン」として達観した目で見るこ
とができるようになっていた。
現在の日常とは完全にかけ離れた世界。
しかも優れた探偵推理小説、となれば楽しめないはずがない。


そんなわけで、毎週二冊ずつ西村京太郎を読みあさっている次第である。

2008年5月22日木曜日

地震の影響

たぶん日本のマスコミでも報道されたことと思うが、四川省の地震からちょうど
一週間後の19日の14時28分、中国全土で死者に三分間の黙祷をささげた。
ちょうどその時、私は仕事で印刷工場にいたのだが、工場の対面の警察署では、
署員が外に整列。14:28にパトカーとサイレンと車のクラクションが鳴り響いた。
印刷工場の従業員の一部も窓際に立って黙祷。
私も立ち上がり一緒に黙祷した。


その19日から三日間は中国全土で服喪期間とされた。
オリンピックが聖火リレーも休止。
大連でもKTVなどの娯楽施設は営業を停止。
地震発生以来、テレビもバラエティ番組は基本的に放送が中止されている。
今日から服喪期間明けなのだが、娯楽活動はいぜん自粛ムードである。
私は昭和天皇が亡くなられた時を思い出した。
自粛自粛で経済活動が停滞。放送関係の先輩によると、あの時は本当に大変だっ
たという。CMは作れないし、番組もダメ。
喪に服することは大事だが、生きている我々は仕事をして生活をしていかなけれ
ばならないのだ。何事もやりすぎは良くない。


一方で活発な動きとしてチャリティ・イベントがある。
本日、開発区の中心街を歩いていると音楽が聞こえてきた。
安盛デパートの屋外ステージでチャリティ・イベントが開催されていた。
ステージ中央に大きな募金箱があり、ステージでは司会者が寄付を呼びかけてい
る。


募金活動は幅広く行われているようだ。
職場はもとより、学校でも実施されている。目標額に達していないから、と、も
う一度募金をやった学校もあるそうだ。
自宅にも募金の集金が来ているらしい。各マンションを巡回するのだそうだ。
中国移動通信からも繰り返し募金を求めるショートメールが送られてくる。ちょ
っとしつこいと感じる。
募金というのは善意であって強制されてやるものじゃない。


中国全土が地震の影響で大きく変わってしまった。


早く平常化して欲しいと思うが、行方不明者はあまりにも多い。
テレビから目が離せない毎日だ。

2008年5月21日水曜日

物価

金州へ引っ越してから一番ありがたいことが物価が安いことだ。
特に生鮮食料品の価格は開発区の3分の1である。


昨日は早めに仕事が終わったので、妻と息子と三人で市場へ買い物に出かけた。
さすがに息子は重たいので乳母車に乗せる。
野菜類は近場のものだろう。
金州は農村である。
ちょっと足を伸ばせば、普蘭店や瓦房店だ。いずれも大連市近隣の農村である。
野菜や果物を満載したトラックが市内や開発区の小さな市場へ行って、その場で
販売する。農家にとっては貴重な現金収入だ。
地元で1元で売っているものが、市内や開発区へ行けば3元で売れる。
3分の1売れ残っても十分利益が出る。


中国の都心部と農村部の物価格差は大きい。
大連でこれだから、北京・上海ではもっと大きいのではないだろうか。


今晩、何を食べるかは、とりあえず市場へ行ってから決める。
目についた野菜をどう調理するかは妻の腕次第である。


さて、今晩のおかずは何だろうか。

2008年5月18日日曜日

中国ポータルサイトのメールアカウント

仕事で使っているメインのメールアドレスのプロバイダは「163.com」である。


中国と関わり始めた2004年当時、中国ポータルサイトのフリーメールアドレスの
ほとんどはWebメールだけだった。
Webメールは日本語だと文字化けして使えないという欠点があった。
仕方がないので日本のYahooやMSNなどのメールを使っていたが、当時はひんぱん
にYahooやMSNにつながらないということがあって、仕事で使うには不安があった。
そこで、なんとしても日本語で使える中国国内のメールアドレスが必要だった。
いろいろ調べた結果、たどり着いたのが163.comだったのだ。


当時としては唯一pop3/smtpが使えるフリーメール。
ドメイン名も3文字と短く覚えやすい。
非常に重宝している。
Yahooは広告が表示されるので、あまり好きではない。
しばらくはYahooと163の二つで仕事をこなしていたが、現在、Yahooの代わりに
gmailを仕事で使っている。Yahooはプライベートにした。
ただしgmailもごくまれにつながらないことがあるので、保険として163のメール
アカウントを増やそうと、登録をした。


ところがどうしてもpop3接続ができない。
メールソフトでの接続ができないのだ。
FAQを見たら、どうやら2008年4月からpop3接続はVIP向け有料サービスに限定さ
れたようだ。まるでhotmailのようだ。
ただし、しばらく我慢してwebメールを使い続ければ、いずれpop3接続できるよ
うになるらしい。基準がいまいちわからないのだが。
こんなことなら、もっと前に163のアカウントをたくさん作っておくのだった。


悔やんでも仕方ないので、他の中国フリーメールサービスを探してみることにし
た。
大手ポータルサイトを調べてみると、以前webメールだけだったTOMとsinaがpop3
を使えるようになっていた。
ラッキー!
さっそくアカウントを作成。


メールソフトのアカウントが15個になった。
メールアカウントが死なないよう、スパムメールはわざと受信するようにしてい
る。
メールソフト側でスパムは振り分けをしてゴミ箱へ直行させれば済むことだ。


もしPCの台数に余裕があれば、メールサーバを立ち上げておくのだが・・・。
電気代の問題で妻の許可は下りないだろうなぁ・・・。

耳が

昨夜は急に社長に市内へ呼び出された。
何事か?と思いきや慰労と来月の接待の下見を兼ねた飲み会だった。
会社のお金で飲むお酒は美味しい(笑)。


久しぶりに中式のKTVへ行った。
接待用ということで、多少値は張るが、綺麗な店だった。
接待の時の手順を確認。私がお客という想定で社長が一通りの流れをやってみせ
た。
なるほど、これならお客様にも"相当"(いや"かなり")楽しんでいただけるだろ
う。
日式KTVへ連れて行くより、断然面白いし安上がりだ。


大昔のブログにも書いたが、中式KTVの場合、大量にビールを飲む。
この日もビール1ケースを5人で飲んだ。
結構きつい(苦笑)。
二時間で切り上げ、次の場所へ移動。


市内のとあるバーなのだが、ものすごい混雑。
大連でこんなに流行っているバーは初めて見た。
生バンドとダンスがウリのバーである。(わかる人にはわかる)
接待用ということでVIP席へ案内されたのだが、スピーカーの真ん前。
飲んで踊って、久しぶりに楽しんだ。


大連で遊び尽くした私が楽しめたのだから出張ベースで来るようなお客様ならも
っと楽しんでいただけるだろう。


家に帰ったら耳が「キーン」と鳴っている。
スピーカーの前で踊ってたせいだ。


最近、酒に弱くなった。
二日酔いにはならなかったが、なんか疲れたので午后はずっと寝ていた。
明日からは忙しい一週間が始まる。
お義母さんも明日の夜の汽車で帰る。夜はみんな揃って駅まで送る予定。

2008年5月16日金曜日

救援隊

四川省の地震で日本の救援隊が現地に到着したらしい。
各国が救援隊の派遣を申し出て、日本がその第一号として受け入れられた、と報
道されている。「中国も背に腹は代えられないのだろう」などというシニカルな
記事もあった。


オリンピックやチベット問題の関係で、中国も無下には断れなかったのだろう、
と私は想像している。


一言に救援というが、簡単な話ではない。受け入れる側の準備のことを想像して
みて欲しい。阪神大震災での救援経験者と特殊装備を持ち込んできたのはしごく
当然の流れだ。
だが、言葉の壁はどうする?中国側としては通訳を手配しなければならない。
彼らを現地まで連れて行く交通手段の手配もある。
衣食住も手配しなければならないかも知れない。
救援を受け入れるということはそういうことなのだ。


ただし、言葉の問題は中国国内でも存在する。
四川省と言えば、中国国内でも方言の強い地域であり、実際私も四川省出身の方
との会話では苦労している。
中国人同士でも四川省人相手だと何を言っているかわからないことがあるそうだ。


どれだけの人命を救助できるかどうかわからないが、地震災害時の救命技術を伝
授してくるだけでも意義がある。今回、中国からの依頼で救援に行っているわけ
ではないので、日本は言い出した以上、しっかりと実績を残す必要もある。救援
隊の方々のプレッシャーは大きいだろうが、ぜひともがんばっていただいと思う。
日本のメンツがかかっているのだ。

噴水

今住んでいるマンションは18階建ての高層マンションである。
全部で4棟あり、一つの団地を構成している。
最近、4棟の建物の中心に噴水が完成した。
時間になると音楽が流れ、水が噴き出す。
以前、星海広場の噴水を見たことがあるが、同じような感じである。
夜はライトアップされ、また一段とキレイだ。
これから夏場に向けて「涼」を提供してくれるだろう。

2008年5月14日水曜日

四川省の地震について

国連からの救援をお断りした、ということで日本からは「けしからん」「これだ
から中国は」とかいろいろな意見があるようですが・・・


日本での報道はネットしか見てませんが、こちらのテレビやネットではかなり詳
しく報道されています。
まず、道路や鉄道が寸断されていますから、救援に行くのは容易ではありません。
装備が整った機動力のある「軍隊」でないと無理です。
で、人民解放軍が当然大量の人員と物を投入して救援に行ってます。
鉄道や民間航空会社までも動員しています。こういう時の組織力はすごいです。


生き埋めになった人を探し出す特殊犬(シェパード)もたくさん空輸しています。
(中国では一般人の間でもシェパードが人気で相当数飼われています)
現在の中国には人材も救援物資も豊富にあるのです。


「国連からの救援」とありますが、機動力(航空輸送能力、特殊機械など)と中
国の地理や建築物の構造に詳しい専門家や医師など、そういうものをグループひ
とまとめで持ってくるぐらいでないと役に立ちません。
で、そういうグループというのはまさしく軍隊なわけで、じゃあ、外国の軍隊の
救援を受け入れるかと言えば、そうではありません。
ちょっと考えてみればお分かりのように、中国の国土で外国の軍隊が活動するな
どということは中国からしてみれば全く許容できるわけがありません。(過去の
歴史でも何度も外国から侵略されてきたわけですし)
人民解放軍は十分な人材と物資を持っていますから、海外からの救援は必要ない
のだろうと思います。
唯一役立つとすれば「お金」ぐらいでしょう。
実際、中国の各省では役人が中心となって募金活動が始まっています。
大連でも地震のあった翌日から夏市長が中心となって役人が募金していました。
1000万元送金すると報道されてましたね。


日本でも中国に何億だか援助すると報道されてましたが、たしかに世界の工場と
言われる中国ですから「物資」を送っても意味ありません。結局お金が一番役立
つのだろうと思います。


政治的には、今回の地震は人民の気持ちを一つにまとめるには良い機会でもあり
ます。
同朋が一万人以上も亡くなって、まだ行方不明者がたくさんいる状態。
CCTV(中国中央テレビ)の1チャンネルはいつもならバラエティ番組を延々と流
していますが、地震以後はずっと地震関係の報道だけです。
人民の最大の関心は地震の被災地の様子。
温家宝首相がいち早く現地入りし、被災者に声をかけながら、次々と指示を出し
ていく。
これをテレビで見る人民は、共産党の指導力を改めて目の当たりにする。
人民からの支持回復には最大のチャンスでもあるわけです。


ここまで書けばお分かりのように、国内に十分な人材と資材があって、政治的に
も大きくアピールできる現状で、わざわざ外国からの人的援助を受け入れるわけ
がないのです。
唯一受け入れるとすれば、お金でしょう。お金はたくさんあって困ることはない
ですから。

2008年5月12日月曜日

市内からの帰り

市内での仕事を終えて(本当は終わらなかったのだが)、帰路につく。


ちょうど良いタイミングで小快車(マイクロバス)が来たのでそれに乗る。
乗客は2名だけ。
7時だとまだ軽軌があるので、皆そっちへ乗っているのだろうか。


7:40頃開発区へ到着。
テクテクと歩いて新瑪特の前に移動。


金州行きのバスが無い・・・


もう終わってしまったのだろうか。
一応、安盛デパートの前も見てこよう。


マイクロバスが停まっていた。
座って待つ。
乗客は3人。


座って待つ・・・


座って待つ・・・


乗客が一人やって来た。
運転手に「何時に出発するのか?」と質問。
運転手は「8時頃」と答える。
乗客は、「もうすぐ8時だけど?」と言うと、「そうだな」との返事。


この時点で、さっさとタクシーに乗ればよかったのだ・・・。


座って待つ・・・


ひたすら待つ・・・


ぽつぽつと乗客がやって来る。


ひたすら待つ・・・


8時半を過ぎて、目の前の安盛デパートの服務員が下班してきた。
どうやらこのバスに乗るらしい。


8:40、やっと出発。
結局、安盛の服務員を待ってたわけだ。それならそうと言えよ!
50分も待つことが分かってたのなら、とっととタクシー乗って帰ったのに!


市内から金州に帰るバスを探さないといけないと痛感した。

2008年5月11日日曜日

どうしたものか・・・

昨日からPCのファンの音が「ギーギー」とうるさい。


ネットで調べてみるとThinkpadのCPUファンの異音は他の方も結構体験されてい
るみたいで、やはり交換しかないようだ。
電子城のIBM販売店で確認したところ、500元とのこと。
こりゃお金がある時じゃないと無理だなぁ・・・。
仕方がないので、分解して軸に油をさしてみた。
異音は軽減したが、モータ軸のベアリングがもう寿命だろうから、あくまでも応
急処置。
ちゃんと直すには部品交換しかない。

2008年5月9日金曜日

Fetion「飛信」と3G

最近、中国移動通信のFetion「飛信」をよく利用している。


いわゆる「メッセンジャー系」のソフトなのだが、私が利用しているのは携帯電
話へのメールの送信機能だ。


例えば仕事で急いで「見積もり」を送らなければならない時がある。
「見積もり」では漢字・英語・数字が入り交じり、SMS(短信)の入力が非常に面
倒だ。
そこでFetionの登場である。


PCのキーボードならば見積もりの入力も早い。
出来上がった見積もりは一度、日本語漢字→中国語漢字の変換ソフトを通す。
文字化けを防止するため。
その後、見積もりの文章全部をコピーしてFetion(メッセンジャーソフト)に
ペースト。
自分の手機にメールする。


届いたメールの中身を確認して、間違えがなければ、そのまま相手に転送する。


Fetionを使えば、入力の面倒な短信でも送ってみようという気になるので、仕事
では非常に重宝している。


ご存じのように中国の携帯電話はMP3が聴けたり、カメラが付いていたり、ゲー
ムで遊べたりしても、基本は通話と短信だけである。
だから日本のiモードのようなコンテンツビジネスは成功しなかった。
GPRS機能を使えば確かにコンテンツのダウンロード等は可能なのだが、別途
契約が必要なサービスであり、はっきり言って普及率は散々たるものがある。


だが、一方で高機能なケータイは若者を中心に売れている。
彼らは最新の着うたを鳴らしているし、待ち受け画面もオシャレでカワイイ。
そういうものはどうやって入手するか?
街のケータイショップや電子城でインストールしてもらうのだ。


一応、「Monternet」というiモードもどきのサービスはあるのだが、
表示は遅いし、コンテンツはつまらないしで利用者は少ない。
中国移動は通話料と短信料で充分儲けているので、本気でコンテンツビジネスを
普及させようとしてるようにも思えない。
3Gのサービスが今年、本格的に導入されるようだが、結局は現行の「通話」と
「短信」を3Gインフラに置き換えただけで終わるようなそんな気がする。
まぁ、日本の3Gの状況見てると、便利になっても使いこなせない人多いわけで、
それならシンプルに「通話」と「短信」に割り切った方が良いのかも知れない。

2008年5月8日木曜日

息子の成長を実感した瞬間

妻が梨をくれた。


梨をかじっていると、いつの間にか歩行器に乗った息子が隣にやってきていた。
盛んに袖を引っ張る。


どうやら、梨が欲しいらしい・・・


袖を引っ張る力があまりにも強いので、本気で梨が欲しいのだなと理解する。
自分の希望をはっきりと態度に示すのは良いことだ。
そう言えば、最近あちこちのモノを触りたがるが、ダメと言っても効かなくなっ
た。
確実に息子は成長してきている。


梨を一かじりあげると、息子は黙ってそれをしゃぶっていた。
滞在中のお義母さんにも慣れたようだ。
お義母さんがダッコしても泣かなくなった。


早く会話ができるようになるといいのだが・・・

2008年5月7日水曜日

全く油断ならない

最近の息子のお気に入りはCDのスピンドルケースである。


50枚入りのスピンドルケースを叩いたり、転がしたりして遊んでいる。
パンダがタイヤで遊んでいるような感じだ。


スピンドルケースで遊んでくれているうちはいいが、そのうち飽きて別のものを
物色し始める。
外付けのDVDドライブに目をつけたらしい。
ハイスピードの「はいはい」で接近してくる。
三ヶ月ぐらいの頃は、イモムシのようなのろのろとした「はいはい」だったが、
現在はめちゃくちゃ早い。ダッシュである。


彼のお気に入りはパソコンの周辺機器だ。
親父譲りの趣味なのだろうか・・・。
先日はUSBケーブルを引っ張って外付けのハードディスクドライブを落とされた。
全く油断ならない。

2008年5月5日月曜日

アンタ何様?

今日は4つの商品の納品が重なって、メチャクチャ忙しかった。


そんな時、馴れ馴れしい口調の女から電話。
ウチの妻と連絡が取りたいらしい。
妻の友達だろうか?
妻は本日、開発区に行くからPHSを貸してと言ってた。
だが、PHSにかけてみるものの出ない。


持ってくの忘れたな・・・


たぶんお手伝いさんと一緒だろう。
そんなわけで、その馴れ馴れしい女に、お手伝いさんの電話番号を教えるからち
ょっと待って、と言ったら、「急いで!」と言われた。


アンタ何様?


先ほど、帰宅してから妻に電話番号を見せて、生意気な女から電話かかってきた
んだけどさぁ、と訊ねる。
妻曰く


大家さんだよ、コレ


なるほど。そういうことか。


大家さんは、いつもハデな格好をしている、日本で言うならばクラブのママさん
みたいな人。
多少トンだ性格をしているので、つっけんどんな言い方も納得した次第。


さっそく携帯に「大家」と名前をつけて番号登録したのは言うまでもない・・・

2008年5月3日土曜日

明日から出社

休みも今日まで。明日からは出社です。


とは言うものの、本日取引先の工場から電話。
工場に行ってきました。
結局ちょっと仕事したし・・・。


本日は市内に住む友人のWさんと一緒に食事。
日本に行きたいと言っていたが、今はなかなか難しいからなぁ・・・。


香炉磯から五一広場への道が大渋滞。
なんか道路工事してるし。
ここは道路工事無くても渋滞してるところなのに、とんでもないなぁ。
というわけで、市内に行く時は、しばらく軽軌を利用することにします。

2008年5月1日木曜日

お義母さん到着

4時に起きて、金州駅へ。


タクシーはすぐやってきた。
メーターが壊れていたので駅まで10元でいいとのこと。ラッキー


駅で入場券を買う。1元。
一応列車番号を言うのが決まりらしい。
「N176」と告げたら、駅員のおばさんから、そんな列車はないと言われる。
ん?時刻表変わったのだろうか。「**190か?」と訊ねられたので、それでい
い、と答える。
入場券は皆同じなのだ。ただし、向かえる列車番号だけペンで書き込まれるだけ。


「A190」と書いてある。
そんな列車は存在しない。
金州に停まる列車は「T」か「N」だ。
駅員のおばちゃん、寝ぼけているのだろうか?


駅にアナウンスが流れる。
携帯の時刻を見たら、4時半だった。
まもなく列車が到着するので、改札口に行き駅員に入場券を見せる。
案の定、どの列車か訊ねられる。
列車番号と「吉林発大連行きのやつ」と告げたら納得したらしい。通してくれた。
中国語教室で習った甲斐があった。こういう時は素直にちょっと嬉しい。


列車が到着した。
お義母さんを探す。
見つからない。
全員が降りて、地下道に入っていった。
ホームから駅舎に向かう地下道は一つしかないので、地下道の入口の前で待って
いたのだが、お義母さんは見かけなかった。
たぶん見失ったのだろう。
駅舎へ戻る。


お義母さんがいた。


駅員に入場券を渡す。
待ち人に会えたのか訊ねられた。
お義母さんのほうを指さすと、納得したようだ。
まぁ、入場券で中へ入って一人で戻ってきたのだから不審に思ったのだろうな。


タクシーに乗ってお義母さんとマンションに到着。
お義母さんによると、列車の中で吐いたらしい。
乗り物に弱いのだろうか。ちょっと心配である。


娘との対面。
孫との対面。


喜んでもらっているようだ。
まずは一安心。


部屋に案内し、少し横になって休んでもらった。


妻が早く寝ろとうるさいので、今日はここまでである。
夜の9時になんかに寝られないのだが・・・