2007年12月30日日曜日

夢で良かったと思うこと

遊園地でロボットの馬からくだみたいのに乗ってる私。
私が乗っているのは目的地までてくてくと歩くタイプの乗り物。
途中ゲームコーナーの前を過ぎるとき、開発区の眼鏡屋さんの店長さんが居たり
して(なぜか彼はゲームコーナーの店長をしてる)、「よぉ、こんにちは。元
気?」なんて挨拶をかわす。


しばらくするとその乗り物は目的地に到着。
私と子供は乗り物から降りる。
その後、カメラはその乗り物を追う。
てくてくと歩く乗り物。
柵を乗り越え落下。
その下には大きな滑り台があって、乗り物は女性を直撃。
血が飛び散る衝撃的な映像。
そこら中で悲鳴が上がる。


私もすぐに駆けつけ、女性を見る。どう見ても死んでしまっている感じ。
おろおろしながらも119番で救急車を呼び出すことを思いつく。
携帯電話で119と打つ。「おかけになった番号はお客様の電話からは通話できま
せん。」のメッセージ。
ちくしょう!と吐き捨てながら、先ほどのゲームセンターまで走る。
店長に電話の場所を訊く。
電話、あった!
受話器を取り、119を押す。
泣き叫ぶ子供たち。
オレの乗った馬(らくだ)のせいで・・・


泣き叫ぶ子供たち・・・


ん?子供が泣いてる。


で、目が覚めた。


夢で良かったと思う瞬間。
最近、この手の悪夢が多すぎる。
毎度、子供の泣き声で起こされるわけではないが、自分が抜き差しならぬ状況に
追い込まれるという点が共通している。
どうしよう、どうしよう・・・とパニクっているうちに目が覚める。夢で本当に
良かった、というオチ。


自分なりに夢分析すると、たぶん仕事や家庭でプレッシャーにさらされていて、
それがストレスになっているのだと思う。
今日は日曜日だが、今から工場で立ち会いの仕事がある。
なんとか間に合って良かった、という内容の仕事。最近、納期ぎりぎりまでやき
もきさせられる仕事が多い。
昨夜は子供が熱出して泣きじゃくっていて、大変だったし。(予防注射をしたせ
いで熱が出た)


さて、仕事行ってこよう。

いや、キライじゃないんだけど、後がちょっと怖くてね・・・

年末である。
本来は今日が仕事納め、明日から年末年始の休暇・・・のはずだが、仕事が立て
込んでいる。
そんなわけで、29日は午後から市内へ移動。
いつものように乗り合いタクシーに乗り込む。


どうも最近ついてなくて、乗るときは大抵3番目だ。
これがどういうことかというと、後部座席の真ん中に座らなければいけないとい
うこと。
まぁ、多少窮屈であるが、立ったままのバスよりはまし。


覚悟を決めた私を乗せてタクシーは最後の一人を拾いに移動する。
到着したのは東方大厦。開発区の老舗ホテルである。
うーむ、4つ星以上のホテルから乗り合いタクシー乗る人ってめずらしい。
観光客や出張者はまず乗り合いタクシーの存在自体知らないからだ。


やってきたのは派手な格好をしたお姉さん。一見して水商売系とわかる。
乗り込んだとたん、キツイ香水の匂い。
香水大好きな私としては決して不快ではないのだが、別の心配が心をよぎった。


移り香で妻にあらぬ誤解をされる・・・。


本日は市内で広告デザインの立ち会いという仕事。
内容をあらかた指示して、晩飯を食いに外へ出る。
ビールを飲み、タバコを吸う。
これで匂いはごまかせたに違いない。


自宅へ帰ると「お酒飲んだでしょ」と妻に小言を言われる。
いや、その、旦那さんはね、いろいろと苦労してるのよ。わかってもらえないだ
ろうけど・・・。

2007年12月29日土曜日

EDDIE"S 77 CAFEに行ってみた

大連マイブーム・復活編!
http://pigrets2.ameblo.jp/pigrets2/entry-10051445674.html


暮らしのPC工房IN大連
http://blog.mikihiromm.com/?eid=728745


で紹介されていたEDDIE"S 77 CAFEに行ってみた。


1Fがパン屋さん、2FがCAFEレストランである。
「開発区でお薦めのランチの店、紹介していただけませんか?」とpigrets2さん
に無理にお願いして連れて行ってもらった。
ごく普通の米線屋や食堂には平気で入るクセに、ちょっとオシャレな店になると
気後れしてしまう小心者の私であった。


1Fでいきなり店主のEDDYさんがドアを開けてくれる。
ナイスガイな若者。
2Fに案内され、窓側のテーブル席に座る。
ソファである。柔軟な座り心地にしばし酔いしれる。BGMはアメリカン・ポップ
スだ。


メニューを拝見。
うーむ、字ばかりでわかりにくい。写真付きの料理はピザだけ。
ファミレスに慣れた日本人には少々辛いかも知れない。
ハンバーガー・セットを注文。32元なり。
飲み物を訊かれたが、後で仕事があるのでビールは諦めた。水で我慢。


料理が到着。
ボリュームがすごい。(上のリンクの写真を参照)
まずは皮付きポテトをいただく。塩気が薄いのでケチャップを付けて食べる。ア
メリカと中国はこのスタイルだな。
じゃがいもは冷凍物じゃない本物。決してメチャウマという代物ではないが、満
足感はある。


次にサラダをつつく。
ドレッシングは甘ったるい中国風のサウザンドではない。日本で市販されている
ドレッシングでもない。素直に美味しい。


では本命のハンバーガー。
パンズ焼きすぎ(笑)。
トーストしたフランスパンにハンバーグを挟んで食べてる感じ。
マクドナルドのしっとりしたハンバーガーに毒されているから、自家製のハン
バーガーのごわごわした感じを忘れてた。
味はまぁまぁ。ボリュームもなかなか。ビッグマックより大きい。


総評として、ボリューム感はあるが味はあまり期待しないほうがいいかも(笑)。
たぶん味だけなら日本の普通のレストランの方が美味しく感じると思う。
だがこの店の魅力は米国西海岸のCAFE店料理がしっかり再現されている点だ。
欧米人のお客さんが多いのも頷ける。


山盛りのポテトと肉料理をつまみながらビールをぐいぐい飲る。
メタボ街道まっしぐら、今が楽しければそれでいいじゃん、みたいなナイスなお
店なのだ。
アメリカン・スタイルが大好きな人なら高確率でハマること間違いなし。


インテルが開発区へ乗り込んできたらこういうお店がもっと増えるんだろうなぁ。
楽しくて最高。妻には内緒でまた行こうと思った。

2007年12月27日木曜日

スキルアップのために

何気にPhotoshopの勉強をしている。
最近、撮影の仕事が増えてきた。
人に頼むと手間暇お金がかかるので、結局自分で何でもやらなきゃらないのが中
国。
最近のデジカメは優秀なので、とりあえずピントだけ合ってればキレイに撮れる。
まぁ、アングルを工夫したりとかフラッシュの使い方とか撮影のときにいろいろ
やってるけど、結局最終的にはPhotoshopで加工する。一応プロなんで素人写真
との違いをしっかり出さないと仕事にならない。
まぁ、芸術家目指してるわけでもないので、「キレイだね」「美味しそうだね」
という程度の狙い所なのだが・・・。
部屋とか料理とかはPhotoshopで追い込めば結構それなりに格好がつく。
問題は人物写真だ。


証明写真ですら修正を入れる中国である。生半可なテクニックでは太刀打ちでき
ない。
昨日は美肌のテクニックを勉強した。以前はハンコのようにペタペタと修正して
いたのだが、もっと合理的にかつキレイに修正する方法を習得した。
練習用にネットから高解像度の女性の写真をダウンロードしてPhotoshopで開い
ていたら、妻が白い目。
別にいかがわしいことをしているわけではないのだが、どうも妻的には疑ってい
るらしい。


私「仕事に必要な能力を習得するために勉強している。これは練習用の写真だ。
そんなに気になるのだら貴女の写真を練習用に使うがそれでもいいか?」


妻「いえ、結構です。どうぞお続け下さい。」


自分の顔をいじくられるのは嫌なようだ。


ピンボケの写真を直すには普通はアンシャープマスクだが、別の方法があるらし
い。
色構成分解して、なんたらかんたら・・・。
さっそく息子の写真でやってみた。


うーむ、ちょっと怖い顔になってしまった。
たしかにピンボケは治るのだが、さじ加減が微妙。
風景とかモノとか人物以外なら使えるかも知れないな・・・。


まぁ、万が一結婚写真屋になっても食べていけるように、しっかりとPhotoshop
を勉強しておくとしよう。

2007年12月26日水曜日

道具としてのソフトウェア

お薦めフリーウェアのリストに最新のWinampがあったのでダウンロードしてイン
ストールしてみた。
デザインがカッコ良くなっている。
ジュークボックスのようにBGMを流しながら仕事をしていると、よく音が途切れ
る。
タスクマネージャーで調べてみたらWinampだけでCPUの占有率が40%。


おぃおぃ・・・
音楽再生するだけのアプリケーションがCPU40%も占有するってどうよ。
速攻でアンインストール。
旧バージョンの2.24をインストールした。
(職場のPCと同じバージョンにした)


CPU占有率は3%。
そうだ。音楽再生するだけなんだから、これぐらいが妥当。


だいぶ前から言われていることだが、ソフトウェアは新しくなるほど動作が重く
なる傾向がある。
新しい機能が追加されて便利になる、快適に動かすためにはパソコンの買い換え
が必要。これがパソコンの買い換えという消費を促していたわけだが、最近は
「便利になる」の部分が「それほどでもない」「ふ〜ん、だから何?」程度なの
で困ったことになっている。


例えばWindows Vista。
鳴り物入りで搭乗した新しいWindowsだが、蓋を開けてみれば、単に見た目がカ
ッコ良くなったWindows。
動作が無茶苦茶重くなって、必要とされるメモリは最低でも1GB。
見た目をカッコ良くするだけなら現行のXPでも可能。
そもそも見た目を変えるだけならカタルシスを感じるほど「便利になる」わけで
もなく・・・。


仕事で使っているソフトウェア(アプリケーション)はわざとバージョンアップ
しないことが多い。
理由は二つ。
バージョンアップによってファイルの互換性が失われる危険を避けるためと、能
率が下がる(動作が重くなったり、前バージョンには無かった不具合が発生した
りして作業が滞る)ことを避けるためである。
仕事でPCを使う場合というのは、PCをあくまでも「道具」として使っている。
道具というのは「いつでも同じように使うことができて当たり前」であり、特に
問題が無い限り変更の必要が無い。
「安定して使うことができる」これが大事なことなのだ。


バージョンアップもせずに仕事を続けていたら単なるルーチンワークで発展性が
無い、という意見もあるかも知れないが、堅実な作業こそ実は一番仕事になって
いたりするもんだ。
バージョンアップより前にやることがある。
現行のソフトの使いこなしである。
マクロを使ったら、もっと効率的になるのではないだろうか?とか、よく使うパ
ターンや素材は登録しておいて、すぐ呼び出せるようにするとか、ショートカッ
トとかちゃんと使ってる?とか。


今やっている印刷関係の仕事は、デザイナーに外注することが多いが、ちょっと
した変更ぐらいなら自分で直してしまう。
その方が利益が多く残るわけだ。実際の現場では高度なスキルとセンスを要求す
る仕事ほど利益が少なく、デザインと呼べないような単純なDTPの仕事の方が利
益が多い。デザイナーに頼むまでもなく自分でなんとかできてしまう仕事の方が
儲かるのである。
これだから日本の工業デザインのレベルはいつまで経っても世界に追いつかない。
デザインというのは創意と工夫、知識の結晶であり、それに応じたしかるべき対
価が支払われるべきなのだ。


話が脱線した。
ソフトウェアのバージョンアップは人柱になる覚悟と自己責任で。
本当に便利になるのであればバージョンアップすべきだし。
たいして便利にならないのであれば、バージョンアップしない選択肢もあるわけ
で。
たまには敢えてバージョンダウンするのも一興かも。(あまりの動作の軽さに感
動すら覚えることアリ)

開発区と市内を結ぶ交通手段

開発区←→市内、の交通手段は私が把握している限りでは以下のようになる。


【鉄道】
・軽軌道3号線(通称:軽軌)(4元)


【タクシー】
・一般(昼間:60〜70元程度、夜10:00以降:80〜90元程度)
・乗り合い(乗客4名:15元、3名:20元)
・白タク(50〜70元程度)


【バス】
・一般(2元)
・たぶん民間(3元)


日本なら間違いなく鉄道を使うところだろう。安全だし。
開発区と市内を往復することだけを考えるならば経済的で安全な乗り物なのだ
が・・・、到着する軽軌大連駅の場所が悪すぎる。
大型市場「大菜市」へ買い物へ行くのなら便利。すぐ目の前。
だが、市内の他の場所へ行くには交通アクセスが事実上タクシーだけ。これはひ
どい。
主要なバス乗り場は大連駅南側(軽軌とは反対側)にあり、そこまで歩かなけれ
ばならない。距離としてはそれほどたいしたことはないのだが、人混みの中を歩
かなければならないということ(スリとか注意しないと)と、最後に階段が待ち
受けていることがおっくうな気持ちにさせる。
結局、駅からはタクシーを使って移動ということになる。
軽軌4元、タクシー初乗り8元。目的地がちょっと駅から離れた所なら、すぐタ
クシー代だけで10元を超えるだろう。
そうなると初めから乗り合いタクシーを使うのと大差無い。
乗り合いタクシーは15元で市内の大抵のところ(老虎灘とかは不可)へ連れて行
ってくれる。しかも必ず座ってである。
トランクへ納まるサイズであれば荷物だって運べる。


特に急いでいない場合、バスが最も経済的だ。
お薦めは2元バスである。開発区から乗る場合、できるだけ保税区に近い場所で
待つのがコツだ。でないとなかなか座れない。
座ってしまったら後はウォークマンでも聞きながら眠るに限る。タクシーのよう
に運転手が話しかけてきたりすることはないので終点までゆっくり寝ていられる。
椅子が硬いのが少々難点だが、慣れればなんとかなるだろう。この時期寒いが、
車内は特に暖房されているわけでもないだろうが、人がたくさん乗るのでそれほ
ど寒さを感じない。
2元バスの到着場所はラマダホテルの裏側。大連駅南側や勝利広場のすぐ近くで
あり、他の市内バスへの乗り換えも比較的スムーズだ。
安全性の面ではバスはタクシーよりはるかに安全だと思う。
その理由は仮に衝突したとしても大抵のクルマには勝つ(笑)。
スピードも出さないし。高速道路では60〜80km/hぐらいだ。(タクシーは
120km/hは出すからねぇ)


同じバスでも民間のバスはちと勝手が違う。
エアコンを装備しているので夏場はオススメだが、一番の問題点は市内での到着
先が軽軌の駅と同じ場所だということだ。
まぁ、比較的空いているので座れるというメリットはあるだろうが、到着場所が
不便なのでコストメリットは薄い。
しかし、車内で眠らずに途中下車するのであれば、節約は可能だ。
具体的には香炉磯で途中下車し、別の市内バスに乗り換えるという技である。
バス停に停まるので乗り換えは楽だ。香炉磯はかなりの路線が集合している一種
の分岐点であるので、市内のほとんどの場所へバス乗り換えが可能だ。
香炉磯なら軽軌からバスへの乗り換えもOKなのでは?という意見、もちろんアリ
だ。
ただし駅から若干歩くことになる。とどめは道路の横断だ。信号の無い横断歩道
(クルマは停まってくれません)を渡る覚悟が必要。
もちろん駅の近くまで乗り入れているバス路線があるが、たったの一路線。たし
か遼寧師範大学方面へ行くバスだったと思うが、次の停留所が工人村と駅からえ
らく離れた場所なので乗り換えには向かないと思う。


急ぎの時はタクシー、それ以外はバス、軽軌は気が向いた時ぐらい。
私の利用状況はこんな感じである。
皆さんはいかがだろうか?

2007年12月24日月曜日

やかましぃ!!

ドゴォォォン!
ドゴォォォン!


朝9時から大きな音が響き渡る。
中国お得意の花火ではない。
壁をハンマーでたたき壊している音だ。
ドアを開けて、廊下に首だけ出して様子を伺う。
どうやら隣の隣の部屋が発生源らしい。


そう言えば、あの部屋はデザイン会社で最近引っ越して出て行ったみたい、と妻
が言っていたっけ。
つまり内装のやり直しというわけである。


夏場はドアが開けっ放しだったので部屋の構造は丸見えだった。
わざわざ後から壁を作って部屋を二つに分けていたんだよな。
その壁をたたき壊しているわけだ。
作業自体は15分ぐらいで終わったが、崩したしっくいやらコンクリの残骸がもの
すごい量だ。
エレベータの前に残骸がつまった袋がずらりと並ぶ。


さらにひどいのが廊下に舞ったホコリ。
通路の奥がかすんで見える。
床はホコリで真っ白。


いちいち壁作らずにカーテンやパーテーション程度にしとけばいいのに。
まったくもって迷惑な話だ・・・。

誰か私に説明してくれ・・・

家で仕事をしていると妻が「買い物に行くから子供看てて」と言う。
「もし泣き出したらコレあげて」
と渡されたのは一本の「きゅうり」。


なんで「きゅうり」なんだ?
「きゅうり」渡すと泣きやむのか?
どうしてなんだ?


妻に訊ねても「赤ちゃんがそれ好きだから」としか言わない。
わかんねーよ!


初音ミクはネギ持ってるが
ウチの息子はキュウリを握っている。


今、巷では生野菜がブーム!


なのかも知れない・・・。

クリスマスですね

世間はクリスマス。
でも我が家はボール紙のクリスマスツリーを飾ったぐらいで、これといって何か
するわけでもなく・・・。
一応、妻に「KFCのチキンでも食べようか」と訊いてみましたが、たぶん普通に
家で食事する感じ。


朝、外を歩いていると露天商が何気にクリスマス仕様になっている。
一輪の花を並べているのはまぁわかるとして、リンゴとかオレンジをセロファン
で包んで並べているのは何なんだろう。
しかも一個ずつだ。
たぶん一個5元とか言い出すのかもねぇ。値段訊かなかったけど。
セロファンで包まれた果物プレゼントしてもらって女の子とか喜ぶんだろうか。
なら安上がりでいいなぁ、と思ったりした。

2007年12月23日日曜日

まったりと子供と過ごす師走

急遽、雑誌の締め切りが年明け第二週になったのでまったりとした年末を過ごし
ている。
そんなわけで日曜日は子供と一日遊んで過ごすぞぉ、とはりきって遊んでいたら
午前中で疲れてしまった。
午後は親子そろって昼寝である。


息子は最近少し匍匐前進(ほふくぜんしん:ハイハイとも言う)ができるように
なった。
ベッドの上でイモ虫のようにもぞもぞと動いているのだが、気がつくとベッドの
縁に到達していたりして危ない。
なんでも口に入れる時期なので、床には放置できないし・・・。
結局妻と交互にベッドの上を見張ることにしている。


ただし奴もクセモノで、こちらの見張りのウラをかいてオシッコをしたりウンチ
をしたりする。
息子は中国式の育て方で股割れズボンであり局部は剥き出しである。
昼間は紙おむつは装着していない。(肌荒れ防止の為)
だから、ベッドの上で粗相をされると後始末が大変だ。
洗濯モノが増えてしまう。


食事は交代制だ。
私が先に食べる。
後ろで妻が息子に排泄させている。
「ジョォォォ・・・」「ブリブリッ」
私は平気で食事を続ける。
いちいち気にしてたら中国ではやっていけない。


食べ終わったら交代。
脇の下を支えて立たせたり、太ももの上に座らせたり、ベッドの上で匍匐前進さ
せたりする。


息子は坊主頭にされているので、私はいつも「マルコメ、マルコメ」と言いなが
ら撫でている。
中国では自分の子供の頭を撫でるのはいいが、他人の子供の頭を撫でるのはNGだ
そうだ。
気をつけよう。

2007年12月19日水曜日

最近のマイブーム「文房具」

仕事で使っていた手帳がいっぱいになった。
新瑪特の1Fの文房具売り場で手帳を探す。


ビニールのカバーとボールペンが付いた手帳が5元。
安い。


家へ帰って付属のボールペンで試し書きをしようとおったらできない。
ボールペンはノック式。ペン先を出した状態で字を書こうとするとロックが外れ
てペン先がペンの中に戻ってしまう。
ロックが緩いのだ。


ま、5元だし、仕方ないな・・・と諦めてボールペンを探しに今度は安盛デパ地
下へ行く。


晨光M&Gの0.7mmの水性ボールペンが書きやすくてお気に入りなのだが、このボー
ルペンの欠点はすぐにインクが無くなること。常に3〜4本は携帯しているのだ
が、既に書けないやつも2本ぐらい混ざってて、結局、書き味の悪い別のボール
ペンが一番重宝する、という気に入らない状況になっている。


そう言えば数ヶ月前にとある不動産会社の総経理(中国人の方)と会った時、何か
メモをとる際、その方の万年筆を貸していただいた。ものすごく書きやすいペン
だったことを覚えている。
中学生の頃、親にねだって万年筆を買ってもらい、学校でノートをとるのに使っ
ていた。パーカーの万年筆だったか、それともパイロットだったか・・・記憶は
定かではない。


というわけで、頭の中が万年筆でいっぱいになった私は、衝動的に万年筆を買い
物かごに入れていた。
15元。
安っ・・・


家に帰ったら妻に怒られた。
それインク付いてないじゃないっ!


あ、ホントだ・・・


翌日、妻にインクを買ってきてもらったのは言うまでもない。
インク一瓶2.9元。
安っ・・・


しばらく万年筆使ってなかったんで、インクの補充方法忘れた。
昔使ってたのはカートリッジ式だったっけかな・・・。
万年筆を分解するとタンク部に人差し指で押すボタンみたいなものがある。
ペン先をタンクに付けて、ボタンを押すとスポイトみたいにタンクへインクが吸
い取られるしくみ。
なるほど、よく出来ている。


さっそく試し書き。


おっ、安物だけど、結構書きやすいじゃん・・・


良い買い物をした。

イタタタ・・・

最近、息子にマイブームがある。
「高い、高い〜」と胴上げをすると、メチャクチャ喜ぶ。
ちょっとぐずっている時にやると機嫌が直って効果覿面。


しかし、5ヶ月をすぎた息子。体重はおそらく10kg程度。
そんな重いものを持って高い高い〜なんてやってたら見事に腰を痛めた。
困ったもんだ・・・。


そんなわけで湿布薬を貼っているのだが、ニオイが強烈。
今度の休みマッサージにでも行くかなぁ。

2007年12月18日火曜日

いきなりハードな月曜日

もうすぐ中国時間で0時になる。


ちょうど仕事が終わったところ。
普通に夕方6時に下班し、家で晩ご飯を食べているときに来電話。
今から印刷を始めるという。(朝方確認した時、今日は印刷無いって言ってなか
ったか?)


7時に印刷工場へ到着。
印刷の立ち会いで、終わったのが9時半。
その後家に戻ってから、雑誌の原稿を書く。
印刷の件がなければ午後9時には終わっていたハズ。


最近子供はなかなか夜寝てくれなくて、9時半でもまだ起きてた。
妻と二人でお風呂に入れて、やっと原稿書きに着手できたのが10時過ぎ。
二時間で原稿を書き上げて・・・
で、今に至る。


明日は9時にお客さんと会う予定。
週明け早々忙しい。
昨日は意地を通してでもしっかり休んで正解。


年末年始は吉林へ帰省しないことに決定。
その代わり年開けて二週目に妻と子供が先に帰省する。
生まれた病院で子供の予防注射を受けるため。
私は春節の時に追いかけて吉林に行く予定。

2007年12月16日日曜日

久しぶりの休み

昼近くまで寝た。
起きてから妻と一緒に買い物。
子供はお手伝いさんが看てくれている。


マイカルで「桃屋の麺つゆ」を買う。
お昼はざるうどん。
安盛地下で麺を買う。
太い生麺。


家に帰って麺をゆでる。
ネギを千切り。
桃屋のつゆを希釈して(水で薄めること:化学の専門用語)、ネギをぱらぱらっ
と落として、ゆであがった麺を一気にずるずるっと・・・。


あっという間に麺が無くなった。
足りないのでビスケットを食べる。


ぼーっとテレビを観る。
なんか眠くなってきたのでソファに横たわる。


うとうとしたところで部下から電話。
昨日の印刷の仕事が仕上がったのだろうが、いまいち中国語が聞き取れない。
どうせ社長が直接納品&次の営業をするので、社長に電話するように言う。
私は今日は休みなのだ。
どうせ明日からは忙しい。休めるときに休む。


子供の泣き声で目を覚ますと夕方5時。
ホントに充実した日曜だった。

2007年12月15日土曜日

明日できることは今日するな

私の中国座右の銘の一つである。


もっと言えば


納期さえ守れば良い。ギリギリまで手をつけるな。


である。
納期に余裕のある仕事は、たいてい納期前になって仕様変更の連絡が来る。
そうすると、それまでやった作業が無駄になること多し。
だからギリギリまで手をつけない。


夏休みの宿題は早めに手を付けたほうが良いが、仕事は早く仕上げるとろくな事
がない。
早くできたから安くしろだの、次の仕事は余裕のないギリギリのスケジュールで
依頼してきたりだの、一生懸命やったのが馬鹿らしくなる。
だから納期の早いものから優先順位をつけて片付けていく。


これはある意味自衛手段とも言える。
実際、今日も飛び込みの仕事が入った。
夜の7時に言われて、明日朝8:30までにデータ渡し。
クリスマスカードと年賀状なので納期が厳しいのだ。
同じタイミングでCM用のDVDも明日中に納品と言われた。
字幕を入れるだけなのだが、動画の処理というのは時間がかかるのだ。
また今夜も寝るのが遅くなる。


朝9時から、中国語教室。
その後は、仕事。
DVDを作る。
で、時間が余ったら、今日取材した写真の整理。
夕方前に市内へ移動。納品。
その後は忘年会。


日曜日は休む。
妻には悪いが、ひたすら寝ることにする。


月曜日は原稿書いて、次の取材のアポ入れて、あ、もう一つアポ入れない
と・・・。
たしか印刷の仕事もあったはず・・・。これは部下にやらせるとしても、色校正
には立ち会う必要がある。


印刷関係の仕事は過酷だ。
部下(中国人)が居ても仕様変更やらサンプルが無いやらで、どうしても私が立ち
会わなければならないケースが多い。仕様変更の無いアイテムの印刷は簡単だ。
前回とまったく同じ紙に同じ色で印刷すればいい。
だからサンプルを渡して後は部下にまかせることができる。
サンプルが無い1ロット限りの印刷や、仕様変更がある場合の印刷はデリケート
である。
事情を知った上でないと判断しようが無いだろう。
だから私が立ち会う。


その私とて直接お客様と打ち合わせをしたわけではなく営業担当者からの指示を
受けただけだから、聞き漏れが無いか常に不安である。
複雑な仕事が来ないことだけを祈る。複雑な仕事ほど売り上げが安く、本来なら
受けるべきでないのだが、次の仕事を取るためにトップ判断で受ける場合がほと
んどだ。


おっと、ビデオのレンダリング(編集処理)が済んだようだ。
さてと、仕事に戻るかな。

2007年12月12日水曜日

あー、ヤダヤダ

妻が後ろでテレビドラマに見入っている。
主人公やその家族に次々と不幸が訪れるというパターン。


「渡る世間は鬼ばかり」「おしん」


私はこの手のドラマは大嫌いである。
最近、仕事が忙しく日曜日すらまともに休めない。
風邪もまだ完全には治っていなくて鼻水は出るし、肩こりが酷くて頭痛はするし、
疲れが溜まっているのか体もだるい。
家に戻ったら妻の愚痴を聞き、子供は夜なかなか寝付かないので眠れない。
現実でこれだけしんどい目に遭っているのに、なんでわざわざ気分の悪くなるド
ラマを見る必要があろうか。


最近の唯一の楽しみは、乗り合いタクシーで助手席に乗り、ウォークマンで好き
な音楽を聴きながら眠ること。
運転手に起こされるまで寝ている。
本当はゆっくりとDVDとか観たいのだが・・・(引き出しの奥の新スタートレッ
クと24(第五シーズン)はいったいいつ観られるのだろう・・・)

2007年12月6日木曜日

眠くないんかい?

最近子供がなかなか寝ない。
今夜は11時を過ぎても元気に起きている。
困ったものだ。


仕事柄、自宅で遅くまで仕事をすることが多いのだが、電器スタンドの明かりが
まぶしくないようにカーテンをひいて部屋を仕切っている。それでもキーボード
を打つ音は小さいながらも聞こえるのだろう。
来年は二部屋あるところへ引っ越そう。
やはり家族でワンルームは無理がある。

2007年12月2日日曜日

へぇ、たいしたもんだ

子供のお腹がゆるい。
まぁ、これは父親である私の遺伝。
幼稚園の頃は毎日牛乳をあたためてもらっていた。
理由は冷たい牛乳だとお腹を壊すから。


医者からお腹の薬をいろいろ処方してもらったが効かない。
そんな時、お義母さんから鶏の卵が送られてきた。
農家で放し飼いにされている鶏の有精卵である。
これをゆで卵にして黄身をお湯で溶かして子供に飲ませる。
お腹が治った。
スーパーの卵ではダメらしい。


ちなみに白身の部分は私が食べる。
半端じゃなくプリプリしている。
これが本当に新鮮な卵か。
普段食べてるのとは全然違うなぁ。


そんなわけで、我が家では今日も子供は口を真っ黄色にしているのだった。

2007年12月1日土曜日

お薦めクリスマスCD

Navidades Luis Miguel

http://www.amazon.co.jp/Navidades-Luis-Miguel/dp/B000J3EB9E/ref=pd_bbs_sr_1?ie=UTF8&s=music&qid=1196516055&sr=8-1

1. Santa Claus Llega A La Ciudad (Santa Claus Is Coming To Town)
2. Te Deseos Muy Felices Fiestas (Have Yourself A Merry Little
Christmas)
3. Frente A La Chimenea (Rudolph The Red Nosed Reindeer)
4. Blanca Navidad (White Christmas)
5. Navidad, Navidad (Jingle Bells)
6. Estar En Mi Casa Esta Navidad (I'll Be Home For Christmas)
7. Mi Humilde Oracion (My Grown-Up Christmas)
8. Va A Nevar (Let It Snow)
9. Sonrie (Smile)
10. Llego La Navidad (Winter Wonderland)
11. Noche De Paz (Silent Night)


いわゆるクリスマスの定番曲をビッグバンドJazzのアレンジで、しかもスペイン
語で歌ってるというちょっと珍しいクリスマスCD。
このルイス・ミゲルという人はスペインでは国民的に人気のある人。ちょっと昔
(20年以上前だが)に同じスペインのフリオ・イグレシアスというスーパース
ターが日本でもブームになったが、その後継者みたいな人。
ルイス・ミゲルはとにかくアレンジャーのセンスが半端じゃなく抜群。いわゆる
鳥肌モンの展開を見せる。
特に2曲目のHave Yourself A Merry Little Christmasなんかがその最たるモノ。
日本に居て、Amazon利用できる方は是非買って聴いてみてください。

「やっぱクリスマスはこうでなくっちゃね」というのを強く実感できるオシャレ
でロマンチックな音楽です。


めずらしく音楽紹介なんかしてみた。

2007/11/30-12:45 「尖閣」記載、通関を一時認めず=日航機内誌で見解要求−中国

2007/11/30-12:45 「尖閣」記載、通関を一時認めず=日航機内誌で見解要求−
中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007113000469


時事ドットコムに掲載されたニュース。
実際のモノを見たわけじゃないが、「尖閣」については、まだ政府間でケリがつ
いていない微妙な問題なわけで、日航のような一流企業であれば、「日本の領
土」と主張するような迂闊な記載はしていないとは思うが、デザイン変更する際
に、外注先のデザイン会社が「良かれと思って」より詳しい記載の地図を作成し
た、そんなところではないだろうか。
日航の担当者からすれば「余計なことをしてくれた」という感じかな。


こと中国に関しては政治的に微妙な問題については「触れない」のが原則である。
またどうしても「触れなければならない場合」は「以前のモノと変えない」のが
無難。
たとえば大連で発行されている日本語雑誌でも地図のページが記載されているが、
ある社では地図にチェックが入って、デザインを変更さざるを得なかった経緯が
あるらしい(私が関係している雑誌社ではないけど)。


そもそも中国で書籍を出版すること自体、特別な許可を必要とする行為なのだ。
だから、記事を作成する場合でも常識的なバランス感覚を必要とする。政治・軍
事の話は避けるとか、中国人や中国のことを批判したり、嘲るようなことは書か
ないとか。(以前、某誌が大連各所にあるオブジェのことを茶化した記事を書い
ていたが、私からすれば自分で自分の首を絞めるような行為としか思えない)


今回のことも、国際的な感覚からすれば、領土問題で争っている地域の地図の表
現に関することで、自国に乗り入れている航空機に置かれる雑誌、となれば見過
ごせない→当然のこと。日本の感覚であれば、それぐらいのことでいちいち細か
いこと言うかなぁ?といったところだろうが、国際的には「主張すべきことを主
張しない日本人」という感じ。日本はもっと言うべきことを言わないと。
自分が相手の立場になって「気分悪い」とか「むかつく」と思うようなことはし
ちゃいかんです。
このあたりの感覚をしっかり持ってないから今回のようなことが起こる。