2011年6月7日火曜日

Puppy Linuxというメチャ軽いLinux

Puppy Linuxというメチャ軽いLinuxがあるというのを知った。


仕事柄、事務所ではPCの電源を入れっぱなしにして運用している。
Windows XPはNT系なので比較的安定しているとはいえ、一週間に一度は再起動せ
ざるを得ない状況に追い込まれる。
例えば、アプリケーションの動きがギクシャクしたり、画面の書き換えにえらく
待たされたり、といった具合。


先日からアフィリエイトのアプリをWindows Serverで動作させるようになってか
ら、PCの再起動回数が格段に減った。
以前は毎日再起動していた。特殊なアプリなので結構OSに負担かけるようで、XP
で動作させてた頃は、翌日フリーズしてたことがよくあった。
Windows Serverに換えてからは、PCがフリーズしてたことは1回しかない。
それも、OSの問題ではなく、ハード的なトラブルだった。
それぐらいWindows Serverは安定しているので、じゃあ、デスクトップOS的な使
い方をしてみようじゃないか、と、また馬鹿なことを思いついて、いろいろ試し
てみた。


結論から言ってしまうと、セキュリティソフト(ウィルス駆除ソフト)で動かな
いものが多すぎるのでダメ。
いや、あるにはあるんだけど、糞高いやつか、リアルタイム監視できないフリー
ウェアぐらい。
それ以外のアプリは、結構動く。
ただし、OSにパッチを当てて、アプリにはXPだと騙して動作させるという裏技を
使う。
セキュリティソフトもその手でイケるんじゃないかと思ったら、そうでもないよ
うだ。
そんなわけで、Windows Server デスクトップ計画は終了(笑)。
XPで毎週一回再起動すればいいよ。


そんなわけで、余ったノートPCにWindows Serverを入れたまま、アプリケーショ
ンの起動処理の合間にそのノートPCでネットサーフィンをしている。
ほとんどネットブック的な使い方。
Windows系のOSのではリモートデスクトップ機能があって、手元のPCからアフィ
リエイトのアプリを動かしているサーバーPCを遠隔操作で きる。
でもクライアントのOSは何もWindowsである必要はないらしい。
Linuxでもリモートデスクトップできるそうだ。


そんなLinuxの一つのPuppy Linuxというのがある。
これはとても軽いLinuxで、わずか100MBで動作する。
knoppixがCD1枚700MBで、それでも驚いていたのに、それの7分の1。
ちゃんとオフィス系のアプリも入っていて、CDでブートしてもOSプログラムファ
イルはRAMディスク上に展開されるので、一度起動したらCD抜 いてしまっても
OK。メモリも256MBあれば充分だそうで、なんともエコなOSだ。


で、このPuppyはWindows Serverへのリモートデスクトップができるらしい。
さっそくCDを作成。
自宅デスクトップで起動!


あ、起動しない。
途中で止まる。
何度やってもダメ。
CD焼くの失敗したか?


Let's Noteで試してみた。
なんだ、ちゃんと起動するじゃん。
最新のPCでは起動しないって、ダメじゃん。
仕方ないのでLet's Noteで実験することにする。


WordモドキとExcelモドキがある。
最近のLinuxのディストリビューションはOffice系アプリが標準で入っているの
で楽だ。
すぐにお仕事できる感じ。もちろんファイルの互換性は取れている。
他に必要なアプリがあれば、Petと呼ばれるファイル形式で、Ubuntsでいうとこ
ろのパッケージ形式でアプリの追加インストールができる。
Windowsへのリモートデスクトップ機能もアプリの追加でインストールした。


いや、あっさりとリモートデスクトップ画面が表示されてしまった。
フルスクリーンにすると、完全にWindowsの画面だ。
レスポンスも早いので(ローカルネットワークなので当たり前だけど)、
WindowsPCを直接操作してるのと変わらない。
これならば、淘宝で見つけたメモリ256MBの中古ノートPCがリモートデスクトッ
プのクライアントとして使えそうな気がする。(メモリ 256MBではXPが実用的に
動かないので人気が無くて安い)


ブラウザでネットサーフィンしてみる。
knoppixもそうだったけど、最近はM+という日本語フォントがインストールされ
ていて、アンチエリアス処理もされているので、画面が実に見 やすい。
Windows7に慣れた目でも違和感ない。
ただしM+は万能ではなくて、用意されていない文字だと化けて表示される。
普通にネットサーフィンをしていると、化けるのは記号が多い。
こういうのはおいおい直っていくのだろうけど、気にする人は気にするだろうなぁ。
仕事でワープロ文書作ったりすると、文字化けは致命的だしねぇ。
その場合は、別のフォントをインストールしたほうがよいと思う。
ただし、どうやってインストールするのかは、ググってみないとね。
Windowsみたいに、Fontフォルダにドラッグ&ドロップ、というわけにはいかな
いんだろうねぇ。

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