作った。
日本企業にプレゼンするそうだから、日本人の感覚で、サービスを全面に押し出
して、その裏付けとして過去の実績とか自社の規模とかを後付けで説明するよう
にした。
元々のその会社のパンフレットは、まず董司長がトップページに出てきて、会社
のモットーについて熱く語る内容だったが、そこはやはり「契約取りにいきま
しょうよ。お金稼ぐが第一ですよ。」と説得。会社が提供するサービスを最初に
ずらっと並べて見せるように変えた。
後は、打印(プリントアウト)してできあがり。
まぁ、一回で通るとは思わなかったが、後から別の写真を使いたいとの要望。
あちこちの写真を差し替えた。
たぶん、配布資料としては、これで完成。
次に「ナレーション」を入れたいと言われた。
配布用PowerPointファイルに音声を入れることは可能だが、ナレーションをより
効果的なものにするには、やはり「それ用」にPowerPoint ファイルを作り直し
たほうがいい。
つまりプレゼン会場で直接顧客にパソコンやプロジェクターで見せるためのコン
テンツを作る、ということだ。
動きのある映像を見せることになるから、普通ならDVDなどのビデオを作るとこ
ろだが、今回はPowerPointで、という要求。
PowerPointを使ったプレゼンは何度か見たことがあるが、音声を入れたものを自
分で作るのは今回がはじめて。だから週末を利用して急遽、 PowerPointをいじ
くりまわしている次第である。
文字の出し方はテレビでいうところのテロップと大差ない。
写真などのディゾルブなど、基本テクニックは動画編集と同じだ。
これならなんとかなる。
音声については、音量の細かい調整はできないが、まぁ、ナレーションメインだ
からBGMは極端に上げ下げすることもないだろう。
ネットで調べてみると、日本国内にはPowerPointのプレゼンテーション用音声付
きファイルを作っている業者が結構あることに気づいた。値段も10 分程度で中
国元で1万元以上。
サンプルを見せてもらったが、この程度のものに1万元以上は「なんだかなー」
という感じ。
DVDビデオと違って、デジカメ写真さえあれば、とりあえずそれっぽいものが出
来てしまうので参入しやすいのかも知れない。編集の手間はビデオ編集とそれほ
ど変わらない気がするけども。
中国では、プレゼンテーションがどこまで日常化しているか不明だが、もしかし
たら商売になるかも知れない。
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