2009年1月5日月曜日

Ironを使ってみた

と言っても、「アイロン」ではない。


「Chrome」の派生ソフトである「Iron」。
鳴り物入りで登場したGoogleのブラウザ「Chrome」だが、URL(検索)窓に入力
した単語がGoogleにすべて送信されるということで、使用者の趣味嗜好がすべて
わかってしまうらしい。
ほかにも、観ているホームページアドレスとかが収集されているに違いない。


こいつ「ネラー」だな、とか
Hなページばかり観てるな・・・
程度ならたいしたことはないが、政治思想的にアレなページを観ていると中国な
ら当然チェックに引っかかるわけで(中国Googleと中国政府は仲が良いので)、
もっとも、中国の場合、そもそもそういうページは観られないようにブロックさ
れてるけどね。


まぁ、そういうのは個人の問題としても、Chromeを使い込んでいくと、どうも
URL窓に文字入力している途中で動作が重たい気がするので、裏でこっそり情報
を送るなんて余計なことはせんで欲しいな、と思ったりする。
だが、Chromeはなぜかソースコードが公開されていて、それを元に、Googleへ勝
手に情報を送信しないChromeをドイツ人が作ってくれた。それが「Iron」である。


SRWare Iron
http://www.srware.net/software_srware_iron.php


さっそくインストールしてみた。
Chromeと見た目は全くと言っていいほど同じ。
動作も軽い。メニュー関係もすべて日本語で表示されている。
そもそもSleipnir→GreenBrowser→Chromeと乗り換えてきた理由は、動作が軽くて
ページの表示が速いからだった。
中国のようなあまり高速でないネット環境では、多少、個人の嗜好趣味情報が収
集されようとも、きびきびと動くChromeは圧倒的なアドバンテージを持っていた
と思う。
だが、更にその上を行くソフトを見つけた。
実にうれしいことだ。

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