2010年10月31日日曜日

最近のマイブーム【お茶】

やっと暑さからも開放されたので、温かい飲み物をいただけるようになりました。


去年のマイブームは「ミルクティ」。
今年は「ミルクカフェ」です。


ただし、糖分の摂り過ぎは良くないので、一日最大2杯まで。
それ以外では「緑茶」や「紅茶」(当然砂糖なし)を飲んでいます。


近所にある、怪人の笑い声のような名前の超市「ルハハ」では、いろいろな茶葉
が売っています。
大きく分けると、「緑茶」「ジャスミン茶」「紅茶」の3種類。
等級によって値段がいろいろあるのですが、まぁ、高くてもせいぜい十数元
(100g)。
私が飲んでいるのは6元の緑茶と7元の紅茶。
毎日のタクシー代が10元、ランチが10元、それから考えると安いので、茶葉
をケチケチせず豪快に飲んでいます。


紅茶はやはりリプトンのほうが美味しいかな。
お茶の専門店へ行けば、もっと美味しい紅茶があるのかも知れません。
まぁ、ガバガバ飲みたいので、とりあえずは安いお茶でいいです。


行きつけの電子城のお店の老板から美味しいプーアル茶をいただきました。
100gで50元ぐらいするそうです。
鍋や大豆油をプレゼントされるよりも嬉しかったですね。
今度、ハードディスクでも買おうかなと思います。

2010年10月30日土曜日

久しぶりに涼宮ハルヒ・シリーズにハマっている

日本にいた頃読んでいたのだが、久しぶりに涼宮ハルヒ・シリーズにハマっている。


と言ってもSS(ショート・ストーリー)と言われる二次創作。
これが結構面白くて、サイトからダウンロードしては電子ブックリーダーに入れ
て読んでいる次第。


前にもブログで書いたが、日本を離れてから日本の作家の作品をたくさん読むよ
うになった。
日本にいた頃は、日本の作品は現実の日常とだぶってしまい、受け入れるのが嫌
だったのだと思う。
中国に来て、日本の日常から離れたから、日本の作品は「他人事」として受け入
れられるようになった。
あと、ライトノベルは中学や高校を舞台とするものが多いというのもある。
40過ぎのオジサンにとって、学生時代は遠い過去の事だ。冷静に受け止められ
て当然。


日本で仕事をしていれば、今なら、新聞や雑誌、ハウツー本などを読んでいたか
も知れない。
中国ではその手のモノは手に入らないので、どうしてもインターネットで日本の
サイトをうろうろすることになるのだが、青空文庫を見つけてからは、 結構活
字中毒になった。
シャーロック・ホームズを真面目に読み返してみるなんて、日本にいたらやらな
かったかも知れない。
入手できる日本語の活字コンテンツが限られているからこそ、ネットで入手でき
る小説は貴重。


来年あたり、日本に一時帰国したら(息子を連れて)、買いたい小説がたくさん
ある。
友達に頼んで、買った小説をスキャナで読み込んで、こっちにデータを送っても
らおうか。
別に最新刊を読みたいわけじゃない。BookOffとかで売っている100円小説でいい。
古い文庫本作品を100円ぐらいで電子書籍として販売しているサイトがあれば、
利用したいと思う。
まぁ、日本の出版界の現状では、当分無理だろうけど。
結局、自炊するしかなさそうだ。

2010年10月26日火曜日

ケータイ雑感

今回は初めからタオバオでケータイを買うと決めていたので、自分が本当に欲し
いものをじっくり選ぶことができた。


ケータイ販売店では、こうはいかない。
店員がいろいろと勧めてきてうざいし、気に入った携帯が無ければ他の店に行か
なければならない。
そして最後は価格交渉である。
非常に面倒だ。


先週のブログでも書いたが、私は電話は嫌いだ。でも家族や友人と連絡をとるに
は必要なものだということは理解している。最低でも通話ができればい いの
で、一時期は真剣に高齢者用の携帯電話を買おうかと思った。中国でも高齢者用
の携帯電話はある。
数字ボタンが大きく、画面での電話番号表示も大きい。
だが、それだけである。
私は電話番号を覚えるということをしないので、メモリー機能がないとつらい。


わざわざ通話する必要のないメールで済む用事というものもある。
またメールでなければならないこともある。
だから、最低限、ショートメッセージ(短信)は利用したい。


つまり私が欲しいケータイ電話とは
・通話
・電話番号メモリー機能
・ショートメッセージ
の3つが利用できればよいということ。


MP3機能とかQQとかゲームとか、ちょっとした仕事ができるスマートフォンとか
はいらない。
MP3プレーヤーは持ち歩いているし、暇つぶしには電子ブックリーダーがある。
本格的な仕事をするにはデスクトップパソコンが必要だし、ちょっとした仕事な
ら手帳とペンでメモすれば事足りる。
ケータイでいろいろやろうとは思わない。日本にいた頃もそうだった。
音楽制作の仕事をやっていた関係で、着メロ着うたを作ってケータイにインス
トールしていた程度。


今回、ケータイを買うにあたってはメーカーはソニエリと決めていた。
理由はショートメッセージの中国語入力方式のため。
中国では2台続けてソニエリだったので、慣れていた。
一時期、NOKIAやモトローラを試してみたけど、慣れることができなかった。


ソニエリと決まり、次はスタイルだ。
ストレートタイプは論外。カバンの中に入れておくと揺れでボタンが押され、電
池の消耗も早い。
使いたい時にいちいちキーロックを解除するのも面倒。
画面タッチタイプも同じ理由で却下。
スマートフォンが好きになれないのも、実はこれが理由だったりする。
折りたたみ式が無難だということは重々承知していたが、たまたま目についた
T303がスライド式だった。
以前、スライド式のPHSを使っていたことがあって、結構使いやすかったことか
ら、T303に決定。
スライド式はスライドさせる前であれば、ちょうど折りたたみ式の「閉じた状
態」と同じ。キーロックがかかっている状態。スライドすればキーロック 解
除。折りたたみ式と同じく片手で操作できるので使いやすい。


今回買ったT303はあくまでもプライベート用。
実は仕事で使っているケータイには不満がある。


仕事で使うケータイも基本的には「通話」と「ショートメッセージ」機能だけ。
あとは、就業時間が終わったら電源をOFFにして、出勤時間になったらONになっ
てくれればOKだ。
ただ、もうちょっと便利になって欲しいと思うのはメモリーされた電話番号を探
し出す機能。
今使っているZ300Cはピンインの最初の文字でメモリーされた人を呼び出す機能
があるのだが、思ったように動いてくれない。
たとえば「中村さん」を呼び出したい時、メモリー一覧のページで「wxyz」
キーを4回押せば、ピンインが「z」で名前が始まる人(つまり中村さ んや中
川さん)が表示されるハズ、なのだが、アルファベットの「Z」で始まる人が表
示されてしまう。(Mr. Zendaとか)
取引先は確実に100人以上いるので、いちいちスクロールボタンを押して電話
したい人を探し出すのは大変だ。だから、最近では電話帳を持ち歩い て、必要
なときはそれを見ながら一桁ずつ電話番号を打ち込んで電話をかけている。なん
ともなさけない話だ。
NOKIAの携帯では、ピンインでメモリーされた人を呼び出す機能はしっかりして
いたので、ソニエリでもできるはずと信じているのだが・・・。


そんなわけで、今度は仕事用のソニエリ携帯をタオバオで探している次第である。
だいたい3機種まで絞り込んだ。来月のギャラが入金されたら注文しようと画策
している。

2010年10月25日月曜日

ケータイ買いました

通話とショートメッセージに特化した使いやすい携帯をタオバオで探していた
ら、意外と安いですね。


ソニエリのT303を買いました。バッテリー2つ付きで280元。


完全プライベート用途にしたいので、新しいSIMカードも買いました。


中華ソニエリ携帯は3代目。
日本にいた時もソニエリ2台使ってました。
メール打ちやすいので気に入ってます。

2010年10月23日土曜日

たまにはちょっと贅沢を

昨日の夜は一人で外食をしました。


週末の夜ということもあり、たまにはちょっと贅沢をしてもいいかなと。
行ったのは開発区京東一号店裏の居酒屋「大吉」です。
元々は京東焼肉だったのですが、店を改装して居酒屋に生まれ変わっていました。
(オーナーは京東)


ここのオススメは「食べ飲み放題120元コース」です。
二時間半の食べ飲み放題。
居酒屋で一品ずつ頼んでいると、いつの間にか200〜300元いってしまいが
ちですが、食べ飲み放題ならば安心。


まずは生ビールで乾杯。
喉が乾いていたので、あっという間に飲み干します。
当然のごとく、おかわり。
次々と料理が運ばれてきます。
NHKニュースが放送されていました。関東圏のニュースばかりで、おっ、故郷の
ニュースです。
懐かしいなぁ。


6品ぐらい頼んだのですが、一品ごとの量がそれなりにあるので、すぐにお腹
いっぱいになってしまいます。
途中から焼酎に切り替え。締めは「おにぎり」。


5時半に店へ入って出てきたのが7時半。
まだバスが走っているので、バスに乗って帰宅。
充分満足できました。

proxyや無料VPNが次々と潰されてますねぇ

Hotspot Shield、FreeVPNがダメになったのでSecurityKISS Tunnelを使っていた
のですが、ここ2〜3日はそれもダメ。39Proxyもダメ。


「中国嫁日記」の4コマ漫画を読むためだけに、エライ苦労しております。


VPN関係でググっていたら某WL氏のサイトが見つかって、そこに載っていた方法
でようやく中国嫁日記を見ることができました。
私的にはYoutubeやtwitterが見られなくても良いのですが、livedoorブログや
fc2ブログが見られないのは困ります。 livedoorブログは文章だけは見られます
が、写真を置いてある画像サーバーが中国からはブロックされているので、ブロ
グ記事のキモとなる写真が見られないのが痛いですね。
fc2はエロブログのせいでブロックされてます。
エロだけブロックしてくれんかな。普通のブログは見させてよ。


「中国から見られないサイト」の記事を書くと、「中国のネット環境って不便だ
ね」と思われますが、動画サイトは有り得ないほど便利なので(日本のアニメや
ドラマ・映画が無料で見放題・・・)、痛し痒しですね。


ネットは情報収集に欠かせないアイテムなので、規制にめげず、対策方法を探し
続けていきたいと思います。

2010年10月21日木曜日

電話が嫌い

以前にも書いたが、私は電話が大嫌いである。


人の都合を考えず、私の時間を束縛する。
仕事でなければ、かかってくる電話は無視したいのが本音だ。


最近はiPhoneやらスマートフォンがブームらしい。
ネットができてメールができて便利らしいが、日本にいるとき、iモードを使っ
ていても、興味がわかなかった。メールも「電話をして相手の時間を束縛するの
は申し訳ない」という理由で使っていたぐらい。


中国へ来てからは、携帯電話は「通話」と「ショートメッセージ」のみ。
他の機能は有っても利用しない。
せいぜい時計代わり。
最近は業務時間外は携帯の電源を切ってる。
プライベートタイムにかかってくる電話は、たいていろくな電話ではない。
ただし、家族や親友が連絡取れないと心配するので、そろそろプライベート用の
電話を持つべきかも知れない。300元ぐらいの安いやつ買うか・・・

iPadとタブレットPC

先日、日本からいらっしゃったお客様がiPadを使いこなしているのを間近に見る
機会がありました。


プレゼンテーションはもちろん、打ち合わせの際のメモもiPadで取ります。
どうやってメモを取るかというと、文字通りの「手書き文字」です。
iPadは大きいように見えて、実はA4ノートの見開きよりは小さいです。
画面に文字を手書きしていくと、すぐに埋まってしまいます。
そこで、画面をスクロールして別の場所に文字を書いていくわけですが、メモを
取っていく際に、注釈を付けたりしたくなる場合があります。


ノートにペンであれば、小さな文字で注釈を加えることができます。
iPadの場合、画面をちょっと拡大して、隙間に注釈を書き込みます。
この「画面をちょっと拡大」という操作が実にスマート。親指と人差指を使って
OKの「O」の字の状態で画面をタッチ、徐々に親指と人差し指の距離を離してい
くと、ムムムという感じに画面が拡大されます。
iPhoneを使っている方であれば、当たり前の操作なわけですが、この機能がiPad
を明らかに「紙とペン」の代わりとして「使えるツール」と成しているのです。


iPhone、iPadを目指せと開発されたアンドロイド携帯やアンドロイド・タブレッ
トPCですが、この親指と人差し指によるズーム(拡大)ができないのです。
ハードウェア的には可能なスペックを持っているようですが、マルチタッチの特
許をアップルが出願しているので、争いを避けるために、マルチタッチ機能は封
印されています。
「たかがズームでしょう?」とお思いかも知れませんが、メモを取りながら、
ちょっと注釈を書き加えたいと思った時、親指人差し指で、ちょいっとズームし
て、そのまま引き続きメモを書けるのと、ズームアイコンをクリックして、スラ
イドバーを動かして画面をズームして、ペンアイコンをクリックしてメモ書きを
再開するのと、どちらがスマートかお分かりですよね。
メモを取るのに、思考が中断されるような操作を強いるのが、現在のアンドロイ
ド携帯・タブレットPCなのです。


その他にも、現在のマルチタッチ機能が封印されたアンドロイド・タブレットPC
で不便なことがあります。
画面に表示されたキーボードをタッチして文字入力する場合です。
マルチタッチができないため、「Shift」+「○○」という2キー同時押し操作がで
きません。
一時的に大文字アルファベットや記号などを入力したい場合、非常に面倒なこと
になります。
また、ブラインドタッチの際には、瞬間的に2つ3つのキーがほぼ同時に押され
ていることがあります。
マルチタッチに対応したiPadならば、キーバッファにそれらの文字入力情報をき
ちんと拾ってくれるでしょうが、アンドロイド・タブレットPCでは、マルチタッ
チに対応していないので、打キー情報を取りこぼししそうな気がします。
普段使い慣れた物理的なキーボードと違う操作を強要される、それが現在のアン
ドロイド・タブレットPCなのです。


電子城に行けば、アンドロイド・タブレットPCは700元ぐらいで入手できます
が、まだ「安かろう悪かろう」というレベルです。とてもiPadの対抗馬と呼べる
シロモノではありません。
バッテリーの持続時間は2〜3時間。マルチタッチ非対応。
アプリケーションは豊富にありますが、ツール(道具)として洗練されていない。
アンドロイドの現状は、メモ取るには「紙とペン」使ったほうがマシです。


iPadを越える機種が出てくるのはいつになるのでしょうか・・・

また電子ブックリーダー買いました

台電 K8
http://www.teclast.com/zhuanti/k8/


タオバオで600元以下。
前に買ったK5よりも安かった。


K5があるのに、どうしてもう一台?


K5は5インチの画面。
青空文庫形式のテキストからPDFを作成して読む分には問題なし。
しかし、スキャンした漫画とか小説を読むには画面小さすぎ。
会社の同僚は「K5でも読めますよ」なんてこ憎たらしいことを言うが、私には無理。
K8は7インチの画面なので、ちょうど単行本ぐらいの画面サイズ。
重さも300g程度なので、片手で長時間持っても大丈夫。


カタログスペック上のバッテリーの持続時間はK5と同じ。
ところが、画面が大きくなった分、表示できる文字数が大幅に増えたわけで、K5
の時は30秒でバックライトが消えるように設定していたのだけれど、K8だと30秒
では1ページを読み終えない。
だから、バックライトはつけっぱなしに設定。30秒の上は常時点灯しか設定でき
ないから。
つけっぱなしにしておくと、バッテリー無くなるの早いので、3分で電源切るよ
うに設定。
それでも、実感としては、小説一冊でバッテリー4分の3消費する感じかな。
漫画なら何冊もいけちゃうのだろうけどね。


そんなわけで、K5はお外専用、K8はベッドでゴロ寝しながら使ってます。


あと便利なのは、youkuでダウンロードしたビデオをそのまま再生できること。
つまり、flv形式のビデオファイルをそのまま再生できるので、日本だったら
Youtubeやニコニコ動画のファイルを再生できますね。
中国の場合、動画サイトからダウンロードするのが簡単なので、flv形式のビ
デオをそのまま再生できるというのは非常に便利だったりします。
ビデオ再生でも4〜5時間はバッテリーもちますので安心です。


私にとって電子ブックリーダーは今や欠かせない暇つぶしツールになりました。


(暇というわけではないのですが、中国は結構仕事で待ち時間多いので・・・)

2010年10月12日火曜日

老いを感じる時

今朝、エレベーターが故障。
上がってこない。


仕方がないので階段を降りていく。
14階から。


階段にモノ置くなよなー。
自転車とかバイクとか邪魔だよ。


下へ着く頃には足が笑ってた。


14階から降りてくれば、そりゃ足も笑うさ。
そりゃあまだ良い。


問題なのは、朝の疲れが一日中尾を引いたこと。
マジに老いを感じる。


今日は疲れたので、9時前に寝ることにします。

変わった食べ物

行きつけのスーパーで変わった食べ物を発見。


板状に圧縮された、なんだろコレ。


☆マークに「90圧縮干粮」と書いてある。


うーむ、見るからに戦闘食という感じ。
さっそく買ってみた。


開封してみると、なんか「らくがん」みたいな感じ。
一口食べてみると、おっ、意外とイケる。
チョコ無しのキットカットみたいな感じ。
中国版カロリーメイトなんでしょうかねぇ?


2元弱で場所も取らないので、お土産にいいかも、と思ったりした。

2010年10月11日月曜日

なんだ、この寒さは

昨日は昼間ちょっと暑くて扇風機を回してた。


だから今日は半袖のゴルフウェアにジャケットという格好で出社。
金州まで出かけたら夕方になって風が強くて寒い。
寿司でも食べに行こうとバスを待っていたんだけど、耐えきれず目の前のKFCに
て食事。
食事の後はすぐバス乗って帰宅。


Windows7ガジェットの温度計では摂氏10度。
そりゃ寒いわけだ・・・

昨日は珍しく五彩城で

昨日は珍しく五彩城で飲み歩いた。


味好で食事。
唐揚げ定食にした。
ここのラーメンの麺は自家製でコシがあって好き。
前に食べたが、お寿司も結構イケる。
夏バテで自炊したくない時は結構お世話になった。


その後、Barを2件ハシゴ。
最近、風俗の取締が厳しくて、Bar(酒ロ巴)が増えた。
男性諸氏はお分かりのように、中国のカラオケは日本で言うところのキャバクラだ。
ホステス(小姐)が客の横に座り、接客するスタイル。
しかし、これは中国の法律的には本来NGだそうだ。
お客の横に座ってはいけないらしい。
かわいい女の子が横に座ってカタコトの日本語でおしゃべりしながらお酒を注い
でくれる。
それが日式カラオケの楽しみなのに、できんとはどういうことじゃ?
とまぁ、出張や観光で大連にきているオジサンはお怒りになるのだが、中国の法
律でそうなっているのだから仕方がない。


そこで、流行りだしたのがBar。
店の前の椅子とテーブルを出して、そこに店の女の子たちが洒落た格好をして
座っている。
まぁ、いわゆる客寄せ的な人たちで、お客さんが来るとカウンターの中に入っ
て、カウンター越しに接客してくれる、というスタイル。
客の横に座らないから法律的にもOKというわけだ。
カラオケと違い、五彩城のBarはチャージとかは無く、純粋に飲み物代だけ。
ビールはハーフサイズの瓶で15元。フルサイズは置いてないようだ。
洋酒は基本的にニセモノなので、やめておいたほうがよい。
店のオーナーと仲良くなれば、洋酒の持ち込みも可。(もちろん保管費は必要)


Barでは基本的に日本語が通じない。
たまに元日系企業で働いていた女性がいて、日本語を話せたりするが、基本は中
国語だ。
ショータイムも無いし、観光客や出張者が行っても、これといって楽しみが無い。
昨日行ったBarでは、日本人客がいて、カウンターの女性と英語で会話していた。
中国語ができないから英語でということなのだろうが、英語が話せる女の子はそ
れほど多くないので、まぁ、珍しいなと思った。
ビール4本とタバコ1箱で80元ぐらい、を支払って一軒目のBarを後にした。


二軒目は外人のお客さんが多いBar。(いや、自分も外人だし・・・)
欧米人が結構来る店。
最初に隣に座ったのはノルウェー人。
あいさつ程度は英語でがんばったが、その後の会話は店の女性に通訳してもらった。
店の女性には中国語で、それを英語に翻訳してもらって、うーんややこしい。
まぁ、日本と中国で生活している限りでは、英語を使う機会はほとんどない。
香港とかシンガポールに行けば英語を使うチャンスは多そう。でも最近は北京語
が通じるらしい。
今後の人生でも英語圏で生活する予定は無いから、たぶん英語は身につかないだ
ろうなぁ。


二人目はフランス系アメリカ人(たぶん)。
彼の言っていることは半分ぐらいわかる。おそらくカウンターの中国人女性にわ
かりやすく簡単な英語で話しているのだろう。
でも、私はそれに英語で答えられない。つい「対」「是的」と言ってしまう。
普段中国語で会話することに慣れてしまったから、「イエス」という言葉が出て
こない。
なんか悔しかったので、最後は「ウィ、ムッシュ」と言ってやったら、妙に受け
てた。


今度は右隣に座っていた中国人から話しかけられた。
お決まりの「どんな仕事してんの?」「オレの友達が日本へ行きたいとか言って
るんだが」的な会話があって、世間話をしていると、横の友人らしい男性が、こ
の間の漁船の船長の話題を振ってきた。
やっぱりそれか。
証拠ビデオが公開されていないし、日本側の正当性を主張しても、Barで喧嘩に
なるだけだ。
だから、日本政府の対応は失敗した、と私は言った。
2年前の政府だったら、こんな失敗はしなかっただろう。


中国人の気質を理解していれば、公の場では絶対に自分の非は認めない、ことは
わかるだろうに。
面子の問題なのだ。
旧自民党政権だったら、たぶん事件は内々に処理していたと思う。
事件がマスコミで報道されてしまったら、中国はぜったいに認めない引かないこ
とは分かりきっている。
だから事件のことは秘密にしておいて、外交官実務レベルで証拠ビデオを見せ
て、問題をおおやけにするの嫌だから、そちらで処理してくれませんか?と言え
ば済むことだ。中国側は無茶やった船長をこっそり処分するかも知れないし、そ
のまま放置かも知れない。
尖閣諸島の問題もあるから、中国との関係では、あいまいにしておいたほうがよ
いこともあるのだ。
中国との外交では、孔子のように狡猾に対応すべき。もっと日本はしたたかにな
らないと。


話が脱線したが、中国に住む日本人ということで、こういう政治的な話に巻き込
まれることも往々にしてあるので、うまくかわせる答えを常に用意しておかなけ
ればいけない。
酔っぱらいにからまれそうになったら、その場から早々に立ち去るのが吉である。


久しぶりに飲み過ぎて、夜中に寝ていて気持ち悪くなったが、なんとか堪えた。
朝は食欲が無いので、おかゆを作って食べた。

2010年10月8日金曜日

マイブーム「中国嫁日記」

今年の7月から始まった四コマ漫画ブログ「中国嫁日記」。
http://blog.livedoor.jp/keumaya-china/


40歳の日本人旦那が26歳の中国人妻の日常生活を四コマ漫画で紹介する、と
いうもの。
年齢差と言い、中国東北地方の女性という点からしてウチと共通点は多く、非常
に楽しく見させていただいた。
ちなみにライブドアブログではグレートウォールの影響で中国からは画像ファイ
ルが相変わらず表示されない状態だ。Proxyを片っ端から試して、やっと表示さ
せた次第だ。
ちなみに私はFirefoxのアドオンで「39Proxy」というのを使っている。


この漫画の中国翻訳版作って中国人の友人に見せたいと思った。
この旦那さんみたいに才能ある人がうらやましいねぇ。絵もかわいいし。

2010年10月6日水曜日

市内へ行ってきました

昨日、市内へ行ってきました。


電子ブックリーダーのファームウェアをバージョンアップしようと、メーカーの
ホームページにアクセスしてみたら、新機種が発売されていたことが判明。
画面が7インチになって見やすそう。
タオバオで調べてみると500〜600元。
それで実物をチェックするために、市内の電子城へ行くことにしました。


市内の電子城といえば、やはりオリンピック広場電子城です。
軽軌道に乗って香炉磯で下車。
駅ロータリーの向こう側、高速道路高架下のバス停から410路に乗ります。
道路工事は終わったものの、相変わらずの渋滞。
渋滞の原因は、路線バスと赤のマツダ3の交通事故でした。
たくもー、こんなところで無理な車線変更するから・・・


オリンピック広場に到着。
さっそく地下の電子城へ向かいます。
時間もたっぷりあるし、各お店をじっくり見物します。


「マイシェンマ?」(何を買いますか?)


店員が尋ねてきますが、いちいち応えないほうがよいです。
彼らも真剣に応えを期待してはいません。
国慶節休暇ということで、お客さんの入りも結構あります。


Windows7のパッケージを持ったオジサンに声をかけられました。
日本的DVD、と言っています。
誘われるままについて行きました。
例によって怪しい小部屋。
結構お客さんいますね。
品揃えは少なめ。
開発区のお店よりも少ないです。
店員に1枚いくら?と質問。
さっきの店で会計する、とか言ってます。
話がかみあってないなー。
1枚7元?それとも10元?と再度質問。
やはり、さっきの店で会計・・・としか言わない。
こりゃダメだと思い、その場を立ち去ろうとすると、
安くするから、とか言って止めようとする。
だったら、1枚いくらか教えなさいっての。


結局そこでは何も買わずに出ていきました。
通路で別の店員にも声かけられましたが、無視。
たぶんお客によって単価変えてますね。


さて、本命の電子ブックリーダーを探さねば。


オリンピック広場電子城もアップル取り扱い店増えましたね〜。
iPadやiPhoneだらけです。
もちろん、そーゆー高いやつはスルーです。
「マイシェンマ?」
うざいなー。
向こうも仕事なんでしょうけども。
へたに「電子書」とか答えると、別の知り合いの店から商品持ってきます。
商魂たくましいですから。


電子ブックリーダー専門店を発見。
ガラスのショーウインドウを見ていると店員が「マイシェンマ?」。
「台電のK8はある?」
「没有」
まだ新しすぎて置いてないのかなぁ。
「今、K5を使っているんだけど、もう少し大きい画面のやつが欲しい。」
「これなんかどう?」
と、出されたのがNewmanだか漢汪(メーカー名忘れた)のやつ。
7インチか8インチぐらいの画面。


ページ送りボタンが画面右側にあって、左手で持った時使いづらそう。
それを指摘すると、店員がページ送りを実演してくれた。
あー、画面に指を触れてスライドするのね。
「PDFは表示できるの?」
と言うと、今度は漫画のPDFを見せてくれた。
画面に大きく表示される漫画。作品名は知らない。
指スクロールで一コマずつ表示するらしい。


いや、携帯電話じゃないんだから、せっかくの大画面が意味ないでしょ。
表示倍率を変更。
一ページがちょうど画面に収まりました。
で、ページ送りボタンを押して、次のページを表示。
あれ?反応しないな。
すると店員は、こうですよ、と指スクロール。
おいおい、またそれかよ。
確かにスクロールはなめらかだが・・・


念のため、自作のPDFを試してみることにした。
シャーロック・ホームズの青空文庫をPDF化したやつ。
お店のパソコンを借りて、ファイルを転送。
いざ、表示。
おー、さすがに大画面だけあって、字が巨大だ。
これなら裸眼でも楽勝に読めます。
じゃ、次のページを・・・
あ、反応しない。
そこで、店員さんが「こうですよ」と指スクロール。


ダメだこりゃ。
ページ送りで指スクロールはいいんだけど、スクロール後の停止位置がピシッと
決まらない。
なんか巻物を読む感じ。本のページ送りとは違う。
たぶん、iPhoneの影響なんだろうけど、電子ブックリーダーの仕様としては間
違っている。
価格は699元とお手頃なんだけど、これでは今使っているK5よりも使いづらい。
店員のお姉さんにお礼を言ってその場を後にしました。


次のお店。
なんかどこかで見たことのあるメニュー画面。
ちょっと触らせてもらう。
あー、台電の電子ブックリーダーと同じメニュー画面だ。
でも、メーカー名は違うなー。OEMかな。
画面はデカイし、値段も700元ぐらいなので、一瞬、これでもいいかな、と
思った。
でも、ページ送りボタンが画面左側にない。右側だけ。
これじゃ、使いづらいので諦めた。
私の電子ブックの読み方は、寝っ転がりながら、左手でリーダーを持って、左手
の親指でページ送りをするスタイル。両手で操作はしません。


他に2件ぐらいお店をまわったけど収穫なし。
やっぱりタオバオで買うことにします。
こういう時、大連はやっぱ田舎だなぁ、と痛感しますね。


電子ブックリーダーはバッテリーの保ちが命。
文字が読めればよいのですから、別にカラー表示でなくとも可。
だから白黒画面タイプで充分なんですが、電子ブックリーダーに関しては白黒画
面タイプのほうが値段が高い。カラータイプがだいたい700元ぐらいなのに対
して、白黒画面タイプはその倍、1500元以上します。
古い機種とかカラータイプよりも安くなってしかるべきですが、確実に1000
元以上します。
たぶんE-INKの部品が高いのでしょうね。
5インチぐらいのE-INK白黒電子ブックリーダーが300〜400元ぐらいで
売ってたら、数台買うんですけどね。


それぞれの電子ブックリーダーに好きな「文書」を保存しておきます。
例えば、漫画専用、小説専用、新聞専用、雑誌専用という具合に。
現在の電子ブックリーダーでも「しおり機能」があるから、一台だけですべてを
こなせるのですが、小説読むのも疲れたから漫画にしよう、と物理的に電子ブッ
クリーダーを持ち替えるほうがいい。


「○○専用」


これからは「専用」がキーワードです。
同スペックの電子アイテムを「専用」という理由で複数所持する。
そのためには単価が安くないと。
ちなみに私はUSBメモリーを5〜6個、常に持ち歩いています。
それぞれに役割決まっているのですよ。
昔で言うところのフロッピーディスクを持ち歩く感覚ですね。
電子ブックがもっと流行ってくれるといいなぁ。


結局お目当ての電子ブックリーダーは無かったので、家に帰ることにしました。
おっと、その前にお腹がすきましたね。
せっかく市内に来たのですから、やはり韓国料理ですね。
16路のバスに乗って、勝利広場へ向かいます。
おっ、新型の二階建てバスだ。
一時期、16路の二階建てバスは全部無くなってしまって残念でしたが、いつの間
にか新型車両で復活しているとは・・・。やるじゃん、大連市政府の人。ちゃん
と観光地「大連」のことわかってる。


大連は、路面電車、トロリーバス、二階建てバス、BRTなど、およそ考えられる
ほとんど全ての公共交通機関がある珍しい都市です。もうすぐ地下鉄もできます。
コストパフォーマンスを考えたら、路面電車とトロリーバスなんかは真っ先に廃
止されそうなんだけど、しっかり残して、しかも新型車両を導入してしまったり
するところが大連の良さなんですよね。


と、二階建てバスを満喫していると、目的地の「チンニーワーチアオ」のアナウ
ンスが流れて、バスを降りました。


ん?ここは「チンニーワーチアオ」じゃないぞ。旧イトキンの隣じゃないか。
降りるバス停間違えたか?
いや、バス停は「チンニーワーチアオ」だ。
次のバス停は「友好広場」になってる。
あー、やられた。
バス停が移動させられたのね。
確かに勝利広場前のバス停はいつも混み合っていて、渋滞の原因になってたしなぁ。
でも、あそこ便利だったのになぁ・・・。
それとも地下鉄工事の関係かな?


仕方ないので、歩道をてくてくと歩きます。
市内で生活していた頃を思い出しますね。
大商電気の前を歩きながら、さっきから車が一台も来ないのに気が付きました。
友好広場へ向かう対向車線にはたくさんの車が走っていますが、友好広場からこ
ちらへ向かう車線には一台の車もありません。
いったい何事?


勝利広場の方へ目をやると、数台のバスが勝利広場のバスターミナルへハンドル
をきった形で道を大きく塞いでいました。


オイオイ、はた迷惑な・・・


瓦房店や普蘭店への帰省ラッシュでバスが増便されています。
一度にたくさんのバスがターミナルに集中したせいで渋滞が起こったようです。
いや、違いました。
バスターミナルに着いたら、バスと乗用車が接触事故を起こしていました。


オイオイ、はた迷惑な・・・


このぶんでは、金州行きのバスにいつ乗れることやら・・・。
しかし、まずは食事するほうが先です。
階段を降りて地下の韓国商店街へ向かいます。
行きつけのお店の席に座り、メニューを眺めます。
冷面とのり巻きを注文。合わせて15元。
キムチや大根の漬物など4品が並びます。
韓国料理は、このお通しが楽しみの一つです。
のり巻きが出てきました。早っ!


お通しとのり巻きだけでお腹がいっぱいになりそう。
しばらくすると冷面が出てきました。
やっぱり韓国商店街の冷面は美味しいですね。
キムチも「ラーバイツァイ」ではありません。単純な辛さじゃないです。
もう急ぐ用事もないので、ゆっくりと食事を楽しみました。


食べ終えて地上に出ると、渋滞は収まっていました。
帰省客でごった返す切符売場で金州行きのチケットを購入。
金州行きのバス停には瓦房店行きのバスが停まっています。
以前にも帰省ラッシュでバス停の変更がされていた経験があるので、慌てず騒が
ず金州行きのバス停を探します。
おっ、絶妙なタイミングで金州行きのバスがやって来ました。
どこへ停まるか見届けます。
どうやら、向かいが臨時の金州行きバス停のようです。


結構な人数が並んでいたので、次のバスへ乗ることも覚悟していたのですが、前
の5人連れの家族が後部座席に座るのを嫌って列を離れたので、座れました。
子供はエンジンの振動で車酔いしますからねぇ。
真ん中あたりにうまいこと通路側の席が空いていたので座ります。
隣は、ちょっとパンク系の女の子がケータイをいじってました。
左手の甲に何かの花模様の刺青があります。
若い子は気軽に刺青入れるからなぁ・・・


快車(長距離バス)なので窓が開きません。だから空調が効いています。
長袖ジャンパーを着ていて正解です。
座席はへたっていて、うまいことリクライニングシート気味です。
強面のおっちゃんが乗り込んできて、後部座席から切符の半券をもぎっていきます。
おっちゃん制服とか着ろよ。
私服だと893にしか見えないぞ。
全部の座席が埋まったところで、出発です。


人民路を人民広場へ向かって走ります。
へたったリクライニングシートに寄りかかると窓越しに先程歩いた歩道脇のビル
の上層階が見えます。
そう言えば、こうしてビルを見上げることも、しばらく無かったなぁ。
前の座席の4人の若者たちがデジカメで自分たちの記念写真を撮っているのが多
少うざいですが、となりのパンク少女は相変わらず無口にケータイをいじってる
し、空調は快適で、眠くなってきました。


次に気がついた時は、もう金州バスターミナルに到着していました。
やはり金州に戻る時は、このバスに限ります。快適です。
ターミナルから歩いて、金州新マート前のバス停へ向かいます。
途中、屋台の茹でたトウモロコシが目に入りましたが、さすがにまだお腹空いて
ないので、スルーしました。
ターミナル前は相変わらず人が多いです。
向かいの、先日行った池のある公園の市場も人ごみで溢れていました。


105路のバスに乗って帰宅したら、もう夕方5時を回っていました。
やっぱり市内へ行くと一日がかりですね。
お目当ての商品が買えなくて残念でしたが、たまには外出も良いものです。

2010年10月1日金曜日

国慶節休暇開始

待ちに待った国慶節休暇開始です。


さすがに6日連続出勤はキツイです。
もう若くはないので・・・


今日は朝5時に目が覚めてしまい、読書して気を紛らせました。
朝食はパンと紅茶。
昨日スーパーで仕入れてきました。
先週黒龍江省へ帰った妻友が電磁調理器を置いていってくれたので、それを使っ
てお湯を沸かします。
電磁調理器は良いモノだとお湯がすぐ湧きます。
カップ1杯分ぐらいだと1分程度で沸騰します。
炒め物料理でも火力がすごいので、以前よりも積極的に料理するようになりました。
ただし、うまく調節しないと、すぐ焦げます。


お昼になってお腹が空いたので、市場へ行きました。
国慶節でも市場やってますね。
野菜とお肉を購入。
ついでにハルビンビールをケース買い。
家に戻ってさっそく調理。
本日はホイコウロウに挑戦。
まぁ、野菜とお肉を炒めて、最後に味噌をからめるだけですが。
味噌を投入することを考え、塩を控えめにしておいたので、良い感じに仕上がり
ました。


ビールを飲みながら昼食。
昼間からのビールは格別。
やっぱ休みは良いなぁ。


食事の後は読書。
ハリーポッター7です。
昨晩、やっと6を読み終えました。
やっぱファンタジーは苦手。
アガサ・クリスティのポアロとかはすぐに読み終わるのに・・・。


読んでいるうちに眠くなったので、そのまま昼寝。
やっぱ休みは良いなぁ。


国慶節の初日は、ぐーたらな一日でした。