2010年6月5日土曜日

早寝をしたら変な夢を見た

6月某日夜8時ぐらい
DVDを見ていたら眠くて仕方無いのでベッドに横になった。


気がつくと、どこかの会館のステージにいる。
視聴者参加型のカラオケ大会で私は司会者である。
開演2分前、もう一人の司会者であるパートナーの女性から「ひな壇の向きおか
しくありません?」と指摘される。確かに90度横を向いている。
ヨイショと言いながら二人でひな壇を直す。
こういうのはスタッフの仕事のはずなのだが・・・。


PA(音響)会社の人からミキサーの取り扱いについて注意を受ける。
「もうセッティング完了していますので、触らないでください」と。
かつて私もPAやってたので、機械の取り扱いには慣れている。
だから、チェックを兼ねてフェーダーを動かしてみた。
すると「キ〜ン」というハウリング音が。
フェーダーちょっと動かしただけでハウリングってどういう仕込みしてんだよ。
あり得ん!素人かよ。


どん帳が上がった。
テーマ曲が流れる。


「皆さん、こんばんわぁ!」


相方が適当に話を振ってくれるので、それに合わせている私。
ステージ袖に最初の人がスタンバイしているのを見て


「それでは最初の方です!元気よく歌っていただきます。曲は越後慕情
紅・・・、くれない・・・、・・・・・・、これなんて読むんですか?」


曲目リストがクセのある手書きで、しかも難解な漢字・・・。まったく読めない
のだ。


「にいちゃん!しっかりしろ〜!」


客席からヤジが飛ぶ。
相方も読めない。
ステージ袖のスタッフは誰も助けてくれない。
どうしようコレ・・・


「じょじょう!」
一番目に歌う人から声が飛ぶ。


「あ、はい。それでは歌っていただきます。越後慕情くれないじょじょう!」


しかし、待てど暮らせどイントロが流れてこない。


「これ番号入れにくいな〜」
なんて、オペレーターのおっさんが毒づいている。


てめぇ、酔っ払ってるんかっ!


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私はかつてこの手のステージの仕事をしたことがあるが、音響やステージ袖で進
行を見守る役で、司会者をやったことはない。
ちょっとフェーダーを触ったぐらいでハウリングするようなセッティングは有り
得ないわけで、そういや司会者が勝手にマイクのスイッチを入り切りしないよう
に、わざとスイッチ無しのマイクを渡していたっけ・・・、と関係ないことまで
思い出した。
曲目リストにルビ(ふりがな)を振っておくのは、この業界では常識で、まし
て、読みにくい手書き台本なぞ有り得ない。
カラオケの機械の事前動作チェックは当然で、時間短縮のために、前の曲にかぶ
せて再生するためにもう一台用意しておくことはよくあった。だから再生でもた
つくことなんて有り得ない。


準備不足、ぶっつけ本番、トラブル続出・・・
現役時代には有り得ないトラブルを一度に経験・・・
まさしく悪夢。


目が覚めると朝の5時。


ぐっすりと眠れたはずなのだが・・・、なんかどっと疲れた。


このブログを書き終わったら、また寝るつもり。

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