2011年6月7日火曜日

Gimp 再び

Puppy Linuxを使っていて、なんとか現在の仕事環境をWindows XPからLinuxへ移
せないかな、と考えてみた。


Office系アプリ(Word、Excel、Powerpoint)は問題ない。
OpenOfficeがあるから。


メールソフトやブラウザも大丈夫だ。
FTPクライアントは、とりあえずどれでもいいし・・・。
Skypeも対応している。


後、残るは・・・


・Photoshop
・Dreamweaver
・Illustrator


この3つのAdobe製品だ。


Photshop相当なのは「Gimp」。
Dreamweaverに相当するのは「Aptana」というアプリらしい。
IllustratorはInkscapeで。


Gimpは以前にも試してみていて、挫折した覚えがある。
Inkscapeは標準ではCMYKに対応してなかった。
あと、Illustratorとあまりにも操作体系が違いすぎる。
そんな感じだった。


操作体系が違うのは、新たに覚えなおす覚悟で、現在やっているデザイン関係の
仕事をこれらのソフトで置き換えられないかどうか、やってみることに した。


まずは、Gimp。
最新はGimp 2になったらしい。
ホームページからダウンロードしてインストール。
いよいよ起動。


あれ?起動しない。


Windows7には対応してないみたいだ。
2.6.1というテストバージョンで64bitに対応しているみたい。
それをダウンロードしてインストールしてみた。


今度は無事起動。


で、さっそくいつものように操作開始。
さっそく図形描きでつまづく。ホームページ上にボタンとか枠とかパネルとか作
るのに図形を利用する。
Photoshopだと四角とか円とか一発で図形を描けるんだが・・・
Gimpはどうやるんだ?
なんかもう、いきなり挫折。
Googleで調べると・・・
あぁ、範囲選択して、範囲をパスに変換するのか。
なんか面倒なんスけど。


今度は、つくった図形に影を付けたり、エンボス加工をするために、Photoshop
でいうところのレイヤー効果を探す。
う〜ん、見当たらない・・・。
またGoogle先生のお世話になる。
あった。
プラグインで対応するらしい。
で、そのプラグインをダウンロードしてきて、インストールした。


確かに、レイヤーに効果を付けられるんだけど、プレビュー機能がない。
これじゃ、見ながら効果の加減ができないじゃん。
使えね〜よ!
この時点で、諦め。
Gimpがこれほど使えないんじゃ、仕事用の置き換えなんて無理。


やっぱりPhotoshopの代替えなんて無理なんだなぁ・・・。

Puppy Linuxというメチャ軽いLinux

Puppy Linuxというメチャ軽いLinuxがあるというのを知った。


仕事柄、事務所ではPCの電源を入れっぱなしにして運用している。
Windows XPはNT系なので比較的安定しているとはいえ、一週間に一度は再起動せ
ざるを得ない状況に追い込まれる。
例えば、アプリケーションの動きがギクシャクしたり、画面の書き換えにえらく
待たされたり、といった具合。


先日からアフィリエイトのアプリをWindows Serverで動作させるようになってか
ら、PCの再起動回数が格段に減った。
以前は毎日再起動していた。特殊なアプリなので結構OSに負担かけるようで、XP
で動作させてた頃は、翌日フリーズしてたことがよくあった。
Windows Serverに換えてからは、PCがフリーズしてたことは1回しかない。
それも、OSの問題ではなく、ハード的なトラブルだった。
それぐらいWindows Serverは安定しているので、じゃあ、デスクトップOS的な使
い方をしてみようじゃないか、と、また馬鹿なことを思いついて、いろいろ試し
てみた。


結論から言ってしまうと、セキュリティソフト(ウィルス駆除ソフト)で動かな
いものが多すぎるのでダメ。
いや、あるにはあるんだけど、糞高いやつか、リアルタイム監視できないフリー
ウェアぐらい。
それ以外のアプリは、結構動く。
ただし、OSにパッチを当てて、アプリにはXPだと騙して動作させるという裏技を
使う。
セキュリティソフトもその手でイケるんじゃないかと思ったら、そうでもないよ
うだ。
そんなわけで、Windows Server デスクトップ計画は終了(笑)。
XPで毎週一回再起動すればいいよ。


そんなわけで、余ったノートPCにWindows Serverを入れたまま、アプリケーショ
ンの起動処理の合間にそのノートPCでネットサーフィンをしている。
ほとんどネットブック的な使い方。
Windows系のOSのではリモートデスクトップ機能があって、手元のPCからアフィ
リエイトのアプリを動かしているサーバーPCを遠隔操作で きる。
でもクライアントのOSは何もWindowsである必要はないらしい。
Linuxでもリモートデスクトップできるそうだ。


そんなLinuxの一つのPuppy Linuxというのがある。
これはとても軽いLinuxで、わずか100MBで動作する。
knoppixがCD1枚700MBで、それでも驚いていたのに、それの7分の1。
ちゃんとオフィス系のアプリも入っていて、CDでブートしてもOSプログラムファ
イルはRAMディスク上に展開されるので、一度起動したらCD抜 いてしまっても
OK。メモリも256MBあれば充分だそうで、なんともエコなOSだ。


で、このPuppyはWindows Serverへのリモートデスクトップができるらしい。
さっそくCDを作成。
自宅デスクトップで起動!


あ、起動しない。
途中で止まる。
何度やってもダメ。
CD焼くの失敗したか?


Let's Noteで試してみた。
なんだ、ちゃんと起動するじゃん。
最新のPCでは起動しないって、ダメじゃん。
仕方ないのでLet's Noteで実験することにする。


WordモドキとExcelモドキがある。
最近のLinuxのディストリビューションはOffice系アプリが標準で入っているの
で楽だ。
すぐにお仕事できる感じ。もちろんファイルの互換性は取れている。
他に必要なアプリがあれば、Petと呼ばれるファイル形式で、Ubuntsでいうとこ
ろのパッケージ形式でアプリの追加インストールができる。
Windowsへのリモートデスクトップ機能もアプリの追加でインストールした。


いや、あっさりとリモートデスクトップ画面が表示されてしまった。
フルスクリーンにすると、完全にWindowsの画面だ。
レスポンスも早いので(ローカルネットワークなので当たり前だけど)、
WindowsPCを直接操作してるのと変わらない。
これならば、淘宝で見つけたメモリ256MBの中古ノートPCがリモートデスクトッ
プのクライアントとして使えそうな気がする。(メモリ 256MBではXPが実用的に
動かないので人気が無くて安い)


ブラウザでネットサーフィンしてみる。
knoppixもそうだったけど、最近はM+という日本語フォントがインストールされ
ていて、アンチエリアス処理もされているので、画面が実に見 やすい。
Windows7に慣れた目でも違和感ない。
ただしM+は万能ではなくて、用意されていない文字だと化けて表示される。
普通にネットサーフィンをしていると、化けるのは記号が多い。
こういうのはおいおい直っていくのだろうけど、気にする人は気にするだろうなぁ。
仕事でワープロ文書作ったりすると、文字化けは致命的だしねぇ。
その場合は、別のフォントをインストールしたほうがよいと思う。
ただし、どうやってインストールするのかは、ググってみないとね。
Windowsみたいに、Fontフォルダにドラッグ&ドロップ、というわけにはいかな
いんだろうねぇ。

2011年6月4日土曜日

携帯関連

お義母さんの携帯の調子が悪いので、新しいのを淘宝で買った。
端午節明けには届く予定。


今更の感もあるWindowsCE携帯。
お義母さんは手書き文字でメールのやり取りをしているので、CEでないと無理。
アンドロイド携帯に新しく慣れてもらうのは大変だから。


私は新しいアンドロイド携帯欲しいけど、買ったとしても何するかなぁ。
タブレットPCでやってることと言えば、ニュース系ブログ記事の閲覧と、電子書
籍の閲覧、それとゲームぐらい。
それがそのまま携帯に代わるだけで、うーん、冷静に考えてみたら別に急がない
なぁ、と思ったりした。


前にも書いたが、基本的に私は携帯嫌いなので、できれば持ち歩きたくない。
電話出たくないし。
じゃあ、今ある携帯(ソニエリW908C)でなんとかしないとね、ということでネッ
トでアプリを検索。


まず、電子書籍の閲覧用アプリ。
W908はノキアのS60系のOSなので、Javaアプリであれば基本的に動くはず。
青空文庫リーダーのJava版を見つけたのでインストール。
動くには動いた。
だけど、コレ前回読んだところまでを記憶しない。
一応しおり機能はあるけど、しおり付け忘れると、また前回読んだところを探す
のに一苦労。
これじゃ、電子ブックリーダーとしては使えない。


S60系で定評のあるデンシブックリーダーは「Anyview」というらしい。
青空文庫リーダーのように縦書き表示はできないが、ページ送りもできるし、ア
プリを終了すると、最後に読んでいた箇所をちゃんと記憶している。
どうやらデンシブックリーダーアプリはこれで決まりだな。


やっぱり縦書き表示に未練があるので、PDFで縦書き表示できないかどうか試し
てみる。
S60系のPDFリーダーはMobilePDF。
さっそくインストール。
で、青Pで作成したPDFを読み込ませて表示。


う〜ん、横書き表示されてる・・・
青Pではちゃんと縦書きで作成してるんだけどね。
ということで、MobilePDFはダメ。


あと、携帯でやることって言ったら何だろう?
W908でできない、あるいは使いづらい事で、アンドロイドなら簡単にできるとい
うならば、アンドロイド即買い。
あ、ちなみにネット関係は別にいいです。
パケット代怖いので。


W908Cは2007年モデルの携帯だけど、意外と使えるなぁ。
携帯だから結構電池もつんだよね。
軽いから片手で電子ブック読むのも苦にならないし・・・