2011年6月11日土曜日

Puppyさらに続き

Linuxはクセが強いので、自分の場合、仕事で本格的に使うとなると、用途が限
られてくるわけです。


まぁ、無難なところではサーバー。
LAPMP機能で、最近はサーバー立てるのも楽。
ちゃんとしたセキュリティをやるとなると専門知識が必要になるけど、社内ネッ
トぐらいだったら、別にファイアウォール用意するので、まぁ、なんと かなり
ます。


で、今回Puppyを使ってみて思ったのは、通常の事務仕事なら、これで充分じゃ
ないかってこと。
Wordモドキ、Excelモドキが使えて、ホームページが見られて、メールもできる。
ペイントソフトやドロー系ソフトも入ってるので、写真加工とかイラスト作成もOK。
文書ファイルに写真やイラスト貼り付ければ立派な書類の出来上がり。


かなり古いPC(メモリが256MBぐらいしかないような)でも快適に動作するの
で、ケチケチで事務所運営するなら、コレはコレでアリかな、と。
どこぞの市町村のお役所でLinux一斉に導入、とかニュースあったけど、たしか
にコレで充分仕事できると思います。
教育関係でも、先生たちが使う分にはコレでいいんじゃないかな。
生徒にPhotoshopの使い方教えるとか、そういうのは無理だろうけど、テスト用
紙作ったり、事務仕事するだけならばこれで充分対応できる。
結局、問題となってくるのは、特殊なアプリケーションを使いたいケースだけ。
私の場合と一緒。


Windowsでも98とか2000を使えば軽くて快適に動作する。
でも、Linuxほどの安定度は無い。Windows2000と言えども、ブルースクリーン出
て落ちることあるしね。
Puppy、毎日使ってるけど、固まったケースは今のところ一度も無し。
そんなわけで、古いけどキーボードが打ちやすい、そんなノートPCを探してます。
ThinkPadとか結構キーボード打ちやすかったような気がする。
でも、中古でも意外と高め。
デスクトップで大画面で使うのもいいかもね。

Puppy Linux 続き

わずか100MBのLinux、Puppy Linuxですが、自宅と職場で活用中。


やっぱりリモートデスクトップが使えるのが大きい。
リモートデスクトップためだけにXPをインストールって、XPはやっぱり1GBぐら
いメモリ積んでないと実用的に苦しい。
Puppyだと、256MBあれば充分なので、2005年より前のノートPCでもOK。


普段使っているアプリも入れてみた。
FirefoxとThunderbird。
Petというパッケージでインストールできるのでカンタン。
ただし、Firefoxのバージョンが2で、かなり古い。
メニューとかも英語だし。
まぁ、おいおい改造していくとして、とりあえず使えることが大事。


普段使っているアプリでどうしても欲しいものが一つあった。
それはFTPクライアント。
中国から日本のサーバーへアクセスするとき、グレートウォールとか、あるいは
回線の問題で、ファイル転送中にブチブチ切れるんだよね。
日本ではかなりの利用者がいると思われるFFFTPとか、中国からは無理。使い物
にならない。
FTPクライアントはいろんなものを試してみたけど、どれも実用的じゃない。
私が言う実用的というのは、一度ファイル転送を開始したら、多少回線が切れて
も自動的にレジュームして、かつ、回線速度に見合った時間で確実に転 送を終
えること。これだけ。


レジューム機能を持つFTPクライアントは多いけど、タスクを1つしか張らない
から、転送中に切れるとレジュームに手間取って、何時まで経って も、すべて
のファイル転送が終わらない。
中国人のITエンジニアに紹介されたFTPクライアントで「Filezilla」というのが
ある。
これは、一度にたくさんのタスクを張ってファイル転送する。もちろんレジュー
ム対応。
だから、多少回線の品質が悪くても、力技でファイル転送を完了させてしまう。


で、Filezillaは一応Linux版もある。
でも、Linuxのアプリのインストールというやつはコンパイルが必要で面倒。失
敗したら、原因調べてソースファイルとか書き換えて対応しなきゃ ならない。
そういう作業が好きな人はいいけどね。私の場合、アプリを使って仕事をするの
が目的。アプリをインストールするのは目的じゃない。
だから、Puppy用のパッケージ(PET)でFilezillaを探した。


見つかった。
バージョン違いだけど、たぶん大丈夫だろう。
さっそくインストール。
インストール完了。
アプリのアイコンをクリック。
起動しない・・・


うーん、バージョン違いだと無理か?


英語の掲示板の文章をよく読むと、どうやら開発環境のsfsをインストールしな
いと、Filezilla動かないそうだ。
ということで、開発環境のdevx_431.sfsをダウンロード。(これ見つけるのが大
変だった)
/mnt/homeにファイルを置いて、PCを再起動。
その後、もう一度Filezillaをインストール。
アイコンクリック。
今度は起動した。
ちゃんとFTPとしても動作する。


LinuxがデスクトップOSとして普及しない理由は、毎回言われることだけど、ア
プリのインストールの難しさにある。
コンパイルしてくれ?冗談じゃない。
過去にコンパイルでアプリをインストールしたことあるけど、失敗するとそこか
ら先は自力では進めない。
ネットでいろいろ調べて、相当な時間をかけて問題を解決して、気がつくと、ア
プリを使って仕事をするよりも、アプリのインストール自体が目的と なってい
る。これじゃ本末転倒だ。


たしかに最近のディストリビューションでは、アプリのパッケージ化が進んでき
ている。
パッケージ化されているということは、そのディストリビューションでは動作保
証されていることなので、ダウンロードしたファイルが正常ならば、イ ンス
トールに失敗することはない。
ただし、Ubuntsでは中国という特殊事情が原因だとは思うが、ダウンロードが成
功しない確率が高い。
ダウンロードが途中で停まってしまう。あるいは、FTPサイトにアクセスできな
い。という問題でアプリのインストール自体ができない。
Puppyはミラーサイトが充実しているので、どれかでダウンロードは成功する。
でも、使いたいアプリのパッケージが用意されてない場合どうする?
やはり、自分でコンパイルするしかない・・・。


結局WindowsやMacといった商業OSが優れているのは、対応しているアプリの多さだ。
とりあえずインストールで失敗することはほとんど無いと言っていい。
問題は、そのアプリが実用に耐えるかどうか?便利かどうか?であり、悩みの次
元が違う。
「道具として使えるのか?」というレベルで話ができる。
でも、Linuxではそうはいかない。
結局私のようなスキルの足りない人は、あらかじめインストールされているアプ
リやパッケージでインストールできるアプリだけで、我慢するしかな い。


Linuxは堅牢で安心して使えるOSだとは思うが、取り扱いにはインストールのプ
ロフェッショナルである必要がある。
でも、私はインストールのプロフェッショナルになろうとは思わない。
インストールなんて、できて当たり前であって欲しい。
目的は、インストールされたアプリを利用して、コンテンツを作って、お金を稼
ぐことだ。

ニコイチ、うまくいかんなぁ

ウチには壊れたThinkPad T41が2台ある。


サーバーに仕立てようと思って、本日、ニコイチに挑戦した。
一台は画面にカラフルな点々が表示される。ビデオボード(マザーボード一体型
だし)逝ったっぽい。
もう一台はバックライトが消えてる。
じゃあ、ビデオボード逝ったやつの液晶ディスプレイとバックライト消えた奴と
交換すればいいんじゃね?
と思って交換したんだわ。


でもバックライト消えたまま。
Functionキー押しながらディスプレイの切り替えとか照度調節とか、いろいろ
やってみたけど、変化無し。
バックライトへ電源供給してる線がアヤシイかもね・・・。


バラすのに結構時間かかって、もう面倒。
ネジとかメガネかけてもよく見えん。昔は簡単にできたんだけどなぁ・・・。


仕方ないので淘宝で中古ノートPC買うかな。


遊んでるデスクトップPCがあるから、それをサーバーにはできるんだけど、ファ
ンの音がやかましすぎるので、とても寝室には置いておけな い・・・。
実は、一回試したことがあるのよ。妻から「やかましい」とクレーム出ました。