2009年2月23日月曜日

なんとも言えない絶望感に襲われた・・・

お客様と食事の後、金州へ戻ってきた。
時刻は夜の9時半。


マンションの一階扉を開けて通路を歩く。
やっと家に戻ってきた、という開放感。
エレベータに乗れば、そこはもう家みたいなもの。


だが、次の瞬間、私はなんとも言えない絶望感に襲われた・・・


エレベータのボタンが無い・・・


ボタンはパネルごと無くなっていた。


一日のハードな仕事を終えて、マンションにたどり着き、「さぁ、後はエレベー
タに乗るだけ」という時にエレベータに乗れない、という絶望感・・・。
エレベータなんて「門」みたいなもの。まさか、最後の最後に家へ入れないなん
て・・・。


嫌、入れないわけじゃない。14階まで階段を上れば済むことだ。


よく見ると張り紙がしてあった。


「ただ今、修理中。エレベータは2階から乗れます。」


あぁ、そうか。2階まで行けばボタンがあるんだった・・・。


当たり前のことを指摘されて、妙に感動してしまった。
疲れている証拠である。

2009年2月19日木曜日

妻が日本語学校に通い始めた

何を思い立ったのかは知らないが、妻が日本語学校に通い始めた。


月曜日から金曜日まで、朝8:30から午後3:30までの授業。これを3ヶ月間続ける
そうだ。
毎晩、50音の練習をやっている。少々泣きが入っているが、「自分で決めたこと
なんだから、がんばりなさい」と言って励ましている。
授業料を最初に一括で支払ってしまっているから(そういうルールなので)、も
う後には引けない。
お金がかかっているから必死に勉強している。


他にも勉強する科目があるのだが、それは将来の仕事に関するもの。しかし、ま
ずは日本語を習得してから。
加油、奥さん!

2009年2月16日月曜日

【最近観た映画】ワールド・トレード・センター

2001年9月11日の同時多発テロの再現映画。
もうだいぶ記憶も薄れてしまったので、新ためて当時を見直してみようと思った。


いつもと変わりない朝、これから起こることを知っている私は、その何気ない日
常の描写を実に生々しく感じる。まぁ、強いて言えば出てくるのは役者ばかりだ
から、誰もが妙に存在感があるということぐらいか。
それから一気に「事」が起こるのだが、あくまでも視点は警察官とその家族たち。
最近の映画の多くがテロや陰謀の当事者にばかり視点がいっているので、こうい
う観客目線(自分たちに近い目線)でストーリーが進んでいくのはなかなか新鮮
である。


映画としてのプロットは単純だ。誰もが知っていることである。
それだけに、それを映画として成り立たせることは大変だろう。
監督はプラトーンやJFKで有名なあのオリバー・ストーン。
硬派な映画なら任せておけ、という感じ。


見終わった感想としては、まぁまぁかな。
涙を流して感動・・・は残念ながら無かった。
主役の警官、なかなか渋い演技をすると思ったらニコラス・ケイジだった・・・。
へぇ、変われば変わるもんだねぇ。
クレジット見るまで判らなかった・・・。

2009年2月15日日曜日

【ニュース記事コメント】<新商売>「恨み晴らします」罵詈雑言代行サービス—中国

<新商売>「恨み晴らします」罵詈雑言代行サービス—中国
http://www.recordchina.co.jp/group/g28531.html


こういう仕事があるのは前から知っていたので驚くことはないが、肝に銘じてお
くべきなのは二つ。
「中国人を本気で怒らせてはいけない」
「この国では何でもアリだ」
ということ。


我々外国人は特に注意すべきだ。
しかるべき人脈があれば、気に入らない奴を国外追放するのは簡単。
その気になれば合法的に中国の刑務所へ送り込むこともできる。

なにやら物騒な話だが、先日とある中国人の方と知り合いになった時の話だ。
中国で我々外国人が生活していく以上、毎日何かしらのトラブルが起こる。
それをどう切り抜けていくか。
自分でなんとかできる範囲の小さなトラブルならいいが、大きなトラブルともな
れば人の助けが要る。
幸い、私には中国の家族がいるし、友人もいる。
今までもなんとか切り抜けてきたし、これからもがんばっていく。


一番良いのは、トラブルに巻き込まれないようにすること。
君子危うきに近寄らず。

2009年2月13日金曜日

【ニュース記事コメント】中国PHSサービス終了へ

中国PHSサービス終了へ
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbp000010022009


上の記事によると、中国のPHS(小霊通)が2011年末でサービスを終了するらしい。
小霊通は通話料が普通の携帯電話の半分。普通に使っている分には一ヶ月あたり
50元の通話料で十分事足りる。庶民の中国人にとって、50元というのは日本の
5000円ぐらいの感覚。
私の周りの友達も携帯電話の他に小霊通を持っていて、接電話話は普通の携帯電
話、打電話は小霊通と使い分けている。


ウチでは妻が小霊通を使っているのだが、安く通話できれば何でも良いらしい。
だから中国網通が3G(第三世代)に移行するのであれば、ぜひ通話料は小霊通と
同じにしてもらいたいものだ。
また、3G移行をスムーズにするためにも、小霊通契約者には優待で3G携帯を販売
して欲しい。
2011年まで私たちは小霊通を使い続けるつもり。今年あたり機種変更(新しい機
種購入)してもいいかも。


かつて私は日本にいるときNTT PersonalのPHSを使っていた。DoCoMoに統合され
てから、しばらくして新規契約の受付が終了。その後、ムーバに乗り換えた。
DoCoMoのPHSの終了を経験し、今度は中国で小霊通の終了を経験することになる。


個人的にはPHS大好きなんだけどね。通話料安くて音質が良いから。

2009年2月12日木曜日

気合いだけでやる仕事は疲れます...

昨夜は一晩で二つのホームページのトップページと企画書を作った。


ギリギリまで手を付けない私が悪いのかも知れないが、どうせギリギリになるま
で仕様が変わるのが当たり前なので、締め切り寸前に作るのが一番無駄が無かっ
たりする。
案の定、今日になっても仕様変更があって、昼間急いでデザインを修正。


IT系のお客様からは、電子書類というか、いわゆる「紙じゃなくて、データでく
ださい」というのが多い。
紙じゃない分、楽でもあり面倒でもある。


楽というのは、私みたいに自宅でプリントアウトができない環境でも仕事になる
ということ。
まぁ、最悪打印が必要ならば街の出力センター(いわゆるプリントアウト屋)へ
行く。
自分でプリントアウトというのは、トータルで見ると結構コストがかかる。
必要な時に必要なだけプリントアウトしたほうが楽だ。
所詮、打印(プリントアウト)は本物の印刷のキレイさにはかなわない。
ある程度、枚数が必要ならば印刷してしまえばいい。


面倒なのは、結構しっかりとデータを作り込まなければならないということ。
そのためにWordやExcelといった基本ビジネスソフト以外にも、さまざまなツー
ルを利用する。
例えば、企画書はPowerPointがクライアント受けが良いが、最初からPowerPoint
を使ったのでは、肝心の内容がお粗末になりがちである。 PowerPointの怖いと
ころは「なんとなく企画書っぽいモノが簡単にできてしまう」ということ。内容
が実際にはたいしたことがなくても、それなりに体裁が整ってしまうのだ。そこ
で、内容そのものを考えるプロセスでは先日紹介した「マインドマップ」を使う。
マインドマップでしっかり頭脳を活用してから、出来上がったマップを見ながら
PowerPointで企画書を作成する。
スケジュール表を作るには、いきなりExcelで作るのもいいが、そこはやはり欧
米式にガントチャートを使う。Excelのマクロでいくつもガントチャートがある
ので、それを利用すると楽だ。
A4の用紙に印刷することを考慮して、せいぜいガントチャートで表現する期間は
1ヶ月程度にしておくのが望ましい。それ以上の長期の期間であれば、スケール
(縮尺)を変えたガントチャートで作成するべきだ。


実際、この手のツールを使えば仕事ははかどる、というかツール無しでは一晩で
企画書を完成させるなんて無理だ。
とは言うものの、さすがに「エイヤッ!」とやる仕事は疲れる。
若い頃の体力が欲しいと思うが、若い頃は一晩で企画書を作るだけのスキルが無
かったわけで、人生って思うようにいかんものだなぁ...と思う今日この頃。


そんなわけで、

2009年2月8日日曜日

ObjectDockのDockletに大連の天気状況を表示させる方法

今日の記事はえらくマニアックなタイトルである。


ランチャー(アプリケーションを起動させるためのメニュー)ソフトとして、私
はObjectDockを使っている。MacのOS-XのDockとよく似たソフトなのだが、今や
これ無しではパソコンを使いたくないぐらいのお気に入りソフトになっている。


このソフトではマウスカーソルをタスクバーの所まで持ってくると、モワモワッ
とアプリケーションのアイコン一覧が表示される。そして、マウスカーソルの重
なったアイコンは、モコモコッと拡大されて表示される。
そうしたアイコンの中にWeatherという現在の天気状況を表示するアイコンがある。
ObjectDock上ではDockletと呼ばれる機能である。
Weatherはweather.comからお天気データを取得し、天気と温度を表示する。
「Beijing, China」という具合に、都市名と国名を入力すれば、その都市の天気
と温度が表示されるのだが、「Dalian, China」と入力しても、大連の天気が表
示されない。
試しに、weather.comのホームページで「Dalian」と検索すると、大連の天気の
ページが見つかって、検索リストをクリックすると、大連の天気が表示される。
ちゃんと天気データはあるのに、どうしてDockletからは表示できないのか?


百度で調べてみると、中国の場合、都市コード番号を入力すれば良いらしい。
ちなみに大連の都市コード番号は「chxx0019」である。
早速入力してみた。
ダメ。
「chxx0019, china」
これもダメ。
ガセネタか?


更に調べていくと、どうやらObjectDock Ver.1.9以降では仕様が変更されたこと
により、かなり多くの都市が表示されなくなってしまったらしい。
そこでXML用のweather dockletをgoogleで探してきて、ダウンロード&インス
トール。
http://www.wincustomize.com/skins.aspx?skinid=2049&libid=29
<http://www.wincustomize.com/skins.aspx?skinid=2049&libid=29>


インストールはちょっと難しくて、ObjectDockのdockletフォルダにまず
「Weather Docklet」というフォルダを作成。そこへダウンロードして解凍した
「.dll」をコピー。その他にもIconフォルダもコピー。
そして、ObjectDockを再起動すると、Dockのメニューの中に、Weather Docklet
の項目名が現れるハズだ。
ここまで来れば、Weather Dockletのメニューには大連の天気を表示するアイコ
ンが現れているはずだ。


ちょいとばかり設定が面倒かも知れないが、常に外の天気と気温を表示してくれ
るということは、出勤する場合、外出する場合などの大きな助けになる。
最近の大連は昼間が結構暖かいので、無理に厚手の外套を着ないほうがよい。
そういった意味からも、天気状況を表示してくれるソフトは非常に便利である。

2009年2月6日金曜日

久しぶりにニューマートの食堂でラーメンを食べたら

見事にお腹を壊した・・・


うまいんだけどね。
かなりの確率でお腹を壊す。
麻拉面なんか食べようものなら、ピーですよ、ピー。


今日食べたのは大肉面。
最近便秘気味だったので、まぁ、丁度いいけどさ。


ニューマートの6Fは以前は「食堂」と呼ぶのが相応しかったが、知らぬ間に改
装されていて、「フードコート」にレベルアップしていた(あくまで私の主観で
すが)。
お気に入りだった羊湯店が無くなっていたのが残念。


また、いろいろと食べてみようと思う。

2009年2月5日木曜日

【ニュース記事コメント】レッドレイNVD 中国が開発した新世代DVDが正式発売 -武漢市-

レッドレイNVD 中国が開発した新世代DVDが正式発売 -武漢市-
http://china8.blog82.fc2.com/blog-entry-879.html


ブルーレイに対抗して、レッドレイ・・・


中国国内に関しては十分「アリ」かと思います。
ブルーレイじゃなきゃならない理由は無いからね。
SVCDの二の舞にならないことを祈るのみ。
とりあえず対応プレーヤーは多く出回るだろうけど、問題はディスクのほうだな。
海賊版がたくさん出てくるようになれば、一気に普及すると思われ・・・。

2009年2月2日月曜日

フリーのマインドマップソフト「XMind」

思考を図面化するテクニックとしてマインドマップというのがある。


クリエイティブな仕事、例えば企画書作る場合、以前ならいろいろ悩んだものだ
が、マインドマップのテクニックを知ってからは、楽しく仕事ができるように
なった。


マインドマップの書き方
1)テーマを中心に書き、絵を加える
2)キーになるキーワードをその回りに書き、太い線を引く、絵を加える
3)そのキーワードから線を引き、魚の骨のように1つの線上に1つのキーワード
を書き出していく
4)文章は書かない。文章は単語に分けて、複数の線でつないでいく。分けた単
語に思いつく別のキーワードを追加していく


マインドマップ12のルール
1.無地の紙を使う
2.用紙は横長で使う
3.用紙の中心から描く
4.テーマはイメージで描く
5.1ブランチ=1ワード
6.ワードは単語で書く
7.ブランチは曲線で
8.強調する
9.関連づける
10.独自のスタイルで
11.創造的に
12.楽しむ!


詳しくはググって欲しい。


で、このマインドマップを作るためのソフトがある。
フリーウェアとして有名なのはFreeMind。
ネットで検索すると、かなりの確率でコレが見つかる。
だが、以前このブログでも書いたのだが、FreeMindは見た目がしょぼくて、あの
時は急ぎの企画書を作る仕事があって、結局、MindManager というソフト(期間
限定だが無料)を使った。
その仕事を終えた後、ハードディスクが故障したり、PCを乗り換えたりして、
すっかり使うのも忘れていたのだが、内職で企画書を作ることになり、マインド
マップでやるかなぁ、と考えてソフトを探していたところ見つけたのが
「XMind」である。


XMindの最大の特徴は、マインドマップソフトのシェアNo.1であるMindManagerと
操作体系が似ていること。そして、No.2は出来上がったマップのデザインが
MindManagerよりかっこいいことである。


マインドマップを作るというのは、頭がクリエイティブ・モードになっているの
で、操作が簡単であることがまず重要。MindManagerがシェア No.1なのも、取扱
説明書を読まなくても直感的に操作できるユーザーインターフェースにある。
そして、マップのデザインがかっこよく出来るというのもクリエイティブ・モー
ドを維持する(モチベーションを維持する)という観点から非常に大事なポイン
トだ。
もちろんシェアNo.1のMindManager形式のファイルも読み込める。その点ぬかり
はない。


また一つ、楽しく仕事をできるツールを見つけることができた。
ちょっと得した気分である。

【ニュース記事コメント】児童ポルノ法、「単純所持」禁止を要請 アグネスさんら

児童ポルノ法、「単純所持」禁止を要請 アグネスさんら
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090113STXKB037412012009.html


子を持つ親として、趣旨は賛同できる。
だが、「単純所持」禁止については難しいと思う。
なぜなら、CDーR一枚、USBメモリ一つを嫌いな奴のカバンに放り込み警察へ通報
するだけで、社会的に抹殺できるから。


「単純所持」禁止の怖いところはこういうところだ。
とにかく所持していれば逮捕できる。
被疑者はそれが「自分のものではない」ことを証明しなければならない。
「自分のものではないことを証明する」というのは簡単なことではない。
警察は「所持していた」という事実を持って逮捕しているのだ。
「誰かに陥れられた」ということをどう証明する?


メールで無理矢理送りつけるという手もある。
送り主を偽装隠蔽するのは簡単である。
誰が送ったか?ということは問題ではなく、ここでも「単純所持」が逮捕の決め
手となる。
そういうメールは受け取ってしまったら、すぐに削除しなければならない。
ポルノと言っても写真や動画のファイルだから、ウイルス対策ソフトでは検知で
きない。
自分で見て判断するしかない。
そうなると、もう面倒だから、添付ファイル付きのメールはすべて削除!となる。
メールで添付ファイルを送れないとなると、社会的な影響は計り知れない。


じゃあ、メールは例外としましょう、ということになれば、それが抜け道となる。
コレクターはすべてメールの添付ファイルという形式で自らのコレクションを保
存するだけのことだ。


法律というものは難しい。
厳格に適用しようとすれば、不条理な矛盾も生み出す。
また、法の抜け道を探し出す者もいる。
一方、新しい法律が施行されれば、それに伴う利権が発生する。
児童ポルノ法で一番得をするのはいったい誰だろう?

2009年2月1日日曜日

関口知宏の中国鉄道大紀行を観た

もちろんDVDでですけど。


関口さん、結構中国語話すんだけど、「対対対対対対」
「対」多すぎ・・・。
私も「対」多すぎとよく言われる。


本放送は一回も観たことないのだが、途中下車のエピソード短すぎのよーな・・・。
映像はキレイだが、内容が薄味。
うーむ、もうちょっと突っ込んだ内容を期待してたんだけどなぁ。